ホエールウォッチングするならいつ?ベストシーズンを徹底ガイド! 2018.12.07 ホエールウォッチング

野生のクジラを見てみたいけど、ベストシーズンはいつ?という方のために、ホエールウォッチングができるスポットとおすすめの時期をまとめました。さらに高い遭遇率を誇るツアーも紹介!次のシーズンこそ、クジラの迫力あるパフォーマンスを見に出かけましょう。

流線型の大きな体で滑らかに海を泳ぐ姿が美しいクジラ。その大きさゆえに飼育されている水族館も少なく、なかなか見る機会に恵まれません。しかし、日本の海でも時期と場所によって野生のクジラを間近で見られるチャンスがあるんです!

今回は日本で体験できるホエールウォッチングのおすすめスポットと、それぞれのベストシーズンをご紹介します。さらに遭遇率98%のツアーやクジラと一緒に泳げるツアーなど、より良い条件でクジラとの出会いを楽しみたいという方におすすめのツアーも掲載。

この記事を参考に、ぜひクジラとの夢の対面を叶えてくださいね!

【目次】

■そもそもホエールウォッチングとは?
■日本のホエールウォッチングのベストシーズンはいつ?
■クジラに絶対遭遇したいなら!おすすめは奄美大島or沖縄
 - 奄美のクジラを追い続けたガイドが案内!クジラと泳ぐ体験も|奄美大島
 - 慶良間まで高速移動!大型クルーザーで快適|那覇市出発
 - 移動時間が少なくたっぷりクジラを観察できる!|本部町出発
 - ホエールウォッチングの本場・座間味のクジラに会おう|座間味島出発
【column】ホエールウォッチングの服装はどうしたらいい?

<<九州・沖縄で体験できるホエールウォッチングツアーの一覧はこちら>>

そもそもホエールウォッチングとは?

photo by そとあそび

ホエールウォッチングとは、船に乗って野生のクジラを観察する海のアクティビティの1つ。クジラ以外にもイルカやシャチなど海の生き物を一緒に観察することもあります。

世界的な観察スポットとしては、ホエールウォッチング発祥の地であるアメリカのカリフォルニア州、ハワイ、オーストラリアなどが有名ですが、実は日本でも北海道から沖縄まで全国各地にホエールウォッチングスポットが点在します。

海を悠々と泳ぐクジラの躍動感は迫力満点で、ときにはダイナミックなパフォーマンスを見られることも!小さな子供から参加できるツアーもあるので、家族みんなで楽しむのにもおすすめですよ。きっと一生の思い出になることでしょう。

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日本のホエールウォッチングのベストシーズンはいつ?

日本でホエールウォッチングができるスポットの中でも、人気が高いのは北海道、小笠原諸島(東京都)、高知県、奄美大島(鹿児島県)、沖縄県の5つ。場所によってクジラが現れる時期は異なるので、それぞれのベストシーズンを見ていきましょう。

国内で最も長くクジラを見られるのは北海道【ベストシーズン:3~10月】

PIXTA

北海道の中でもホエールウォッチングのスポットとして有名なのは、知床・羅臼エリアと室蘭エリア。

通年見られるとしているところもありますが、おすすめのシーズンは3月から10月の知床・羅臼エリア。クジラ以外にも夏はシャチやイルカ、冬はアザラシなど、出会える生き物の種類が豊富です。

歯のある動物の中では最大のマッコウクジラをはじめ、ツチクジラやミンククジラを見られるチャンスもあるかも!?

陸からもホエールウォッチングができる小笠原諸島【ベストシーズン:2~4月】

PIXTA

海上だけでなく、陸上からもクジラを見ることができる小笠原諸島。船に乗らずとも手軽にホエールウォッチングを楽しめるのがうれしいですね。

小笠原諸島はザトウクジラの繁殖海域で、12月から5月頃に北の海から小笠原諸島へやってきます。特に2月から4月にかけてがザトウクジラを多く見られるベストシーズン。

小笠原近海に生息するマッコウクジラは5月から11月にかけてよく見られますが、父島列島から10km以上離れた沖合での観察となります。

貴重なニタリクジラが観察できる高知県【ベストシーズン:7~9月】

高知県は国内でニタリクジラを観察できる数少ないスポット。

ニタリクジラはかつて生息域が南アフリカ沿岸のみといわれていましたが、第二次世界大戦後に北太平洋にも広く分布していることが判明した小型のクジラ。口先から鼻孔に向かってすーっと伸びている筋が特徴的です。

