
1月の北海道旅行ならここ!冬の絶景を満喫する観光スポット15選 2022.11.23 スノーシュー 北海道
辺り一面真っ白な雪に覆われた白銀の世界…冬本番を迎える1月の北海道は、旅行先としてとっても魅力的。
雪をテーマにしたイベントや雪見温泉など、北海道ならではの楽しみにあふれたスポットがめじろ押しです!
今回は1月に北海道を観光するなら、ぜひ立ち寄りたいおすすめのスポットをご紹介します。体を動かしながら雪景色を楽しめるアクティビティも見逃せませんよ。
【目次】
■幻想的な雪景色に包まれる冬イベント
- 1.はこだて冬フェスティバル
- 2.おびひろ氷まつり
- 3.層雲峡氷瀑まつり
- 4.支笏湖氷濤まつり
- 5.定山渓雪灯路
■雪見温泉で癒やしのひとときを!
- 6.湯の川温泉「湯元 啄木亭」
- 7.定山渓温泉「定山渓鶴雅リゾートスパ 森の謌」
- 8.層雲峡温泉「層雲峡 朝陽亭」
- 9.白金温泉「湯元 白金温泉ホテル」
【column】絶景地へ立ち寄ろう!青い池&白ひげの滝
- 10.川湯温泉「川湯観光ホテル」
■雪景色の中に飛び込むアクティビティ!
- 11.雪化粧した駒ヶ岳山麓でホーストレッキング
- 12.迫力の氷瀑を堪能!スノーシューで支笏湖探索
- 13.透明度抜群の支笏湖をクリアSUPでクルージング
- 14.南富良野で氷上ワカサギ釣りに挑戦!
- 15.冬の絶景を目指して摩周湖エリアをトレッキング
【column】北海道の1月は寒い!服装はどうする?
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幻想的な雪景色に包まれる冬イベント
北海道の冬といえば雪や氷を使ったイベントが見もの!開催数が多いのは2月ですが、1月からスタートするイベントも多いので、ぜひ訪れて幻想的な空間を楽しみましょう。
1.きらびやかに輝く夜の函館に心躍る!「はこだて冬フェスティバル」
PIXTA
美しい夜景が人気の函館で、絶対に外せない冬のイベントといえば「はこだて冬フェスティバル」!北海道屈指のイルミネーションイベントといわれる「はこだてイルミネーション」を中心に、毎年12月~2月末にかけて開催されます。
期間中は、函館山の麓に位置する元町地区の街がライトアップされ、きらびやかに光り輝きます。教会や歴史的な建造物が立ち並ぶ異国情緒あふれる街並みと、見晴らしの良い坂道という絶好のロケーションも相まって、まるで別世界にいるみたい!心に残る夜の散策が楽しめます。
さらに、2月になると楽しみが倍増!毎週土曜日には緑の島で「はこだて冬花火」が打ち上げられ、夜空を幻想的に彩ります。また、金・土曜日と祝前日の夕方からは「はこだてひかりのガーデン」を開催。LEDパーライトやスターダストレーザーなどによる光の演出で元町公園が華やぎます。
空気が澄みわたる冬は、函館山からの夜景や街の明かりもひときわ輝いて、夜の函館を楽しみ尽くせるベストシーズン!昼間の観光だけにとどまらず、ロマンチックな函館の冬ならではの魅力にぜひふれてみてくださいね。
- 北海道函館市元町
- 0138-27-3535(はこだて冬フェスティバル実行委員会)
・開催期間:2022年12月1日~2023年2月28日
・入場料:無料
[はこだてイルミネーション]
・開催期間:2022年12月1日~2023年2月28日、日没~22:00
・場所:二十間坂、八幡坂、開港通り、基坂の各会場にて
2.厳冬ならではの楽しみに出合える「おびひろ氷まつり」
PIXTA
北海道内でもとりわけ寒さが厳しいといわれる帯広。その凍てつく寒さをあえて楽しむために出かけたいのが、今年で60回目を迎える帯広の冬の風物詩「おびひろ氷まつり」です。
