お花見からレジャーまで!春の旅行におすすめのエリア13選 2023.04.02 京都府
春といえば日差しが暖かくなることもあり、気分はすっかり開放的!日頃のストレス解消も兼ねて、休日にはふらっと外へ出かけたくなりますよね。桜を眺めながら、春らしさを満喫するようなひとときも楽しそうです。
そこで今回は、全国各地から春におすすめの旅行先をピックアップしてご紹介!アウトドアレジャー専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」より、観光と一緒に楽しめる旬のアクティビティも併せて紹介するのでぜひチェックしてください!
【目次】
1.桜の名所が豊富な「函館」|北海道
- 函館ホーストレッキング
2.優美な桜と古城が魅力!「弘前」|青森県
- 弘前マウンテンバイク
3.屋外スポットが充実の「那須」|栃木県
- 那須ジップライン
4.花畑と魚介を満喫できる「ひたちなか」|茨城県
5.月替わりで春の花が楽しめる「南房総・館山」|千葉県
- 富津岬モーターパラグライダー
6.ピンクに染まる島のシンボルを観賞「伊豆大島」|東京都
- 大島裏砂漠ツアー
7.情緒たっぷりの春を感じられる「鎌倉」|神奈川県
- 材木座海岸SUP
8.温泉と桜で過ごす優雅な春のひととき「伊豆」|静岡県
- 下田海中水族館シーカヤック
9.観光名所×桜の競演を堪能できる「京都」|京都府
- 保津川ラフティング
10.お花見の後はリゾート施設へGO!「和歌山」|和歌山県
- 紀の川パラグライダー
11.こんぴらさんの桜の神事は必見!「琴平町」|香川県
- 仁尾町SUP
12.日本神話ゆかりの地の春季例大祭「高千穂」|宮崎県
- 高千穂トレッキング
13.海開きは4月初旬!美しい海が待つ「宮古島」|沖縄県
- 八重干瀬体験ダイビング
1.桜の名所が豊富な「函館」|北海道
日本でもっとも春が待ち遠しい場所の1つである北海道。厳寒の冬を越し、4月ごろにはだいぶ過ごしやすくなります。
広大な北海道で春の旅行を楽しむなら、道内で早い時期に桜が開花する函館エリアがおすすめです。函館で桜が咲くのは例年4月の下旬。ちょうどGWの前半に見頃を迎えるため、連休を函館の花見旅行にあてるのも◎!
お堀沿いに続く桜並木が美しい「五稜郭公園」や、海と桜の競演を楽しめる「函館公園」、夜間のライトアップや桜祭りが人気の「松前城(まつまえじょう)」など、函館には桜の名所がめじろ押しです。
中でもおすすめは、五稜郭公園のそばに建つ「五稜郭タワー」の展望台から見る街の風景!星形のお堀の周りが桜のピンクで埋め尽くされ、この季節ならではの絶景を堪能できます。ぜひ函館でお花見を満喫しましょう。
函館の町を馬の背に乗って一望!ホーストレッキング
桜巡りを楽しんだ後は、春の陽気に包まれながら北の大地を馬で散策してみませんか?
函館空港から車で約30分の場所にある「函館どさんこファーム」では、初心者から参加できる乗馬体験“丘の上コース”を開催しています。
所要時間約70分と観光の合間に利用しやすいコンパクトさでありながら、基本操作の練習から自然豊かなコースでの本格的な乗馬トレッキングまで体験できる、充実の内容が人気!
まず馬場内で練習した後、緑にあふれた原生林を抜けて小高い丘の上を目指します。丘のてっぺんから見渡す函館はまさに絶景!道中では春ゼミやウグイスの声に耳を傾けたり、春の野草を見つけたりと、季節の風情も楽しめますよ。
- 北海道函館市東山町180-14
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2.優美な桜と古城が魅力!「弘前」|青森県
春の青森県で見逃せないのが、「弘前城(ひろさきじょう)」が建つ「弘前公園」の桜!ソメイヨシノを中心に全52種、約2,600本もの桜が弘前城やお堀を取り囲み、日本三大桜名所の1つにも数えられています。
夜にはライトアップされ、お堀の水面に桜が映り込む光景は息をのむほどの美しさ!桜が少し散って、水面を薄紅色の花びらが覆うさまもまた絶景です。さらに、例年開催されている「弘前さくらまつり」も楽しみの1つ。2023年は4月21日~5月5日まで開催予定で、周辺には多くの出店が並びにぎわいが増します。
また弘前公園に行ったら、弘前城も見逃せません。1611年築城の古い城で、天守・櫓・城門は国の重要文化財に指定。現在は本丸石垣修理のため、弘前城天守は本丸内の仮天守台にて公開されています。
弘前をマウンテンバイクでアクティブに観光!
