ゴールデンウィーク(GW)は四国へ!注目のお出かけスポット17選 2024.03.31 四国
毎年待ち遠しいゴールデンウィーク(GW)!連休中に四国への旅行を検討中の人もいるのではないでしょうか。
四国とひと口にいっても、北と南、沿岸部と内陸部によって見られる風景は大きく異なり、自然や文化もさまざまです。
今回はGWに楽しめる四国のお出かけスポットをご紹介!定番の名所はもちろん、まだ知らない場所へもちょっと足を延ばしてみませんか?
【目次】
1.大歩危・小歩危|徳島県
【column】家族で楽しめる!大歩危ラフティング
2.祖谷のかずら橋|徳島県
3.大塚国際美術館|徳島県
【column】海上散歩しながら迫力満点の渦を観賞!
4.しろとり動物園|香川県
5.栗林公園|香川県
【column】まるで美術館!建物も魅力の温泉でリフレッシュ
6.四国水族館|香川県
7.金刀比羅宮|香川県
【column】瀬戸内の穏やかな海をSUPで満喫!
8.小豆島|香川県
9.高知城|高知県
10.龍河洞|高知県
11.北川村「モネの庭」マンモッタン|高知県
12.桂浜公園|高知県
【column】四万十川でのんびりSUPクルージング!
13.柏島|高知県
【column】ダイバーの聖地・柏島で体験ダイビングに挑戦
14.松山城|愛媛県
15.道後温泉|愛媛県
16.愛媛県立とべ動物園|愛媛県
17.滑床渓谷|愛媛県
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1.春はイワツツジと鯉のぼりが見もの!雄大な渓谷「大歩危・小歩危」|徳島県
高知県と徳島県をまたぐ吉野川。その中流域に位置する「大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)」は、吉野川の激流を受けながら2億年の歳月をかけて作られた約8kmに及ぶ渓谷です。
両岸に迫る数十メートルの岩壁はスケール満点で、エメラルドグリーンに澄んだ川とのコントラストが美しい光景を作り出しています。
例年4月下旬〜5月上旬にかけて岩肌に咲き誇るイワツツジが見どころ。3月下旬〜5月下旬には鯉のぼりも渓谷を彩り、春の風情を感じられること間違いなし!
陸から見るだけでも渓谷美を楽しめますが、“舟くだり”やラフティングで水上から堪能するのもおすすめです。
- 徳島県三好市山城町西宇重実~上名
- 0883-72-7620(三好市観光課)
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家族で楽しめる!大歩危ラフティング
ラフティングの聖地・吉野川でラフティングというと大人向けの激流下りのイメージがありますが、家族みんなでワイワイ楽しめるコースもあるんです!
「ハッピーラフト」が主催する“おおとよファミリーラフティングツアー”は、なんと3歳から参加OK。家族の思い出を増やすのにぴったりです。
上流域の中で最も流れが緩やかなエリアで開催しており、川遊びもたっぷり楽しめるのが特徴。ボートにつかまって遊んだり川沿いの岩から飛び込んだりと、川全体を遊び尽くせます。
もちろんコース中には流れの強い瀬もあり、ラフティングならではのスリルを味わえるポイントも。盛りだくさんの内容で子供を笑顔にしてくれるツアーです。
- 高知県長岡郡大豊町筏木221-1 ハッピーラフト
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2.四季折々の清流の姿を楽しめる「祖谷のかずら橋」|徳島県
重さ約6tにもなるシラクチカズラで作られた「祖谷(いや)のかずら橋」。国の重要有形民俗文化財に指定されていますが実際に渡ることが可能で、3年毎に架け替えも行われています。
現在は周辺が整備され、比較的アクセスしやすいスポットになりましたが、その昔は断崖を通らなければたどり着けない秘境でした。
周囲を木々に囲まれ、眼下には祖谷川の渓流を見下ろす橋からは、春は藤、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の景観を楽しめます。また橋から50mほど先にある「琵琶の滝」は、平家伝説の残る滝で見もの!水遊びできるスポットもあるので、あわせて楽しんではいかがでしょうか。
毎日19~21時半に橋がライトアップされるので、幻想的な姿を見に夜訪れるのもおすすめです。
- 徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
- 0883-76-0877(三好市観光案内所)
・利用時間:8:00〜18:00 ※時期によって異なる
・定休日:無休
・料金:大人550円、小学生350円
3.世界に名だたる作品を間近で鑑賞できる「大塚国際美術館」|徳島県
「大塚国際美術館」は、鳴門公園内にある日本最大級の陶板名画美術館。
延床面積は日本第2位と広大で、四国きっての人気を誇る美術館ですが、実は展示されている名画の数々はすべてレプリカ(複製品)!すべて原画に忠実な色彩と大きさで再現された陶器なんです。
レプリカであるがゆえに日本では見られない名画を至近距離で、しかも実際に触れて鑑賞できることが大きな魅力となっています。
『モナリザ』『ゲルニカ』など誰もが知る名画をはじめ、本物に負けないくらいの迫力を持つ天井画や壁画など、大規模な作品も展示されています。
2018年放送のNHK紅白歌合戦で、徳島県出身の米津玄師さんが歌った場所が、最初の展示室であるシスティーナ・ホール。ぜひその荘厳で神秘的な雰囲気もじっくりと堪能してください。
- 徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
- 088-687-3737
・開館時間:9:30~17:00
・休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
・入館料(当日券):一般3,300円 大学生2,200円 小・中・高生550円
海上から迫力満点の渦を観賞!「大鳴門橋遊歩道 渦の道」
徳島県と兵庫県淡路島を結ぶ「大鳴門橋」。もちろん車も通行できるのですが、徒歩で渡れる「大鳴門橋遊歩道 渦の道」は鳴門公園から利用できます。
遊歩道の長さは450m。途中4ヶ所に設けられたガラス床からは、45m下の鳴門海峡の様子を眺められます。勢いよく流れる鳴門の渦潮は世界三大潮流のひとつといわれ、春と秋の大潮時には直径20mほどの渦が現れることも!
