種子島の観光と自然を味わい尽くすスポット22選 2024.06.17 種子島
鹿児島県の南に浮かぶ種子島(たねがしま)。日本に初めて鉄砲が伝来した地であり、現在では宇宙センターがあることから“宇宙に一番近い島”として有名です。
ロケットや鉄砲にまつわるスポットは観光の定番ですが、意外と抜け落ちるのが美しい自然や景色のこと。種子島もほかの島同様、美しい海に囲まれ、自然豊か。最近ではサーフアイランドとして、サーフィンを目的に訪れる人も増えています。
今回はそんな種子島で見逃せない観光スポットとアウトドアアクティビティをご紹介!初めて訪れる人も、リピーターの人も、この記事を参考に種子島を満喫してみませんか?
【目次】
1.雄龍雌龍の岩
2.男淵・女淵の滝
3.千座の岩屋
4.種子島マングローブパーク
5.広田遺跡ミュージアム
6.象の水飲み岩(竹崎海岸)
7.門倉岬
8.宝満神社・宝満の池
9.日本一の大ソテツ(坂井神社)
10.アコウのアーチ
11.馬立の岩屋(犬城海岸)
12.天女ヶ倉
13.浦田海水浴場・キャンプ場
14.種子島宇宙センター・宇宙科学技術館
15.宇宙ヶ丘公園
16.増田宇宙通信所
17.種子島開発総合センター鉄砲館
18.赤尾木城文化伝承館・月窓亭
19.池浪刃物製作所
20.陶染工房 美ほう庵
21.種子島温泉 赤尾木の湯
22.南種子町漁港協同組合 天空のパラダイス
■種子島でアクティビティを満喫する
- 1.SUP&カヤックで種子島の知られざる魅力に迫る
- 2.年齢不問!家族で海を遊び尽くせる1日ツアー
- 3.種子島でサーフィンのすすめ!
■種子島への行き方
<<種子島で体験できるアクティビティーの一覧を見る>>
1.夫婦の伝説が残るパワースポット「雄龍雌龍の岩」
種子島空港から車で約8分、中種子町(なかたねちょう)の西海岸にある「雄龍雌龍(おたつめたつ)の岩」は、迫力ある景色を楽しめる観光スポットです。波打ち際に、寄り添うように立つ2つの巨岩には、こんな伝説が残っています。
ある嵐の夜、達五郎と達江という仲の良い夫婦が崖崩れに巻き込まれました。2人は夫婦岩として生まれ変わり、海に向かって右側が雄龍岩、左側が雌龍岩と呼ばれるようになったそう。
岩にはしめ縄と鳥居が設置され、伝説とも相まって厳かな雰囲気が漂っています。水平線に日が沈む光景も美しく、サンセットを楽しむのもおすすめです。
雄龍雌龍の岩のすぐ近くには「おじゃりもうせ龍星館」という土産物屋があり、1階はお土産売り場、2階は休憩スペースとなっています。ぜひあわせて立ち寄ってみてくださいね。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町星原浜津脇
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2.マイナスイオンがあふれる!「男淵・女淵の滝」
上に流れる「男淵(おぶち)」は幅4m、高さ4m。下に流れる「女淵(めぶち)」は幅5m、高さ5m。上下2連になったこの滝は「男淵・女淵の滝」と呼ばれています。
昔は両側に樹木が茂り、1人では行けないような暗い場所だったそう。2つの滝は渇水期でも枯れることはありません。
平坦な地形の種子島で滝は珍しく、マイナスイオンを感じられる貴重なスポットとしてもおすすめです。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町大字増田
3.入れるのは干潮時だけ!「千座の岩屋」で洞窟探検
南種子町の東海岸にある「千座の岩屋(ちくらのいわや)」は、種子島最大の海蝕洞。1,000人が座れるほど洞内が広いことから、その名が付いたといわれています。
干潮時には中に入ることができ、長い年月によって作られた神秘的な空間を堪能できます。干潮の前後2時間を狙って訪れましょう。
千座の岩屋の隣には浜田海水浴場があり、7〜8月には海の家もオープン。夏には海水浴も楽しめますよ。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町平山浜田
- 0997-26-1111(南種子町役場)
4.日本の北限!貴重な動植物の宝庫「種子島マングローブパーク」
海水と淡水が入り混じる汽水域に分布するマングローブ。日本の北限とされているのが種子島で、南種子町にはマングローブ植物のひとつであるメヒルギが自生する「種子島マングローブパーク」があります。
敷地内には遊歩道が整備されているので、歩きながらマングローブの植物を観察できますよ。カニやハゼなど、マングローブ特有の生き物も探してみましょう。
マングローブの風景を水上から眺められるカヤック体験もおすすめ!
