沖縄のおすすめ離島12選!あなたにピッタリの島はどこ? 2024.03.25 沖縄県
「沖縄の離島に行きたい!でも、どの島がいいのか分からない…」そんな人に12の離島の特徴と、おすすめの観光スポットやレジャーをご紹介します。
沖縄本島にはない魅力が満載の離島。アクセスに時間がかかる島もありますが、いずれもわざわざ足を運ぶ価値あり!
島によって異なる個性を知るのは楽しく、記事を読むだけでも旅気分を味わえますよ。ぜひこれを読んで、沖縄の離島旅行の計画を立てませんか?
【目次】
■沖縄本島周辺の島々
- 1.渡嘉敷島
- 2.座間味島
- 3.久米島
- 4.伊是名島
■宮古諸島の島々
- 5.宮古島
- 6.多良間島
■八重山諸島の島々
- 7.石垣島
- 8.竹富島
- 9.小浜島
- 10.西表島
- 11.波照間島
- 12.与那国島
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沖縄本島周辺の島々
沖縄本島を旅の拠点に、離島まで足を延ばしたいという人におすすめの4島を紹介します。本島の西に位置する慶良間諸島は、那覇から船で日帰りで行き来が可能。本島ではお目にかかれない美しい海をぜひ堪能してください!
1.慶良間諸島の玄関口!那覇から日帰りできる「渡嘉敷島」
那覇の西方30kmに位置する「渡嘉敷島(とかしきじま)」は、大小30あまりの島々からなる慶良間諸島の玄関口となる島。那覇市の泊港から高速船で約35分、フェリーで約70分と、日帰りでもアクセスできる便利さも魅力です。
慶良間諸島と周囲の海域は「慶良間諸島国立公園」に指定されており、多様なサンゴ礁や生き物が生息する海は“ケラマブルー”と称され、世界でも有数のダイビングスポットとして知られます。シュノーケリングやSUP(サップ)など、さまざまなマリンスポーツを楽しめますよ。
那覇から近いことから一年を通して観光客が訪れ、冬でも高速船やフェリーが満席になることもあるので、予定が決まったら早めにチケットを取っておくことをおすすめします。
海で遊ぶならここ!渡嘉敷島を代表するビーチ「阿波連ビーチ」
渡嘉敷島の南西にある「阿波連(あはれん)ビーチ」は、島でも人気のスポット。全長800mの白い砂浜がきれいな弧を描いていて、ケラマブルーとのコントラストは絶景です。
ビーチの前には雰囲気のある海の家が並んでおり、おなかが空いても心配ありません。ビーチの入り口にあるマリンショップでは、シュノーケルセットやパラソル、バナナボートなどのマリングッズをレンタルできるのでとっても便利!トイレやシャワー、ロッカーは「阿波連青少年旅行村」の設備を利用できます。
遠浅の海は子供でも遊びやすい環境。白い砂地が広がる明るい海で、チョウチョウウオなどの熱帯魚やサンゴ礁を観察しましょう。
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連
- 098-987-2333(渡嘉敷村役場)
ケラマブルーを満喫するならやっぱりダイビング!
白砂が美しいビーチから絶景を眺めてゆったり過ごすのもいいですが、神秘的な海中世界の扉を開けば、ケラマブルーをもっと満喫できること間違いなし!
阿波連ビーチでペンションやダイビングショップを運営する「シーフレンド」では、ラインセンスを持っていない初心者でも参加できる“体験ダイビングツアー”を開催しています。
ハナレビーチやとかしくビーチなど、渡嘉敷島のダイビングポイントへボートで移動します。たくさんの魚が目の前を泳ぐ姿に感動!真っ白な砂地に大量の光が反射して、鮮やかな熱帯魚やサンゴがより幻想的に見えます。
1つのポイントで潜る1時間半のコースと、2つのポイントで潜る2時間半のコースがあるので、体力や旅程に合わせて選んでくださいね。1名での参加も可能なので、一人旅でもケラマブルーの世界を思う存分楽しめますよ。
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連155
2.ホエールウォッチングの本場!海遊びが楽しい「座間味島」
慶良間諸島のほぼ中央に位置する「座間味島(ざまみじま)」。那覇の泊港から高速船で約50分(阿嘉島を経由する場合は70分)、フェリーで約2時間と、こちらも那覇から日帰りでアクセスできる人気の島です。
座間味島の魅力も、なんといっても美しいケラマブルーの海!一年を通してダイビングやシュノーケリングを体験できるほか、冬はホエールウォッチングのメッカとしてにぎわいを見せます。
北の海に暮らすザトウクジラは、冬になると繁殖のために沖縄へやってくるのですが、ザトウクジラの遭遇率が高いといわれているのが座間味島。クジラにとって居心地の良い海にしようと独自のルールを定め、活動しています。
冬に沖縄旅行をするなら、ぜひ座間味島でホエールウォッチングも楽しんでくださいね。
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ミシュラン二つ星!絶景に出合える「古座間味ビーチ」
座間味島でぜひ訪れたいのが「古座間味(ふるざまみ)ビーチ」。座間味港からはバスや車で5分とアクセスも良く、日帰りで渡るならおすすめのビーチです。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星に輝いただけあって、真っ白な砂浜と透明度の高い海は沖縄でも屈指の美しさ!波打ち際からサンゴがある場所まで近いのも魅力で、熱帯魚はもちろんウミガメに遭遇することもあるほど。
トイレやシャワー、マリングッズを扱う売店もあるので、旅行中でも利用しやすいのがうれしいですね。本島では見られない景色に出合いに足を運んでみてはいかが?
