3月の沖縄は旅行におすすめ!気候や服装、見どころは? 2024.01.15 沖縄県
冬の寒さからいち早く開放されて、暖かい気候の中でのびのびと遊びたい!と思っている人は多いはず。3月の旅行先として、本州よりひと足先に春を迎える沖縄はいかがでしょうか?
沖縄の3月といえば、東京の4月中旬~5月ぐらいの暖かさ!各地でフラワーフェスティバルや海開きが行われるようになり、一気に外遊びモードが加速します。
過ごしやすい気候の中で観光スポットをめぐれるだけでなく、ピーク時のような混雑を避けられて、ゆっくりと観光を楽しむのにもってこいのシーズン!この時期ならではのイベントやアクティビティも盛りだくさんです。
春休み前なら、まだまだオフシーズン料金でリーズナブルに旅行することも可能!魅力いっぱいの3月の沖縄について、耳寄りな情報をお届けします。
【目次】
■3月の沖縄を旅行する魅力と注意点
■3月の沖縄の気候と適した服装
■沖縄では3月から海開きがスタート!
■3月の沖縄はイベントがめじろ押し!
- 琉球ランタンフェスティバル|読谷村
- 沖縄南国イルミネーション|沖縄市
- 東村つつじ祭り|東村
- 沖縄こどもの国花まつり|沖縄市
- 沖縄市工芸フェア|沖縄市
- ムーンビーチおきなわ全島やちむん市|恩納村
■3月の沖縄でおすすめのアウトドアアクティビティ
- 野生のクジラを間近に見られるホエールウォッチング
- 春の日差しを浴びながら、今帰仁ブルーでSUP
- パラセーリングで沖縄の海と空をひとり占め
- ボートで快適&完全貸切制の青の洞窟ダイビング
<<沖縄で体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
3月の沖縄を旅行する魅力と注意点
3月の沖縄といえば、短い冬が終わり、ポカポカ陽気の春めいた日が多くなってきます。春の訪れを告げる花たちが一気に咲きはじめ、昼間にはフラワーフェスティバルや春らしい風景をいたるところで堪能できるようになります。
その一方で、終盤にさしかかった冬のイルミネーションイベントをまだ楽しめるので、シーズンイベントのいいところ取りをできるのがうれしいところ!
また、例年12月下旬~4月上旬には、ザトウクジラが出産・育児のために慶良間諸島海域などにやってくることから、ホエールウォッチングツアーが大人気!3月はまさに、野生のザトウクジラの親子に出会えるチャンスといえます。
気候が良くになるにつれて、旅行費用も上がっていく沖縄。3月後半になると春休みに突入することもあり、混雑が増えるとともに、飛行機・宿泊の費用も高くなるので注意しましょう。リーズナブルに楽しみたいなら、3月前半に行くのがおすすめですよ。
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3月の沖縄の気候と適した服装
沖縄の3月といえば、真っ盛りの春から初夏へと向かうころ。沖縄独特の季語で「うりずん」と呼ばれる、暑すぎず、寒すぎず、一年で最も過ごしやすい時期にあたります。何よりも台風の心配がないのはうれしいですね。
3月の那覇市内の平均最高気温は22℃、平均最低気温は16℃。3月中旬ごろから冷たい北風からしっとりとした南風へと変わるとともに、日に日に暖かくなっていきます。
3月前半は朝晩が肌寒く感じる日もあれば、後半は25℃を超える初夏のような日も出てくるので、服装には注意が必要です。体温調節しやすいように、半袖や長袖シャツの上に羽織れるパーカーやカーディガンなどがあると便利。首にさっと巻けるスカーフもおすすめです。
また、紫外線量が本州の1.5倍もあるといわれる沖縄。3月になると紫外線が徐々に強くなってくるので、日焼け止めやサングラスなどの対策も忘れずに!
1〜2月に比べれば降水量は多くなりますが、1日中または長時間雨が降り続くようなことは少なめ。スコールのような一時的な雨がほとんどなので、それほど心配はないでしょう。
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沖縄では3月1日から海開きがスタート!