十勝を代表する冬の一大イベントであるこの氷の祭典は、市街地にある緑ヶ丘公園を中心に、厳冬期の3日間だけ開催。市民参加型のコンテンツも多く、地域住民をはじめたくさんの人でにぎわいます。
例年、会場には芸術的な大氷雪像や繊細な透明感に魅了される氷彫刻を多数展示。氷でできた迫力ある大滑り台は、子供も大人も楽しめます。また、公募によって帯広市民が制作した氷雪像コンクールの作品も見応えたっぷり!夜にはライトアップされ、氷雪がより美しさを増し、幻想的な雰囲気に包まれます。
ほかにも、回転そりや冬の夜空を彩る花火、グルメ、ステージアトラクションなど充実の内容で、毎年大盛況!氷雪の世界を満喫するためにも、氷の上に座っても平気なくらい防寒対策を万全にして参加しましょう。
- 北海道帯広市緑ケ丘2 緑ヶ丘公園一帯
- 0155-22-8600(帯広のまつり推進委員会)
・開催期間:2023年1月27~29日
・開催時間:10:00~20:00 ※ライトアップは22:00まで
・入場料:無料
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3.日本夜景遺産!光輝く氷瀑に魅了される「層雲峡氷瀑まつり」
PIXTA
道北エリア・川上郡に位置する景勝地・層雲峡で、1月から3月の長期にわたって行われる冬のビッグイベントが「層雲峡氷瀑まつり」です。
夜になると会場内はライトアップされ、さまざまな色に光る巨大な氷瀑に囲まれます。その幻想的な美しさから、日本夜景遺産にも選ばれている注目のスポット。
会場へ足を踏み入れると迫力の雪像がお出迎え!チューブスライダーやアイスクライミングなど、寒冷地ならではのアトラクションも楽しめます。雪像をバックにしたステージでは和太鼓演奏やアイヌ民族舞踊などのショーが行われるなど、イベントも予定されていますよ。
夜にはライトアップに加え、打ち上げ花火も上がる層雲峡氷瀑まつりは、思い出深いイベントになること間違いなしです。体が冷えたら層雲峡温泉でゆっくり温まりましょう。
- 北海道上川郡上川町層雲峡温泉
- 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
・開催期間:2023年1月28日~3月12日
・開催時間:17:00~21:30
・料金:協力金500円 ※アトラクションは別途料金発生
4.昼と夜で異なる氷の世界が広がる「支笏湖氷濤まつり」
PIXTA
新千歳空港より車で約40分、千歳市にある支笏湖(しこつこ)は日本最北の不凍湖。環境省による湖沼水質測定で過去何度も全国1位となった支笏湖の湖水は澄んだ青色で、その美しさから“支笏湖ブルー”と呼ばれています。
そんな支笏湖で冬に開催される「支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」は、清らかな湖水と寒気を活用した、まさに自然の芸術作品を楽しめるイベント。
“氷濤”とは氷の柱のことで、支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けながら少しずつ凍らせて作った大小さまざまな氷濤が、会場内に所狭しと立ち並びます。そんな美しい氷像作品の数々を「氷の美術館」として鑑賞できます。
青白く輝く日中の氷の世界と、ライトアップされた幻想的な夜の世界、ぜひ両方の時間帯を堪能してはいかが。
また、コラボ会場である「ノース・スノーランド in 千歳」では、チューブスライダーや四輪バギー、スノーラフティングなどのアクティビティを体験できます。氷濤まつりの会場からは車で約25分。こちらも併せて楽しみましょう!