- 沖縄県島尻郡座間味村座間味
- 098-987-2277(座間味村観光協会)
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生き物たくさん!ウミガメも住む美しい浜「阿真ビーチ」
座間味港から西へ徒歩約15分、「阿真(あま)ビーチ」はラムサール条約で保護されている貴重なサンゴ礁のある海に面しています。
阿真ビーチからは人気のダイビングポイントも近く、水の中で光り輝くデバスズメダイやクマノミなど、たくさんの熱帯魚を見ることができます。透明度の高い海にはウミガメの姿も!ウミガメを見つけたら近づきすぎたり驚かせたりしないように注意して、優雅に泳ぐ姿を堪能しましょう。
ビーチには海の家などの飲食店や売店があるほか、近くにあるキャンプ場「青少年旅行村」では、シャワーなどを利用できます。
- 沖縄県島尻郡座間味村字阿真
- 098-987-2277(座間味村観光協会)
無人島へ上陸!シーカヤックとシュノーケリングを満喫
世界中のダイバーが憧れるケラマブルーの海ですが、海風を感じながら漕ぎ進むシーカヤックで楽しむのもおすすめ!
座間味港からすぐのところにある「ネイチャーランドカヤックス」では、シーカヤックとシュノーケリングの両方を体験できる“半日カヤックツアー”を開催しています。
透明度が高いスカイブルーの海にシーカヤックで漕ぎ出し、無人島を目指します。真っ白なビーチが広がる無人島に上陸したら、色とりどりのサンゴや魚を観察しながらシュノーケリングを満喫!オプションでSUPを体験することもできますよ。どのアクティビティも事前にレクチャータイムがあるので、初めての人でも大丈夫。
6歳から参加できるので、子供のマリンスポーツデビューにもぴったり!“1DAYカヤックツアー”では、無人島でのランチ付きです。
- 沖縄県島尻郡座間味村字座間味426
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3.リゾート感と離島らしさをあわせ持つ「久米島」
沖縄本島から西に約100km、那覇から飛行機で約30分でアクセスできる「久米島」。本島周辺の島の中ではもっとも大きく、琉球王国時代に中国や朝鮮、日本などと貿易や通行を行っていた際の寄港地として栄えた歴史ある島です。
宇江城岳の山頂にあり、島のほぼ全域を見渡せる「宇江城城跡」、周囲を石灰岩の城壁で囲われた「具志川城跡」といった国の史跡にも指定されたものなど、グスク(聖所、城塞)跡が島内に点在し、史跡の見どころも豊富!
