冬に行くべき関西の観光スポット24選!寒い時期こそ出かけよう 2023.11.11 関西・近畿
季節は秋から冬へと少しずつ移り変わっていきます。「今年の冬はどこへ行こう?」と、計画を練っている人も多いのではないでしょうか。
暖冬といわれる今冬、お出かけしやすくなるのはうれしいですが、冬ならではの風景や遊びも満喫したいもの。そこで、冬に関西を観光するならここがおすすめ!というスポットをテーマ別にご紹介します。
冬景色やイルミネーションに魅了されたり、冬こそ体を動かしてアクティブに遊んだり、楽しみが盛りだくさん!ぜひ、冬の関西でお出かけする際の参考にしてくださいね。
【目次】
■名所の冬景色を堪能しよう!
- 1.金閣寺|京都府
- 2.貴船神社|京都府
- 3.南禅寺|京都府
- 4.美山かやぶきの里|京都府
- 5.天橋立ビューランド|京都府
- 6.白鬚神社|滋賀県
- 7.メタセコイア並木道|滋賀県
- 8.余呉湖|滋賀県
- 9.竹田城跡|兵庫県
- 10.有馬温泉|兵庫県
- 11.仙人風呂|和歌山県
- 12.白浜温泉|和歌山
- 13.南部梅林|和歌山県
■美しいイルミネーションにうっとり!
- 14.グランフロント大阪|大阪府
- 15.道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢|兵庫県
- 16.ネスタリゾート神戸|兵庫県
- 17.ローザンベリー多和田|滋賀県
- 18.なばなの里|三重県
■冬こそアクティブに遊ぼう!
- 19.亀岡パラグライダー|京都府
- 20.芦生原生林スノーシュー|滋賀県
- 21.グランスノー奥伊吹|滋賀県
- 22.三木ホーストレッキング|兵庫県
- 23.六甲山スノーパーク|兵庫県
- 24.大峰アイスガーデン氷瀑トレッキング|奈良県
名所の冬景色を堪能しよう!
神社仏閣から景勝地まで、観光名所の冬ならではの景色を見に行きませんか?積雪時がおすすめのスポットは、事前に天気予報のチェックをお忘れなく。冬の温泉もたまりませんよ。
1.雪化粧した姿は圧巻!「金閣寺」|京都府
京都の神社仏閣の中でも特に人気の「金閣寺」。臨済宗相国寺派の寺院で、正式名称を「鹿苑寺(ろくおんじ)」といいます。春から秋にかけての修学旅行で、金閣寺を訪れたという人も多いのではないでしょうか。
そんな金閣寺、冬はまた格別の美しさを見せてくれます。雪化粧をした屋根と黄金の外壁とのコントラストが、冬の澄み渡った空気に華を添えます。また、目の前の鏡湖池(きょうこち)が水鏡となって映る“逆さ金閣”も見ものです。
京都市内で雪が積もることはそれほど多くないので、チャンスをうかがって訪れるのがおすすめです。例年、1月中旬〜2月中旬の真冬が狙い目ですよ。
- 京都府京都市北区金閣寺町1
- 075-461-0013
・参拝時間:9:00〜17:00
・参拝料:大人500円、小・中学生300円
2.雪見ライトアップでより幻想的に!「貴船神社」|京都府
鞍馬山の麓にある「貴船神社」は、水の神様・高龗神(たかおかみのかみ)を祀る神社。全国の貴船神社の総本宮で、縁結びのパワースポットとしても知られています。
夏は七夕笹飾りライトアップ、秋は紅葉ライトアップが人気ですが、京都市の中心部よりも雪が降ることが多い貴船神社では、積雪時限定で開催されるライトアップも美しいと話題です。
開催日は1〜2月の積雪のある土日祝で、当日に貴船神社の公式SNSで告知されます。開催条件に合致する日に京都を訪れる際は、ぜひ情報をチェックしてみてはいかが。
雪に光が反射して幻想的に輝く本宮の景色は、忘れがたい美しさです。
- 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
- 075-741-2016
・本宮開門時間:6:00〜18:00(5〜11月は〜20:00)
※ライトアップ時、正月三が日は20:00閉門
3.絶景と湯豆腐で有名!見どころの多い「南禅寺」|京都府
国宝に指定された枯山水の方丈庭園、レンガ造りのアーチが美しい水路閣、迫力の三門など、趣深い見どころがたくさんある「南禅寺」。開創は1291年の鎌倉時代と歴史があり、臨済宗南禅寺派の大本山です。
現在の三門は1628年に再建されたもので、国の重要文化財に登録されています。石川五右衛門が南禅寺の三門から満開の桜を見て「絶景かな、絶景かな」という、歌舞伎『楼門五三桐(さんもんごさんのきり)』のセリフでも有名ですね。冬に雪が積もると、また違った絶景を楽しめます。
また南禅寺周辺は、湯豆腐が名物でもあります。門前に湯豆腐屋が何軒かあるので、参拝のあとは湯豆腐で体の中から温まりましょう!南禅寺から哲学の道を歩いて「銀閣寺」へ足を運ぶのもおすすすめです。
