北海道に行くならこの絶景は見逃せない!厳選スポット16選 2022.08.01 札幌
北海道といえば、雄大な自然で多くの人を魅了する人気の観光地。周りを海に囲まれ、内陸には2,000m級の山もそびえる北海道には、実に多様な風景が広がっています。
そんな北海道を訪れるなら、絶景をテーマに旅をするのもいいのではないでしょうか。
北海道に行ったら見逃せない絶景スポットと、自然の魅力を堪能できるアクティビティをエリアごとにご紹介します。
【目次】
■道央エリアの絶景スポット
- 1.神威岬|積丹町
【column】積丹ブルー&洞窟探索シーカヤック
- 2.小樽運河|小樽市
- 3.洞爺湖|洞爺湖町
- 4.藻岩山からの夜景|札幌市
■道北エリアの絶景スポット
- 5.白金青い池|美瑛町
- 6.ファーム富田|中富良野町
- 7.雲海テラス|トマム
- 8.層雲峡|上川町
- 9.礼文島|礼文町
■道東エリアの絶景スポット
- 10.新嵐山スカイパーク展望台|芽室町
【column】十勝平野を熱気球でフライト!
- 11.タウシュベツ川橋梁|上士幌町
- 12.釧路湿原・釧路川|釧路市
【column】釧路川でカヌーツーリング
- 13.阿寒湖|阿寒湖町
- 14.知床五湖・カムイワッカ湯の滝|斜里町
【column】知床五湖を巡るトレッキング
■道南エリアの絶景スポット
- 15.函館山の夜景|函館市
- 16.五稜郭|函館市
【column】駒ヶ岳を眺めながら乗馬体験
<<北海道で体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
人気の観光スポットが集まる「道央エリア」
札幌、千歳、小樽、ニセコなどがある北海道の中心的エリアで、道中央部よりやや西側に位置するのが道央エリア。新幹線でも飛行機でもアクセスが良く、人気の観光スポットが集中しています。
市街地ではショッピングや観光が手軽に楽しめ、車で1〜2時間も移動すれば北海道ならではの大自然に出合えます。日本最北の不凍湖「支笏湖(しこつこ)」、江戸時代からその名が知られる名湯「登別温泉(のぼりべつおんせん)」などもこのエリアにあります。
1.迫力の断崖と積丹ブルーの絶景は必見!「神威岬」|積丹町
切り立った断崖や奇岩が続く積丹町(しゃこたんちょう)の海岸。北海道で唯一の海域公園に指定されている積丹町の海は、その美しさから“積丹ブルー”と呼ばれ、絶景スポットとしても有名です。
積丹ブルーを満喫できるのが、大海原へとダイナミックにせり出した「神威岬(かむいみさき)」。岬の先端までは、海に挟まれた約770mの遊歩道“チャレンカの小道”を歩いて行きます。遊歩道は両側が絶壁になっていて眺めが素晴らしく、退屈することはありませんよ。
ちなみに神威岬入り口には昔、女人禁制だったという歴史を物語る門があります。門から岬の先端へ行く際には、開閉時間の注意が必要です。岬の先端までは往復で約40分かかり、時期や天候によって開閉時間が前後するので、事前に確認してから出かけましょう。
岬の先端からは、40m離れて立つ神威岩も眺められます。神威岬の迫力と美しさを感じられる積丹ブルーの絶景を、ぜひ一度味わってくださいね。
- 北海道積丹郡積丹町神岬
- 0135-44-3715
・開門時間:8:00~17:00(時期によって前後する)
・閉門日:天候などによる閉鎖あり
・料金:無料
積丹ブルーの海に潜む神秘の洞窟をシーカヤックで探検!
