ゴールデンウィーク(GW)は島に行こう!忘れられない旅になる14島 2023.03.25 沖縄県
ハワイにバリ、モルディブ…海外にはリゾート気分を満喫できる島がたくさんありますが、島国である日本にも驚くほど魅力的な島が点在しています。
日本の南国リゾートとして人気の琉球列島はもちろん、神秘的な美しさを持つ日本海の島々、都心からのアクセス良好な伊豆諸島など、それぞれに特色が異なり、どの島に行こうか迷ってしまうほどです。
そこで、大型連休を確保できるゴールデンウィーク(GW)におすすめの島をピックアップ!観光やアクティビティを満喫して、忘れられない思い出をたくさん作りましょう。
【目次】
1.沖縄本島|沖縄県
2.宮古島|沖縄県
3.石垣島|沖縄県
4.西表島|沖縄県
5.屋久島|鹿児島県
6.奄美大島|鹿児島県
7.五島列島|長崎県
8.隠岐諸島|島根県
9.小豆島|香川県
10.淡路島|兵庫県
11.伊豆大島|東京都
12.神津島|東京都
13.八丈島|東京都
14.佐渡島|新潟県
1.やっぱり外せない!島旅の定番「沖縄本島」|沖縄県
沖縄県には160もの島がありますが、その中で最大の面積と人口を誇るのが沖縄本島です。沖縄県の政治や経済の中心である那覇市があり、島内には高速道路やモノレールが整備されています。そんな沖縄本島は、旅行者向けの観光スポットがめじろ押し!
「沖縄美ら海水族館」「おきなわワールド」「ナゴパイナップルパーク」などのレジャー施設のほか、琉球王国の歴史や文化にふれられる「首里城公園」「斎場御嶽(せーふぁうたき)」、沖縄グルメとショッピングを1度に楽しめる「国際通り」など、より取りみどり!
“やんばる(山原)”と呼ばれる本島北部へ足を延ばせば、亜熱帯照葉樹林の森が広がる沖縄らしい風景を満喫できます。
そして沖縄といえば、やっぱりマリンアクティビティは欠かせません!本島ではシュノーケリングやスキューバダイビング、SUPなど、さまざまなマリンアクティビティを体験できますが、中でもおすすめなのがパラセーリング。
那覇市や名護市、本部(もとぶ)半島など観光スポットが充実したエリアで体験できるので、観光の合間にさくっと体験したい人にぴったり!全身濡れるのは嫌だけど、海で遊びたいという人にも挑戦してほしいアクティビティです。
空から美ら海を堪能しよう!セットコースも豊富な「パラセーリング」
「シーワールド」が開催する“パラセーリングツアー”は、那覇市にある三重城港(みえぐすくこう)が集合場所。那覇空港や国際通りから車で約15分と、便利な場所で体験できるのが魅力です。
ボートでパラシュートを凧(たこ)のように引っ張って飛行するパラセーリングメインのコースをはじめ、シュノーケリングやバナナボートなど、ほかのアクティビティとセットになったコースもあります。
パラセーリングだけのツアーならば約1時間半、セットツアーでも約3時間で楽しめるので、観光の合間に参加してみてはいかが。
- 沖縄県那覇市西3-20 三重城港
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2.美しい海と南国リゾートに浸れる「宮古島」|沖縄県
宮古諸島の中心である宮古島は、沖縄本島から南西約290kmにある隆起サンゴ礁の島。平坦な地形が特徴で、川がないため海へ土砂が流れ込むことがなく、周辺海域の美しさはため息がでるほど!
島内には“東洋一の美しさ”と称される与那覇前浜ビーチをはじめ、絶景ビーチが点在しています。またマリンレジャーで人気の伊良部島(いらぶじま)、池間島(いけまじま)、来間島(くりまじま)とも橋で結ばれており、宮古島を拠点に各島を巡るのもおすすめ!
美しい風景と南国リゾートの雰囲気をのんびりと楽しむのが似合う宮古島ですが、透明度抜群の海はぜひ堪能したいところ。
シュノーケリングやスキューバダイビングはもちろん、シーカヤックやパラグライダーなど海の上で楽しめるアクティビティも豊富です。
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SUP&シュノーケリングで宮古島の海を遊び尽す!