弘前を旅行するなら弘前公園はもちろん、城下町としての面影を残す市街も散策したいもの。春の爽やかな風を受けながら、マウンテンバイクに乗って観光してみませんか?
「クリエイティブ101デザインズ」が開催する“弘前城とその周辺お散歩ツアー1.5時間コース”では、400年栄えた歴史が今も息づく武家屋敷群エリアや弘前公園をマウンテンバイクでツーリングできます。
城門や天守など弘前城の貴重な建造物を巡った後は、国の重要文化財に指定された「金剛山 最勝院」の五重塔も見学。見どころをガイドが解説してくれるので、弘前の魅力をより深く感じられますよ。
ツアーで使用するマウンテンバイクは、タイヤが太いファットバイク。でこぼこした場所の多い悪路でもガンガン走れるので弘前公園や城下町をアクティブに散策するのにぴったり!
1人でも参加OKな上、特別な持ちものも不要なので、旅先で気軽に体験してみてはいかがでしょう。
- 青森県弘前市蔵主町9-21 クリエイティブアート101デザインズ合同会社
3.春風が心地いい!屋外スポットが充実の「那須」|栃木県
テーマパークや動物園、大型の公園などレジャー施設が豊富な栃木県。中でもおすすめは、高原リゾートとして知られる那須エリアです。「那須りんどう湖レイクビュー」「那須ハイランドパーク」「那須サファリパーク」「那須どうぶつ王国」など、ぽかぽか陽気の春に訪れたい屋外スポットが充実しています。
また那須連山の主峰・茶臼岳の山腹には、1,380年という長い歴史を誇る「那須温泉」が湧出し、さらに那須町と隣接する那須塩原市へ足を延ばせば「那須塩原温泉」と、温泉もたっぷり楽しめます。
那須エリアはおしゃれなカフェや雑貨店なども多く、気ままに散策するのもおすすめ。体を動かしたり、おいしいコーヒーやスイーツで和んだり、温泉でリフレッシュしたり…那須は旅の醍醐味がギュッと詰まった、満足度が高いエリアです。
子供と一緒に遊べる!ジップライン
那須の大自然をアクティブに満喫したいなら、「那須の森の空中アスレチックNOZARU」のジップラインツアーがイチ押し!地上10mの高さでスリルを味わえる“NOZARU(ノザル)コース”のほか、身長110cm以上から参加できる“KOZARU(コザル)コース”もあるので、家族の思い出づくりにもぴったりです。
KOZARUコースは全6ルートの中に、エレメントと呼ばれるアクティビティを43種設置。もっとも高低差があるところで5mほどですが、最後まで命綱となるケーブルとハーネスが外れないシステムを導入しているので、子供でも気軽に楽しめます。しっかり練習用のルートで装備の使い方と遊び方を学んでからスタートするので、はじめての人でもスイスイ進めるのがうれしいポイントです。
NOZARUコースは全8ルートの中に72種ものエレメントが設置されたボリューム感が魅力。高低差が10mあるエリアも多く、KOZARUコース以上にスリルあるアドベンチャーが楽しめます。
ジップラインはどちらのコースにも設置されており、青々とした木々が茂る森林の中を滑走する心地良さは格別なもの。特にNOZARUコースで体験できる滑空距離100mオーバーのジップラインは、まるで鳥になって大自然の中を飛び回っているようなとびっきりの気持ち良さに感動すること間違いナシです!
