
透明度抜群!慶良間諸島のおすすめシュノーケリングポイントはここ! 2023.08.14 シュノーケリング 慶良間諸島
沖縄本島の那覇市から西に約40kmに位置する慶良間(けらま)諸島。渡嘉敷島(とかしきじま)や座間味島(ざまみじま)をはじめ、大小20ほどの島々で構成されています。
この慶良間諸島、沖縄随一といわれるほどシュノーケリングポイントの宝庫であることをご存じですか?
“ケラマブルー”と称される美しい海を持つ慶良間諸島は2014年に国立公園に指定され、その透明度の高さは沖縄でもトップクラス!毎年世界中から、シュノーケリングをはじめとするマリンスポーツを楽しみに、多くの観光客が訪れます。
今回はそんな慶良間諸島のシュノーケリングポイントと、初心者でも安心のシュノーケリングツアーをご紹介します!
【目次】
1.渡嘉志久ビーチ|渡嘉敷島
2.阿波連ビーチ|渡嘉敷島
3.古座間味ビーチ|座間味島
4.阿真ビーチ|座間味島
5.北浜ビーチ|阿嘉島
6.阿嘉ビーチ|阿嘉島
7.嘉比島
8.ナガンヌ島
■現地で参加できるシュノーケリングツアー
- ウミガメの遭遇率はなんと9割!|座間味島
- 魚愛あふれるガイドドークが名物|阿嘉島
■那覇出発のシュノーケリングツアー
- チービシ環礁で複数のマリンスポーツを満喫
- ボートに乗ってポイントを楽々移動
<<慶良間諸島で体験できるシュノーケリングツアーの一覧を見る>>
1.高確率でウミガメに会える!「渡嘉志久ビーチ」|渡嘉敷島
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慶良間諸島の中でもっとも大きな島である渡嘉敷島。沖縄の離島では珍しく山林に恵まれ、赤間山を筆頭に200m級の山がいくつもあります。
渡嘉敷島でシュノーケリングポイントとしておすすめなのが「渡嘉志久(とかしく)ビーチ」!島の西側に800mほど続く美しい浜で、ウミガメに出会えるポイントとして人気のビーチなんです。
沖まで出ると、スズメダイの群れやクマノミなどの魚や色鮮やかなサンゴを見ることができます。運が良ければ、浜の近くでアオウミガメに出会えることも。
野生のウミガメが生息する海はほかにもたくさんありますが、渡嘉志久ビーチほど高確率で遭遇できる海はなかなかないそうですよ。トイレとシャワーも設置されています。
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村渡嘉敷1919
2.マリンアクティビティの道具レンタルも充実!「阿波連ビーチ」|渡嘉敷島
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慶良間諸島の顔ともいえる渡嘉敷島。200m級の山々もあり、海と山の両方を堪能できる一粒で二度おいしい島となっています。
ご紹介する「阿波連(あはれん)ビーチ」は、渡嘉敷島の南西部にある全長800mほどの真っ白な砂浜。ケラマブルーとして知られる澄んだ青い海は眺めているだけでも癒やされますが、ひとたびシュノーケリングで海中に潜ると、そこにはさらに息をのむような美しい世界が広がっています。
色とりどりの熱帯魚はもちろんのこと、運が良ければウミガメにも出会えるなど、大人も子供もワクワクが止まりません!
夏季には監視員も常駐するビーチには、トイレ・シャワーも完備。シュノーケルセットのレンタルのほかにも、バナナボートやSUP(サップ)などマリンアクティビティの道具レンタルも充実しているなど、至れり尽くせりです。初心者も安心してケラマブルーを堪能できますよ!
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連
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3.ミシュラン二つ星!世界が認める美しさ「古座間味ビーチ」|座間味島
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独自の基準で本当に価値のある自然や文化遺産を紹介する「ミシュラン・グリーンガイド」。その日本版である「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星に選ばれたこともある「古座間味(ふるざまみ)ビーチ」は、座間味島の南部にある美しいビーチです。
ゆったりとした曲線を描く1kmほどの真っ白な砂浜と、遠くまで澄んで見えるケラマブルーの海とのコントラストは、まさに芸術。しかしこれで驚くことなかれ。海の中には色とりどりの熱帯魚のほか、豊かなサンゴ礁ががすぐ手の届くところに群生しているので、シュノーケリングで潜れば海中の楽園を堪能できます。
トイレ・シャワーは完備、ビーチパラソルのレンタルもあり、夏季はライフセーバーも常駐しているのも安心ですね。
- 沖縄県島尻郡座間味村座間味1743
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4.座間味島の穴場シュノーケリングポイント「阿真ビーチ」|座間味島
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座間味島といえば古座間味ビーチが有名ですが、島の南西に位置する「阿真(あま)ビーチ」もおすすめです。
阿真ビーチが面する海は、世界的に貴重なサンゴ礁域としてラムサール条約で保護されており、国際的にも重要な場所と認定されているんです!古座間味ビーチほど人が多くないので、のんびりと過ごせるのもポイント。
そんな阿真ビーチには、人馴れしたウミガメがいます。早朝には海に海草を食べに多くのウミガメが現れるので、ウミガメと泳げる夢のような時間を体験できますよ。海の中はまるで、リアル浦島太郎の世界のよう!ウミガメを見ているだけでも癒やされますね。
ウミガメを守るためにも、ウミガメと泳ぐのにルールがあります。あまり近づかないことと、触らないことです。夢のような時間を多くの人が体験できるよう、ルールを守って気持ちの良いシュノーケリングを楽しんでくださいね。
トイレやシャワーがあるほか、夏季にはライフセーバーが常駐します。
- 沖縄県島尻郡座間味村阿真
5.慶良間随一といわれる透明な海!「北浜ビーチ」|阿嘉島
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渡嘉敷島の西、座間味島の南に位置する「阿嘉(あか)島」。人口250人ほどの島で、ほぼ手つかずの自然があふれ、慶良間諸島の中では緑の多い島です。慶良間諸島の固有種である「ケラマジカ」という天然記念物のシカが生息していることでも有名!
