
西表島観光で絶対に外せない観光スポット26選 2020.12.05 沖縄県
島の90%近くが亜熱帯ジャングルに覆われる沖縄県の離島「西表島(いりおもてじま)」。
天然記念物のイリオモテヤマネコをはじめ、希少な動植物が生息することで知られ、豊かな自然環境は“東洋のガラパゴス”と称されるほど。ほかに類を見ないほどさまざまなアクティビティを体験できるのも、ダイナミックで神秘的な自然のおかげです。
西表島でぜひふれてほしい自然をはじめ、魅力あふれる観光スポットやアクティビティを紹介します!
【目次】
■西表島ってどんな島?
■西表島の人気観光スポット
- 1.星砂の浜
- 2.トゥドゥマリの浜(月ヶ浜)
- 3.祖納ふるさとの森
- 4.浦内川ジャングルクルーズ
- 5.仲間川マングローブクルーズ
- 6.イダの浜
- 7.水中観光船 じゅごん
- 8.西表野生生物保護センター
- 9.由布島
- 10.大見謝ロードパーク
■西表島の豊かな自然をアクティビティで堪能!
- 11.ユツンの滝の上からジャングルと海を眺めよう!
- 12.ピナイサーラの滝目指してカヤック&トレッキング
- 13.美しい海でスキューバダイビング
- 14.マリユドゥとカンビレーの滝巡るトレッキング
- 15.大見謝川で遊べるキャニオニング
- 16.鍾乳洞を探検するケイビング
■子供と遊ぶならこのアクティビティ!
- 17.バラス島&鳩間島散策も!シュノーケリングツアー
- 18.マングローブ林の中をSUPで探検!
- 19.夜の西表島で自然を観察
■西表島のおいしいグルメを味わう!
- 20.泡波と島の味 はてるま
- 21.cafe なかゆくい
- 22.マンゴーとおそばのお店 美々
■西表島で滞在したい宿泊施設
- 23.西表島・ペンション星の砂
- 24.星野リゾート 西表島ホテル
- 25.西表島ジャングルホテル パイヌマヤ
- 26.西表島 いるもて荘
<<西表島で体験できるアウトドアレジャーツア一の一覧はこちら>>
西表島ってどんな島?
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石垣島の西側にあり、八重山諸島の一つに数えられる西表島は、県内では沖縄本島に次いで2番目に大きな島。亜熱帯気候に属し、島の約90%が亜熱帯の原生林に覆われ、島内にはイリオモテヤマネコやカンムリワシなど、多種多様な動植物が生息しています。
また島内にあるマングローブの規模は日本最大を誇ります。西表島と石垣島の間の海域には、日本最大のサンゴ礁域・石西礁湖(せきせいしょうこ)があり、西表島と共に国立公園に指定されています。
空港のない西表島にアクセスするには、まず飛行機で石垣島へ行き、さらに船を乗り継ぎます。石垣港離島ターミナルからは島の南端にある大原港行きと、北端にある上原港行きがあり、どちらも船で40~45分ほどの距離です。
島内を自由に巡るならレンタカーが便利。レンタカーは大原と上原の港近くで借りられます。手つかずの自然と、美しい絶景あふれる西表島を満喫するなら、自然の中でアクティブに遊ぶのがおすすめです!
西表島の人気観光スポット
青く澄みわたる海に、サンゴ礁や熱帯魚が豊富な海中世界、亜熱帯のジャングルを思わせるマングローブなど、西表島の特徴的な自然を楽しめる観光スポットを集めました。
1.星の形をした砂を探そう!「星砂の浜」
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星の形をした砂があることから「星砂の浜」と呼ばれるこちらのビーチ。実はこの星砂、有孔虫の殻が砂浜に打ち寄せられたものだとか。とはいえ、愛らしい星の砂で埋め尽くされた海岸は、ぜひ歩いてみたいものです。
星砂の浜から続く海は浅瀬で波も穏やかなので、すぐ近くできれいな魚を見られますよ。海水浴やシュノーケリングを楽しみたい人にも人気のビーチです。
- 沖縄県八重山郡竹富町字上原289
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2.西表島随一の夕日を見られる「トゥドゥマリの浜(月ヶ浜)」
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ウミガメの産卵地として有名な「トゥドゥマリの浜」。歩くとキュッキュッと音がする“鳴き砂”で、きめ細かい砂の上を裸足で歩くのが気持ちいいビーチです。
海岸線が三日月のように弧を描くことから「月ヶ浜」とも呼ばれています。海水浴や砂遊びはもちろん、美しいサンセットを見られるビーチとしても人気です。
- 沖縄県八重山郡竹富町字上原
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3.冬にはホタルも!白浜湾や満天の星空を観賞できる「祖納ふるさとの森」
祖納ふるさとの森展望台なう。 pic.twitter.com/v8HSMPuGTd
— 100×100 (@shimao_taku) November 30, 2014
上原港から車で約15分、標高294mの祖納岳にある展望台「祖納ふるさとの森」。白浜湾を眺めながらピクニックしたり、休憩したりするのにおすすめです。
祖納ふるさとの森は、夕日や星空の美しさでも人気!夕方に訪れて、サンセットと星空の両方を楽しむのもいいですね。
12〜1月には、西表島と石垣島だけに生息する貴重な「イリオモテボタル」も観賞できます。冬に西表島を旅行するなら、星空と併せて幻想的な光景を見にいきましょう。
祖納ふるさとの森には街灯がなく、時期によってはハブが出没することもあるので、夜に訪れる場合はツアーに参加するのが安心です。
- 沖縄県八重山郡竹富町西表
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4.豊かな生態系を船の上から観察!「浦内川ジャングルクルーズ」
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沖縄県最長の河川である浦内川(うらうちがわ)。河口一帯にはマングローブが広がり、さまざまな動植物が入り混じりながら独特の生態系を作り上げています。