- 栃木県那須郡那須町高久乙3375 那須の森の空中アスレチックNOZARU
4.ネモフィラの花畑と新鮮な魚介を満喫できる「ひたちなか」|茨城県
茨城県にも春らんまんといった景色を堪能できるスポットがあります。
県東部の沿岸にある「国営ひたち海浜公園」は、青い可憐な花で知られるネモフィラが一面に咲くさまがフォトジェニックなことから、春のお出かけ先として大人気!4月下旬~5月中旬に見頃を迎えます。ネモフィラ以外にも春はスイセンやチューリップが咲き誇り、公園内ではサイクリングやBBQなどが楽しめるのも大きな魅力です。
また茨城県に行くなら、暖流と寒流が交わることで1年中魚が豊富に獲れる漁場にも立ち寄りたいところ。海浜公園のあるひたちなか市には「那珂湊漁港(なかみなとぎょこう)」があり、隣接する「那珂湊おさかな市場」では、その日に水揚げされた新鮮な魚介類をリーズナブルに購入できます。
市場内の食事処では海鮮丼やお寿司を提供しているので、ヒラメやシラス、マグロ、タイなど、春に旬を迎える海の幸をたっぷり味わいましょう。
5.月替わりで春の花が楽しめる「南房総・館山」|千葉県
関東で春を満喫したい!そんな人は、千葉県の南房総・館山エリアへ行ってみましょう。
房総半島の南端に位置する南房総・館山エリアは温暖な気候で、1月から菜の花やポピー、ストックが咲きはじめ、関東でもっとも早く春を感じられるスポット。3~4月にはキンセンカや菜の花、桜が咲き誇り、まるでリレーのように月替わりで旬な花々を堪能できるのが大きな魅力です。
花摘みを楽しめるのは「白浜フラワーパーク」「白間津のお花畑」「ポピーの里 館山ファミリーパーク」など。車で訪れるなら、ぜひ「房総フラワーライン」を通ってみましょう。沿道にかわいらしい春の花が咲き乱れる光景を眺めながらドライブができます。
また南房総・館山エリアでは「白浜温泉」「千倉温泉」など各所で温泉が楽しめるのもポイント。春の風景の中で、心も体ものびのびとリラックスさせる旅をしたいですね。
モーターパラグライダーで空から花畑を堪能!
とびっきりの春の風景を楽しみたい人におすすめなのが、富津市の富津岬で「スカイエンジェル」が開催しているモーターパラグライダーのツアー“タンデムフライトコース”です。
背中にエンジンを背負ったパイロットが同乗し、パラグライダーでゆったり大空散歩が楽しめるこのツアー。参加者は一切操作不要なので、フライト未経験者でも目の前の景色にたっぷり専念できるのがうれしいポイントです。
東京湾や房総半島はもちろん、天気が良ければ富士山も望める絶景は忘れられない思い出になること間違いナシ!色とりどりに咲く花畑だって鳥の目線でたっぷり楽しめます。空の上から春の訪れを堪能できるなんて、ぜいたくですよね。
- 千葉県富津市下飯野1387-2
6.色鮮やかなピンクの花が咲き誇る「伊豆大島」|東京都
竹芝客船ターミナルからジェット船で最短1時間45分。東京から120km南の洋上に浮かぶ伊豆大島は、ちょっとした休日に離島気分を満喫したいときにぴったりなエリアです。
オオシマツツジが咲き誇る4月下旬~5月下旬には、島の中央にそびえたつ「三原山」がピンクに彩られる春ならではの景色が観賞できます。三原山は登山道が舗装されていて、初心者でも登りやすいのが特徴。山頂口から山頂まで45分ほどで登れるので、手軽にハイキングを楽しみたい人におすすめです。山頂にはカルデラがあり、迫力の噴火口を間近で見学できますよ。
また、メダイやブダイといった旬の魚を青唐辛子醤油ベースの特製ダレに漬けた郷土料理「べっこう寿司」は、伊豆大島を訪れたなら絶対に食べておきたい名物料理。提供しているお店は多いので、見つけたらぜひ味わってみてください。ほかにも元町港付近の魚市場には、サザエやアワビ、伊勢エビなど、離島ならではの旬な魚介がいっぱい!お土産を探しに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
活火山の息吹が感じられる!大島裏砂漠ツアー
伊豆大島に砂漠があるのをご存じでしょうか?三原山の東側に広がる「裏砂漠」は、日本で唯一「砂漠」と表記されているスポット。荒涼とした黒い地面はまるで月面のようだといわれ、非日常的な景色が話題となっています。「オレンジフィッシュ」が主催する“絶景!大島裏砂漠ツアー”は、そんな地球が作り出した壮大な景観を、思う存分に満喫できるツアーです。
