アウトドアにおすすめ!ウォータープルーフの日焼け止め6選 2021.03.15 news
「うっかり塗り忘れた」「少しの時間なら大丈夫と油断した」…こんな理由から日焼け止めを塗らずにアウトドアレジャーに出かけて、後悔した経験のある人は多いのではないでしょうか?
アウトドアで紫外線対策を怠ると、肌の赤みやヒリヒリした痛みといった日焼け後の急な炎症を引き起こすだけでなく、乾燥肌やシミ・ソバカス、シワといった肌老化を加速。ひどい場合には、皮膚がんを誘発する恐れもあるんです。
健康でキレイな肌をキープしながら、アウトドアライフを長く楽しむためには、日焼け止めの効果的な使用が欠かせません!
そこで今回は、数ある日焼け止めの中からアウトドアに適したウォータープルーフの6点を紹介します。
【目次】
■日焼け止めを選ぶポイントは?
- ポイント1|汗や水に強いウォータープルーフが安心
- ポイント2|SPF・PAをチェック!
- ポイント3|環境にも肌にもやさしいものを選ぼう
■ウォータープルーフの日焼け止め6選
- 1.アウトドアUV
- 2.イハダ「薬用UVスクリーン」
- 3.SURFER’S Diane「UVミルク」
- 4.MANDA「オーガニックサンペースト/サンクリーム」
- 5.BULK HOMME「THE SUNSCREEN」
- 6.サンゴに優しい日焼け止め
日焼け止めを選ぶポイントは?
製品がありすぎて、どれを買ったらいいのか悩んでしまう日焼け止め。アウトドアで使うなら、以下の3つのポイントに注意しながら選びましょう。
ポイント1|汗に強く、水遊びでも安心のウォータープルーフタイプ
紫外線に長時間さらされるアウトドア。マリンスポーツや海でのレジャーだけでなく、登山や雪山でのスノースポーツなど、さまざまなアウトドアシーンにおいて徹底した日焼け対策が必要です。
日焼け止めは時間の経過とともに落ちやすく、効果も薄れていくもの。紫外線からしっかり肌を守るためには、日焼け止めをこまめに塗り直すことが大切です。
まずは汗や水に強いウォータープルーフ処方の落ちにくい日焼け止めを選んでおきましょう。アウトドアスポーツでたっぷり汗をかいても、ウォーターアクティビティで水に濡れても、紫外線防御効果が持続し、安心感が違います。
ウォータープルーフではない日焼け止めは、水に濡れるとすぐに成分が流れ出してしまい、環境や生物に悪影響を及ぼすことも。川や海で遊ぶ場合には特に気をつけて、地球にも自分にもやさしい日焼け止めを選びたいですね。
ポイント2|SPFとPAをチェックして、UVカット力の高いタイプを!
日焼け止めに表示されている「SPF」と「PA」ってなに?と思っている人も多いことでしょう。
「SPF(サン・プロテクション・ファクター)」とは、肌が赤くなる炎症・サンバーンを引き起こすUVB(紫外線B波)をどのくらい防止できるかを示すもの。数値が大きいほど防止力が高く、最大50+(SPFが50以上の場合)と表示されます。
「PA(プロテクショングレイド・オブ・UVA)」は肌を黒くし、シワやたるみの原因となるUVA(紫外線A波)に対する防止効果の目安を表しています。「+」マークで4段階表示し「+」が多いほど防止力が高まります。
炎天下でのレジャーやマリンスポーツなどには SPF50以上、PA++++の日焼け止めがおすすめ!太陽から直接浴びるだけでなく、海や雪、地面からの照り返しによる紫外線にも注意が必要です。
また、木陰でのキャンプや渓谷でのキャニオニングなど、紫外線にさらされる危険が少ないアウトドアシーンでは、SPF30以上、PA+++程度の日焼け止めをこまめに塗り直すのがベターかもしれません。肌への負担を軽減するためにも、使用シーンに合わせて最適な日焼け止め選びと使い方を心がけましょう。
ポイント3|環境にも肌にもやさしいアイテムを選ぼう
私たちが肌を守るために塗る日焼け止めが、実は海洋生態系に多大な被害を与えています。海に流れた日焼け止めの化学物質は希釈されることなく、周辺海域に滞留し、美しいサンゴ礁や生物に吸収されてしまうのです。サンゴの繁殖や成長サイクルを妨害し、白化や死滅をもたらす恐れも。