公式ホームページには、その日もっとも大きい渦を見られる時間がわかる「本日のうずしおベストタイム」が表示されています。鳴門市に立ち寄ったら、ぜひ迫力満点の渦を眺めてみてはいかがでしょうか。
- 徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
- 088-683-6262
・営業時間:9:00~18:00(GW・夏休みは8:00〜19:00)
・入場料:大人510円、中・高生410円、小学生260円
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4.自由過ぎる動物園!?動物がのびのびと暮らす「しろとり動物園」|香川県
香川県東かがわ市の山中にある「しろとり動物園」は、小さいながらも“自由過ぎる動物園”として脚光を浴びる注目のスポット。
ほとんどの動物たちがゲージの外でも自由に散策しており、さまざまな動物たちとふれあえるのが最大の特徴です。
ゲージの外からの観察となりますが、トラの飼育数は日本一!国内には30頭ほどしか飼育されていない、貴重なホワイトタイガーが見られることも人気の理由です。
キュウリやバナナなど、動物の餌がバケツに山盛り入ったその名も「バケツdeごはん」を購入すると、カメやウサギなど一部の動物に自由に餌をあげることができます。ぜひ、この場所ならではの体験を味わってみてくださいね!
- 香川県東かがわ市松原2111
- 0879-25-0998
・開園時間:9:30~17:00
・入園料:大人1,500円、3歳~小学生700円
お得な事前購入チケットはこちら
5.江戸時代の風情を感じよう!国内屈指の大名庭園「栗林公園」|香川県
国の特別名勝である「栗林公園(りつりんこうえん)」は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星に選定されたこともある回遊式大名庭園。
もともとは江戸時代に高松藩主松平家の別邸だった場所で、散策すれば当時のお殿様気分を味わえるかもしれませんね。
大名庭園としては日本最大級の広さを誇り、背景となる紫雲山を含めた面積は東京ドーム16個分にもなるほどの広大さ!庭園には6つの池と13の築山が巧みに配置されているほか、1,400本もの松が美しく生えそろっています。
散策しながら庭の美しさを堪能するのはもちろん、池のひとつである南湖を和船に乗って散策する方法も風情を感じられておすすめです。
- 香川県高松市栗林町1-20-16
- 087-833-7411
・開園時間:5:30~18:30(※日の出から日没まで、時期により異なる)
・休園日:無休
・入園料:大人410円、小・中学生170円
まるで美術館!建物も魅力の温泉でリフレッシュ「仏生山温泉 天平湯」
栗林公園を散策した後に立ち寄りたいのが、車で約15分の場所にある「仏生山(ぶっしょうざん)温泉 天平湯(てんぴょうゆ)」。美術館のように洗練された建物を持つ温泉施設です。
モダンな館内には休憩室や食堂のほか、古本や雑貨の販売コーナーも用意。温泉だけではない魅力に惹かれて、老若男女を問わず多くの人が足を運びます。
24時まで営業しているので、ゆったりと過ごせるのがうれしいポイント。高松琴平電気鉄道「仏生山」駅から徒歩でのアクセスも可能です。
- 香川県高松市仏生山町乙114-5
- 087-889-7750
・営業時間:9:00~24:00(平日は11:00〜)
・定休日:毎月第4火曜
・料金:中学生以上700円、3歳〜小学生350円
6.水景をめぐりながら四国の魅力を体感!「四国水族館」|香川県
瀬戸大橋のたもとに位置する香川県宇多津町のうたづ臨海公園内にある「四国水族館」。「四国水景」をテーマに、瀬戸内海や太平洋、清流四万十川・仁淀川などに暮らす、約400種1万4,000点の魚や生きものに出会えます。