- 北海道千歳市支笏湖温泉
- 0123-23-8288(支笏湖まつり実行委員会)
・開催期間:2023年1月28日~2月23日
・開催時間:10:00~20:00、ライトアップ16:30~20:00
・入場料:高校生以上500円(中学生以下無料)
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5.ろうろくの明かりで満たされる「定山渓雪灯路」
PIXTA
JR「札幌」駅からバスで約1時間の場所にある定山渓(じょうざんけい)神社では、毎年冬に幻想的な光のイベント「雪灯路(ゆきとうろ)」を開催。
雪原に灯された無数のスノーキャンドルは、柔らかな光で会場を照らし、来場者の心を優しく温めてくれます。スノーキャンドルが並ぶ先には、光と映像が自然と一体となる「祈りの森」が出迎えてくれますよ。
会場内では「願いの灯り」と呼ばれるろうそくを期間限定で販売。願い事をしながらろうそくに火を灯し、雪でできた「願いの灯りの塔」までその火を消さずに運ぶことができれば、願いが叶うといわれています。
さまざまな人たちの願いが込められたろうそくの光を眺めていると、自然と穏やかな気持ちになれるはず。
開催期間中は、定山渓神社と定山渓温泉街を往復する無料のシャトルバスも運行。ろうそくの光に癒やされたあとは、ぜひ温泉で冷えた体をじっくり温めましょう!
- 北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目 定山渓神社
- 011-598-2012(定山渓観光協会)
・開催期間:2023年1月28日~2月4日
・開催時間:18:00~21:00
・入場料:無料
※願いの灯りは1個500円
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6.函館の夜景を独り占め!函館湯の川温泉「湯元 啄木亭」
函館空港から車で約5分の場所にある「函館湯の川温泉」は、日本でもっとも空港に近いといわれる温泉街。アクセスが便利な上に、温泉旅館やホテルから、足湯スポット、飲食店、熱帯植物園まであり、観光客に人気の高いスポットです。
「湯元 啄木亭」は、湯の川温泉の中でも人気の旅館。最上階となる11階には空中大浴場「雲海」と、空中露天風呂「いさりび」があり、宿泊客はもちろん多くの日帰り入浴客が、眺望抜群のお風呂を目当てに訪れます。
入浴におすすめの時間帯は、もちろん夜!世界三大夜景の1つに数えられる函館夜景を、温泉に浸かりながら一望できます。冬には雪景色も相まって最高にロマンチックな光景に…。疲れを癒やすだけでなく、絶景も堪能しましょう。
- 北海道函館市湯川町1-18-15
- 0570-026573
[日帰り入浴]
・利用時間:13:00~21:00(満室日・特日は利用不可の可能性あり)
・料金:大人900円、小学生450円(毎月26日は割引あり)
7.森に囲まれた癒やしの定山渓温泉「定山渓鶴雅リゾートスパ 森の謌」
札幌市南区にある「定山渓(じょうざんけい)温泉」は、豊かな自然に囲まれた人気の温泉街。周辺には展望台のある定山渓ダムや源泉公園、かっぱ伝説が残る「かっぱ淵」など、渓流の素晴らしい景色を楽しめるスポットが豊富にあります。
「定山渓鶴雅リゾートスパ 森の謌(うた)」は、おとぎ話の世界を再現したような優しい雰囲気が漂う宿泊施設。“札幌の奥座敷”と呼ばれる定山渓の森の中で、癒やしの時間を過ごせます。
温泉は大浴場と露天風呂の2種類。木々に囲まれた石造りの露天風呂の周囲は、冬になるとすっかり雪をかぶり、情緒たっぷりの雪見風呂を堪能できますよ。
また女性専用の岩盤浴スパがあるのもうれしいポイント。豪華ビュッフェがセットになった日帰り入浴プランもあるので、女子旅での利用もおすすめです。
- 北海道札幌市南区定山渓温泉東3-192
- 011-598-2671
・入浴時間・料金:プランにより異なる
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8.道内屈指の名泉!層雲峡温泉「層雲峡 朝陽亭」
北海道屈指の規模を誇る温泉地である「層雲峡(そううんきょう)温泉」。ホテルや民宿が建ち並ぶ中心部“キャニオンモール”は、カナダの山岳リゾートをイメージしたおしゃれな街並みになっており、1年を通して多くの人が訪れます。
