八丈島の観光スポット17選!身近な南国で自然もグルメも堪能 2024.05.12 シュノーケリング 伊豆大島・八丈島
伊豆諸島の最南端にある八丈島。飛行機なら羽田空港からわずか55分で行けるため、東京からもっとも近い南国といわれています。
亜熱帯の豊かな自然があふれ、温暖な黒潮の海に囲まれた小さな島には、本州とは違う独特の魅力がいっぱい!
スキューバダイビングやサーフィン、釣りといったマリンレジャーはもちろん、島のシンボル的存在である八丈富士ではトレッキングや自然観察も楽しめるアウトドア天国なんです。
史跡・名所をはじめ、温泉や絶景スポット、島グルメなど観光には欠かせない要素も盛りだくさん!今回は八丈島を満喫するのに外せないスポットを選りすぐってご紹介します。
【目次】
1.八丈富士
2.八丈富士牧野・ふれあい牧場
3.底土海水浴場
4.南原千畳敷
5.八丈植物公園
6.大里の玉石垣(陣屋跡)
7.八丈島ジャージーカフェ
8.すし処銀八
9.藍ヶ江水産・地魚干物食堂
10.乙千代ヶ浜海水浴場
11.裏見ヶ滝
12.裏見ヶ滝温泉
13.古民家喫茶 中之郷
14.足湯きらめき
15.末吉温泉 みはらしの湯
16.登龍峠展望台
17.エックスカート
■八丈島へのアクセス
<<八丈島・伊豆大島で体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
1.トレッキングでお鉢巡り!ダイナミックな自然を感じられる「八丈富士」
2つの海底火山が接合してできたため、ひょうたん型をしている八丈島。ひょうたんの上、北側に位置するのが「八丈富士」です。
約1万年前の海中噴火によって隆起した成層火山で、八丈富士はその名の通り富士山をほうふつとさせる美しい円錐形の山。標高854mと伊豆諸島最高峰ですが、登山口から山頂までは歩いて60分ほどなので、登山初心者でも安心して登ることができます。
そんな八丈富士をトレッキングするなら「八丈島自然ガイドサービスしいのき」が主催する“八丈富士山頂トレッキングツアー”がおすすめ!
知識豊富なガイドが、八丈島固有の植物や八丈富士の成り立ちなどについて楽しい解説を交えながら案内してくれるので、自分たちだけでは見落としてしまう発見がそこかしこに。ルーペを貸してくれるので、ミクロの世界まで八丈島の自然を見られますよ。
八丈富士の山頂には断崖絶壁の火口がワイルドに広がり、ぐるりと一周お鉢巡りができるのがポイント。緑が映える尾根を散策しながら、この山のダイナミックさを全身で感じてください。
また、東山(三原山)に興味があるなら“唐滝&硫黄沼トレッキングツアー”に参加してみましょう。八丈島の豊富な水と豊かな植生に心癒やされます。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷4436-38 しいのき店舗
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2.絶景と牛とのどかな時間を楽しめる「八丈富士牧野・ふれあい牧場」
八丈島の絶景とゆったりと流れる島時間を堪能するなら、八丈富士の7合目あたりに位置する「ふれあい牧場」へ行ってみましょう。
広大な空と海と牧草地が織りなす開放感あふれる風景は、訪れた人たちから「まるで天国!」と称されるほどの美しさ。のんびり草を食み、思い思いに過ごす放牧牛たちと間近でふれあえるとあって、子供たちにも大人気です。
展望台からは雄大な三原山が一望でき、八丈ブルーの海や八丈島の市街地、空港の滑走路などの大パノラマを楽しめます。
牧舎ではゴールデンウィークと夏休みの期間限定で、八丈島のジャージー牛乳で作ったジェラートやプリンを販売。定番のミルク以外に、島特産のアシタバやレモン、島焼酎といった八丈島ならではの味もあって、どれを食べるか迷ってしまいそう。
また、ふれあい牧場から八丈富士の登山口までは歩いてすぐ。登り始めるとトイレや給水ポイントはないので、こちらの施設で準備を整えてから出発するのがよいでしょう。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷5627-1
- 04996-2-1125(八丈町産業観光課産業係)
・休憩舎開放時間:9:00~16:00
・定休日:なし
・入場料:無料
3.夏には八丈島随一のにぎわいをみせる「底土海水浴場」
八丈島で人気の海水浴場といえば、大型客船が発着する底土港から歩いて数分のところにある「底土(そこど)海水浴場」。八丈島の中では数少ないビーチが広がり、もっとも多くの人が訪れる海水浴場といわれています。
黒い砂浜に驚くかもしれませんが、水の透明度は高く、シュノーケリングでたくさんの魚たちと戯れるにはもってこい!運が良ければウミガメにも出会えるかも!?