透明度の高い積丹ブルーの海を満喫するなら、「H2Oアドベンチャー」の“積丹シーカヤックツアー”への参加がおすすめ!海上からしかたどり着けない巨大洞窟をカヤックで目指します。
断崖絶壁が続く積丹の景色は迫力満点!海に流れ込む滝で水浴びをしたり、奥深い巨大洞窟をヘッドライトをつけて探検したりと、見どころ満載です。
シーカヤックが初めてでも、陸上と海上の両方で操作の練習や確認を行うので気軽に挑戦してみましょう。
1人乗りカヤックは中学1年生から体験できますが、2人乗りであれば小学1年生からOK!ファミリーにも人気のツアーです。
- 北海道岩内郡岩内町字敷島内154-3 雷電温泉ホテル横の公共駐車場、雷電海岸駐車場
2.ガス灯の優しい明かりが印象的な「小樽運河」|小樽市
1923(大正12)年に完成した「小樽運河」は、北海道の開拓を支えた水路です。水路に沿って並ぶレンガや石造りの倉庫がノスタルジックな雰囲気を醸し出す、道央でも人気の観光スポット。
運河としての役割を終えた水路周辺は、散策路や街園として整備されています。旧倉庫の建物内には、小樽ガラスなどのおしゃれなショップや、新鮮な海産物を味わえるレストランやカフェも並びます。
小樽の有名な風景といえば、「中央橋」と「浅草橋」の間の運河沿いを歩ける運河散策路。レトロなガス灯と石造りの歩道が風情を感じさせ、思わず歩くペースもゆっくりになりそう。
夜景の絶景スポットとしても有名で、ガス灯の優しい灯りと、ぼんやり照らされた建物の佇まい、そして運河の穏やかな流れのすべてが美しい夜景を作り出します。
街が雪景色に覆われる2月には毎年「小樽雪あかりの路」というイベントを開催。小樽の街が美しいロウソクの灯りに包まれ、より幻想的な景色に変わりますよ。
- 北海道小樽市港町
- 0134-32-4111
3.人気のドライブスポット!温泉や湖上散策も楽しい「洞爺湖」|洞爺湖・壮瞥町
北海道の人気ドライブ&ツーリングスポットである「洞爺湖(とうやこ)」。北岸のサイロ展望台からは洞爺湖に浮かぶ島々や南岸の有珠山(うすざん)を望めます。
洞爺湖に浮かぶ4つの島は「中島」と呼ばれ、その中でももっとも大きな大島には遊覧船に乗って渡ることが可能(4月中旬〜10月まで)。手つかずの自然が残された島内を散策すれば、野生のエゾシカにも出会えるかもしれません。
湖周辺では有珠山ロープウェイに乗って展望台へ上ったり、おしゃれなレストランやカフェで休憩したりと楽しみもいっぱい。洞爺湖温泉をはじめ湖畔には温泉も充実しているので、こちらで1泊するのもいいですね。朝もやに包まれる姿、夕日に染まる姿、どちらの湖も幻想的で美しく、見逃せない景色です。
- 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142
- 0142-75-2446(洞爺湖温泉観光協会)
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4.日本新三大夜景!「藻岩山」から見る大パノラマの夜景|札幌市
長崎、神戸と並んで「日本新三大夜景」に選ばれた北海道・札幌の夜景。特に「藻岩山(もいわやま)」からの景色は必見です。
藻岩山は、アイヌ語で“インカルシペ(いつもそこに上がって見張りをするところ)”と呼ばれる標高531mの山。山頂にある展望台からは札幌市街を一望でき、360度の大パノラマが広がる絶景スポットとして人気です。展望台へは「札幌もいわ山ロープェイ」を利用しましょう。
日が沈んでから見える風景は、まるで色とりどりの宝石が輝いているかのよう!ロマンチックな夜景を満喫できるので、デートや観光におすすめのスポットです。
- 北海道札幌市中央区伏見5-3-7
- 011-561-8177(札幌もいわ山ロープウェイ)
道内最高峰!旭岳のある雄大な風景が魅力の「道北エリア」
観光スポットとして絶大な人気を誇る「旭山動物園」、ラベンダー畑で有名な「富良野」、景勝地「層雲峡」、本土最北端の地「宗谷岬」など、見どころの多い道北エリア。北海道最高峰の旭岳をはじめとした大雪山連峰もあり、その一帯は大雪山国立公園に指定されています。
電車でのんびり旅するのもいいですが、旭川空港からレンタカーを借りて景色を楽しみながらドライブするのもおすすめです!