多種多様なサンゴと熱帯魚が生息することから、ダイビングスポットとして有名ですが、豊かな漁場でもあることから釣りも楽しめます。現在では、東北楽天ゴールデンイーグルスのキャンプ地として知られ、ほどよいリゾート感も堪能できますよ。
沖縄の離島の中で人気の高い石垣島や宮古島と比べると比較的混雑せず、ハイシーズンでもリーズナブルに落ち着いた旅ができます。
幻想的な風景に感動!砂浜だけの無人島「ハテの浜」
久米島で一度は訪れたいスポットといえば、白い砂浜だけでできた「ハテの浜」。久米島の東沖合3kmから東へ「メーヌ浜」「ナカノ浜」「ハティヌ浜」の順に並ぶ3つの無人島の総称です。
グラスボートなどの観光船に乗って、久米島から30分ほどでアクセスできます。ツアーによってシュノーケリングやSUPができるものもあるので、好みに合わせて選んでみてください。
青のグラデーションが美しい海に浮かぶ真っ白な砂浜は、まさに絶景!幻想的な風景を満喫できますよ。
- 沖縄県島尻郡久米島町
- 098-851-7973(久米島町観光協会)
断崖絶壁にある眺望スポット「比屋定バンタ」
“バンタ”とは絶壁を意味する言葉で、「比屋定(ひやじょう)バンタ」は久米島の絶景スポットの1つです。
海抜200mの高台に位置する展望台からは、ハテの浜の真っ白なビーチや美しいサンゴ礁、晴れていれば「粟国島(あぐにじま)」や「渡名喜島(となきじま)」、慶良間諸島の島々まで見渡すことができます。断崖絶壁の上から、輝く海を堪能してみてはいかが?
駐車場のほか、売店やトイレもあるので、ドライブの休憩がてら立ち寄るのもおすすめですよ。
- 沖縄県島尻郡久米島町阿嘉
- 098-851-7973(久米島町観光協会)
4.美しい自然と歴史ロマンあふれる「伊是名島」
沖縄本島の北方、東シナ海に浮かぶ「伊是名(いぜな)島」は、1,300人ほどが暮らす外周約16.7kmの自然豊かな島。ほか3つの無人島を含めて伊是名村を成しています。沖縄離島の中でも観光客が少ないため、混み合うことなく、のんびりと島時間を楽しめるのが魅力です。
唯一の交通手段は、本島北部の今帰仁(なきじん)・運天港と伊是名島・仲田港を55分の船旅で結ぶカーフェリー。毎日2往復しており、沖縄本島から日帰りで遊びに行くことも可能ですが、島での滞在時間が2時間ほどに限られてしまうので、島の魅力を満喫したいなら宿泊をおすすめします。
400年以上続いた琉球王朝第二尚氏の始祖である尚円(しょうえん)王が生まれた島として知られ、尚円王ゆかりの名所・史跡が多数点在。サンゴの石垣やフクギ並木、赤瓦の家並みなど、沖縄ならではの原風景が色濃く残っており、歴史散策を楽しむのにもぴったりです。
白い砂浜とコバルトブルーの海に囲まれ、島を縁取るようにラグーン(礁湖)が広がっています。その美しさはいうまでもなく、「ハートの珊瑚礁」や「二見ヶ浦海岸」は撮影スポットとしても要チェック!島内の観光には、レンタカーやレンタサイクルが便利ですよ。
サンセットもおすすめ!海水浴やキャンプを楽しめる「伊是名ビーチ」
フェリーが着く仲田港から車で約10分、島の南西部に位置する「伊是名ビーチ(伊是名浜)」は、真っ白な砂浜が広がる美しいビーチ。遠浅の海で、海の向こうには無人島の屋那覇島が見えます。トイレ・シャワーを完備しているので、観光客が海水浴を楽しむのにもおすすめです。
また、洗い場やゴミ箱も備えていて、浜辺の木陰でキャンプもOK!BBQを楽しんだり、写真撮影に夢中になったり、海絶景を前に思い思いの島時間を楽しめます。
美しい夕日を眺められるスポットとしても人気で、幻想的なサンセットアワーを過ごしたいなら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ちなみに、指定管理されたビーチではないので、遊泳は自己責任となります。誰もが気持ちよく過ごせるように、遊泳・キャンプともにルールやマナーを守って、楽しく利用しましょう。
- 沖縄県島尻郡伊是名村伊是名
- 0980-45-2435(いぜな島観光協会)
島のシンボル!悠久の歴史に思いをはせる「伊是名城跡」
島の南東部にあるピラミッドのような形をした岩山が、伊是名島のシンボルの1つ「伊是名城跡」です。伊是名城は11~14世紀に、琉球王国を樹立した第一尚氏王統尚巴志の祖父・鮫川大主(さめかわうふぬし)によって築城されたと伝わるグスク。沖縄県指定文化財に登録されています。
標高98mの山は三方を海に囲まれ、断崖絶壁だったことから、まさに天然の要塞のよう。難攻不落の城といわれていたそうです。城の東側には山頂へと続く道があり、プチ登山を楽しむことも!中腹あたりの展望スポットからは、美しい海が広がる絶景を一望できます。
また、北側の麓には、第二尚氏王朝の開祖・尚円王の父母や親族が安葬されている聖墓「伊是名玉御殿(いぜなたまうどぅん)」があります。尚円王の長男によって建立されたお墓で、国の重要文化財に指定されています。
歴史を感じるこの地を訪れて、農民から琉球王国の王にまでの上り詰めたロマンあふれる伊是名島のヒーロー、尚円王が生きた時代に思いをはせてみてはいかが?