宮古島の海を満喫するなら、絶景が広がる伊良部・下地エリアを舞台に「Bonito(ボニート)」が主催するSUP&シュノーケルツアーがおすすめ!海の上から中から、その美しさをたっぷり堪能できます。
海に入る方法がビーチかボートかで異なる2コースが用意されており、いずれも半日ツアーなので、旅行中に参加しやすいのが特徴。伊良部の海に精通した代表ガイドが、その日のコンディションに応じて、ベストなポイントへ案内してくれます。
“ビーチエントリーコース”のメインとなるのは、ベビーブルーの海に白砂がまぶしい下地エリア。まるで宙に浮いているかのような感覚になれる透明度抜群の海をSUPクルージングしながら、シュノーケルポイントを目指します。海中では豊富なサンゴやカラフルな魚が出迎えてくれて、南国の楽園に大興奮せずにはいられませんよ。
また“ボートエントリーコース”では、ガイドブックには載らないマル秘ポイントや絶景ポイントなど、ボートでしか行けないとっておきのポイントへアクセスできるのが魅力!ワイルドな地形美と圧巻の伊良部ブルーに包まれて、思い思いに遊び尽くしましょう。
- 沖縄県宮古島市伊良部字国仲103 ボニート店舗
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3.観光も自然体験も充実!絶景スポットも豊富な「石垣島」|沖縄県
沖縄本島から南西に400km以上離れた場所にある石垣島は、八重山諸島の玄関口。市街地には飲食店や雑貨店、土産物店などさまざまなショップが軒を連ねてにぎわいますが、少し足を延ばせばのんびりとした離島の雰囲気を味わえます。
島の中央には県最高峰となる標高526mの於茂登岳(おもとだけ)があり、周辺には川やマングローブ林もあるなど、場所によって風景が大きく変化するのが石垣島の魅力!サトウキビ畑やパイナップル畑、草原の中をレンタカーでドライブするだけでも気分は爽快です。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星に輝いた「川平湾(かびらわん)」や、北半球最大規模ともいわれるアオサンゴの群生地「白保海岸」、島内屈指の絶景ポイントといわれる「玉取崎展望台」など、名スポットを巡ってみてはいかがでしょう。
多様な自然がある石垣島では体験できるアクティビティの種類も多く、海、川、山の全フィールドで遊べるのも特徴です。
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青の洞窟や幻の島!シュノーケリングで石垣島の人気スポットを堪能
アクティビティを通じて人気スポットを訪れる、新たな観光スタイルを体感できるのがこちら!石垣島のディープな魅力を求めて「big beach(ビッグビーチ)石垣島」主催のツアーに参加してみましょう。
“青の洞窟&シュノーケル&星の砂探しコース”では、米原ビーチからプチトレッキングをしながら青の洞窟へ。ブルーに輝く神秘的な空間を探検するだけでなく、目の前のポイントでシュノーケリングを楽しめます。水中に待ち受けるダイナミックな地形やカラフルな魚たちに感動!珍しい星の砂探しにも熱が入ります。
そのほか、“幻の島上陸&石西礁湖シュノーケルコース”もおすすめ!潮が引いているときにだけ姿を現すと話題の「幻の島(浜島)」まで、クルージングを楽しみながらボートで向かいます。さらに、国内最大級のサンゴ礁地帯「石西礁湖(せきせいしょうこ)」で、シュノーケリングによる海中散歩を満喫!透明度抜群の八重山の海に魅了されること間違いなしです。
どちらのツアーもスポットの紹介はもちろん、自然や歴史のことなど、地元ガイドならではの深い話が盛りだくさん。水中カメラの無料レンタルもあるから、楽しい思い出をたっぷり残せます。
- 沖縄県石垣市浜崎町3-2-12 big beach船着き場
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4.陸にも海にも独自の生態系が広がる「西表島」|沖縄県
石垣島と同じ八重山諸島に属す西表島(いりおもてじま)は、島内の約90%が亜熱帯の植物で覆われた自然豊かな島。日本にいながら多様な自然にふれられることから、人気の観光地になっています。
中でも、仲間川のマングローブ林は日本最大規模!“生命のゆりかご”ともいわれるマングローブによって、天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシなど、貴重な生き物が暮らす豊かな生態系を維持しています。
もちろん、西表島は海の生態系も豊か。西表島と石垣島の間には日本最大のサンゴ礁海域「石西礁湖」が広がり、多様なサンゴと生き物が生息しています。サンゴのかけらが堆積してできた「バラス島」や、星の形をした砂が見られる「星砂の浜」など、シュノーケリングスポットも充実!
陸から海、そして地底まで、島内ではワイルドな自然を体感できるツアーが多数開催されています。
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マングローブカヤック&トレッキングで西表島を満喫!
40以上もの川が流れ、滝も豊富な西表島では、森の中で楽しむアクティビティが大人気!
「西表島カヌークラブ空風」が開催する“ピナイサーラの滝1日ツアー”では、県内最大の落差を誇るピナイサーラの滝をカヤックとトレッキングで目指します。
カヤックでマングローブに囲まれた川を遡上すれば、気分はまさにジャングルクルーズ!野鳥の声や変化するマングローブの植生を楽しみながら進みましょう。
カヤックのあとは、見慣れない植物が生い茂るジャングルを1時間半ほどトレッキング。滝の上に到着すると、マングローブの向こうに広がる美しい海まで一望でき、滝つぼへ移動すれば大迫力の滝や水遊びを堪能できますよ。
体力に自信のない人は、滝の上まで登らない“ピナイサーラの滝半日コース”に参加してみてはいかが。そのほか、西表島カヌークラブ空風ではさまざまな“カヌーツアー”を開催しているので、ぜひ好みの体験をチェックしてみてくださいね。
- 沖縄県八重山郡竹富町上原 上原港
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5.自然の神秘に満ちた島「屋久島」|鹿児島県
屋久島は、九州最南端の佐多岬から南南西へ約60kmほどの位置にある鹿児島県の離島。
島の9割が森で覆われており、世界自然遺産に登録されるほど豊かな生態系が残されています。雨が多い特殊な自然環境から樹齢1,000年以上にもなる杉が多数自生し、中でも樹齢7,200年ともいわれる縄文杉は屋久島のシンボル的存在です。
あふれる緑と清らかな水に恵まれた屋久島でおすすめのスポットといえば、映画『もののけ姫』の舞台といわれる「白谷雲水峡」!渓流に転がる大きな岩や地表を覆う木の根は、苔がむして緑に染まり、精霊が出てきそうな神秘的な森を作り上げています。
ほかにも大迫力の名瀑「大川(おおこ)の滝」や「千尋(せんぴろ)の滝」、ウミガメの産卵地「いなか浜」など、島内には見どころいっぱい!亜熱帯ジャングルの西表島に比べ、日本的な森が広がる屋久島はどこか落ち着く雰囲気。刺激よりもリラックスを求める人におすすめの島です。
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澄み切った屋久島の清流をSUPで楽しもう!