5.神秘的な青色をたたえる「白金青い池」|美瑛町
森の中にひっそりと佇む、神秘的な湖面が印象的な美瑛町白金の「青い池」。池が青く見えるのは、アルミニウムから発生したコロイドが要因といわれています。
太陽の光の入り方次第で、さまざまな青色に変わる池。その日の天候や時間、見る角度によっても微妙に変化します。あなたには何色に見えるでしょうか…。
人が少ない静かな朝の時間帯に、ゆっくり散歩しながら楽しむのがおすすめ。神秘的な風景に、パワースポットとしても注目が集まっています。近くには白金温泉もあるので、ぜひあわせて立ち寄ってみては。
- 北海道上川郡美瑛町白金
- 0166-94-3355(道の駅びえい白金ビルケ)
6.ラベンダー畑を見るならココ!「ファーム富田」|中富良野町
広大な富良野の大地に広がる一面のラベンダー畑。今や北海道を代表する風景の1つですが、その礎を作ったともいえる場所が「ファーム富田」です。
富良野地方におけるラベンダー栽培先駆者の畑に影響を受け、1958(昭和33)年からラベンダー栽培を始めておよそ60年。広大な敷地の中には10以上の花畑が集まっています。
中でも、ファーム富田の原点となった“トラディショナルラベンダー畑”の風景は圧巻!開花のシーズンである6月下旬~8月上旬には、青い空と周囲の緑、ラベンダーの紫の3色が作り出す美しい風景を楽しめます。
ラベンダーオイルなどのグッズを購入できるショップや、素晴らしい風景を眺めながら休憩できるカフェなど、花畑以外の施設も充実しているので、ぜひたっぷり時間を取って訪れましょう。
- 北海道空知郡中富良野町基線北15号
- 0167-39-3939
・営業時間:8:30~17:30 ※施設と時期により異なる(花畑と駐車場は24時間開放)
・料金:入園・駐車場ともに無料
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7.早朝限定の注目スポット!高確率で雲海を見られる「雲海テラス」|トマム
夜明けから早朝に山々が雲に覆われ、まるで雲が海原のように広がって見える幻想的な自然現象“雲海”。気象条件などがそろわないとなかなか見られないものだけに、1度は生で見たい!と思う人も多いのでは。
星野リゾートトマム内にある「雲海テラス」は、そんな願いをかなえてくれる貴重なスポット!山麓にある雲海ゴンドラに乗って約13分、山頂駅にある雲海テラスは雲海を見ることを目的とした施設で、5~10月の早朝のみ営業しています。
シーズン中の雲海発生確率は約4割。スタッフの経験則をもとに作られた“雲海予報”サービスをチェックして訪れれば、より高確率で雲海を見られますよ。
展望台だけでなく、まるで雲の上を歩いているかのような気分を味わえる「クラウドウォーク」、雲海の中に身を投げ出したような感覚になれる「クラウドプール」、憩いの時間を過ごせる「クラウドバー」など、趣向を凝らしたデッキを巡って、雲海をたっぷり堪能してくださいね。
- 北海道勇払郡占冠村中トマム
- 0167-38-2111
・営業期間:2022年5月11日~10月14日
・営業時間:5:00~8:00 ※時期により異なる
・雲海ゴンドラ料金:大人1,900円、小学生1,200円、ペット500円
8.荘厳さを感じる峡谷美!温泉も人気の「層雲峡」
大雪山国立公園内にある峡谷「層雲峡」は、石狩川を挟んで約24kmの断崖絶壁が続く景勝地で、紅葉の美しさでも有名。高さ200mほどの柱状節理の断崖を目の当たりにできる「大函・小函」は、見どころの1つです。
層雲峡には崖を流れ落ちる滝がいくつかあり、その中でも美しいことで知られるのが「銀河の滝」と「流星の滝」。2本の滝が勢いよく流れ落ちるさまはまさに絶景で、「銀河・流星の滝」の名称で日本の滝100選にも選ばれています。この2つの滝を眺めるには、駐車場から斜面を20分ほど登ったところにある「双瀑台」まで足を運んでみましょう。
北海道でも有数の温泉地である層雲峡温泉もあるので、ぜひ1泊してゆっくり温泉も楽しみたいところ。温泉街に設置されたロープウェイを利用すると、大雪山系の1つである標高1,984mの黒岳の7号目まで上がれるので、登山にチャレンジするのもおすすめ!夏は高山植物が彩る華やかな風景を堪能できますよ。
- 北海道上川郡上川町層雲峡
- 01658-2-1811(層雲峡観光協会)
9.絶景の離島!たくさんの高山植物が咲き乱れる「礼文島」|礼文町
「礼文島(れぶんとう)」は、北海道北部に浮かぶ小さな島。稚内(わっかない)の港からフェリーで約2時間の場所にあります。
亜寒帯気候の島で、冬には気温が1日中0℃を下回る厳しい環境ですが、それによって多くの高山植物が自生しています。夏には約300種もの高山植物が花を付け、別名“花の浮島”とも呼ばれる美しい島です。
中でも「澄海岬(すかいみさき)」は、透明度の高い海を見られることで人気のスポット。“礼文ブルー”と呼ばれる澄んだ青い海と、さまざまな花の色合いとの組み合わせは、思わず写真に撮りたくなる絶景です。
吉永小百合主演の映画『北のカナリアたち』の舞台になったことでも有名。夏~秋には島内でさまざまなイベントも催されるので、ぜひ実際に足を運んでその風景を堪能しましょう。
- 北海道礼文郡礼文町
- 0163-86-1001(礼文島観光協会)
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