- 鹿児島県熊毛郡南種子町平山419
5.弥生時代に思いを馳せて…国の重要文化財「広田遺跡ミュージアム」
弥生時代後期から7世紀にかけて使用された集団墓地である「広田遺跡」。出土したアクセサリーなどの貝製品は、国の重要文化財に指定されています。
現在では敷地内に広田遺跡を紹介する「広田遺跡ミュージアム」も造られ、出土品も展示中。映像や展示を交えながら当時の生活について学べます。
貝のアクセサリー製作をはじめとしたさまざまな体験教室も開催しているので、子供連れにもおすすめですよ。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町平山2571
- 0997-24-4811
・開館時間:9:00〜17:00
・休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
・入館料:大人300円、中学生以下
6.波の侵食が作り出した奇岩「象の水飲み岩」
種子島宇宙センターのすぐ近く、竹崎海岸にある「象の水飲み岩」。
そもそも、波の侵食によってできた奇岩が多い種子島。こちらはもちろん、象が水を飲む様子に見えることからそう名付けられたそうです。
さまざまな形の奇岩を、想像を膨らませながら見るのも楽しいですね!
- 鹿児島県熊毛郡南種子町茎永竹崎
7.歴史を感じながら絶景を楽しめる!「門倉岬」
種子島の最南端に位置する「門倉岬」。1543年、岬に漂着したポルトガル人が鉄砲を所持していたことから、鉄砲伝来の地とされています。
現在、岬周辺は公園として整備され、記念碑や展望台も設けられているので、歴史と景色の両方を楽しんでみてください。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町西之
8.手つかずの自然が残る「宝満神社」「宝満の池」
18人の従者を連れてこの地に降臨したと伝えられる玉依姫(タマヨリヒメ)を祀る「宝満神社」。毎年4月頃に開催される古式の田植え祭りも有名です。
宝満神社の近くには、島内最大の面積を持つ淡水湖で、馬立の岩屋とつながっているという伝説がある「宝満の池」もあり、神秘的な雰囲気を味わえます。湖の周辺は古くから神社の聖域とされてきたため、今でもほぼ手つかずの自然が残っています。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町茎永
9.長寿のパワーみなぎる「日本一の大ソテツ」
中種子町南部に位置する坂井神社の境内には、推定樹齢600年以上の大ソテツがあり、町のシンボル的存在です。樹高7m、樹長10m、根回りは2m以上という立派な雌株のソテツで、「日本一の大ソテツ」と呼ばれています。
太い幹からはいくつもの枝が張り出し、長寿パワーみなぎる迫力ある姿は壮観!重さで枝が折れないように鉄柱や添え木で支えられており、大切に育てられたことがうかがえます。
ちなみに、こぢんまりとした社殿が鎮座する坂井神社の正式名は「豊受神社」。五穀豊穣や商売繁盛、産業の発展などのご利益がある豊受大神(とようけのおおかみ)が祀られているので、参拝も忘れずに!