ツアーには、この地に精通したガイドが同行。裏砂漠に関することだけではなく、約35年に一度大地がリセットされるという伊豆大島の自然や生態系についても、詳しく教えてもらえます。また、グループ限定のプライベートツアーで自分たちのペースで気軽に楽しめるのが良いところ。5歳以上から参加できるので、子供の自由研究を兼ねて参加するのもおすすめです。
約3時間のトレッキングでは外輪山、カルデラを経由して最後に水蒸気が上がる噴出孔を見学。実際に手を入れることができ、今もなお活動を続けている活火山の息吹を直に感じ取れます。伊豆大島を訪れる際はぜひツアーに参加して、美しい海と大自然だけではなく、活火山の力強さも満喫してはいかがでしょう。
- 東京都大島町元町野地723-2 オレンジフィッシュ ダイビングショップ
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7.情緒たっぷりの春を感じられる「鎌倉」|神奈川県
鎌倉の春は歴史ある神社仏閣を梅や桜が彩り、いつにも増して情緒たっぷり!秋の紅葉と並んで人気のシーズンです。鎌倉五山の第一位である「建長寺」、源頼朝ゆかりの古社「鶴岡八幡宮」、国の史跡である化粧坂切通し(けわいざかきりどおし)の先にある「源氏山公園」が桜の名所として人気で、毎年多くのお花見客でにぎわっています。
河津桜(かわづざくら)など早咲きの桜は2月から開花し、ソメイヨシノが見頃を迎えるのは例年3月下旬〜4月上旬。4月の第2日曜日から第3日曜日にかけては、鶴岡八幡宮を中心に市内各所で春の恒例行事「鎌倉まつり」が開催されますが、2023年は4年ぶりとなる「流鏑馬」のみが実施される予定です。
また、鎌倉といえば町歩きも楽しみの1つ。JR「鎌倉」駅東口から鶴岡八幡宮に行くまでの商店街「小町通り」は、お土産や特産品の販売店のほか、カフェやレストランといった飲食店が軒を連ね、食べ歩きが人気のスポットです。鎌倉にしかないお店や鎌倉店限定のスイーツ、地元の食材を使ったグルメなど、ほかでは味わえないおいしさにきっと出会えますよ。
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鎌倉で海遊び!材木座海岸でSUPに挑戦しよう
鎌倉観光というと、神社仏閣に史跡巡りとい文化的な旅をイメージしがちですが、アクティブにも遊べるのが鎌倉の魅力!
材木座海岸では、近年人気急上昇中のマリンスポーツ“SUP(サップ)”も体験できます。SUPとは浮力の高いボードの上に立ち、パドルを使って水面を漕ぎ進める新感覚のウォータースポーツ。ツアーに参加すれば、初心者でもすぐに乗りこなせるようになりますよ。
おすすめは「セブンシーズ」が開催している“《10月~6月開催(GWを除く)》半日体験コース”。最初にレクチャーがあるのはもちろん、遠浅で波が穏やかなフィールドでツアーが行われるので、初心者でも安心してSUPの魅力を満喫できます。
その日の気温・水温に合わせたウェットスーツとマリンブーツを無料でレンタルしているので、手ぶらで参加できる気楽さも◎。しかも小さめのサイズ(中学生以上想定)も用意してあるので、ふらっと家族で参加しやすいのもうれしいポイントです。
- 神奈川県鎌倉市材木座6-16-35
8.温泉と桜で過ごす優雅な春のひととき「伊豆」|静岡県
首都圏から気軽に行ける旅先として人気の伊豆は温泉地として有名ですが、春に遊びに行くならぜいたくに温泉とお花見と両方を楽しみたいところ。各所でさまざまな桜を観賞できますが、おすすめは伊豆半島屈指の桜の名所として「さくら名所100選」にも認定された「さくらの里」です。
約40,000平方メートルの広大な敷地を誇るさくらの里には約40種類の桜が植えられており、9月~5月までの間さまざまな桜を観賞できるのが大きな魅力。3月下旬から4月上旬にかけては、ソメイヨシノが見頃を迎えます。
また、さくらの里は伊豆高原のランドマーク「大室山」の西側山麓に位置するため、お花見の前後に気軽にハイキングを楽しめるのもいいところ。山頂まではリフトで上がることもできるので、ぜひ山の上から見下ろす桜の美しさも満喫してください。
さくらの里が位置する伊豆半島東部は、動植物にふれられる「伊豆シャボテン公園」「伊豆アニマルキングダム」「体験型動物園iZoo」などが点在し、子供と一緒でもしっかり楽しめるエリア。お花見で心を満たし、テーマパークで体を動かし、温泉でしっとりと伊豆旅を締めくくりましょう。
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下田海中水族館のイルカとシーカヤックで散歩!