そんなニタリクジラは1年中土佐湾に住みついているといわれ、世界的にみても高確率で遭遇できる珍しい場所だとか!穏やかな性格と優雅に泳ぐ姿から“海の貴婦人”とも呼ばれています。

ニタリクジラのほかにも、マイルカやバンドウイルカ、ハナゴンドウ、ウミガメなどを見られることも!ホエールウォッチングができるのは4月後半から10月末までですが、おすすめは7月から9月。たくさん出航させ、広く探せるのでほかの時期よりも遭遇率が高いようです。

出現数増加中の注目スポット!奄美大島【ベストシーズン:2〜3月】

鹿児島県から南方380kmの海上にある奄美大島。そこでもクジラが見られるの?と意外に思う方も少なくないのでは。

実は2012年までに確認できたザトウクジラの数は50頭未満だったのですが、2013年より突然出現数が増え、年々増加。2017年にはなんと683頭までになりました(※「奄美クジラ・イルカ協会」調べ)。そのため、今シーズンも期待大!今や奄美大島は絶好のホエールウォッチングスポットになっているのです。

繁殖や子育てのためにシベリア海域などの寒い地域から南下してくるザトウクジラは、1月中旬より見られる数が増えていき、下旬にはピークを迎えます。2月に入ると赤ちゃんクジラも誕生し、運が良ければ微笑ましい親子クジラの姿を見られるかもしれません!

3月下旬までは安定して多くのクジラを見ることができ、4月上旬に入ると徐々に数が減っていくため、奄美大島のホエールウォッチングのベストシーズンは2月から3月といえるでしょう。

国内で最も高い遭遇率を誇る沖縄県【ベストシーズン:1〜3月】

photo by そとあそび

沖縄県の海にやってくるのもザトウクジラです。12月から4月にかけて北の海から沖縄へやってきますが、遭遇率が高まるベストシーズンは1月から3月!

ザトウクジラをよく見られるのは、那覇市から西へ約40kmの海上にある慶良間(けらま)諸島。その中でも座間味島(ざまみじま)近海がホエールウォッチングの本場で高い確率でクジラに出会えます。そのほか、本島北部にある本部半島から北西約9kmに浮かぶ伊江島の周辺海域でもザトウクジラが見られますよ。

2月から3月にかけては母子クジラが仲良く泳ぐ姿に遭遇することも!

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クジラに絶対遭遇したいなら!おすすめは奄美大島or沖縄

せっかく遠方まで足を延ばしてホエールウォッチングをするなら、何としてもクジラに会いたいですよね。自然の生き物なので絶対という保証はありませんが、そんな方には奄美大島や沖縄のツアーがおすすめです!

奄美大島は先ほど紹介した通り、発見頭数が近年著しい注目のスポット。さらには、世界遺産候補にも挙がるほどの美しい自然と相まって、悠然と泳ぐクジラの姿は感動必至です。

一方の沖縄は、開催されているホエールウォッチングツアーの多くが遭遇率98%という圧倒的な確率の高さを誇っている上、見られなかったら全額返金の保証付きという安心のサポート体制で人気を誇る定番エリアです。

ここからはそんな奄美大島と沖縄のおすすめツアーを紹介します。

奄美のクジラを追い続けたベテランガイドが案内!クジラと泳ぐ体験も|奄美大島

自然豊かな奄美大島でホエールウォッチングを楽しみたいなら、「ダイブスピーシーズ奄美」の“ホエールウォッチング1日ツアー”がおすすめ!案内をしてくれるのは、奄美のクジラを10年以上追い続けてきた大のクジラ好きガイド。ツアー中はクジラの動きから感情や状態を読み取り、分かりやすく説明してくれます。

時間がない方は、所要時間約3時間の半日ツアーがぴったりです。さらに、見るだけじゃなくクジラと一緒に泳ぐ夢を叶えてくれる“ホエールスイムツアー”も開催!間近で見るクジラの大きさに驚くのはもちろん、心を通わせて一緒に泳ぐ感動をぜひ味わってくださいね。

