冬だって思い切り楽しめる!帯広・十勝の観光スポット8選 2023.11.04 十勝・帯広
北海道東部の十勝地方に位置する帯広。冬は最低気温が-20℃まで下がる日も多々ある帯広は、冬に旅行をするのは厳しいと思われがちですが、そんなことはありません。
もちろん寒さ対策は必要ですが、冬だからこそ楽しめる観光スポットやイベントがたくさんあるのです!
今回は帯広をはじめ、その周辺の十勝の町も含めて、冬におすすめの観光スポットと、冬に体験したいアウトドアアクティビティをご紹介します。
【目次】
1.おびひろ動物園
2.おびひろ氷まつり
3.彩凛華
4.モール温泉
5.十勝牧場
6.然別湖コタン
7.サホロリゾートスキー場
8.ジュエリーアイス
【column】冬の帯広で何を着る?気温と防寒対策
■冬の帯広の大自然を味わえるアクティビティ
- 自分で操縦して雪原を走る犬ぞり
- 滝見学も温泉も!欲張りなスノーシュー
- スリルと爽快感を味わえるエアボード
<<十勝・帯広で体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
1.冬景色の中に佇む動物たちに癒やされる「おびひろ動物園」
12月から2月下旬の冬期は、土日祝日に開園する「おびひろ動物園」。動物との距離がとっても近いことで人気の動物園で、哺乳類から鳥類、爬虫類までさまざまな動物たちが飼育されています。
開園日は週末と祝日に限られますが、ホッキョクグマやキタキツネ、エゾリス、ゴマフアザラシなど、冬景色が似合う動物たちに会いに行ってみませんか。哺乳類以外にもエゾフクロウやアカゲラなど、北海道でよく見られる鳥類も見どころです。
- 北海道帯広市字緑ヶ丘2
- 0155-24-2437
・開園期間(冬期):2023年12月2日~2024年2月25日の土日祝日
※12月29日〜1月3日は土日祝日でも閉園
※夏期は4月下旬よりオープン
・開園時間:11:00~14:00
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2.帯広の冬の風物詩!冬の花火やグルメを堪能できる「おびひろ氷まつり」
帯広の冬の風物詩である「おびひろ氷まつり」。2023年には60周年を迎えた歴史のあるイベントです。
夜空を鮮やかに彩る冬花火が名物で、そのほかコンサートやパフォーマンスなどのステージショー、カーリングやスノーラフティングの体験会、巨大滑り台など、さまざまな催しが開催されます。
豚丼やラーメンなど、十勝のおいしいものが集まる屋台「アイスマルシェ」の食べものは、寒さが吹き飛ぶほどおいしいと評判ですよ!市民の方々や子供たちが作る氷の彫刻や氷のお面展は、見ているだけでも楽しいものです。
先に紹介したおびひろ動物園がある緑ヶ丘公園の一帯で行われるので、開催日に滞在できればぜひ足を運んでみてはいかが。
- 北海道帯広市緑ヶ丘公園一帯
- 0155-22-8600(帯広のまつり推進委員会事務局)
・開催期間:2024年1月下旬予定
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3.無数の光のオブジェが幻想的な世界へ誘う「彩凛華」
帯広市街から東へ車で約20分、音更町(おとふけちょう)の十勝が丘公園で冬に開催される「彩凛華(さいりんか)」。
十勝川温泉に毎年飛来する白鳥にちなんだイベントで、大小合わせて約600個の光り輝くオブジェが、夜の雪原を幻想的に照らし出します。イルミネーションと美しい音楽とのコラボが夢の世界へと誘ってくれますよ。
会場ではスノーラフティングを体験できるほか、“冬桜”のライトアップや光の回廊も用意されています。夜の散策のあとは、ぜひ十勝川温泉で温まっていきましょう。
- 北海道河東郡音更町十勝川温泉北14丁目
- 0155-32-6633(音更町十勝川温泉観光協会)
・開催期間:2024年1月27日~2月18日
・点灯時間:19:00~21:00
4.植物由来の「モール温泉」で温まって寒さを吹き飛ばそう!
帯広周辺にはたくさんの入浴施設がありますが、そのほとんどが天然温泉。茶褐色のお湯が特徴の「モール温泉」と呼ばれており、植物由来の有機物を多く含んでいます。天然の保湿成分によって肌がすべすべになるのだとか。
寒さと乾燥の厳しい冬の北海道だからこそ、モール温泉で芯まで温まりましょう!中でもおすすめは、先に紹介した十勝川温泉にある「第一ホテル 豊洲亭・豆陽亭」。滝の音が心地良い庭園露天風呂「森の清流 滝壺の湯」を日帰りでも楽しめます。
夕食の予定がなければ、ディナーブッフェ付きの日帰り入浴セットプランを選んでみては。
- 北海道河東郡音更町十勝川温泉南12
- 0155-46-2231
[日帰り温泉]
・利用時間:13:00~21:00 ※繁忙期・混雑時は入館制限の可能性あり
・入浴料:大人1,500円、小学生以下500円
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5.馬の雪中運動を公開!動物たちの“素”の姿に感動「十勝牧場」
帯広市街から北へ車で約25分。1.3km続く白樺並木で知られる音更町の「十勝牧場」は、大雪山系や日高山系など十勝の全貌がパノラマで望める壮大な牧場です。
牧場内の展望台へ向かう通り道の両側に立つ一対のカシワの木「夫婦柏」や、牧場内を流れ然別川に注ぐ「パンケチン川」と「ペンケチン川」など、敷地内には見どころがいっぱいですが、ここはやはり牧場。最大の名物は、馬の健康管理の一環として冬季に実施する雪中運動「馬追い運動」の一般公開ではないでしょうか。
厳しい十勝の冬に、雪の中を健気に運動する馬の姿には感動するはず。動物園やテーマパークでは見ることができない、動物たちの“素”の姿は、なかなか興味深いですよ!
- 北海道河東郡音更町駒場並木8-1
- 0155-44-2131
・「馬追い運動」公開期間:1月中旬〜2月末、平日9:30から約1時間
※家畜基地内への立ち入りは不可
6.露天風呂や宿泊体験も!?氷と雪でできた幻の村「然別湖コタン」
十勝牧場からさらに北へ車で約40分。北海道でもっとも標高の高い場所にある湖「然別湖(しかりべつこ)」の上に厳冬期だけ現れるのが、氷と雪でできた幻の村「然別湖コタン」です。コタンとはアイヌ語で集落を意味する言葉。
ドリンクをいただけるアイスバーや寝袋に包まれて宿泊もできるアイスイグルーなど、それぞれ異なる体験ができるイグルーがあります。
氷上露天風呂や氷上足湯もあるので、一面氷結した湖を眺めながら温泉を堪能するのもおすすめ!天候が良ければ、露天風呂から満天の星空も見られますよ。
スノーラフティングやスノーモービルといった有料のアクティビティも開催されます。厳冬期だけの幻の村へ、あなたも足を踏み入れてみませんか。
- 北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地
- 0156-69-8181(然別湖コタン実行委員会)
・開催期間:2024年1月27日~3月10日
・入場料(協賛金):500円
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