シャワーや更衣室、トイレは無料で利用可能。夏季期間中は海の家もオープンし、かき氷をはじめ多彩な飲食メニューも味わえます。
海水浴場のすぐ横には、宿泊はもちろん日帰り利用もできるキャンプ場「底土野営場」を併設。BBQも可能で、八丈島観光協会に予約すれば、器材セット(網付きコンロ、木炭、トングなど)の有料レンタルもOK。旅先でも気軽にアウトドア料理を堪能できるのはうれしいですね。
ほかにも島内にはいくつかBBQやキャンプを楽しめるスポットがあります。いずれも事前に利用申し込みが必要となるので、チェックしてみてください。
- 東京都八丈島八丈町三根
- 04996-2-1377(八丈島観光協会)
・海水浴期間:7月中旬~9月下旬 ※旗による海況案内あり
4.八丈富士の歴史と宇喜多秀家の悲運を物語る景勝地「南原千畳敷」
景勝地として有名な「南原千畳敷(なんばらせんじょうじき)」は、八丈富士が噴火したときに流れ出た溶岩によってできた台地。海に沿って長さ500m、幅100mという広範囲にわたって暗色の玄武岩が広がるさまはインパクト大!
溶岩台地を歩いてみると、ゴツゴツとしていて不思議な感覚を覚えるかもしれません。岩壁に波しぶきが飛び散る光景はダイナミックで、思わず圧倒されることでしょう。
西海岸にある南原千畳敷からは八丈島の西約7.5kmに位置する八丈小島を望め、水平線に夕日が沈んでいく絶景も見られます。冬にはザトウクジラを目撃できるという情報も!
駐車場から100mほど南に行った場所には、関ヶ原の戦いで敗れ、この地に流罪となった宇喜多秀家と本土に残された正室・豪姫の像が、ひな人形のように仲良く並んでいます。離れ離れになってしまった悲運の夫婦を思いやり、秀家によって築かれた岡山城の築城400年という節目に作られたそうです。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷
5.かわいらしいキョンとふれあえる「八丈植物公園」
独特な生態系を持つ八丈島の自然について興味がある人は「八丈植物公園」へ行ってみましょう。
200万平方メートルを超える広大な園内には、熱帯・亜熱帯性植物があふれ、南国ムードが漂います。「八丈の森」「緩衝緑地」「学習の森」といったいくつかのゾーンに分かれた屋外施設と、温室およびビジターセンターの屋内施設があります。
八丈島の自然や文化、見どころについて案内をしてくれるビジターセンターへは、島巡りの前にぜひ立ち寄りたいところ。解説員が常駐しているので、地元民のみぞ知るような貴重な情報も入手できるかもしれませんよ。毎週土曜・日曜には、ビジターセンター主催のガイドウォークを園内で実施しています。
見逃せないのは、園地ゾーンの動物舎で飼育されているキョン!体高40~50cmほどの小型なシカ科の一種で、その愛らしい姿は子供たちにも大人気。餌をあげてふれあうこともできます。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2843
- 04996-2-4811
・開園時間:9:00~16:45(温室は〜16:30)
・休園日:なし
・入園料:無料
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6.歴史にも思いを馳せて眺めたい「大里の玉石垣(八王子役所跡)」
八丈島の中心である大賀郷の大里地区に残る「八丈島役所跡(陣屋跡)」。室町時代末期に陣屋が置かれた場所で、明治時代に入ってからは島役所と改称し、380年もの長きに渡り八丈島の政治の中心だった場所です。
八丈島役所跡の周辺で見どころとなっているのが「大里の玉石垣」。1つの石の周りを6つの石で囲む伝統的な技法「六方積み」で積まれた石垣です。遠目では整然と積まれているものの、一つひとつの玉石は均一でなく自然な丸みを帯びており、温かみのある美しい景観を作り出しています。