そんな阿嘉島の東海岸にある「北浜(ニシバマ)ビーチ」は、代表的なシュノーケリングポイント!本島のビーチと比べれば、それほど混雑しないため、ゆったりとシュノーケリングを楽しめます。
海の透明度は慶良間諸島の中でも随一といわれ、美しいサンゴ礁や魚たちを見るため、シュノーケリングやダイビング目当てに海外からも観光客が訪れるほどです。
こちらもトイレとシャワーが設置されているほか、夏季にはライフセーバーが見守ってくれます。透明度の高い海でシュノーケリングを満喫しちゃいましょう。
- 沖縄県島尻郡座間味村阿嘉
6.何もないけどすべてがある!ありのままで上質な「阿嘉ビーチ」|阿嘉島
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慶良間諸島の中でも比較的落ち着いていてアットホームな雰囲気の阿嘉島。
これといった観光名所もなく、バスもタクシーもない。こじんまりとした島にあるのは、ひたすら美しい海だけ。しかし、それが何よりのぜいたくだということが「阿嘉ビーチ」に行けばすぐにわかります。
ブルーからエメラルドグリーンまで何層もの色が共存している澄んだ海、サラサラとした砂浜、そしてゆったりと思い思いの時間を過ごす控えめな観光客。そう、何もかもがありのままで上質。それが阿嘉ビーチの魅力となっています。
ウミガメとの遭遇率が高いことでも有名で、海に入って沖の方へ泳ぐと複数のウミガメに遭遇できることも!波が穏やかなので、初心者でもシュノーケリングしやすいですよ。
トイレやシャワーはありませんが、阿嘉港が近いので着替えやドリンク調達は事前に済ませましょう。
- 沖縄県島尻郡座間味村阿嘉
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7.海中の地形が面白い無人島!|嘉比島
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座間味島と阿嘉島の間にある無人島「嘉比島(がひじま)」。サンゴでできた真っ白なビーチと、砂浜でできた丘陵が特徴的な島です。
北側(座間味島側)にある砂の丘は美しく、見たら思わず転がりたくなりますよ。海の中まで続く砂の坂もあるなど、嘉比島は何といっても地形がユニークで、泳ぐのが楽しい島です。
シュノーケリングポイントは岩場のある南側(阿嘉島側)で、魚影は濃くないものの、サンゴが元気で魚の種類も豊富!無人島の開放的な雰囲気を存分に味わいましょう!
魚がこんなにはっきりきれいに見える海は、国内でもそうそうありません!その透明度の高さを、ぜひ体感してくださいね。
嘉比島へは座間味港から渡し船を利用してアクセスできます。島にトイレやシャワーなどの設備、売店はないため、渡し船に乗る前にしっかりと準備しておきましょう。
- 沖縄県島尻郡座間味村座間味
8.那覇から船で約20分!サンゴ礁に囲まれた無人島「ナガンヌ島」
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慶良間諸島の中で、もっとも那覇から近い位置にある「チービシ環礁」。ナガンヌ島、神山島、クエフ島という隆起サンゴ礁でできた3つの無人島を含む環礁の総称で、正式名称を「慶伊瀬島(けいせしま)」といいます。
神山島とクエフ島には定期船はないものの、ナガンヌ島へは那覇の泊港から定期船が運行中。那覇から船で約20分と近いので、気軽に訪れられるのもポイントです。周辺をサンゴ礁で囲まれたチービシ環礁では、透明度の高い海と熱帯魚をシュノーケリングで目いっぱい楽しめます!
ナガンヌ島は観光整備が進み、トイレやシャワー、更衣室があるほか、レストランまであります。パラソルやデッキチェア、休憩できるコテージも借りられるので、子供連れでも安心して満喫できますね。
那覇から日帰りで慶良間諸島の海を堪能したいという人には、ぜひおすすめのポイントです。
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村前島
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