また、周辺には自然に囲まれた「歴史の里坂井公園」や、種子島に現存する最古の民家建築として国の重要文化財に指定されている「古市家住宅」といった見どころもあります。のんびりと歴史散策をしてみてはいかがでしょうか。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町坂井本村
- 0997-27-1111(中種子町役場)
10.強い生命力に感動間違いなし!「アコウのアーチ」
西之表市街地から車で約30分、東海岸に面した安城(あんじょう)地区にある「アコウのアーチ」。SNSで話題のフォトジェニックなスポットで、植物の圧倒的な生命力を間近で感じられます。
その昔、台風によって道路上に倒されたアコウの巨木が、そのまま幹の部分からも根を張って成長をし続けた結果、現在のような珍しいアーチ状になったのだそう。
海に向かって左側に根元があり、右側に幹から新たな根を張ってアーチ状を成しており、幹の直径は太いところで1.5m以上も!迫力ある幹からヒゲのような気根を無数に垂らし、その姿はとても神秘的です。
このアーチの下を車で通り抜けできるようになっており、ドライブがてら訪れるにもぴったり!そのまま車で6分ほど走れば、サーフポイントとして有名な「鉄浜(かねはま)海岸」に到達します。道幅がせまく、付近に駐車スペースもないので、周囲に配慮しながら楽しみましょう。
- 鹿児島県西之表市安城1186
- 0997-23-0111(種子島観光協会)
11.自然の迫力を感じ取る!「馬立の岩屋」
自然の奇岩や巨岩、洞窟が多くある種子島の中でも、犬城(いんじょう)海岸の北端にある海蝕洞「馬立(またて)の岩屋」は絶景で知られています。
第10代島主である種子島幡時(はたとき)が洞窟で消息を断ち、穴の前で主人の帰りを待っていた馬になぞらえて、“馬立”と名付けられたとか。洞窟内は立入禁止なので、外から眺めて楽しみましょう。
幡時の菅笠が先に紹介した「宝満の池」に浮かんでいたことから、馬立の岩屋と宝満の池がつながっているという伝説も残っています。あわせて訪れてみると面白いですね。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町増田
12.種子島北部を一望するなら!星空も美しい「天女ヶ倉」
種子島の景色を楽しむなら「天女ヶ倉(あまめがくら)」がおすすめ。駐車場から階段を上った先にある展望台からは、田畑や真っ青な太平洋を望む360度の大パノラマが広がります。
晴れた日の夜には満天の星空が広がり、流星群の時期であれば多くの流れ星を見つけられるかも!?天体観測にもぴったりのロケーションです。
山頂にある天女ヶ倉神社は、天狗が置き去ったという石が祀られていることで知られるスポット。拝殿から巨石までの道のりは足元が悪いので、立ち寄る場合は歩きやすい靴で行きましょう。
- 鹿児島県西之表市安納
13.美しい海で海水浴やキャンプを楽しめる!「浦田海水浴場・キャンプ場」
美しい海に囲まれた種子島の観光で、海水浴は外せないでしょう。
島の北端にある「浦田海水浴場」は、白い砂浜が美しい海水浴場。環境省が選定した「日本の水浴場88選」にも選ばれているほど、海の透明度も抜群です。
入り江の奥にある海水浴場なので波が穏やかで、子供連れで遊んだり、ビーチでのんびりと過ごしたりするのに最適!
海水浴のほかに釣りやダイビングを楽しめる上に、キャンプ場も併設。海辺でテント泊をしたい人はぜひどうぞ。
- 鹿児島県西之表市国上浦田89-1
- 0997-28-1187(シーサイドハウス)
・営業期間:ゴールデンウィーク〜9月上旬
・営業時間:9:00〜18:30
14.日本最大のロケット発射場!「種子島宇宙センター」「宇宙科学技術館」
1969年に設立された「種子島宇宙センター」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する日本最大のロケット発射場。
敷地面積は約970万平方メートルと広大で、さまざまな施設が点在しています。事前予約制の施設案内ツアーに参加すれば、バスに乗って各所を巡れますよ。
敷地内にある「宇宙科学技術館」は、ロケットや人工衛星、国際宇宙ステーション計画など、宇宙開発について学べるスポット。実物大のモデルやゲームなどもあり、普段はなかなか見られない宇宙開発の現場に楽しくふれられます。
ロケットの打ち上げを見学する際は、町指定の見学場である宇宙ヶ丘公園・前之峯グラウンド・長谷展望公園を利用しましょう。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津
- 0997-26-9244
・開館時間:9:30~16:30
・休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※臨時休館あり
15.ロケット打ち上げの見学所「宇宙ヶ丘公園」で宇宙に思いを馳せる
種子島宇宙センターがロケットを打ち上げる際の見学所に指定されている「宇宙ヶ丘公園」。園内には遊具やテニスコート、キャンプ場などもあり、市民の憩いの場として親しまれています。
打ち上げの見学所は芝生の広場になっていて、天皇陛下が詠んだ歌の記念碑があります。打ち上げの際には多くの人々が集まり、中にはキャンプ場で前日から泊まり込む人も。人類の夢と希望を乗せて飛び立つロケットを、ドキドキしながら見守る姿が目に浮かぶようです。
ロケットの打ち上げがなくても、見学所や展望台からは種子島を一望でき、絶景スポットとしても一見の価値あり!夜には今にもこぼれ落ちそうな満天の星空が広がります。景色を堪能しつつ、宇宙に思いを馳せてみては?