そんな浦内川の魅力を体感するなら「浦内川ジャングルクルーズ」がおすすめ!圧倒的なスケールで迫るマングローブの間を船で進みながら、河口から約8km上流にある軍艦岩で折り返すコースを楽しめます。
軍艦岩の先にあるマリユドゥの滝やカンビレーの滝を見たいなら、軍艦岩で船を降りてトレッキングコースを歩きましょう。軍艦岩からカンビレーの滝まで徒歩約1時間ほどでたどり着けます。
- 沖縄県八重山郡竹富町上原870-3
- 0980-85-6154
・料金:大人2,200円、子供1,100円
※予約不要
5.日本最大のマングローブを堪能しよう「仲間川マングローブクルーズ」
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上原港に近い浦内川に対し、大原港に近い仲間川は日本最大のマングローブとして有名。
流域一帯のマングローブが「仲間川天然保護区域」として国の天然記念物に指定されており、日本最大のサキシマスオウノキや西表島でも東部にしか生息しないマヤプシキなどを見られます。
そんな貴重な生態系を観察するには「仲間川マングローブクルーズ」に参加するのがおすすめ!満潮時に体験できるのは、河口から約6.5km上流まで船でクルージングし、船着場から徒歩でサキシマスオウノキを見学しにいくコース。推定樹齢400年の巨木を見たい人は、ぜひ満潮時に参加しましょう。
干潮時にはマングローブ林の中で折り返すコースを催行。満潮時には姿を見せなかった干潟の生き物も見られるかもしれませんね。クルージングしながら雄大なマングローブの風景を堪能してください。
- 沖縄県八重山郡竹富町字南風見201
- 0980-85-5304
・料金:[サキシマスオウノキコース]大人3,000円、小学生1,500円
[マングローブコース]大人2,000円、小学生1,000円
※予約不要
6.船でしかたどり着けない美しいビーチ「イダの浜」
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船浮(ふなうき)集落の先にある「イダの浜」は、船に乗らなければたどり着けない極上ビーチ。陸路ではアクセスできず、白浜港から定期船に乗る必要がありますが、海の透明感と美しさは西表島の中でもダントツ!
遠浅の海なので、子供連れでも安心して遊べるのが魅力。シュノーケリング体験にもぴったりのビーチです。
- 沖縄県八重山郡竹富町字西表
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7.石西礁湖を船の中から観察できる「水中観光船 じゅごん」
日本最大のサンゴ礁域である石西礁湖。そこにある4つの海域公園の1つ、新城島(あらぐすくじま)周辺の海域「マイビシ」へ案内してくれるのが「水中観光船じゅごん」です。
ポイントへ到着すると潜水室が水深2mほど潜り、サンゴ礁や海の生き物を間近でじっくりと観察できます。
運航期間は4月末から9月末まで。この時期にしか見られない西表島の海中世界を堪能してください。
- 沖縄県八重山郡竹富町字南風見201
- 0980-84-7320
・営業期間:4月28日~9月30日 ※要予約
・出航時間:14:20(集合時間14:00)
・料金:大人3,000円、小学生1,500円
8.西表島に住む野生動物を知ろう「西表野生生物保護センター」
「西表野生生物保護センター」は、イリオモテヤマネコの保護活動の拠点として整備された環境省の施設。
イリオモテヤマネコをはじめ、西表島に生息する希少動物の剥製が展示されています。西表島の自然について学び、島の野生生物や自然環境保全への理解や関心を深めてみませんか?
施設の電話番号はヤマネコ緊急ダイヤルも兼ねているので、もしケガをしているヤマネコを見かけたら保護センターに連絡を!西表島の野生動物保護にも協力しましょう。
- 沖縄県八重山郡竹富町字古見
- 0980-85-5581
・営業時間:10:00~16:00
・休館日:月曜(祝日の場合は翌日も休館)、祝日(子どもの日・文化の日を除く)、6月23日、年末年始
・入館料:無料
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9.水牛車で海を渡る!島全体が亜熱帯植物園の「由布島」
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西表島から約400mほどしか離れていない「由布島(ゆぶじま)」。水牛車に乗って海を渡る、ユニークなアクセス方法で知られています。
島の周囲はわずか2km足らず。小さな島全体が亜熱帯植物園となっており、「ブーゲンビレアガーデン」では30種以上が咲き誇るのを楽しめます。日本最大のチョウ・オオゴマダラが住む「蝶々園」も必見!
水牛は、台湾からやってきた雄の大五郎と、雌の花子が始まりで、現在島にいる水牛はその夫婦の子孫だとか。水牛の池ではのんびり水浴びする水牛たちの姿も見られますよ。
- 沖縄県八重山郡竹富町字古見
・開園時間:9:00〜16:30(潮位により開園が遅くなる場合あり)
・休園日:なし
・往復水牛車+入園料:大人1,760円、小学生880円
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10.遊歩道を巡ってマングローブ林を楽しむ「大見謝ロードパーク」
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大見謝川(おおみじゃがわ)の川沿いにある「大見謝ロードパーク」。弓なりになった海岸線を見渡せる展望台と、マングローブ林の中を歩ける遊歩道が整備されています。
遊歩道から間近に迫るマングローブの木々や生き物を観察できるので、ファミリーにもおすすめ!子供連れでも30分ほどで散策できます。
水流によって岩が丸く削られる“ポットホール”が多く見られるのも特徴で、水遊びするのも楽しいですよ。
- 沖縄県八重山郡竹富町字高那
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