沖縄では3月から4月にかけて、日本のどこよりも早く海開きが始まり、10月ごろまで海水浴を楽しめます。
県内で最も早い石垣島の「フサキビーチ」の3月1日を皮切りに、上旬には本島・名護市の「かりゆしビーチ」が、中旬には本島・恩納村の「万座ビーチ」や宮古島の「シギラビーチ」、本島・国頭村の「オクマビーチ」、下旬には本島・瀬底島の「瀬底ビーチ」など、続々とオープン!場所によっては、海開き当日に安全祈願祭やイベントが開催され、にぎわいをみせます。
海開きをしたとはいえ、3月の水温は21℃前後と、水着で海に入るにはまだ水が冷たすぎる時期。春分の日を過ぎたころから、徐々に水温も上がりはじめます。ポカポカ陽気の日には、裸足になって、海水に足を浸してみるだけでも気持ち良さそうですね。
本格的に海で遊ぶなら、ウェットスーツがあると安心です。海水浴はできなくても、ウェットスーツを着用するシュノーケリングやスキューバダイビングといったマリンスポーツなら、この時期でも爽快に海を満喫できておすすめですよ。
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3月の沖縄はイベントがめじろ押し!
春らしい気候を満喫できる3月の沖縄は、さまざまなイベントも開催されます。この時期ならではの風景を見られたり、沖縄の工芸品にふれられたり!沖縄旅行をする際は、ぜひイベントにも足を運んでみませんか?
ランタンの明かりに心温まる!「琉球ランタンフェスティバル」|読谷村
沖縄本島中部の西海岸に位置する読谷村で、沖縄の冬を温かく盛り上げようと「よみたん夜あかりプロジェクト」を開催。その一環として、「体験王国むら咲むら」で実施されているのが「琉球ランタンフェスティバル」です。
12~3月までの期間中、14〜15世紀の華やかな琉球王国時代の町並みが再現された園内が、中華ランタンやランタンオブジェ、和紙灯籠などの明かりで彩られます。その数なんと3,000個以上!幻想的なムードで、デートにもぴったりです。
今シーズンはメイン会場の天使館に、現地制作された青森ねぶたの龍が登場!赤瓦の建物を背景に、夜空に鮮やかに浮かぶ姿は必見ですよ。
そのほか、願いごとを書いたランタンを灯せる和紙灯籠づくりやプロジェクションマッピング、夜のランタンカフェなど、ナイトイベントならではの楽しみがいっぱいです。
- 沖縄県中頭郡読谷村字高志保1020-1 体験王国むら咲むら
- 098-958-1111
・開催期間:2023年12月1日~2024年3月31日
・開催時間:17:30~22:00(最終入園21:30)
・定休日:3月は無休
・料金:大人1,800円、中高生700円、小学生600円
光の花たちが幻想的に輝く!「沖縄南国イルミネーション」|沖縄市
沖縄自動車道「沖縄」北ICからすぐの場所にある「美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園」は、沖縄屈指のイルミネーションスポットとしても人気です。
10月下旬~5月下旬まで「沖縄南国イルミネーション」を開催。2022年には「沖縄三大夜景」に認定、2023年11月には夜景観光士が選ぶ第1回インターナショナルイルミネーションアワード「イルミネーションイベント部門」で全国2位を受賞するなど、そのすばらしさは折り紙付きです。
今シーズンは「輝く南国の花たち」をテーマに、約400万球を点灯。壮大なハスの花のイルミネーションをはじめ、ハイビスカスやヒスイカズラなど南国の植物園ならではのモチーフが園内を彩ります。
毎回スタッフ総出で制作にあたり、温もりある手作り感と沖縄らしいオリジナリティあふれるイルミネーションが魅力!幻想的な光に包まれて、心温まる夜になること間違いなしです。
- 沖縄県沖縄市知花2146 美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園
- 098-939-2555
・開催期間:2023年10月27日~2024年5月26日
・点灯時間:17:00~22:00(最終受付21:30)
・定休日:3月は無休
・料金(夜の部):大人2,150円、13~17歳1,250円、4~12歳750円
※前売券、1日入園券もあり
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5万本のツツジが沖縄の春を告げる!「東村つつじ祭り」|東村
“やんばる”と呼ばれる本島北部、東海岸に位置する東村(ひがしそん)で毎年3月に開催される「つつじ祭り」。1983年から続く歴史ある祭りで、春の訪れを告げるイベントとして沖縄県民に親しまれています。
メイン会場となる「村民の森つつじ園」では、約5万本もの色鮮やかなツツジが満開に!高台にある園内からは、キラキラと輝く太平洋の海が望め、青い空と海が花の美しさをより引き立ててくれます。期間中の週末や祝日には、エイサーや演奏会などのステージイベントも楽しめますよ。
隣接する「東村村民の森 つつじエコパーク」では、バンガローやキャンプ場での宿泊が可能。東京ドーム5個分の広大な敷地内では、パークゴルフやプロジェクトアドベンチャー、リバートレッキングなどのアクティビティも楽しめます。
日本でどこよりも早いツツジを満喫するとともに、やんばるの自然の中で思いっきり遊んでみてはいかが?