- 鹿児島県熊毛郡南種子町中之下
16.宇宙について楽しく学べる!「増田宇宙通信所」
1974年に旧宇宙開発事業団によって設立された「増田宇宙通信所」。
人工衛星の追跡管制やロケットの飛行状態の監視などを行う施設で、第1観測棟内にある展示室では、パネルやパソコンゲームを用いて、人工衛星やその追跡管制について楽しく学べます。
種子島宇宙センターとあわせて、宇宙について学んでみるのはいかがでしょうか。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町増田1887-1
- 0997-27-1990
・開館時間:10:00~17:00
・休館日:年中無休(臨時休館の場合あり)
17.種子島の歴史を学ぶ「種子島開発総合センター鉄砲館」
種子島の歴史を知りたい人は、「種子島開発総合センター鉄砲館」を訪ねましょう。
戦国時代に鉄砲が伝来した地として有名な種子島。日本の鉄砲(火縄銃)の歴史や国内外の数々の鉄砲、種子島の文化・生活まで、さまざまな展示を見学できます。
西之表港から徒歩10分とアクセスも良いので、来島したらまずはこちらで種子島について学び、観光に繰り出すとより楽しめますよ!
- 鹿児島県西之表市西之表7585
- 0997-23-3215
・開館時間:8:30~17:00
・休館日:毎月25日(7・8月、日曜は除く)、年末年始
・入館料:大人440円、高校生280円、小・中学生140円
18.江戸時代の文化を今につなぐ「赤尾木城文化伝承館 月窓亭」
江戸時代中期、種子島家の家老・羽生道潔(はぶどうけつ)によって建てられた屋敷を一般公開している「赤尾木城文化伝承館 月窓亭(げっそうてい)」。現在では西之表市の文化財指定を受け、古の文化を今に伝えています。
毎日ガイドが常駐し、歴史や建物の案内、月桃茶のおもてなしなどを行っているとか。過去には作家の司馬遼太郎をはじめとする著名人も訪れています。
鉄砲館からも近く、共通券も販売されているので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
- 鹿児島県西之表市西之表7528
- 0997-22-2101
・開館時間:9:00~17:00
・休館日:毎月25日(7・8月、日曜は除く)
・入館料:大人200円、高校生150円、小・中学生100円
19.お土産にも◎県指定の伝統的工芸品を作る「池浪刃物製作所」
鹿児島県指定の伝統的工芸品である本種子鋏(ほんたねばさみ)と本種子包丁。伝統ある匠の技を用いて、一本一本真心を込めて製造しているのが「池浪刃物製作所」です。
本種子鋏は同じ形の刃を2枚合わせることで、右利きでも左利きでも同じように使えるのが特徴。使いやすさと切れ味の良さを気に入り、愛用する人も多いそう。
どちらも愛着を持って長く使える道具。種子島を訪れたら、記念に1本購入してはいかがでしょうか。
- 鹿児島県西之表市池田9881
- 0997-22-0513
・営業時間:9:00~17:00
20.思い出作りにぴったり!陶芸&染め物体験ができる「陶染工房 美ほう庵」
種子島の旅の記念におすすめ!西之表港から車で約5分、アクセスの良い市街地にある「陶染工房 美ほう庵」で、陶芸や染め物体験をしてみませんか?