- 沖縄県伊是名村伊是名
- 0980-45-2435(いぜな島観光協会)
宮古諸島の島々
慶良間諸島の次に本島から近い宮古諸島。8つの有人島と、その周囲にある無人島からなり、中心となる宮古島は本島から南西約290kmに位置します。宮古島と下地島にある空港は、本州・那覇からの定期便があり、アクセスしやすいのも魅力です。
5.人気離島の代表格!宮古ブルーとリゾート感を満喫できる「宮古島」
宮古諸島の中心的な存在である「宮古島」。那覇から飛行機で約50分、羽田からは約3時間の距離にあります。
空港を中心に放射状に道が延びているので、島内観光にはレンタカーがおすすめ!周囲に浮かぶ「池間島」「伊良部島」「来間島」とは橋で結ばれており、宮古島を拠点に陸路で離島巡りを楽しめるのがポイントです。
大型の観光施設などはありませんが、リゾート感を満喫できるホテルが充実。“宮古ブルー”と称される美しい海とのんびりとした雰囲気で人気が高く、沖縄の離島といえば宮古島を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ダイビングはもちろん、シュノーケリング、SUP、シーカヤックなど、さまざまなマリンスポーツを体験できます。
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来間島も一望!東洋一美しいと称賛される「与那覇前浜ビーチ」
“東洋一美しい砂浜”と称され、宮古島きっての人気スポットが「与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチ」。地元では“前浜(まいぱま、まいばま)ビーチ”と呼ばれており、全長約7kmの真っ白な砂浜と、宮古ブルーと呼ばれる透明度の高い海とのコントラストはいつまでも見入ってしまうほど!
トイレやシャワー、更衣室、売店があるので、気軽に海水浴やシュノーケリングを楽しめるほか、アクティビティツアーも多数開催されています。
与那覇前浜ビーチは島の南西にあり、対岸には来間島を一望できます。ビーチから車で数分のところに来間大橋があるので、来間島まで足を延ばしてみるのもおすすめ!来間島の展望台から与那覇前浜ビーチの全景を眺めれば、また違った美しさを実感できるはずですよ。
- 沖縄県宮古島市下地字与那覇1199-1
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海の上を走る爽快感!絶景ドライブがかなう「伊良部大橋」
宮古島と伊良部島を結ぶ全長約3.5kmの「伊良部大橋」。2015年にできたこの橋の美しさは日本有数といわれ、ドライブしながら絶景を堪能できます。
橋の上は駐停車禁止ですが、スピードを落として橋からの景色を眺めてみてください。晴れた日に海に向かって延びる伊良部大橋を渡れば、爽快感は抜群!
伊良部島には日本の渚100選に選ばれ、サンセットスポットでもある「佐和田の浜」、与那覇前浜ビーチに勝るとも劣らない美しいビーチ「渡口の浜」などがあるので、ぜひ伊良部島でも美しい海や風景を楽しんではいかが。
- 沖縄県宮古島市平良久貝
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絶景と地形ダイビングを楽しめる「下地島」
伊良部島と橋でつながっており、宮古島から陸路で渡れる「下地島」。以前はパイロットの養成訓練のために使用されていた下地島空港に、2019年より定期便の就航がスタート。東京や神戸、福岡(夏季のみ)、那覇から直接アクセスできるようになり、今もっとも注目される離島の1つです。
島内で人気なのが、下地島空港の北側に延びた滑走路「17END(17エンド)」。空港の裏側の道を進んだ先にある駐車場からは徒歩でしか行けませんが、滑走路に離着陸する飛行機を間近で眺められる絶景ポイント!干潮時に行けば、ビーチに降りて波打ち際を散歩することもできますよ。
また、国の名勝と天然記念物に指定されている「通り池」も見逃せません。地下でつながっている2つの池が、潮の満ち引きによって色が変化する神秘的な光景が見どころで、人魚にまつわる伝説も残る名所。
この通り池をはじめ、下地島と伊良部島には魅力的な海底地形を有するダイビングポイントが多いことでも有名です。絶景とダイビングを楽しみにぜひ訪れてみてはいかが。
- 沖縄県宮古島市伊良部佐和田
- 0980-73-1881(宮古島観光協会)
海中の楽園!日本最大のサンゴ礁群が広がる「八重干瀬」
宮古島の北端から池間大橋と結ばれた「池間島」。その北側に広がる、日本最大の卓状サンゴ礁群が「八重干瀬(やびじ)」です。
8つの大規模なものを中心に100以上のサンゴ礁からなり、国の名勝と天然記念物にも指定されています。大潮のときにサンゴ礁が海面に姿を現すことから“幻の大陸”という呼び名も。多様なサンゴ礁があるということは、生き物も豊富ということ!まるで海中の楽園ともいえるような絶景に出合える、宮古諸島でも人気のダイビング・シュノーケリングスポットです。
八重干瀬は池間漁港から船で30分ほどですが、定期船があるわけではないのでダイビングやシュノーケリングのツアーに参加しましょう。
池間漁港から歩いてすぐの「八重干瀬専門カルトマリーヌ」では、初心者から体験できる“シュノーケリング&ダイビングツアー”を開催しているので、ぜひチェックしてみてください。
- 沖縄県宮古島市平良
- 0980-75-2305(池間島観光協会)
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シーカヤックで神秘の鍾乳洞へ!
