気になるスキューバダイビング費用!体験からライセンス取得まで目安を紹介 2024.04.21 スキューバダイビング
新しいことを始めるとき、費用がどのくらいかかるのかは気になるポイントです。スキューバダイビングに興味はあるけど、費用が気になって先延ばしにしている人も多いのではないでしょうか。
そんな人のために、体験ダイビングから初級ライセンスの取得まで、ダイビングではこのくらい用意しておけば大丈夫!という費用の目安をご紹介します。これを読んで、安心してダイビングにチャレンジしましょう!
【目次】
■コースによって変わるダイビング費用
- 体験ダイビングの場合
- オープン・ウォーター・ダイバーコースの場合
■ダイビング費用に含まれない?注意しておくべき項目
- ダイビングショップまでの交通費
- ダイビングコース受講中の食費や宿泊費
- ダイビング器材のレンタル費
- 移動で利用するボート料金
- テキストなどの教材費
■まずは体験ダイビングでお試し!おすすめツアーはこれ
- 1.透明度抜群の海でたくさんの魚と泳ごう|伊豆大島
- 2.午前と午後で選べる!人気の城ヶ崎海岸を潜ろう|伊豆
- 3.景勝地・黄金崎は生き物がいっぱい!|伊豆
- 4.人気スポット・青の洞窟で体験|沖縄本島
- 5.美しい海中をたっぷりの潜水時間で堪能|石垣島
<<全国で体験できるスキューバダイビングツアーの一覧はこちら>>
コースによって変わるダイビング費用
スキューバダイビングの費用は体験内容によって異なります。今回はライセンスを必要としない「体験ダイビング」と、初級ライセンス「オープンウォーター・ダイバー」コースの2つについて紹介します。
単発で参加できる「体験ダイビング」の場合
ライセンスがなくても体験できるのが「体験ダイビング」。インストラクターが常にサポートしてくれるので、初めての人でも体験できます。
コースは主に半日コースと1日コースがあります。どちらもまずスキューバダイビングの基礎知識をレクチャーしてもらい、水中で基本スキルを練習。準備ができたら実際に海に潜っていきますが、潜水時間は30〜40分ほどです。
海に入る際には、ビーチから泳いで入る「ビーチエントリー」と、ボートで移動して船上から入る「ボートエントリー」とがあります。泳ぎに自信がない人は、浅瀬で練習できる前者の方が安心かもしれません。またボートエントリーはボート使用料がかかる分、参加料金が少し高くなる傾向があります。
体験ダイビングの気になる費用は、アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」で紹介しているツアーを参考に見てみると、半日コースで7,000〜13,000円。1日コースで14,000〜19,000円ほど。
シュノーケリングやパラセーリングなど、ほかのアクティビティを組み合わせたコースや、2回潜水できるコースは料金が高くなります。1日コースの場合、昼食の持参が必要な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
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3〜4日受講が目安の「オープン・ウォーター・ダイバー」コースの場合
スキューバダイビングの初級ライセンス「オープン・ウォーター・ダイバー」(ライセンスの名称は指導団体によって異なる)。コースを修了するとCカードが発行され、同等以上の資格を持つダイバーと一緒にファンダイビングを楽しめるようになります。
コースの内容は学科講習、浅い水中での基本スキル練習、実際に海に潜っての実習の3本立て。取得するのに通常3〜4日かかります(学科講習を事前にeラーニングで行い、現地での講習を最短2日にしたショップもあり)。
オープン・ウォーター・ダイバーコースの受講費用の目安は、40,000〜90,000円ほど。数日間の講習になるので、この他に宿泊費や食費などが必要になります。
ダイビングショップによっては宿泊費込みで費用を提示している場合もあるので、費用に何が含まれるのかを必ずチェックしましょう。
なるべく費用を抑えたい場合は、近場のダイビングショップへ通うのもおすすめ。講習は週や月をまたいで受けることもできるので、週末ごとに通う方法もあります。電車やバスを利用すれば、その都度かかる交通費も抑えられますよ。
ダイビング費用に含まれない?注意しておくべき項目
ダイビングショップによって「これ以外に請求することはありません」とトータル費用を提示する場合と、「費用に含まれるもの・含まれないもの」と個別に提示する場合とがあります。
もっと費用がかかるの?と驚かなくて済むように、ライセンス取得コースの費用に含まれない可能性が高いものを紹介します。
ダイビングショップまでの交通費
