子供と一緒に鎌倉観光!家族で楽しい観光スポット21選 2024.09.15 湘南(葉山・逗子・鎌倉)
首都圏から気軽に行ける観光地として人気の古都・鎌倉。
歴史と文化漂う街並みは、大人には魅力的でも子供には少々堅苦しくなりがちです。しかし、山や海に囲まれた鎌倉には、家族みんなが楽しめるスポットも多いのです!
この記事では、子供連れで初めて鎌倉へ行くというファミリーに向けて、おすすめの観光スポットをご紹介します。
【目次】
■鎌倉の名所を散策しよう!
- 1.鎌倉大仏殿高徳院
- 2.鶴岡八幡宮
- 3.銭洗弁財天宇賀福神社
- 4.明月院
- 5.長谷寺
- 6.江島神社
- 7.江の島岩屋
■公園&レジャースポットでのびのび遊ぼう!
- 8.由比ガ浜
- 9.大船フラワーセンター
- 10.江の島シーキャンドル
- 11.新江ノ島水族館
- 12.辻堂海浜公園
【column】観光に利用しよう!江ノ島電鉄
■鎌倉周辺でマリンスポーツを楽しもう!
- 13.ロケーション抜群の鎌倉で「ウインドサーフィン」
- 14.逗子の海で爽快クルージング「SUP」
- 15.風光明媚な葉山の海で「シーカヤック」
■食べ歩きから休憩まで鎌倉グルメを満喫!
- 16.豊島屋
- 17.コクリコクレープ
- 18.はんなりいなり 鎌倉小町通り本店
- 19.ともや 鎌倉小町店
- 20.SONGBOOKCafe
- 21.Pacific DRIVE-IN 七里ヶ浜
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鎌倉の名所を散策しよう!
神社仏閣や史跡など、いわゆる名所が多い鎌倉。どこも見ないで帰るなんて、やっぱりもったいない!ということで、子供が楽しめるポイントがある名所を紹介します。
1.大きさにびっくり!国宝の大仏を拝もう「鎌倉大仏殿高徳院」
江ノ島電鉄「鎌倉」駅から3つ目の「長谷」駅で下車し、10分ほど歩いたところにあるのが“鎌倉大仏”で有名な浄土宗の寺院「鎌倉大仏殿高徳院」です。
本尊として鎮座する鎌倉大仏の高さは約11m、重さはなんと約121t!鎌倉には数多くの仏像がありますが、国宝の指定を受けているのは鎌倉大仏だけです。
鎌倉のシンボル的存在の鎌倉大仏、実は建立について詳細な記述がない上、高徳院についても創立者や経緯などが謎に包まれたままという神秘的な存在。
遠くから徐々に近づいて大仏の大きさを十分に確かめたら、ぜひ胎内を拝観してみましょう!内部はそれほど広くはありませんが、121tもの大きさの大仏がどのように作られたのかが紹介されており、昔の鋳造技術の高さをうかがい知ることができます。
- 神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
- 0467-22-0703
・開門時間:8:00〜17:30(10〜3月は〜17:00)※大仏胎内拝観は8:00〜16:30
・拝観料:中学生以上300円、小学生150円 ※大仏胎内の拝観料50円
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2.広い境内を散策しながら自然と歴史を満喫!「鶴岡八幡宮」
鎌倉を代表する神社仏閣といえば、鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社である「鶴岡八幡宮」。日本三大八幡宮の1つで、パワースポットとしても有名です。
鎌倉駅から歩いて約10分と好アクセスで、広々とした境内はまさに自然の宝庫!春は桜、夏は蓮、秋は紅葉、冬は寒ボタンや梅など、四季折々の花木が彩りを添えます。
大石段を上って本宮にお詣りを済ませたら、境内にたくさんある名所を巡りましょう。強い生命力を放つ御神木の「親子銀杏」や、必勝祈願や学業成就の御利益がある「白旗神社」、夫婦円満の祈願石「政子石」など、見どころ満載ですよ。
思いがけず野生のリスに遭遇したり、八幡神の使いとされるハトや源平池を泳ぐコイに餌をあげたりと、動物ともふれあえて、子供も大喜び!散策中に気軽に利用できる休憩所やカフェも点在しているので、自然と歴史を楽しみがら、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
- 0467-22-0315
・開門時間:6:00〜20:00 ※施設によって利用時間は異なる
3.お金と心を清められるパワースポット!「銭洗弁財天宇賀福神社」
鎌倉駅から北西へ歩いて20分ほどの場所にある「銭洗弁財天宇賀福神社」は、“銭洗弁天”として有名です。奥宮に湧く「銭洗水」でお金を洗うと、何倍にも増えるといわれるパワースポット。お金を洗うという貴重な体験に、子供も大人も楽しめるのでは!?