- 沖縄県国頭郡東村字平良861-1 東村村民の森つつじ園
- 0980-43-2265(東村役場企画観光課)
・開催期間:3月上旬~下旬予定
・開催時間:9:00~17:00
・料金:高校生以上300円、中学生以下無料
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動物園が美しい春の花で彩られる!「沖縄こどもの国花まつり」|沖縄市
本島中部、沖縄市の中心市街地にある動物園「こどもの国」で、3月上旬~下旬に開催される「沖縄こどもの国花まつり」。2024年には13回目を迎えます。
「おきなわ花と緑名所100選」に認定されたフラワーイベントで、35,000株以上の草花が園内を華やかに彩ります。沖縄ならではの南国の花に出合えるのも楽しみの1つですよ。
園内のあちこちに、花で作られたツリーやオブジェ、トピアリーなどが出現!動物たちとコラボレーションした演出も動物園ならではの魅力です。写真映えするスポットもたくさんあるので、ぜひ探してみて。
花まつり期間中の日曜や祝日には、子供も喜ぶイベントやワークショップも多数開催!満開の春を体感しに、足を運んでみてください。
- 沖縄県沖縄市胡屋5-7-1
- 098-933-4190
・開催期間:3月上旬~下旬
・開催時間:9:30~17:30
・休園日:火曜(祝日の場合は営業、翌平日が休園) ※春休み期間中は無休
・入場料:大人500円、中高生200円、4歳~小学生100円
コザの街で職人の技と伝統にふれる!「沖縄市工芸フェア」|沖縄市
沖縄には、焼き物「やちむん」や琉球染物「紅型(びんがた)」、織物「琉球花織」など、魅力的な工芸品にあふれています。そんな職人の技と伝統にふれられるのが、40を超える工芸作家や工房が参加する工芸品の展示販売会「沖縄市工芸フェア」です。
毎年3月上旬の3日間、沖縄市コザの街中で開催。ゲート通りにある「コザ工芸館 ふんどぅ」をメインに、一番街や中央パークアベニューにあるホテルやショップ、ギャラリーなどが会場となります。
コザの街中にある会場をめぐりながら、いろいろなお店を発見するだけでもワクワクしそう!ランチやティータイムも楽しみながら、1日かけてじっくりコザを探索してみてはいかが?
自分好みの作品や作家を発見できるだけでなく、制作体験までできるのがうれしいですね。
- 沖縄県沖縄市
- 098-934-2213(沖縄市工芸フェア事務局)
・開催期間:2024年3月1日~3日
・開催時間:10:00~18:00
・入場料:無料
沖縄全島から窯元が大集合!「ムーンビーチおきなわ全島やちむん市」|恩納村
やちむん(沖縄の伝統的な陶器や焼きもの)好きにはたまらないイベントといえば、「ムーンビーチおきなわ全島やちむん市」!毎年3月下旬の週末に、恩納村にある「ザ・ムーンビーチ ミュージアムリゾート(旧ホテルムーンビーチ)」で開催される県内最大規模の人気陶器市です。
離島含む沖縄全島から40弱の窯元が大集合!歴史ある窯元から新風を吹き込む若手作家までが一堂に会します。
会場にズラリと並ぶ作品は、器だけでなく、シーサーやアクセサリーなどもあり、伝統的なものからモダンなものまでデザインはさまざま。
作家自らが会場にいるので、会話を楽しみながら作品を愛でるのも楽しみの1つ!旅の思い出になりそうなお気に入りのやちむんがきっと見つかるはずですよ。
- 沖縄県国頭郡恩納村前兼久1203 ムーンビーチ・屋内展示場(ビーチフロア)
- 098-965-1020
・開催期間:3月下旬
・開催時間:10:00~19:00
・入場料:無料
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