ここが東京?透明度抜群、伊豆大島でダイビング・スキューバダイビング体験しませんか? 2018.07.02 スキューバダイビング 伊豆大島・八丈島
伊豆半島の南東約25kmに位置する伊豆大島。東京からは高速船や飛行機で気軽に行けて、アクセス抜群。静岡県の熱海からも船で行くことができますよ。
また伊豆大島は、コバルトブルーの海と、雄大な火山が作り出した独特な地形が広がります。そんな伊豆大島で、ダイビングにチャレンジしてみませんか?
今回は、伊豆大島の代表的ダイビングスポットと、未経験でもOKなダイビングツアーを紹介します!
【目次】
- アクセス方法と飛行機に乗るときの注意点
■代表的ダイビングポイントを紹介!
- 秋の浜
- 野田浜
- 王の浜
- ケイカイ
- 少人数制ダイビングツアー
- シュノーケリング&磯遊び
伊豆大島のアクセス方法と飛行機に乗るときの注意点
東京からは、竹芝桟橋より高速船や大型客船を利用するか、調布飛行場から小型旅客機で向かうのが一般的。
所要時間は高速船で1時間45分、大型客船で8時間程度です。現地に着いてからの時間を長く楽しみたいのであれば高速船を、ゆったりとした船の旅も楽しみたいのであれば大型客船を利用するのがおすすめ。また、伊豆半島の熱海港や下田港からもフェリーが出ています。
小型旅客機は調布飛行場から約30分で着きますので、気軽に空の旅を楽しむにはもってこいですね。しかしダイビングをしてすぐに帰るのであれば、小型旅客機に乗るのは要注意。
ダイビングの後すぐに飛行機に乗ると、減圧症になるリスクがあります。ダイビングをしてからは18〜24時間おいた方が良いので、ダイビングをしてすぐに帰るのであれば、船の利用をおすすめします。
伊豆大島の代表的ダイビングポイントを紹介!
東京や静岡からのアクセスの良さにも関わらず、伊豆大島を訪れるとその海の透明度や豊かさに驚くはず。
その海は、黒潮の好影響で1年通して透明度が高いのが特徴。冒険心をそそる水中アーチなど火山活動による迫力の地形を楽しめ、熱帯魚からウミガメまでさまざまな生き物に出会えます。
ではここから、島の北側エリアにある秋の浜、野田浜、ケイカイ、そして西側エリアにある王の浜をそれぞれ紹介します!
最もポピュラーなポイント!秋の浜
秋の浜は島の北東部に位置し、伊豆大島で最もポピュラーなダイビングポイントです。初心者から上級者まで幅広いダイバーに愛されていますが、熱帯魚などの小さな生き物が好きな方には特におすすめ。
砂地、岩場、海底の岩や死んだサンゴが積み重なっている「ガレ場」と呼ばれる場所など、さまざまな地形がひとつのポイントに集まっているため、多くの生物が生息しています。色鮮やかなクマノミやソラスズメダイなどが顔をのぞかせるかも!
何度潜っても違った表情を見せてくれるため、飽きることなくいつでも楽しめるポイントです!
- 東京都大島町泉津秋之原
世界的にもレアな水中にあるジオサイト!野田浜
野田浜は島の北西部に位置するビーチ。砂浜では海水浴、岩場ではダイビングを楽しむことができます。
野田浜の沖合には溶岩でできた大小のアーチがあり、そこが世界的にも珍しい水中にあるジオサイトとして指定されています。地球(ジオ)を学び、まるごと楽しむことができる場所をジオパークといい、ジオサイトはその具体的な場所のこと。
変わった地形を観察したい方にはぴったりです。もちろんカラフルな熱帯魚などいろいろな魚とも出会うことができます。特に夏にアーチの周りを泳ぐイサキの大群は必見!水深が浅く、比較的穏やかなポイントなので、初心者やブランクのある方にもおすすめです!
- 東京都大島町岡田新開
伊豆大島でもトップクラスのウミガメ遭遇率!王の浜
島の南西側に位置する王の浜は、入江に囲まれているので、波が穏やかでとても静かなビーチです。
遠浅の海が続くのでシュノーケリングにぴったり。沖合まで出るためには多少泳ぐ必要があるため、ダイビングでは中級者以上向けのポイントといわれています。
それに何といっても注目すべきは、伊豆大島随一のウミガメの遭遇率の高さ!そのほかにも、テーブルサンゴの群生やイサキ、カンパチ、マグロなどの群れを見ることもできますよ。
- 東京都大島町町野増
ウミガメにハンマーヘッドにも出会えるかも!?ケイカイ
ケイカイは島の北西部に位置するポイント。流れが強く入り組んだ地形なので中級者から上級者におすすめで、6~9月の黒潮接近時には、ドリフトダイブという流れに乗っての広範囲のダイビングが楽しめます。
イボヤギの壁や“マイナス18mの砂地“と呼ばれる特徴的な地形はもちろん、大物の生き物が見られるポイントとしても有名。1年を通して、高確率でウミガメに出会えるといわれています。また黒潮接近時の早朝には、ハンマーヘッドの群れと出会えることもあるそう!
- 東京都大島町岡田
伊豆大島の海中世界を満喫!少人数制もおすすめのダイビングツアー
伊豆大島の海は黒潮の影響で透明度が高く、その透明度はときには20mを超すこともあります。
カラフルな熱帯魚が泳ぐ様子や、火山活動の結晶ともいえる迫力の地形、さまざまな海の生き物たちを間近で見ることができ、海の世界をたっぷり満喫できます。
「オレンジフィッシュ」の体験ダイビングでは、風向きや海況に応じて複数のポイントの中から、当日もっとも安定した海域でツアーを楽しむことができます。また、1人のインストラクターにつき参加者が最大2人の少人数制のため、初心者でも安心です。
- 東京都大島町元町野地723-2
シュノーケリングと磯遊びで伊豆大島の海を気軽に楽しめる!
もっと気軽に伊豆大島の海を満喫したい人や、家族連れにおすすめなのがシュノーケリングです。
溶岩が流れてできた複雑な地形の伊豆大島の海岸は、陸上から観察しても飽きません。海に潜る前からワクワクします。
実際、透明度の高い海での水中散歩は、東京からほど近いのが信じられないほどの体験です。シーズンにもよりますが、シュノーケリングを行うポイントでも透明度が20mを超えることもあり、カラフルな熱帯魚をはじめとした海の生き物たちや、海中の美しい景色にうっとりしてしまいます。足がつくくらいの浅い潮だまりで海の生き物を探してみるのも、楽しいですよ。
「オレンジフィッシュ」のシュノーケリングツアーは、1名のインストラクターにつき最大で6名までの少人数制。参加は5歳から可能なので、子ども連れや初心者でも安心して参加できます。家族みんなでも楽しめるツアーなので、ぜひ体験ください!
- 東京都大島町元町野地723-2
伊豆大島のきれいな海を存分に満喫ください!
東京から近い場所にも関わらず、美しくダイナミックな自然が味わえる伊豆大島。
そろそろ夏休みの計画を立て始めている方も多いのでは?ぜひ今年の夏は伊豆大島へ!すてきな旅の思い出が増えること間違いなしです!
(文:若松真美 編集部注*2017年6月14日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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