この玉石、流罪で八丈島にやってきた流人たちが海岸から運んで積んだものだとか。そんな歴史に思いを馳せながら石垣を眺めると、また違った風に見えてくるから面白いものです。
大里地区のあちこちで玉石垣を見られますが、もっとも美しいといわれているのが八丈島役所跡の玉石垣です。近くには、同じく玉石垣や石造りの本殿など、石の存在感を強く感じられる「優婆夷宝明(うばいほうめい)神社」もあるので、ぜひあわせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷
7.ジャージー牛乳のおいしさを堪能!「八丈島ジャージーカフェ」
かつては「酪農王国」として知られ、島の産業のひとつとして酪農が盛んだった八丈島。以前のような規模はないものの、現在は先に紹介したふれあい牧場と「八丈島乳業」が酪農を営んでいます。
八丈島乳業では、太平洋を望む「ゆーゆー牧場」でジャージー牛を放牧。マグサ(ススキ)やアシタバ、カヤなど、島の草をたくさん食べて育ったジャージー牛から搾った生乳で、乳製品を製造しています。それらを味わえるのが「八丈島ジャージーカフェ」です。
ジャージーミルクやジャージープリン、ソフトクリームなど生乳のおいしさをダイレクトに堪能できるものから、チーズケーキやフレンチトーストといったスイーツまで、乳製品好きにはたまらないラインアップに歓喜!
飲食店が多い大賀郷(おおかごう)にお店があるので、散策がてらぜひ立ち寄ってみては。先に紹介した八丈植物公園のビジターセンターにも、八丈島乳業の乳製品をいただける「ジェラテリア365」があります。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2370-1
- 04996-2-5922
・営業時間:10:00〜18:00
・定休日:無休
8.島寿司と江戸前寿司の両方を味わえる「すし処 銀八」
“島寿司”は八丈島で絶対食べておきたい郷土料理!旬の魚をしょうゆベースのタレに漬けてヅケにし、やや甘めのシャリと組み合わせた握り寿司のことで、ワサビではなく練りカラシをのせてあるのが特徴です。
この島寿司をリーズナブルに味わえるのが「すし処 銀八」。ネタになる魚はメダイやキンメダイ、シマアジなど。季節や日によって、その日新鮮な魚に変わります。こちらの寿司はネタが厚めで大きいのも人気の理由。
そして八丈島は、なんといっても東京都に属す島!島寿司だけでなく、江戸前寿司を食べられるのも銀八の魅力です。島寿司と江戸前寿司を食べ比べてみるのもいいですね。
日本酒の種類が豊富なのもお酒好きにはうれしいポイント。冬場にはフグ料理も味わえるんだそう。満席でせっかくのチャンスを逃さないよう、早めに予約しておくと安心ですよ。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2521
- 04996-2-1405
・営業時間:12:00~14:00、17:30~21:00
・定休日:水・木曜(臨時休業あり)
9.おいしい地魚を堪能&お土産に!「藍ヶ江水産 地魚干物食堂」
「藍ヶ江水産 地魚干物食堂」は干物加工業者の直営店で、八丈島近海の新鮮な魚を提供するだけでなく、くさやや干物、岩のりなどのオリジナル製品を販売。お土産を選ぶのにももってこいのお店です。
まさに食堂といったカジュアルな雰囲気で、ズラリと並ぶ長テーブルと50席もある広い店内は団体でも入れます。
「本日の定食」では自家製のくさやをはじめ、地魚兜煮付けや金目鯛姿煮付けなど八丈島ならではの魚料理を選べます。ご飯と亀の手味噌汁、小鉢3品が付いて、味はもちろんボリュームも大満足!