家からダイビングショップまでの交通費は、基本コース費用外です。宿泊先とショップ間の送迎は、費用に含まれていることがほとんどです。
ダイビングコース受講中の食費や宿泊費
まれに宿泊施設付きのダイビングショップもありますが、宿泊費は別途かかるケースが多いと考えておきましょう。東京都内発着のツアーが組まれている場合、宿泊費込みの料金設定がある場合もあります。日帰りコースでも宿泊コースでも、受講中の食費は基本含まれません。
ダイビング器材のレンタル費
ダイビング器材のレンタル費用については、しっかり確認しておくことをおすすめします。
ダイビングではたくさんの器材を使用します。器材によっては1日あたりのレンタル費用、もしくはコース期間中のレンタル費用が設定されている物もあります。レンタル費用の追加があっても、トータル費用はだいたい前述の金額内に収まります。
移動で利用するボート料金
ダイビングで潜るポイントは、ビーチに近いところから沖合まであちこちにあります。ボートを使用すると別途費用が発生することもあるので、事前に確認しておくと安心です。
テキストなどの教材費
学科講習で使用するテキスト代は“コース費用に含まれないもの”として記載されていることがあります。また、それに伴いコース修了後のライセンス申請手数料も、別途かかる費用になっていることがあるので注意しておきましょう。
まずは体験ダイビングでお試し!おすすめツアーはこれ
ライセンスを取得できるダイビングショップでは、体験ダイビングも実施していることがあります。ライセンスを取得する際、費用も大事ですが、ショップの安全対策やインストラクターとの相性も気になるところ。
まずは体験ダイビングツアーに参加してみるのがおすすめです!伊豆から石垣島まで、おすすめのツアーを紹介します。
1.東京からアクセス良好!透明度抜群の海で魚と泳ごう|伊豆大島
東京から伊豆大島へは、高速ジェット船で約1時間45分、飛行機ならわずか25分!気軽にアクセスできる伊豆大島の海は透明度抜群で、魚種も豊富。カラフルな南方系の魚から、目の前で泳ぐカンパチの大群まで、バリエーションに富んだ魚を観察しましょう。
「オレンジフィッシュ」が開催する“体験ダイビングツアー”は、インストラクター1名につき最大2名という少人数制で、ひとり一人丁寧にレクチャーを実施。海の中でもサポート万全なので、初めての人でもリラックスして海中世界を満喫できます。
夏季に着用するウェットスーツや寒冷期に着用するドライスーツなど、快適にダイビングを楽しめる装備を用意。ツアー料金にすべて含まれるので、水着とタオル、サンダルといった最小限の持ち物でOKです。荷物がかさばる旅行時でも身軽に参加できますね。
減圧症予防として残留窒素を抜くために、ダイビング後はすぐに飛行機に乗れないのですが、船での移動手段もある伊豆大島ならその日のうちに帰路に着くことも可能。スケジュールに余裕のない旅行でも安心です。
- 東京都大島町元町野地723-2 オレンジフィッシュ ダイビングショップ
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2.午前と午後でコースが選べる!人気の城ヶ崎海岸で潜ろう|伊豆
東京方面から日帰りでも行きやすい静岡県の伊豆。ユネスコ世界ジオパークに認定された伊豆半島にある城ヶ崎海岸は、溶岩が固まってできたダイナミックな地形が魅力です。暖流のおかげでサンゴや色とりどりの熱帯魚も豊富とあって、人気のダイビングスポットとなっています。
気軽に参加できて、季節ごとに変わる伊豆の海をたっぷり楽しめるのが「P-FISH(ピーフィッシュ)」が通年開催している“伊豆体験ダイビングツアー”。参加者2人に対して経験豊かなガイド1人が案内する少人数制なので、初心者でも安心です。
コース料金には必要な器材一式のレンタル料が含まれており、持ち物は水着とタオルだけでOK!季節に応じたダイビング用のウェットスーツも用意されています。
8時45分集合の“午前コース”と、12時集合の“午後コース”があり、いずれも所要時間は約4時間。ほかの予定と組み合わせやすいのがうれしいですね。
「SOTOASOBI」から申し込みすると、通常料金より土日1,000円、平日3,000円割引に!お得にダイビングに挑戦しちゃいましょう。
- 静岡県伊東市八幡野1243-150 P-FISH
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3.景勝地・黄金崎は生き物がいっぱい!|伊豆
西伊豆の人気ダイビングスポット・黄金崎では「黄金崎公園マリンスポーツセンター」が“体験ダイビングツアー”を開催しています。
ビーチに設置されたスロープからゆっくりと海の中へ。ロープにつかまったまま、まずはシュノーケルで呼吸をすることに慣れます。フィンの使い方にも慣れたら、器材を背負っていよいよ潜水し!