ダイビングが人気の宮古島で、ちょっと変わった体験をできるのが「アイランドワークス」主催の“シーカヤックツアー”。宮古島南東の保良泉(ぼらがー)ビーチからカヤックで海に漕ぎ出し、鍾乳洞を探検するという冒険心くすぐる内容!
使用するカヤックは安定感のあるシットオンタイプなので、初めてでも安心。1艇に2〜3人で乗り込み、力を合わせてパドルを漕ぎましょう。鍾乳洞にたどり着いたら、カヤックを下りて入洞します。
こちらのツアーで見学できる鍾乳洞は「竜宮」と呼ばれ、龍神が住むとされる聖域!エメラルドグリーンの湧き水が流れる洞内にはさまざまな鍾乳石があり、自然の神秘を実感させられます。
1日コースを選べば、無人のビーチでのアウトドアランチやシュノーケリングも楽しめますよ。保良泉ビーチに戻ったら、海に面するプールで遊んだり、クールダウンしたりもOK!宮古島の貴重な自然をあらゆる角度から堪能できるツアーです。
- 沖縄県宮古島市城辺字保良1139-1 保良泉ビーチ・パーク
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6.のどかな島の暮らしにふれられる「多良間島」
宮古島と石垣島の中間にあり、丸い形が特徴的な「多良間島(たらまじま)」。宮古島から飛行機で20分、フェリーで2時間ほどでアクセスできます。
リゾート感のある観光施設や飲食店は少ないものの、民宿やスーパーはあるので滞在するのに不便はありません。旅行者の姿もまばらなので、ありのままの島の風景、生活にふれることができるでしょう。史跡が多く残り、島の中には「御嶽(うたき)」と呼ばれる霊場も数ヶ所あります。
多良間島の北8kmにある「水納島(みんなじま)」へは、多良間島発のシュノーケリングツアーなどで訪れることができます。
多良間島きってのパワースポット!島人の信仰の場「塩川御嶽」
多良間島のやや東側にある「塩川御嶽(しおかわうたき)」は、古来より島民から崇められてきた神聖な場所。
防風林として植えられたフクギ並木が約650m続く参道の先に、赤瓦の祠(ほこら)があります。周囲にはフクギ以外にもリュウキュウコクタンやテリハボクなど沖縄らしい樹木が茂り、荘厳な雰囲気を感じることでしょう。
島の人々にとっては特別な場所なので、マナーを守って静かに参拝しましょう。
- 沖縄県宮古郡多良間村塩川
- 0980-79-2260(多良間村役場)
豊年を祈って島民が朝から晩まで踊り続ける「八月踊り」
豊年を祈念する「八月踊り」は毎年旧暦の8月8〜10日に行われる祭事で、国の重要無形文化財にも指定された歴史ある伝統行事。
学校や仕事を休んでまで島内外から人が集まり、朝から夜まで2つの集落で1日ずつ踊り続け、最終日に別れるという面白いお祭りです。
会場となる「土原御願」と「ピトゥマタウガム」は、多良間島の中心集落にあるので、散策の途中で立ち寄ることもできます。
八月踊りの時期に宮古島に行く方は、ぜひ多良間島の伝統ある文化にふれてみてはいかがでしょうか。
- 沖縄県宮古郡多良間村仲筋地区・塩川地区
- 0980-79-2260(多良間村役場観光振興課)
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