陶芸体験は、成形から絵付けまで一度でできるのがポイント。電動ろくろ・手びねり・たたら作りから選べて、大皿や小皿、箸置きなどを作れます。絵付けまで済ませたら、あとは工房で仕上げをして約2ヶ月後に完成品を送ってくれます。
染め物体験では、種子島で採れた草木を使用します。自然の風合いと模様を楽しめるハンカチやストール、トートバッグなどを作れますよ。どちらの体験も小学4年生から可能で、小学3年生以下は保護者と一緒に参加できるので、家族旅行のイベントにもぴったり!
体験以外にも、工房で作られた作品の販売もしています。また、予約をすればランチやカフェも利用できますよ。海の見える工房で、種子島時間を満喫しましょう。
- 鹿児島県西之表市西之表6490-2
- 0997-23-0326
・営業時間:9:30~日没
・定休日:第2・4火曜
21.療養泉とサウナに癒やされる「種子島温泉 赤尾木の湯」
種子島で1日遊んだら、大地の恵み、温泉で疲れを癒やしましょう!
西之表港から徒歩5分、種子島あらきホテルに併設された「種子島温泉 赤尾木の湯」は日帰り入浴もできる、島内初の源泉かけ流し温泉です。地下1,500mから湧き出る温泉の泉質は、ナトリウム−炭酸水素塩温泉の弱アルカリ性で、美肌の湯として知られます。ポイントは単純温泉ではなく“療養泉”ということ。医療的な効果が期待できる、まさに癒やしの温泉です。
清潔感のある浴場には、内湯や露天風呂もありますが、サウナも魅力的。男湯にはロウリュを楽しめるドライサウナが、女湯にはスチームサウナがあります。サウナで心地良い汗を流してととのえば、一日の疲れも吹き飛びそう。
赤尾木の湯は早朝から深夜まで営業していて1日料金もあるので、朝入って夜も入るという手もあります。種子島の大地の恵みを存分に楽しんでください!
- 鹿児島県西之表市西町78
- 0997-22-1555(種子島あらきホテル)
・営業時間:6:00~23:00
・定休日:無休 ※年に数回臨時休業あり
・入浴料:[大人]1回800円、1日1,000円 [3歳~小学生]1回400円、1日500円
22.新鮮な地魚や加工品・冷凍品がずらりと並ぶ「南種子町漁港協同組合 天空のパラダイス」
種子島ならではのお土産をゲットするなら「南種子町漁港協同組合 天空のパラダイス」がおすすめ!目印となるロケットのモニュメントが出迎えてくれます。
漁協直営だけに、店内には新鮮な地魚をはじめ、加工品や冷凍品がずらりと並びます。魚食普及を推進するために、低価格で販売しているのがうれしいポイント!種子島名物のアサヒガ二も探してみましょう。クール便で直送して、旅行の余韻に浸りながら、自宅で魚介料理を堪能することもできちゃいます。
魚以外にも、安納芋のお菓子や黒糖、赤米など種子島の特産品も販売。本種子鋏や本種子包丁といった工芸品までそろっています。
さらに、種子島宇宙センターで人気のグッズを集めた販売コーナーもあるから、宇宙センターに行きそびれた人もこちらで入手できますよ。宇宙食のお土産はいかが?
- 鹿児島県熊毛郡南種子町中之上2753-26
- 0997-26-1556
・営業時間:8:30~19:00
種子島でアクティビティを満喫する
水産業が盛んな種子島。黒潮の恵み豊かな海ではおいしい魚介類がたくさん獲れますが、シュノーケリングやSUP(サップ)、サーフィンなどのマリンレジャーも楽しめます。種子島を訪れたら、ぜひその美しい海も堪能してください。
1.SUPやカヤックで種子島の知られざる魅力に迫る!