ガイド1名に対し、参加者2名までの少人数制だから、しっかりとサポートを受けられる上に、海の生き物についても解説してもらえます。生き物の生息数が多い黄金崎は、探しがいがありますよ!鮮やかなソラスズメダイやクマノミを発見したときはテンションが上がりますね。
波やうねりの影響を受けにくい黄金崎は、ダイビングデビューにぴったり!ツアー後にウェットスーツのまま入れる湯船があるのもうれしいポイントです。
断崖の岩肌が夕日を浴びて黄金色に輝くのが美しい景勝地である黄金崎。ぜひ、ダイビングのあとは風景も堪能して帰りましょう。
- 静岡県西伊豆町宇久須2382 黄金崎公園・根合駐車場
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4.魚の餌付けタイムも!人気スポット「青の洞窟」で体験|沖縄本島
沖縄に数あるダイビングスポットの中でも断トツの人気を誇るのが、本島の恩納村にある「青の洞窟」。洞窟の中に太陽光が差し込むことで、海水はもちろん洞窟全体が神秘的な青色に染まることからそう呼ばれています。
ここで“体験ダイビングツアー”を開催しているのが「アークダイブ」。ウェットスーツに着替え器材を装着したら、真栄田岬の階段を下ってビーチからエントリー。青の洞窟を目指して海中を移動します。
魚に餌をあげるなど、移動時間も楽しみがいっぱい。ガイドの肩をつかんで進むことで、初心者でもダイビング特有の浮遊感を味わえるのも魅力です。
洞窟内の風景は、これまで見たことのないようなミステリアスな青の世界!非日常の空間を満喫しましょう。
- 沖縄県国頭郡恩納村山田615-2 アイランド倶楽部
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5.美しい海中世界をたっぷりの潜水時間で堪能!|石垣島
沖縄の離島の中でも人気の石垣島。豊かな自然に加え、レジャースポットや飲食店も充実しており、離島に慣れていない人でも滞在しやすい島です。
石垣島にはたくさんのダイビングスポットがありますが、「S2 CLUB(エスツークラブ)石垣島」が主催する“体験1ダイブコース”の舞台は石垣島北部の海。ポイントまでボートで移動し、船上からのエントリーになりますが、ロープをつたってゆっくり潜水できるので安心です。
マスククリアやレギュレータークリアなどの講習を終えたら、ガイドに続いて海中散策へ。カラフルな魚が群れをなして泳ぎ、多様なサンゴが広がる光景はまるで楽園のよう!体験ダイビングの潜水時間は通常30〜40分のところが多いですが、このツアーは約50分とたっぷりあるので、美しい海中世界を思う存分に堪能できますよ。
- 沖縄県石垣市伊原間14-1 S2 CLUB石垣島
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費用をチェックして、自分にぴったりのダイビングコースを見つけよう!
体験ダイビングにしても、ライセンス取得コースにしても、ダイビング費用は安くはありません。費用の全体像を把握した上で、自分が納得できるダイビングショップを選んでくださいね。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、全国の体験ダイビングツアーを紹介しています。ライセンス取得コースを実施しているショップも多いので、ぜひチェックしてみてください。
(編集部注*2020年5月25日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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