伊豆下田にある「下田海中水族館」は、天然の入り江でイルカとふれあえる人気の水族館。ここで思い出深い体験をしたいのなら、「うみがめカヤックス」が主催する“イルカと散歩 下田海中水族館イルカショー”に参加するのがおすすめです。
このツアーは、シーカヤックでイルカと一緒に入江を散歩できる上、水族館人気のプログラム「海上ステージのイルカショー」を海上の特等席でシーカヤックに乗ったまま観覧できるのが大きな魅力。最初にカヤックの乗り方などのレクチャーが用意されているので、未経験者でも安心して参加できます。小学1年生から参加できるので、家族の思い出づくりにもぴったりですよ。
好奇心旺盛なイルカは、ショーのステージまで移動する間も、ショーが終わった後の移動時間も、カヤックに近づいてくるのが愛くるしいところ。上手く意思疎通が取れれば、名前を呼ぶと海面からひょっこり姿を現すことも!?ツアー後はそのまま水族館に入館できるので、一緒に遊んだイルカたちを今度は館内で観察するのも楽しそうです。
- 静岡県下田市3-22-31 下田海中水族館前
9.観光名所×桜の競演をたっぷり堪能できる「京都」|京都府
桜の名所の宝庫として知られる京都市。趣ある神社仏閣や古都の町並みに桜が彩りを増し、よりいっそう美しい風景を見せてくれます。
夜間特別拝観のライトアップも美しい「清水寺」や“祇園しだれ”が有名な「円山公園」をはじめ、銀閣寺から若王子橋まで続く散歩道「哲学の道」、世界遺産にも登録された「元離宮二条城」、遅咲きの御室桜(おむろざくら)を見られる「仁和寺(にんなじ)」など、観光名所でもあり、桜も楽しめるというスポットがとにかく豊富!京都の町ごと春を満喫できるといっても過言ではありません。
また景勝地、嵐山の桜も格別です!渡月橋と桜の競演はぜひ見ておきたいところ。嵯峨野観光鉄道「嵯峨野トロッコ列車」に乗って、桜色の保津峡を車窓から楽しむのも独特な趣があっておすすめです。
市内の桜の見頃は例年3月下旬〜4月上旬。御室桜はひと足遅れて4月中旬ごろになります。
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川を下りながら渓谷美を楽しもう!保津川ラフティング
嵯峨野トロッコ列車に乗って眺める渓谷美が人気の保津峡ですが、ラフティングで川を下りながら眺める景色もまた一興です。
保津峡を流れる保津川は関西一の激流ともいわれ、知る人ぞ知る関西ラフティングのメッカ!今春は多彩なコースが用意された「きらきらラフティング」主催の“保津川ラフティングツアー”で、保津川の渓谷美を間近で満喫してみてはいかがでしょう。
“午前・半日ツアー”と“午後・半日ツアー”は観光と組み合わせやすく、短時間ながらもラフティングの楽しさをしっかり味わえるのが魅力。8ヶ所ほどある大きな激流を水しぶきを上げて爽快に下るので、スリル満点なひとときが過ごせます。
子供連れのファミリーには小学1年生から参加できる“のんびりツアー”がおすすめです。半日ツアーよりもツアー時間が長く、少人数制で充実度が高いのが魅力。流れが穏やかな場所での水遊びや河原でのおやつタイムなど、子供が喜ぶお楽しみがいっぱい!きっと川遊びの楽しさにハマってしまいますよ。
- 京都府亀岡市篠町馬堀北垣内69-4 きらきらラフティングベース
10.お花見の後はリゾート施設へGO!「和歌山」|和歌山県
和歌山県といえば早春に満開を迎える梅も有名ですが、桜の名所も豊富!