「Lulusun(ルルサン)」が開催するのは、SUPとカヤックがセットになった“1日コンボツアー”。
砂岩が作り出したダイナミックな景色が広がる種子島。巨岩が連なる無人島や岩の洞窟を目指し、SUPやシーカヤックで巡ります。SUPは海原を高い目線で見渡せる一方、シーカヤックは海面を間近に感じられるなど、それぞれに魅力がありますよ。
海を堪能したあとはマングローブへ。ここでもSUPやカヤックでツーリングを楽しみます。干潟にはマングローブならではの生き物がいるので、上陸して観察してみてくださいね。
SUPやカヤックだからこそアプローチできる場所へ行けるのが、このツアーの醍醐味!知られざる種子島の魅力に迫りましょう。
- 鹿児島県熊毛郡南種子町平山 「千座の岩屋」駐車場
2.年齢不問!家族で海をとことん遊び尽くせる1日ツアー
種子島の海の魅力をシーカヤックとシュノーケリングで堪能できるのが、「オーシャンガイズ」主催の“シーカヤック&シュノーケル半日ツアー”。
トロピカルな魚のいるポイントでシュノーケリングをしたり、プライベートビーチに上陸してサンゴや貝殻を拾ったり。海が穏やかな日は、洞窟探検ができることもあるんです。
サーフィンの聖地である種子島ならでは!波がある日はカヤックサーフィンにも挑戦できますよ。天候や海の状況によって、ガイドがベストなポイントを選んでくれるので、どこに行けるのかはその日のお楽しみです。
ツアーに参加するのに年齢制限はなし!初心者はもちろん、子供も泳ぎに自信のない人も参加OK。家族みんなでとことん海を遊び尽くしましょう。
- 鹿児島県熊毛郡中種子町増田(正確な集合場所は前日に連絡)
3.種子島でサーフィンのすすめ!
東西最大12km、南北最大57kmと南北に細長い種子島。東と南は太平洋、西は東シナ海に面し、サーフポイントが多数点在しています。波のバリエーションが豊富で、初心者から上級者まで楽しめる、まさに魅惑のサーフアイランド!年間を通して島のどこかしらでサーフィンができるとあって、全国からたくさんのサーファーたちが訪れます。
種子島でのサーフィンのベストシーズンは、太平洋側の東海岸・南海岸は4~11月、東シナ海側の西海岸は10~4月。1年のうちでコンスタントに波があるのは秋ですが、台風からのウネリによるビッグウェーブが到来する夏も期待大です。また、冬になっても黒潮暖流のおかげで海水温が下がりにくく、真冬でもブーツ・グローブ不要でサーフィンが楽しめます。
メジャーなポイントとしては、西之表市の東側に位置する「鉄浜海岸」をはじめ、南種子町の西側にある全長12kmもの島内最大のビーチが続く「長浜」、南種子町の南側で種子島宇宙センター一帯に広がる「竹崎」などが挙げられます。
そのほかにも知る人ぞ知るポイントがたくさんあるので、サーフショップや宿、飲食店などで積極的に地元の人とコミュニケーションをとって、役立つ情報を入手しましょう。
種子島への行き方
種子島へのアクセス方法は、飛行機と船があります。
飛行機の場合は、鹿児島空港から種子島空港行きで、フライト時間は約40分。短時間で行けるのが飛行機の魅力です。
船の場合は、鹿児島本港南埠頭もしくは指宿港から乗船し、高速船を使えば約1時間35分、フェリーの場合は約3時間半で種子島の西之表港(にしのおもてこう)に到着します。また、屋久島とはフェリーで行き来でき、所要時間は1時間ほど。屋久島とあわせて訪れるのもいいですね。
種子島内を観光するには、レンタカーがおすすめ!路線バスもありますが、観光スポット周辺は通らないことも多く、自由に巡るならレンタカーが断然便利です。時間に余裕がある人はレンタルバイクで周遊するのも◎。いずれにせよ、早めに移動手段を押さえて、スムーズに種子島観光を楽しみましょう!
観光とアクティビティで、種子島の自然を楽しもう!
種子島の魅力的な観光スポットの数々、いかがでしたか?
種子島は新海誠監督によるアニメーション映画『秒速5センチメートル』や、アドベンチャーゲーム『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』の舞台となっており、聖地巡りをしてみるのも面白いかもしれませんね。
豊かな自然に囲まれている種子島は、アクティビティ好きにもたまらない場所です。アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ほかにも種子島で楽しめるアクティビティを紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
(編集部注*2021年10月4日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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