食べ歩きを楽しめる鎌倉駅東側のにぎやかさとは一変、銭洗弁天周辺は静かな雰囲気。お金を清めるだけでなく、心も洗われたような気持ちになれるおすすめのスポットです。
- 神奈川県鎌倉市佐助2-25-16
- 0467-25-1081
・参拝時間:8:00~16:30
4.円窓からの眺めも魅力!“あじさい寺”の別名を持つ「明月院」
アジサイの名所が多いことでも知られる鎌倉。梅雨時期になると至るところでアジサイが咲き、雨に濡れた風景は古都・鎌倉の街並みをいっそう情緒あるものに見せてくれます。
鎌倉のアジサイ三大名所の1つで、“あじさい寺”とも称される「明月院」は臨済宗のお寺。日本古来の品種であるヒメアジサイが2,500株も植えられています。
ヒメアジサイは濃い青色が特徴で、こちらのアジサイの色は“明月院ブルー”と呼ばれています。これだけのアジサイを一度に見られる明月院、子供も訪れて損はなし!開花時期は例年6月上旬から7月中旬ころまで。
アジサイ以外にも見どころの多い名月院は、院内にある“悟りの窓”と呼ばれる円窓から眺める庭園の美しさも必見!特に紅葉シーズンの風景は格別です。お寺の静謐な空間と極上の景色を家族で堪能してくださいね。
- 神奈川県鎌倉市山ノ内189
- 0467-24-3437
・拝観時間:9:00〜16:00(6月は8:30〜17:00)
・拝観料:高校生以上500円、小・中学生300円
5.秋は紅葉のライトアップも!四季の花木が美しく彩る「長谷寺」
長谷駅から徒歩5分ほどのところに、古くから“長谷観音”の名で親しまれてきた「長谷寺」があります。
奈良時代の736年創建と伝わる鎌倉有数の古刹で、坂東三十三所観音霊場の第4番札所。本尊の十一面観音菩薩立像は高さが9.18mあり、木彫仏としては日本最大級です。本堂に隣接する「観音ミュージアム」には寺宝が展示されており、観音菩薩の世界にたっぷりと浸れます。
緑豊かな観音山の裾野から中腹に広がる境内には、アジサイをはじめとする季節の花が咲き誇り、“鎌倉の西方極楽浄土”と謳われるほど。眺望散策路が整えられており、花散歩ができる「花の寺」としても人気があります。鎌倉の海や街並みを一望できる見晴台からの景色も格別です。
また、紅葉の名所としても有名で、見頃となる11月下旬~12月中旬には夜間特別拝観を実施。ライトアップされた池泉回遊式庭園に映える紅葉を観賞しながら、幻想的な雰囲気を楽しめます。
- 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
- 0467-22-6300
・拝観時間:8:00〜16:30(4~6月は〜17:00)
・拝観料:大人400円、小学生200円 ※観音ミュージアムの入館料要別途
6.社殿を参拝しながら境内を散策!「江島神社」
日本三大弁財天の1つである「江島(えのしま)神社」。朱の鳥居や中津宮など、鮮やかな朱色が印象的な神社です。
江の島全体が境内といえるほどで、主な社殿は辺津宮、中津宮、奥津宮の3つ。辺津宮と中津宮は、江の島内の移動に使われる長いエスカレーター「江の島エスカー」の乗り換え途中でも立ち寄れるようになっています。
巾着の形をした辺津宮の賽銭箱、四季折々の花鳥画が描かれた中津宮拝殿の格天井、奉安殿に祀られる国の重要文化財「八臂弁財天(はっぴべんざいてん)」など、コンパクトに見どころがまとまっており、飽きることなく散策を楽しめます。
- 神奈川県藤沢市江の島2-3-8
- 0466-22-4020
[奉安殿]
・拝観時間:8:30~16:30
・拝観料:大人200円、中高生100円、小学生50円
7.神秘のスポットを探検気分で巡ろう「江の島岩屋」
江の島の西側の端にある「江の島岩屋」は、長い時間をかけて波の浸食によってできた洞窟。かつて高僧や武将が祈願のために籠もったといわれており、江戸時代の絵師・歌川広重も人々が岩屋を参詣する姿を浮世絵に描いています。
岩屋まで歩くのは結構大変ですが、探検気分を味わえる面白いところなので子供連れのファミリーにもおすすめ!
