種子島の観光と自然を味わい尽くすスポット27選 2023.08.19 種子島
鹿児島県の南に浮かぶ種子島(たねがしま)。日本に初めて鉄砲が伝来した地であり、現在では宇宙センターがあることから“宇宙に一番近い島”として有名です。
ロケットや鉄砲にまつわるスポットは観光の定番ですが、意外と抜け落ちるのが美しい自然や景色のこと。種子島もほかの島同様、美しい海に囲まれ、自然豊か。訪れた際には、ぜひ自然を満喫する体験もしてみてください。
今回はテーマごとに27のおすすめスポットをご紹介!初めて訪れる人も、リピーターの人も、この記事を参考に種子島を満喫してみませんか?
【目次】
■種子島への行き方
■種子島でアクティビティを満喫する
- 1.SUP&カヤックで種子島の知られざる魅力に迫る
- 2.年齢不問!家族で海を遊び尽くせる1日ツアー
■種子島の自然や風景に魅了される
- 3.浦田海水浴場・キャンプ場
- 4.ヘゴの自生群落
- 5.天女ヶ倉
- 6.鉄浜海岸
- 7.馬立の岩屋
- 8.男淵・女淵の滝
- 9.雄龍雌龍の岩
- 10.長浜海岸
- 11.千座の岩屋
- 12.種子島マングローブパーク
- 13.象の水飲み岩(竹崎海岸)
- 14.七色坂展望所
- 15.門倉岬
■種子島で宇宙を体感する
- 16.種子島宇宙センター・宇宙科学技術館
- 17.宇宙ヶ丘公園
- 18.増田宇宙通信所
■種子島の歴史や文化にふれる
- 19.種子島開発総合センター鉄砲館
- 20.赤尾木城文化伝承館・月窓亭
- 21.池浪刃物製作所
- 22.陶染工房 美ほう庵
- 23.広田遺跡ミュージアム
- 24.宝満神社・宝満の池
■種子島の恵みを堪能する
- 25.高崎酒造
- 26.南種子町漁港協同組合 天空のパラダイス
- 27.種子島温泉 赤尾木の湯
<<種子島で体験できるアクティビティーの一覧を見る>>
種子島への行き方
種子島へのアクセス方法は、飛行機と船があります。
飛行機の場合は、鹿児島空港から種子島空港行きで、フライト時間は約40分。短時間で行けるのが飛行機の魅力です。
船の場合は、鹿児島本港南埠頭もしくは指宿港から乗船し、高速船を使えば約1時間35分、フェリーの場合は約3時間半で種子島の西之表港(にしのおもてこう)に到着します。また、屋久島とはフェリーで行き来でき、所要時間は1時間ほど。屋久島と併せて訪れるのもいいですね。
種子島内を観光するには、レンタカーがおすすめ!路線バスもありますが、観光スポット周辺は通らないことも多く、自由に巡るならレンタカーが断然便利です。時間に余裕がある人はレンタルバイクで周遊するのも◎。いずれにせよ、早めに移動手段を押さえて、スムーズに種子島観光を楽しみましょう!
種子島でアクティビティを満喫する
水産業が盛んな種子島。黒潮の恵み豊かな海ではおいしい魚介類がたくさん獲れますが、シュノーケリングやSUP(サップ)などのマリンレジャーも楽しめます。種子島を訪れたら、ぜひその美しい海も堪能してください。
1.SUPやカヤックで種子島の知られざる魅力に迫る!
「Lulusun(ルルサン)」が開催するのは、SUPとカヤックがセットになった“1日コンボツアー”。
砂岩が作り出したダイナミックな景色が広がる種子島。巨岩が連なる無人島や岩の洞窟を目指し、SUPやシーカヤックで巡ります。SUPは海原を高い目線で見渡せる一方、シーカヤックは海面を間近に感じられるなど、それぞれに魅力がありますよ。
海を堪能した後はマングローブへ。ここでもSUPやカヤックでツーリングを楽しみます。干潟にはマングローブならではの生き物がいるので、上陸して観察してみてくださいね。
SUPやカヤックだからこそアプローチできる場所へ行けるのが、このツアーの醍醐味!知られざる種子島の魅力に迫りましょう。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町平山 「千座の岩屋」駐車場
2.年齢不問!家族で海をとことん遊び尽くせる1日ツアー
種子島の海の魅力をシーカヤックとシュノーケリングで堪能できるのが、「オーシャンガイズ」主催の“シーカヤック&シュノーケル半日ツアー”。
トロピカルな魚のいるポイントでシュノーケリングをしたり、プライベートビーチに上陸してサンゴや貝殻を拾ったり。海が穏やかな日は、洞窟探検ができることもあるんです。
サーフィンの聖地である種子島ならでは!波がある日はカヤックサーフィンにも挑戦できますよ。天候や海の状況によって、ガイドがベストなポイントを選んでくれるので、どこに行けるのかはその日のお楽しみです。
ツアーに参加するのに年齢制限はなし!初心者はもちろん、子供も泳ぎに自信のない人も参加OK。家族みんなでとことん海を遊び尽くしましょう。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町増田(正確な集合場所は前日に連絡)
種子島の自然や風景に魅了される
もっとも高いところでも標高282mしかない種子島は起伏が少なく、1年を通して温暖な温帯性気候の島です。南国を感じさせる植物や白い砂浜など、独特の景色を堪能しましょう。
3.美しい海で海水浴やキャンプを楽しめる!「浦田海水浴場・キャンプ場」
美しい海に囲まれた種子島の観光で、海水浴は外せないでしょう。
島の北端にある「浦田海水浴場」は、白い砂浜が美しい海水浴場。環境省が選定した「日本の水浴場88選」にも選ばれているほど、海の透明度も抜群です。
入り江の奥にある海水浴場なので波が穏やかで、子供連れで遊んだり、ビーチでのんびり過ごしたりするのに最適!