- 京都府京都市左京区南禅寺福地町
- 075-771-0365
・拝観時間:8:40〜16:30(3〜11月は〜17:00)
・閉門日:12月28〜31日
※方丈庭園、三門、南禅院の拝観は有料
4.日本の原風景が広がる「美山かやぶきの里」|京都府
日本の原風景に出合える場所として人気の「美山かやぶきの里」。丹波山地の中央部にある美山町を代表する観光スポットで、町内には数多くのかやぶき屋根の民家が現存しています。
中でも、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている北集落には、39棟のかやぶき民家が立ち並び、美しい山々と相まって風情ある景観が保たれています。
集落内には、かやぶき民家の良さにふれられる食事処やカフェ、民宿があるほか、昔ながらの里山の暮らしや文化を垣間見ることができる「美山民俗資料館」や「ちいさな藍美術館」など、立ち寄りスポットもいっぱいあります。
歴史的価値のあるかやぶき民家についてより深く知りたいなら、地元ガイドが案内するプライベートガイドツアーへの参加がおすすめ。もっと自由に、広範囲にわたって観光を楽しみたいなら、レンタサイクルで巡るのもよさそうです。
冬の人気イベント「美山かやぶきの里雪灯廊」は、2024年は完全予約制で開催予定。花灯廊が里内を美しく照らす中、雪灯籠作りも体験できますよ。
- 京都府南丹市美山町北
- 0771-77-0660
・駐車場営業時間:10:00〜16:00(4〜11月は9:00〜17:00)
・「美山かやぶきの里雪灯廊」開催期間:2024年1月27日〜2月3日、17:00〜20:00 ※Webサイトから事前予約が必要
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5.一度は見たい!日本三景のひとつ「天橋立」|京都府
日本海に面する宮津湾にある「天橋立(あまのはしだて)」は、陸奥の「松島」・安芸の「宮島」とともに、日本三景に数えられる特別名勝のひとつです。幅は約20~170m、全長約3.6kmの砂洲に約6,700本もの松が茂っている珍しい地形で、その形が天に架かる橋のように見えることから天橋立と名付けられました。
天橋立を望めるビュースポットには、天橋立ビューランド、傘松公園、獅子崎稲荷神社、桜山展望所などがあり、さまざまな方向から眺めを楽しめます。
おすすめの見どころは、天橋立と陸地をつなぐ「廻旋橋(かいせんきょう)」!外海から天橋立の内側に入れるのはこの部分だけで、大きく高さのある船はくぐれないため、橋を回転させて通ります。橋自体が90度回転する光景は、ほかではなかなか見られません。
天橋立ビューランドと天橋立傘松公園からは、自身の股の間から顔を出し逆さまの景色を眺める“股のぞき”も楽しめます。天橋立が大空を舞う龍のように見えるというこの見方、ぜひ体験してみてくださいね。
- 京都府宮津市文珠天橋立公園
- 0772-22-8030(天橋立観光協会)
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6.驚きの美しさ!湖中大鳥居で有名な「白鬚神社」|滋賀県
2,000年余り前に創建された近江最古の神社「白鬚(しらひげ)神社」は、古くから延命長寿の神として広く信仰されてきました。全国にある白鬚神社の総本社で、分霊社の数は約300社にもなるというから驚きです。
白鬚神社のシンボルといえば、湖上にそびえる湖中大鳥居。世界文化遺産の厳島神社をほうふつとさせることから“近江の厳島”とも呼ばれており、近年はパワースポットとしても人気です。特に日の出と夕暮れ時の美しさは格別!時間を合わせて、幻想的な光景を楽しんではいかがでしょうか。
見どころはもちろん、境内にもたくさんあります。本殿は、豊臣秀頼の寄進によって1603年に建立。桃山時代特有の、檜皮葺き(ひわだぶき)の入母屋造り(いりもやづくり)の建築は、国の重要文化財に指定されています。
そのほか、紫式部や松尾芭蕉、与謝野寛・晶子らの歌碑や句碑があるほか、4基の古墳があり、横穴式石室が開口している1基が「岩戸社」として祀られています。
- 滋賀県高島市鵜川215
- 0740-36-1555
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7.まるでファンタジー映画の世界!「メタセコイア並木道」|滋賀県
琵琶湖の北西、「高島市農業公園マキノピックランド」を南北に走る県道287号(小荒路牧野沢線)沿いに、メタセコイアの並木が約2.4km続く「メタセコイア並木道」があります。