第一岩屋途中から(混雑時以外)ロウソクを持って入ることができ、洞内にあるさまざまな展示物から江の島の歴史や文化の一部を学び知ることができます。
洞窟は海から富士山まで続いている…、第二岩屋の竜の像の目が光ると願いがかなう…などのいい伝えや、天女と竜の恋の伝説など、神秘にあふれた伝承がまつわる江の島岩屋。ぜひ一度訪れてみませんか?
- 神奈川県藤沢市江の島2
- 0466-24-4141(藤沢市片観光センター)
・受付時間:9:00~17:00 ※季節によって異なる
・料金:中学生以上500円、小学生200円
公園&レジャースポットでのびのび遊ぼう!
子供とお出かけするときの鉄板!鎌倉からお隣の藤沢まで、海辺にある公園やレジャースポットを紹介します。
8.海水浴や散策、砂遊びなど一年中楽しめる「由比ガ浜」
江ノ島電鉄「由比ヶ浜」駅・「長谷」駅から徒歩5分、鎌倉駅からでも徒歩約20分とアクセスの良い場所にある「由比ガ浜(由比ヶ浜)」。鎌倉市民なら誰もが知る海水浴場です。
海水浴シーズンになると、売店はもちろん、イベントブースやさまざまなグルメを堪能できる飲食店など、バラエティ豊かな海の家がビーチに並びます。
由比ガ浜の海は遠浅で、泳ぎが苦手な人や子供でも安心。由比ガ浜の東側にある材木座海岸ではキッズ&ファミリービーチも設置されるので、子供連れはそちらで遊ぶのもおすすめです。
シーズンオフは、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人たちがいる程度で静かな海が広がります。富士山を望めるなど景色も素晴らしい海岸なので、ちょっと浜辺を散策したり、子供と一緒に砂遊びしたりと、海開き前後でも楽しめますよ。
- 神奈川県鎌倉市由比ガ浜4
・海水浴場営業期間:7月1日~8月31日
・遊泳時間:9:00~17:00
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9.のびのびと植物を観賞し、芝生でピクニック!「大船フラワーセンター」
季節の花を観賞したり、ピクニックを楽しんだり、親子でのびのび過ごすのにぴったりなのが、神奈川県立植物園の「大船フラワーセンター」。JR・湘南モノレール「大船」駅西口から徒歩約16分の場所にあります。
入園ゲートをくぐると、大きな花時計がお出迎え!四季折々の花が一年中絶えることなく咲いている花壇も多数点在しており、あちこちで写真撮影が盛り上がりそうです。
見ごろとなる5月には数万本の花が咲き誇る全国有数の規模となるシャクヤク園をはじめ、バラ園やツバキ園、スイレン池、小さな回遊式庭園など、年間を通して約3,000種類もの植物をエリアごとに栽培。それぞれ趣向を凝らした演出で、飽きることなく園内散策を楽しめます。
ウッドデッキスペースで園内を眺めながら、ゆったりとランチやティータイムを楽しめるレストハウスもあり!広々とした芝生広場では、寝転んだり、お弁当を食べたり、開放的な気分で思い思いに過ごせます。展示会や教室など季節に応じたさまざまなイベントも開催!秋はハロウィンや秋バラのライトアップなどが注目です。
- 神奈川県鎌倉市岡本1018
- 0467-46-2188
・開園時間:9:00~17:00(11~2月は〜16:00)
・休園日:第2・4月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
・入園料:20歳以上(学生を除く)400円、学生・20歳未満200円、高校生・65歳以上150円、中学生以下無料
10.海抜約100mから湘南を見渡せる「江の島シーキャンドル」
鎌倉に行ったら、すぐお隣にある江の島にもぜひ立ち寄りたいところ。湘南のシンボル「江の島シーキャンドル(展望灯台)」からの景色を堪能しましょう!