海水浴のほかに釣りやダイビングを楽しめる上に、キャンプ場も併設。海辺でテント泊をしたい人はぜひどうぞ。
- 鹿児島県西之表市国上浦田89-1
- 0997-28-1187(シーサイドハウス)
・営業期間:4月中旬〜9月上旬
・営業時間:9:00〜18:30
4.太古の世界へタイムスリップ!「ヘゴ自生群落」
種子島の北部、小川が流れる約1kmの流域に「ヘゴ自生群落」があります。ヘゴとは木のように幹を持ったシダ植物で、熱帯・亜熱帯地域に分布しています。
ヘゴが生い茂る林の中を進めば、恐竜が住む太古の世界へタイムスリップしたかのような気分を味わえるかも。森林浴のできるヒーリングスポットでもあるので、非日常の空間に入って癒やされてみてはいかが。
- 鹿児島県西之表市国上
5.種子島北部を一望するなら!星空も美しい「天女ヶ倉」
種子島の景色を楽しむなら「天女ヶ倉(あまめがくら)」がおすすめ。駐車場から階段を上った先にある展望台からは、田畑や真っ青な太平洋を望む360度の大パノラマが広がります。
晴れた日の夜には満天の星空が広がり、流星群の時期であれば多くの流れ星を見つけられるかも!?天体観測にもぴったりのロケーションです。
山頂にある天女ヶ倉神社は、天狗が置き去ったという石が祀られていることで知られるスポット。拝殿から巨石までの道のりは足元が悪いので、立ち寄る場合は歩きやすい靴で行きましょう。
- 鹿児島県西之表市安納
6.全国のサーファーに愛されるスポット「鉄浜海岸」
西之表市の東にある「鉄浜(かねはま)海岸」。砂浜で砂鉄が多く採れることから、“鉄浜”と名付けられたそう。
太平洋に面しており、大きな波が立つことから絶好のサーフポイントとして全国的に有名です。
ビーチの近くには食事やサーフボードのレンタルができるショップ「east coast(イースト・コースト)」があります。波に挑むサーファーたちの姿を見ながら、ゆっくりお茶をするのもいいですね。
また、アコウの木が道路をまたいでトンネルを作る「アコウのアーチ」までは車で6分ほど。こちらも併せて訪れたいスポットです。
- 鹿児島県西之表市安城140
- 0997-23-0111(種子島観光協会)
7.自然の迫力を感じ取る!「馬立の岩屋」
自然の奇岩や巨岩、洞窟が多くある種子島の中でも、犬城(いんじょう)海岸の北端にある海蝕洞「馬立(またて)の岩屋」は絶景で知られています。
第10代島主である種子島幡時が洞窟で消息を断ち、穴の前で主人の帰りを待っていた馬になぞらえて、“馬立”と名付けられたとか。洞窟内は立入禁止なので、外から眺めて楽しみましょう。
幡時の菅笠が南種子町の「宝満の池」に浮かんでいたことから、馬立の岩屋と宝満の池がつながっているという伝説も残っています。併せて訪れてみると面白いですね。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町増田
8.マイナスイオンがあふれる!「男淵・女淵の滝」
上に流れる「男淵(おぶち)」は幅4m、高さ4m。下に流れる「女淵(めぶち)」は幅5m、高さ5m。上下2連になったこの滝は「男淵・女淵の滝」と呼ばれています。
昔は両側に樹木が茂り、1人では行けないような暗い場所だったそう。2つの滝は渇水期でも枯れることはありません。
平坦な地形の種子島で滝は珍しく、マイナスイオンを感じられる貴重なスポットとしてもおすすめです。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町大字増田
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