約500本ものメタセコイアが整然と並ぶ光景は、いつ見ても美しいですが、おすすめは冬!枝葉に雪が積もり、ファンタジー映画の世界に紛れ込んでしまったかのようなロマンチックな光景が広がります。
恋人と訪れれば、心に残るすてきな思い出になること間違いなし!白銀の世界を堪能しましょう。
- 滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
- 0740-33-7101(びわ湖高島観光協会)
8.鏡のように湖面が美しい絶景スポット!「余呉湖」|滋賀県
琵琶湖の北に位置する「余呉湖(よごこ)」は、滋賀県屈指の絶景スポット。水浴び中に羽衣を取られて帰れなくなった天女が、人間と結ばれ子孫を残したという「羽衣伝説」や、湖にわが身を投げて干ばつに苦しむ村を救ったという「菊石姫伝説」などが残る神秘の湖としても知られています。
別名「鏡湖」と呼ばれるように、透き通るような湖面に周囲の自然が映り込み、風のない穏やかな日にはまるでウユニ塩湖のような幻想的なリフレクション写真を撮れることも!三方を山に囲まれ、四季折々の美しい風景が楽しめます。
周囲約7kmの湖畔には遊歩道が整備されてるので、散策やサイクリングでぐるりと一周してみてはいかが?ちなみにサイクリングなら、一周1時間ほど。最寄りのJR北陸本線「余呉」駅でレンタサイクルの貸し出しがあるので便利ですよ。
また、余呉湖の冬の風物詩といえば、雪景色の中で桟橋の上から楽しむ「ワカサギ釣り」!現地で釣具や餌の販売もしているので、初心者でも手軽に体験できます。
- 滋賀県長浜市余呉町
- 0749-53-2650(長浜観光協会)
9.雪化粧でより幻想的に!天空の城と呼ばれる「竹田城跡」|兵庫県
兵庫県・但馬地方南部の朝来市(あさごし)にある「竹田城跡」。標高約354mの古城山山頂に築かれた山城で、テレビCMに登場したことで“天空の城”として一躍有名となり、人気の観光名所となりました。山城遺構として完全な形で残っており、“日本のマチュピチュ”とも呼ばれています。
晩秋のよく晴れた早朝に発生する朝霧が雲海となり、まるで城が空に浮かんでいるかのように見える幻想的なスポットです。10〜11月は、雲海シーズンとして早朝登城が可能でしたが、12月からは登城時間が10時からと遅くなります。元日のみ、初日の出の観覧のため早朝5時から登城できますよ。
また、竹田城跡の向かい側、朝来山中腹にある立雲峡からは早朝でも竹田城跡を望めます。幻想的な風景を眺めたり、写真に収めたりしたい場合は、ぜひ立雲峡にも立ち寄ってみてはいかが。積雪や凍結があると登城ができなくなるため、注意しましょう。
- 兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169
- 079-672-4003(朝来市役所産業振興部観光交流課)
・入城時間:12月1日〜1月3日10:00〜14:00、3〜5月8:00〜18:00 ※夏・秋は異なる
※1月4日〜2月末は冬季閉山により入城不可
・観覧料:大人500円、中学生以下無料
10.六甲の自然が生み出す絶景も魅力!日本三古泉の「有馬温泉」|兵庫県
1,300年もの歴史を誇る「有馬温泉」は、日本三古泉のひとつであり、日本三名泉にも数えられる由緒正しき名湯です。大阪から車で約1時間、神戸の中心街からは約30分とアクセス抜群。豊臣秀吉も愛した関西の奥座敷で、六甲の豊かな自然に囲まれ、風情ある街並みが保たれています。
有馬温泉には鉄分と塩分を含む褐色をした「金泉」と、炭酸を含む無色透明の「銀泉」、泉質の異なる2つのお湯が湧き出ています。公共の外湯「金の湯(金泉)」と「銀の湯(銀泉)」があり、気軽に湯比べを堪能することも可能。日帰り利用できる旅館の温泉もたくさんあるので、心ゆくまで湯巡りを楽しみましょう。
温泉以外にも、歴史ある神社・仏閣や、愛宕山公園やねね橋、太閤の湯殿館といった秀吉ゆかりのスポットなど見どころが盛りだくさん!冬には、有馬温泉の中心にある有馬川親水公園にも雪が積もり、趣ある温泉街の雪景色を楽しめます。
温泉街からさらに足を延ばせば、冬ならではの絶景体験も!有馬温泉と六甲山頂を結ぶ「六甲有馬ロープウェー」からは、霧氷が輝く感動的な光景を望めます。また、裏六甲の「六甲アイスガーデン」というエリアでは、樹氷や霧氷のほか、有馬四十八滝の氷瀑にも出合えますよ。
- 兵庫県神戸市北区有馬町
- 078-904-0708(有馬温泉観光案内所)
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