主催会社:ダイブスピーシーズ奄美
  • 鹿児島県奄美市名瀬幸町5-17 ダイブスピーシーズ奄美ベース

慶良間まで高速移動!大型クルーザーで快適にクルージング|那覇市出発

photo by そとあそび

アクセスに便利な那覇発着の“ホエールウォッチングツアー”。予約すれば那覇市内のホテルへ無料送迎もしてくれます。

乗船するのは定員40名以上の大型クルーザーで、トイレが2ヶ所あり、2階には展望デッキもあるなど設備も充実しています。ザトウクジラのパフォーマンスや生態などを解説したクジラブック片手に、フリードリンクをいただきながらポイントまで移動しましょう。

こちらのツアーは会えなかったら全額返金サービス付き!集合時間も午前と午後から選べるので、旅程に合わせて選べるのがうれしいですね。

主催会社:マリンハウスシーサー
  • 沖縄県那覇市港町2-3-13 マリンハウスシーサー那覇店

移動時間が少なくたっぷりクジラを観察できる!伊江島ホエールウォッチング|本部町出発

photo by そとあそび

本島北部にある本部半島の本部港から出発し、伊江島周辺でホエールウォッチングをできるのが「シーワールド」が開催する“半日ツアー”です。

本部半島から伊江島周辺海域へは移動距離が短く、さらに乗船するカタマランボートは横揺れにも強いので、ポイントまでのクルージングを快適に楽しめますよ。

こちらのツアーでのクジラ遭遇率はなんと99%!移動時間が短い分、たっぷりとクジラを観察できるのも魅力です。0歳の赤ちゃんから参加できるので、小さな子供連れのファミリーもぜひ挑戦してみては。

せっかく海に出るならもっと遊びたい!という方には、パラセーリングがセットになった“ホエールウォッチング+美ら海パラセーリングツアー”がおすすめ!高度50mほどのフライトが楽しめます。こちらは4歳から体験できますよ。

主催会社:シーワールド
  • 沖縄県本部町字崎本部5232 本部港桟橋

ホエールウォッチングの本場・座間味のクジラに会いにいこう!|座間味島出発

座間味島で「マリンショップハートランド」が開催する“ホエールウォッチングツアー”には、なんと体験ダイビングがセットになった見どころいっぱいのツアーがあります。

クジラをむやみに刺激しないベテラン船長の操船技術で、自然のままのクジラの姿をじっくりと観察することが可能に。クジラ愛にあふれた解説で、ザトウクジラの生態や毎年座間味にやってくるクジラの個体識別まで知ることができます。

クジラたちを観察した後は、一旦港に戻っていよいよダイビングスタート!“ケラマブルー”と称される世界屈指の美しい海を満喫しましょう。

ツアーの終了時間は那覇行きのフェリーの時間に間に合うよう設定されているので、日帰りでの参加も可能。冬の沖縄旅行にぜひ組み込みたいツアーです。

主催会社:マリンショップハートランド
  • 沖縄県島尻郡座間味村座間味 座間味港 高速船乗り場

ホエールウォッチングの服装はどうしたらいい?

温暖な気候のイメージが強い奄美大島や沖縄ですが、真冬になるとやはり気温は下がります。1月の最低気温は奄美大島で12℃、那覇市で14.6℃なので、保温性のあるインナーに長袖のシャツやトレーナーなどを重ね着しましょう。

海上に出ると海風でさらに体が冷えるため、ウインドブレーカーなど上に羽織れるものも必須!ボトムスは動きやすいパンツスタイルがおすすめです。

さらに船上は揺れが強く、足場が不安定なため、靴は滑りにくいスニーカーなどのフラットなものを選びましょう。

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生命の神秘に感動!奄美大島&沖縄でホエールウォッチングを楽しもう

クジラが見せるダイナミックなパフォーマンスは一見の価値あり!ぜひ奄美大島や沖縄のホエールウォッチングで、貴重な体験をしてくださいね。

アウトドアレジャーの予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ホエールウォッチング以外にもたくさんのレジャーを紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。

(編集部注*2016年9月2日に公開された記事を再編集したものです)

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。

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