大賀郷という町の中心部にお店があるので、夜の居酒屋営業時間に訪れるのもおすすめです。アルコール類は種類豊富にそろい、お酒によく合うおつまみ料理も充実。飛魚のフライや白子豆腐、くさやチーズといった珍味を見つけたら、ぜひ味わってみてくださいね。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2333
- 04996-2-2745
・営業時間:ランチ11:30~14:00、居酒屋17:00~21:00、土産販売10:00〜21:00
・定休日:日曜
10.タイドプールと夏限定の海水プールが楽しい!「乙千代ヶ浜海水浴場」
夏に海で遊ぶなら、横間ヶ浦からさらに南下した樫立地区にある「乙千代ヶ浜(おっちょがはま)海水浴場」。島民からは“おっちょ”の愛称で親しまれています。
八丈一周道路から「あっち」「こっち」「うみ」などと手書きされた看板をたどっていくと到着。最寄りのバス停からは少し距離があるので、タクシーやレンタカーを利用するのがいいでしょう。
透明度が高く、ダイナミックな海底地形が面白い外海は、ダイバーにも大人気。でも、こちらの魅力はなんといっても天然のタイドプール(潮溜り)と夏季限定の海水プールです。
岩に囲まれたタイドプールは絶好のシュノーケリングスポットで、小魚がたくさん泳ぐ姿を見られます。夏の午後のみオープンする海水プールにはライフセーバーが常駐し、トイレや水シャワーも備えているので子供連れにも安心!
目の前には予約制のBBQスペースも2ヶ所完備。ファミリーやグループで、海とBBQを満喫するのにぴったりの場所です。
- 東京都八丈島八丈町樫立
- 04996-2-1377(八丈島観光協会)
・海水プール営業期間:7月中旬~9月下旬、13:00~16:00 ※旗による海況案内あり
※BBQ場の利用は、八丈島観光協会へ事前要予約
11.八丈島の豊かな水を体感できる「裏見ヶ滝」
八丈島の豊かな水を堪能するなら「裏見ヶ滝(うらみがたき)」へ出かけましょう。滝の裏側を通り抜けでき、珍しい景観を楽しめます。
滝へと続く道には遊歩道が整備されており、ヘゴシダの生い茂る亜熱帯ジャングルのような森の中を10分ほど歩くと、落差20mほどの滝が現れます。
光輝く水がシャワーのように降り注ぎ、その光景は爽快かつ神秘的!雨上がりには、圧倒されるほどの迫力ある水量になるんだとか。夏はマイナスイオンたっぷりの涼スポットとしてもおすすめです。
- 東京都八丈島八丈町中之郷1355
12.まるでジャングルの中の温泉!野趣あふれる「裏見ヶ滝温泉」
裏見ヶ滝を訪れたら、ぜひあわせて立ち寄りたいのが「裏見ヶ滝温泉」です。公共の温泉で、入浴料はなんと無料!
ジャングルのように木々が茂る中にある野趣あふれる露天風呂で、裏見ヶ滝を見下ろせるのも大きなポイント。男女混浴なので水着の着用は必須ですが、時間帯によっては貸し切り状態で楽しめるかも!?