パラオでは、サンゴ礁への有害成分を含む日焼け止め製品の輸入、販売、持ち込みを2020年1月より禁止。禁止された成分は、オキシベンゾン、オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、オクトクリレン、エンザカメン、トリクロサン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、ベンジルパラベン、フェノキシエタノールの10種類。安全性の点から特に避けたいのが、紫外線吸収剤として使われる「オキシベンゾン」「オクチノキサート」を含む製品です。いずれも環境ホルモン作用が指摘されています。
サンゴや人体への有害性が懸念される物質は上記以外にも、オクチサレート、ホモサレート、PABA(パラアミノ酸息香酸)、フタル酸、シクロペンタシロキ酸、シクロメチコン、ジメチコン、エアロゾル、ナノ粒子の酸化亜鉛/酸化チタン、と多数あります。
楽しいアウトドアライフを次世代へと伝えていくためにも、こうした有害成分を含まない日焼け止めを選びたいですね。特に海や川で使用する日焼け止めは気をつけたいところ。なるべくノンケミカルでノンナノ粒子、肌にもやさしいミネラルベースの製品がおすすめです。
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ウォータープルーフの日焼け止め6選
アウトドアをするときに使いたい、ウォータープルーフの日焼け止めを厳選して紹介!どれも紫外線防止効果が高い上に紫外線吸収剤は不使用ですが、成分は製品によって大きく異なります。液状からペースト状まで形状もさまざま。ぜひ自分に合ったものを選んでくださいね。
1.片手でもラクラク!アウトドアに特化したスティック状の日焼け止め
美容のプロと登山のプロが共同開発したという「アウトドアUV」。登山はもちろん、マリンスポーツやスノースポーツ、自転車やキャンプなど、さまざまなアウトドアシーンの強い味方です。
SPF50+/PA+++と長時間の持続効果が期待できるだけでなく、紫外線吸収剤・パラベン(防腐剤)・アルコール不使用で肌へのやさしさも実現。ウォータープルーフなのに、せっけんで簡単に落とせる手軽さも魅力です。
アウトドアUVは塗りやすい固形のスティックタイプ。液漏れの心配もなくコンパクトだから、ポケットの中に入れて手軽に持ち運べます。リップクリームのように、使いたい時にさっと取り出して、手を汚さずに片手でラクラク。思い立ったらすぐに使えて、こまめな塗り直しに最適!
昆虫忌避成分を含むユーカリやハッカ油配合で、虫を寄せつけにくいのもアウトドアに特化した日焼け止めならでは。カラーはホワイトとナチュラルの2色あり、顔と体の両方に使える便利なアイテムです。
スティックタイプで塗りやすい!
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2.敏感肌でも毎日使える!うれしい低刺激設計の薬用UVスクリーン
「イハダ 薬用UVスクリーン」は、紫外線吸収剤無添加でノンケミカル処方の薬用日焼け止めです。
SPF50+/PA+++で、強力な紫外線をブロック。無香料・無着色、アルコール(エタノール)・パラベン無添加で、敏感肌の人でも毎日使える低刺激設計というのがうれしいポイント。
2層タイプの液状なので、よく振ってから肌にムラなくなじませます。被膜感のない使い心地な上に、せっけんなどいつもの洗浄料で落ちるから顔にも体にもこれ1本でOK。
ウォータープルーフにありがちなカサつく肌ざわりも、高精製ワセリン(肌うるおいバリア保護成分)配合によって心配なし!子供から大人まで家族みんなで使用できます。
低刺激設計で家族みんなで使える!
3.アクティブ派におすすめ!200分間耐水OKのスーパーウォータープルーフ
サーファーズダイアンの「UVミルク」は、海にも肌にもやさしい紫外線吸収剤不使用のノンケミカル仕様。SPF50+/PA++++、200分間耐水テスト済みのスーパーウォータープルーフで、強力な紫外線を長時間ブロックします。パッケージに描かれたサーフィンはもちろん、炎天下でのレジャーやスポーツにぴったりの日焼け止めです。
着色料、香料、鉱物油不使用、パラベンフリーで不要な成分をカットした天然由来設計。保湿成分としてブルターニュ海藻エキスを配合しています。せっけんでも落とせるので毎日使うのも苦になりません。
少量でも伸びやすいさらっとしたテクスチャーのUVミルク。顔や体に塗りやすく、白残りせず肌になじみます。自然な仕上がりで、アクティブなアウトドアライフで活躍すること間違いなし!