その中でも「層雲峡 朝陽亭」は、層雲峡の雄大な景色を眺めながら入浴ができる人気の宿泊施設。天空露天風呂「朝陽山」からは雪化粧をした朝陽山(ちょうようざん)と、層雲峡の特徴である柱状に切り立った岩肌を眺められます。
また展望大浴場「黒岳」からも幅40mのガラス越しに渓谷美を一望でき、どちらもお風呂に浸かりながら冬ならではの層雲峡を楽しめる、数少ない貴重なスポットです。
冬に層雲峡温泉を訪れるなら、先に紹介した「層雲峡氷瀑まつり」は見逃せません。温泉と冬の絶景、ぜひ併せて満喫してくださいね。
- 北海道上川郡上川町層雲峡温泉
- 0570-026572
[日帰り入浴]
・利用時間:13:00~19:00
・料金:大人900円、子供450円
9.白樺と雪の組み合わせが美しい…白金温泉「湯元 白金温泉ホテル」
美瑛町の「白金(しろがね)温泉」は、十勝連峰を見渡せる山麓に位置する温泉。"杖忘れの湯"とも呼ばれ、神経痛や関節痛、筋肉痛などに効能があるとされています。
そんな白金温泉にある「湯元 白金温泉ホテル」は、眺望が自慢の温泉を有する宿泊施設。大きな窓のある大浴場に加え、四季を肌で感じられる露天風呂も人気です。
白金温泉の特徴でもある白樺の林に囲まれた風景は神聖さを感じさせ、冬になると地面に積もった雪の白さが、白樺の美しさをさらに引き立てます。
大浴場と露天風呂、どちらも源泉かけ流しの天然温泉。素晴らしい景観を眺めながら入浴すれば、リラックス効果は抜群!周辺を観光する際はぜひ立ち寄って、旅の疲れを癒やしましょう。
- 北海道上川郡美瑛町字白金
- 0166-94-3333
[日帰り入浴]
・利用時間:11:00~20:00
・料金:大人1,000円、子供450円、幼児300円
絶景地へ立ち寄ろう!青い池&白ひげの滝
白金温泉ホテルから歩いてすぐの場所にある「白ひげの滝」は、冬に訪れたいおすすめスポット。自然岩の間から地下水が勢いよく流れ出る姿は美しく、四季折々で変わる風景を楽しめます。
さらに約2.5km離れた場所にある「青い池」も、年間を通して人気のスポット。池の水面から出た立ち枯れのカラマツが、幻想的な風景を作り出しています。池の水の成分や太陽光などの条件がそろうときれいな青色になるため、フォトスポットとしても話題の場所です。
どちらも11月から4月までの期間限定でライトアップを実施中。澄んだ水と白い雪に光が反射して、息をのむほどの美しい光景が広がります。冬の白金温泉を訪れたならぜひ併せて足を運んでみてはいかが?(写真/PIXTA)
- 北海道上川郡美瑛町白金
- 0166-92-4321(美瑛町経済文化振興課)
・ライトアップ点灯時間:白ひげの滝・青い池ともに17:00~21:00
※月により開始時間が異なる
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10.源泉掛け流しをぜいたくに堪能!川湯温泉「川湯観光ホテル」
女満別空港から車で約1時間20分、屈斜路湖と摩周湖の間に位置している「川湯(かわゆ)温泉」は、湯治場として古くから親しまれてきた温泉。
釘を浸けておくと酸化・腐食してしまうほど強い酸性の泉質が特徴で、高い殺菌作用と硫黄成分によってさまざまな疾患を癒やしてくれると評判です。
そんな川湯温泉の湯にじっくり浸かれるのが「川湯観光ホテル」。大浴場と露天風呂の両方で、源泉かけ流しのお風呂を堪能できます。
注目は大浴場にある“高温・中温・低温”の3段階に分かれたお風呂。低温38℃の温泉はぬるいと感じるかもしれませんが、ゆっくり浸かっているとじんわりと体の中がほぐれる感覚を味わえます。体調や好みに合わせて湯温を選びましょう。
カラマツなどの木をふんだんに使用した露天風呂は、木の温もりにあふれるお風呂。冬場はひんやりとした空気を頬に感じながら、黄金色の温泉で癒やしの時間を過ごせます。
- 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1-2-30
- 015-483-2121
[日帰り入浴]
・利用時間:13:00~21:00
・料金:大人800円(別途、入湯税150円)、小学生500円
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