高さ41.75m(海抜101.56m)にある展望フロアやその上の屋外展望台からは、湘南の海や行き来する船、壮麗な富士山などが一望でき、子供も大人も晴れ晴れとした気持ちになれるはず。ロマンチックな夕暮れを狙って訪れるのもいいですね。夜には四季折々のテーマカラーに灯ります。
江の島シーキャンドルのすぐ目の前には、明治時代の英国人貿易商に由来した和洋折衷の植物園「江の島サムエル・コッキング苑」もあるので、あわせて訪れてみてください。
- 神奈川県藤沢市江の島2-3-28
・営業時間:9:00~20:00
・入場料:大人500円、子供250円(江の島サムエル・コッキング苑の入場料を含む)
11.ふれあいプログラムで生き物と仲良しに!「新江ノ島水族館」
“えのすい”の愛称で親しまれている「新江ノ島水族館」。せっかくなので開館時間を目指して訪れてみてはいかが?大人気のペンギンショーも相模湾大水槽も、クラゲファンタジーホールも、朝一番なら水槽のすぐ近くでゆっくりと見られますよ!
イルカなどのショーも行われているので、何のショーをどのタイミングで見るかをあらかじめ決めておくと、効率よく回れます。
イルカやウミガメにタッチしたり、アシカにごはんをあげたり、動物との「ふれあいプログラム」は子供に大人気!それぞれ体験できる人数に制限があるので、事前に予約をしておくと安心ですよ(開催日の3日前から受付)。
- 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
- 0466-29-9960
・開館時間:9:00~17:00 ※時期によって異なる
・入館料:大人2,800円、高校生1,800円、小・中学生1,300円、幼児900円
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12.アクティブな子供にぴったり!「辻堂海浜公園」
遊具で遊ぶだけじゃ物足りない!そんなアクティブな親子におすすめなのが「辻堂海浜公園」。湘南海岸公園から国道134号をさらに西へ20分弱歩いたところにあります。
ゴーカートやスカイサイクルなどが人気の交通公園、飛行機や電車の仕組みを遊びながら学べる交通展示館、広々とした芝生などでのんびりと過ごせる、子供に人気のスポット!
毎年7月第3土曜から9月第2日曜までは、大小複数のプールにウォータースライダーもそろった「ジャンボプール」もオープンしますよ。
- 神奈川県藤沢市辻堂西海岸3-2
- 0466-34-0011
観光に利用しよう!江ノ島電鉄
鎌倉といえば“江ノ電”というほど有名な江ノ島電鉄は、鎌倉市の「鎌倉」駅から藤沢市の「藤沢」駅までをつなぐ、地元住民からも観光客からも愛されている電車です。
「稲村ヶ崎」駅から「江ノ島」駅までは海岸沿いを走るため、進行方向に向かって左側の窓いっぱいに広がる美しい景色は必見!平均時速が約20kmなので、のんびりと景色を楽しめるのも魅力の1つです。
「極楽寺」駅からは山道を、そして「由比ヶ浜」駅からは住宅地の中を縫うように走るので、くるくる変わる景色に子供たちが夢中になること間違いなし!
運転席のすぐ後ろの座席は、運転手の動きがよく見える上に、進行方向の景色を迫力たっぷりに楽しめるのでおすすめです。(写真/PIXTA)
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