強い紫外線も長時間ブロック!
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4.オーガニック成分にこだわったノンケミカル処方
プロサーファーのサイラス・サットンが設立したカリフォルニア・エンシニータス発のオーガニックスキンケアブランド「MANDA(マンダ)」。プレミアムなオーガニック成分を追求したノンケミカルの日焼け止めも発売しています。
「オーガニック サン ペースト」は内側がアルミ、外側が木でできたケースに入っており、脱プラスチックも実現。指ですくって塗るタイプで、主に顔に使用します。「オーガニック サン クリーム」はバイオプラスチックできたチューブ入り。クリームタイプで全身に使えます。
どちらも美容効果の高い天然素材「Thanaka(タナカ)」をはじめ、蜜蝋(みつろう)、ココナッツオイル、シアバター、ココアバター、シナモンオイルなど、すべて天然およびオーガニック成分のみで構成。有害な化学物質や合成物を含んでおらず、肌をやさしく保護します。万が一、口に入れてしまっても安全だから、子供にも安心して塗ってあげられます。
SPF50と長時間効果を持続し、あらゆるアウトドアシーンで紫外線をブロック!ペーストやクリーム状で水に溶けず、目にしみる心配もありません。人にも海にもやさしい設計がうれしいですね。
5.使いやすさと肌へのやさしさを追求したメンズ用日焼け止め
日焼け止め選びにお悩みの男性におすすめなのが、注目のメンズコスメブランド「BULK HOMME(バルクオム)」の「THE SUNSCREEN(ザ サンスクリーン)」。男性にとっての使いやすさと、肌への負担軽減を追求した日焼け止めです。
紫外線吸収剤フリーで、肌への刺激や負担を軽減するノンケミカル処方。日焼け止めによく使われる石油系界面活性剤、シリコン、パラベン、合成着色料、鉱物油も一切含んでいません。
アーチチョーク葉エキスをはじめとする保湿や美容成分を配合し、紫外線の炎症による乾燥トラブルから肌を守ってくれます。
皮脂でも崩れない皮膜によって高い撥水性を実現。SPF40/PA+++で、日常生活からアウトドアまで使えるUVカット性能とウォータープルーフ効果を備えながらも、せっけんで落とせる優れもの。クレンジングする習慣がない男性でも、肌に負担をかけずに気軽に使えます。
スキンケアしながら紫外線予防!
6.100%ナチュナル成分で、サンゴにも人にもやさしいバーム状アイテム
「サンゴに優しい日焼け止め」というネーミングのとおり、サンゴに悪影響をおよぼす化学物質を含まず、100%ナチュナル成分でできた海にも人にも心地良いアイテムです。
企画・開発者の金城由希乃さんがケミカルな日焼け止めを使って海に入ろうとしたときに「サンゴが死んじゃうよ」とダイバーから言われたのがきっかけで生まれたというこの日焼け止め。サンゴを守りたいという熱い思いがたっぷり詰まっています。香料、鉱物油、防腐剤、ナノ成分、紫外線吸収剤、合成界面活性剤は一切不使用という徹底ぶりで、赤ちゃんの肌にも安心して使えます。
少量でもよく伸びるバーム状で、なじませると肌がしっとりきれいに。保湿美容成分を60%以上配合し、乾燥知らずで化粧下地としても使えます。汗や水に強い天然のウォータープルーフなのに、せっけんとぬるま湯で簡単オフ!SPF50+/PA++++と強力に紫外線をブロックします。
脱プラスチックにもこだわって、アルミ製容器を採用。天然精油によるやさしい香りもアウトドアシーンで使うのにぴったりです。
100%天然成分で海でも安心!
万全の紫外線対策で、快適にアウトドアを楽しもう!
今回お伝えした選び方のポイントを踏まえて、肌にも地球にもやさしい日焼け止めを使うように心がければ、アウトドアライフがもっと快適に、楽しくなること間違いなし!
日焼け止め以外にも、UVカット素材のウェアや帽子などをうまく取り入れて、しっかり紫外線から肌を守りましょう。また、目から入る紫外線が日焼けやシミの原因になるという研究結果も出ているそう。なるべくサングラスやUVカット眼鏡を使用して、目の紫外線予防もお忘れなく。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、太陽の下でのびのびと楽しめるアクティビティを多数紹介しています。ぜひチェックしてみてください!
(文:Miki Watari)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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