和歌山市内にある、早咲きの桜の名所として有名な「紀三井寺(きみいでら)」や、約500本の桜が咲き乱れる「和歌山城」は人気のお花見スポットです。2023年は、紀三井寺では3月20日~4月20日まで、和歌山城では3月19日~4月9日まで「桜まつり」が開催されており、ライトアップされた夜桜など、この時期ならではの美しさを堪能できます。
和歌山市でお花見を楽しむなら、ぜひ足を運んでいただきたいのが人工島にある複合リゾート施設「和歌山マリーナシティ」です!敷地内には、ヨーロッパ南部の港町をイメージしたテーマパーク「ボルトヨーロッパ」をはじめ、マグロのテーマパーク「黒潮市場」や手軽に海釣りを体験できる「海釣り公園」など、大人から子供までたっぷり楽しめるスポットが勢ぞろい。
温泉やホテルも併設されているので、連泊して桜もレジャーも温泉もぜいたくに満喫する旅行プランもいいですね。
パラグライダーで春色の和歌山平野を一望!
桜色に染まる春の和歌山平野を、上空からパラグライダーで眺めてみませんか?
「ユーピーパラグライダースクール」が主催する“紀の川タンデムフライト体験コース”は、高度約300mの山からインストラクターと一緒に飛んで、大空からの絶景を楽しめるツアーです。
上空では、ベテランのインストラクターがしっかりコントロールしてくれるので初心者でも安心。リラックスしながら紀の川や和歌山平野など、美しい大自然をたっぷり観賞できます。春には桃や桜、夏は新緑、秋は紅葉など季節ごとでまた違った景色が望めるので、きっとリピートしたくなるはずです!
開催場所が、和歌山市街から電車でも車でも約30分とアクセスしやすいのもうれしいところ。所要時間も約3時間と短めなので、観光の合間に和歌山の自然を満喫できる感動体験を、ぜひ味わってみてください。
- 和歌山県紀の川市竹房391
11.こんぴらさんの桜の神事は必見!「琴平町」|香川県
今や“うどん県”の愛称を持つ香川県。うどんと同じくらい香川県を代表するものといえば、“こんぴらさん”の名で親しまれる「金刀比羅宮(ことひらぐう)」です。
県南西部の琴平町(ことひらちょう)にある長い階段が特徴的な神社で、春になると約3,500本もの桜が咲き誇り、お花見スポットとしてにぎわいを見せます。
毎年4月10日に行われる「桜花祭」は、もともとは流行していた疫病を鎮めるための“鎮花祭(はなしずめのまつり)”と呼ばれる特殊神事。桜の花で飾った神主や巫女が雅楽の演奏を伴いながら歩くさまは、とても風情があります。祭典ではいくつかの舞を見学でき、まさに日本らしいお花見を堪能できるイベントです。
金刀比羅宮とJR土讃線「琴平」駅の間には、10以上の温泉施設が点在する「こんぴら温泉郷」があり、お花見がてら温泉を堪能できるのも魅力の1つ。桜が彩る金刀比羅宮を参拝した後は、讃岐うどんに舌鼓を打ったり、温泉を堪能したりと、香川らしい観光も一緒に楽しんでおきましょう。
瀬戸内の穏やかな海をSUPで散歩!
暖かい季節に香川県を訪れるなら、やっぱり海のアクティビティも楽しんでおきたいところ。金刀比羅宮から車で40分ほどの仁尾町(におちょう)の海では「Free Cloud(フリークラウド)」が“SUP スタンドアップパドル・トリップ”を開催しています。
瀬戸内海に面する海は遠浅で穏やかなため、のんびりとSUPを楽しむにはぴったりのスポット!ダイナミックな岩壁がのぞく海岸線の風景もツアーの見どころとなっています。
大きめのボードに立ち上がり、パドル1本で海を漕ぎ進んでいくと、頬をなでる潮風や水平線の向こうに見える景色など、普通の海水浴では味わえない体験がいっぱい!春風に吹かれながら、時間を忘れて海上散歩を楽しみましょう。
- 香川県三豊市仁尾町家の浦383 サンリゾート仁尾内「海の家(フリークラウド)」
12.日本神話ゆかりの地の春季例大祭「高千穂」|宮崎県
神話の舞台と伝えられる地や神々を祀る神社が点在し、「神話の里」ともいわれる宮城県の高千穂町。この地で春の風物詩として人気を集めているのが、毎年4月16日に開催される「高千穂神社」の春期例大祭です。
高千穂峡の「おのころ池」で、御神輿が池の中を3回廻ってみそぎをする「浜下りの神事」が行われ、その後、御神幸行列と余興隊が高千穂町内をパレード。午後になると行列には、郷土舞踊隊も加わり、その様子は実ににぎやかなものになります。市街地には多くの縁日や露店が並ぶので、おいしいグルメを味わいながら観覧を楽しみましょう。