シュノーケリングやダイビングもできる屋久島ですが、新緑が美しいGWに体験するなら“リバーSUP”がおすすめ!
ボードの上に立ち、パドルで漕ぎながら進むSUP。ツアーの舞台となる安房川は流れが穏やかな上に、安定感抜群のボードを使用するので、初心者でも無理なくチャレンジできます。
川底まで見えるほど透明度の高い安房川をツーリングするのは爽快!川の周囲に迫る緑も濃く、屋久島の自然の美しさを肌で感じられます。
ときにはボードの上で寝転んだり、水中をのぞいて魚を探したり。たっぷり楽しみたい人はランチ付きの“1日ツアー”がおすすめ。小さい子供も参加できるので、ファミリーで検討している場合は申し込み時に相談してみましょう。
- 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房 安房川
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6.東洋のガラパゴスと称される「奄美大島」|鹿児島県
鹿児島県と沖縄県の中間に位置し、“東洋のガラパゴス”と称される南の楽園、奄美大島。白い砂浜や美しく透き通った海、マングローブなど多様な自然が息づく島です。
奄美十景にも選ばれる「あやまる岬」、奄美随一の美しさといわれる「土盛(ともり)海岸」、ハートの形をした潮溜まり「ハートロック」など、離島らしい絶景を楽しめる一方、亜熱帯の植物が生い茂る「金作原(きんさくばる)原生林」ではジャングルのような光景も見られます。
奄美大島といえば高級絹織物「大島紬」も有名で、製造工程の見学や泥染め体験などの体験もできますよ。
リゾート化されすぎず、のんびりとした雰囲気が魅力の奄美大島。島の風土や文化にふれながら、ぜひゆったりと島巡りをしてみてください。
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クリアカヤック・SUP・シュノーケリングで奄美の海を大満喫!
奄美大島を訪れたら、やっぱり海は外せません!年間を通して温暖な奄美大島では、早いところで3月下旬にはすでに海開き。天気が良ければ、GWにはぜひ海で遊びたいものです。
「ゼログラヴィティ」が開催する“マリンスポーツセットプラン”では、奄美群島国立公園に指定されている美しい海で、クリアカヤックとSUP、シュノーケルの3種類を楽しめます。
ツアーの舞台となる海には、200種類ものサンゴが生息。底が透けて見えるクリアカヤックなら、パドルで漕ぎながらにぎやかな海の世界をのぞけます。海面に座っているような感覚も不思議でおもしろいですよ。
海上を滑るように進むSUPや、サンゴや魚たちを間近で見られるシュノーケリングも1度に体験できて、所要時間は約3時間とコンパクト!奄美大島の海の魅力を凝縮したおすすめツアーです。
- 鹿児島県大島郡瀬戸内町清水122 ゼログラヴィティ 清水ヴィラ
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7.独特の自然と文化があふれる「五島列島」|長崎県
140あまりの島々から成り立つ五島列島は、長崎港から西へ約100kmの場所に位置しています。
溶岩地形やリアス式海岸など変化に富んだ地形がさまざまな景観を作り出し、五島列島のほぼ全域が西海国立公園に指定されています。
そんな五島列島の象徴ともいえるのが教会群。現在でも50ものカトリック教会が点在していて、レンガ造りや木造、ステンドグラスなど、多様なデザインの教会を見られます。
豊臣秀吉による禁令、徳川幕府によるキリシタン迫害以降、五島でも弾圧は過酷なものとなりました。明治元年にキリシタンたちが迫害を避けて隠れたキリシタン洞窟は、現在船で巡礼できます。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産は、久賀島と奈留島にありますよ。
また“日本一美しいビーチ”と称されるほど、白く美しい砂浜が広がる福江島の「高浜海水浴場」も必見!起伏に富んだ山々に囲まれたプライベート感のある絶景ビーチに癒やされてください。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、映画『悪人』のロケ地となった「大瀬埼灯台」も福江島にあります。
西日本でも有数の好漁場である五島列島は漁業が盛んで、絶景とともに新鮮でおいしい魚も堪能できますよ!
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