アカシュモクザメの群れを海底から見上げるように観賞できる「神無月の景」や、鳴門のうずしおを再現した「渦潮の景」など、趣向を凝らした展示が特徴です。中でも、企画展示「龍宮の景」は必見!香川県三豊市に伝わる「浦島太郎伝説」と「四国八十八カ所霊場」をモチーフに、あえて水槽を使わず、仏画と書、光のアートを融合した展示で、神秘的な龍宮の世界へと誘います。
さらに、美しい瀬戸内海を背景に、躍動感あふれるイルカプログラムが楽しめる“海豚プール”も魅力のひとつ!イルカとトレーナーの多彩なチャレンジが楽しいショー「イルカプレイングタイム」や、ペンギンやカワウソたちに餌やりができる「生きもののフィーディングタイム」といった人気イベントも毎日実施しています。
また、4周年を記念して、瀬戸内海と空とをつなぐ階段のようなデザインをしたアートモニュメント「UMI to SORA」もこの春誕生!新たなフォトスポットとして要チェックです。
- 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
- 0877-49-4590
・開館時間:9:00~18:00 ※季節により異なる
・休館日:無休 ※冬季にメンテナンス休館あり
・入館料:大人2,400円、小・中学生1,300円、幼児(3歳〜)600円
7.“こんぴらさん”でおなじみ!貴重な文化財の宝庫「金刀比羅宮」|香川県
“こんぴらさん”の愛称で親しまれる「金刀比羅宮(ことひらぐう)」は、標高521mの象頭山(ぞうずざん)中腹に鎮座する神社。
本宮までは785段、奥宮までは1,368段もの石段があり、表参道から本宮までは片道30分ほどかかります。
道中には重要文化財の「備前焼狛犬」や「灯明堂」、円山応挙の襖絵などが公開されている書院、日本洋画の開拓者といわれる高橋由一の作品を展示する「高橋由一館」など見どころが多いほか、土産物屋やカフェなどもあり、退屈することなく参拝を楽しめます。
- 香川県仲多度郡琴平町892-1
- 0877-75-2121
・開門時間:6:00〜18:00
瀬戸内の穏やかな海をSUPで満喫!
瀬戸内海に面する香川県を訪れたら、ぜひ海でも遊んで行きませんか?
金刀比羅宮のある琴平町のお隣、三豊市(みとよし)仁尾の海で「Free Cloud(フリークラウド)」が開催しているのは“SUP(サップ)ツアー”。
仁尾の海は波が少なく、海面がとても穏やかなため、初心者でも挑戦しやすいエリア。地元を愛するガイドが、とっておきのコースを案内してくれます。人工物の見えない海岸沿いをSUPでツーリングするのは気持ちいいですよ!ツアーの途中では、SUPボードにドリンクやおやつを並べてティータイムも楽しみましょう。
集合場所であるサンリゾート仁尾には、ピザがおいしいカフェがあるほかBBQやキャンプもできるので、1日仁尾で過ごすのもいいですね。
- 香川県三豊市仁尾町家の浦383 サンリゾート仁尾内「海の家(フリークラウド)」
8.風光明媚な観光スポットが満載の「小豆島」|香川県
瀬戸内海・播磨灘に浮かぶ小豆島は、高松からはフェリーで約1時間、高速艇なら約30分でアクセス可能。美しい海と緑豊かな山々が織りなす風光明媚なスポットが盛りだくさんな場所です!
“オリーブの島”と呼ばれるように、日本のオリーブ栽培発祥の地であり、名産地として知られています。そのほかにもしょうゆや手延べそうめん、佃煮などの特産品も有名で、これらに関連した観光施設が数多く点在。
約2,000本のオリーブ畑に囲まれた「小豆島オリーブ公園」で絶景を眺めたり、しょうゆ蔵が軒を連ねる「醤の郷」で蔵見学をしたり、そうめん工場で箸分け体験をしたりするなど、島の伝統文化にふれるのもおすすめです。
1日2回、干潮時に海の中から現れる「エンジェルロード」は、ロマンチックな恋人の聖地としてカップルに大人気!日本の棚田100選に選ばれた「中山千枚田」は、GWには田植えの時期を迎えるので、のどかな田園風景を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。
- 香川県小豆郡
- 0879-82-1775(小豆島観光協会)
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