また高千穂神社は、縁結びで知られる神社。境内には「夫婦杉」と呼ばれる2本の杉があり、この周りを手を繋いで3回まわると良縁成就のご利益を授かることができるそうです。春といえば出会いの季節。新たに知り合った恋人や友人と縁結びに訪れるのもいいですね。
高千穂の自然も文化も歴史も楽しみたい人におすすめ
「五ヶ瀬自然学校」の“秋元フットパス”は、世界農業遺産に登録された高千穂の集落を約3時間かけて探索するツアー。7歳以上から参加できる1グループ限定の貸し切りツアーなので、家族でゆったり観光したいときにもおすすめです。
コースは宮崎の古民家の宿からスタートし、林道を通って高千穂の山奥にたたずむ秋元神社へ。その後は林道や山道を抜けて、日本の原風景が残る「秋元集落」を目指します。道中では、この地で生まれ育ったガイドが高千穂の美しい自然や歴史、文化を解説。山中に設置された猪罠やパッと見るだけではわからない獣道など、ガイドが同行するツアーならではの発見がいっぱいで、終始ワクワクが止まりません!
ゴールの秋元集落は、平安文化が色濃く残るスポット。まるでタイムスリップしたかのような、非日常感がたっぷり味わえます。また、集落内の無人販売所「いろは屋」では、この村で育った野菜を販売。オクラやシイタケ、干し大根など、季節で異なる旬な地元の幸は、お土産にすると喜ばれそうです。
13.海開きは4月初旬!美しい海が待つ「宮古島」|沖縄県
亜熱帯に属する沖縄県は、1年を通して温暖な気候が特徴。3月中旬から4月上旬にかけて各地のビーチで海開きがはじまり、いち早く海水浴シーズンがやってきます!
観光スポットが充実した本島も魅力的ですが、おすすめは海がきれいで、のんびりとした離島の雰囲気を味わえる宮古島。“東洋一の美しさ”とも称される与那覇前浜ビーチは、例年4月第1日曜に海開きとなります。
3~4月は比較的台風も少なく、平均気温もすでに20℃超え!寒すぎず暑すぎず、快適に過ごせます。GWや夏休みなどのトップシーズンと比べて飛行機代も安くなり、混雑も緩和。宮古島へ旅行をするのにいい時期といえるでしょう。
宮古島と橋でつながる池間島の北側には、国の天然記念物に指定されているサンゴ礁群「八重干瀬(やびじ)」があり、春の大潮の干潮時には海面からサンゴ礁の一部が姿を現します。
島のようにぽっかりと海に浮かんで見えるさまは“幻の大陸”とも呼ばれており、とっても神秘的。春に訪れるならぜひ見ておきたい貴重なシーンです。
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日本最大級のサンゴ礁が広がる八重干瀬で体験ダイビング!
宮古島で「八重干瀬専門カルトマリーヌ」が開催している“八重干瀬フルフェイス体験ダイビング&シュノーケリング”は、2つのアクティビティを楽しめる観光客に人気のツアーです。その理由は安全面や丁寧なガイドに加えて、初心者にうれしい器材の用意があること。顔全体を覆うフルフェイスマスクを使用するので、口呼吸ではなく普段と変わらない呼吸でリラックスして海中散歩を楽しめます。
ツアーでは、日本最大級のサンゴ礁群・八重干瀬を海の中から観賞!どこまでも続くサンゴの絨毯の上を泳いだり、サンゴに潜むさまざまな生きものを見つけたりと、自然の神秘と驚異を堪能しましょう。30分間のダイビング体験の前後にはシュノーケリングもできるので、たっぷり海の世界に浸れます。
- 沖縄県宮古島市平良池間118-1
絶景やアクティビティを満喫する思い出深い春を!
暖かい日が続くと心はウキウキ!ちょっとした休日を利用して、旅行に行きたくなってしまいますよね。そんなときは今回の記事を参考にして、すてきな春を見つけてください。
アウトドアレジャー専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、春に楽しめる全国のアクティビティを多数紹介しています。観光の合間に体験して、より春を全身で感じてみてはいかがでしょう?
(編集部注*2021年3月1日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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