裏見ヶ滝に行く際は、ぜひ水着を持参しましょう。道路を挟んだ向かいにある公衆トイレには、男女別の脱衣所があります。
- 東京都八丈島八丈町中之郷1246
- 04996-2-5570(八丈町役場福祉健康課)
・営業時間:9:00〜21:00
・定休日:無休
・料金:無料
※水着着用、せっけん・シャンプー使用不可
13.アシタバを使ったスイーツでほっとひと息「古民家喫茶 中之郷」
「古民家喫茶 中之郷」は、150年以上の歴史ある古民家をそのまま利用したカフェ。
八丈島の伝統的な平屋造りの家屋で、女性オーナーがおばあさんの家を借りて営業しているのだそう。裏見ヶ滝や藍ヶ江海水浴場などがある島南部の中之郷地区にあります。
玉石垣に囲まれた庭には、南国ムードを醸し出すヤシ科のフェニックスロベレニーが生い茂り、独特の雰囲気が漂います。土間には囲炉裏やちゃぶ台、座布団が置かれ、開放された縁側で心地良い風に吹かれていると、はるか昔の八丈島にタイムスリップしたかのような気持ちになれるかも!?
アシタバのスコーンやシナモンロールなど、八丈島の代表的な野菜・アシタバを使ったスイーツがおすすめ。甘みとアシタバのほんのりした苦みが絶妙にマッチして、思わずクセになる味わいです。八丈ハーブティーやパッションジュースなど、八丈島ならではのドリンクもありますよ。
周辺には温泉施設も多いので、お風呂で癒やされたあとにカフェでのんびり過ごすのもすてきですね。
- 東京都八丈島八丈町中之郷1642-1
- 04996-7-0502
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:木曜 ※時期よって臨時休業あり
14.藍ヶ江の美しい海を一望!無料で楽しめる「足湯きらめき」
島南部に位置する藍ヶ江港(あいがえこう)からすぐの場所にある、中之郷温泉を利用した「足湯きらめき」。目の前に広がる藍ヶ江のきらきらした海のイメージから“きらめき”という名称がつけられたのだそう。
藍色に輝く藍ヶ江の海を一望できる、誰もが無料で楽しめる足湯です。泉質はナトリウム塩化物温泉で、神経痛や筋肉痛、疲労回復などに効果的といわれています。
釣りやダイビング、夏は海水浴スポットとして人気の藍ヶ江港でたっぷり遊んだあとに立ち寄って、心身ともに癒やされてみてはいかが?20分も足を浸けていれば、ポカポカに温まりますよ。
冬は水平線へと沈むダイナミックな夕日を望めるだけでなく、ザトウクジラを発見できるチャンスも!足湯に浸かりながらクジラのブローを見られるなんて、ほかではなかなかできない体験です。季節や時間とともに表情を変える海の絶景をのんびりと楽しみましょう。
- 東京都八丈島八丈町中之郷
- 04996-2-5570(八丈町役場・福祉健康課)
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:なし
・料金:無料
15.海と山と空を感じる「末吉温泉 みはらしの湯」
八丈島に7つある温泉の中でも大人気の「末吉温泉 みはらしの湯」。
海抜94mの高台にある露天風呂からの見晴らしが最高で、海と山と空を感じられる絶景の温泉です。市街地から少し離れたところにありますが、わざわざ訪れる価値あり!
眼前には“八丈ブルー”と呼ばれる太平洋の大海原が広がり、島の最南端にある岬・小岩戸ヶ鼻や八丈島灯台を一望できます。晴れた日には遠くに青ヶ島を望めるのだそう。夜には温泉に身を包まれながら、満天の星空を見上げる至福のときを過ごせます。
お風呂は2種類あり、奇数日と偶数日によって女湯と男湯が入れ替わります。泉質は塩化物強塩温泉で、体の芯からポカポカに。ダイビングやトレッキングで疲れた体を癒やすのにもおすすめです。
- 東京都八丈島八丈町末吉581-1
- 04996-2-5570
・営業時間:10:30~21:30
・定休日:火曜(祝日、夏期、年末年始は営業)
・料金:大人500円、小学生200円
16.夕焼けや星空も見逃せない!絶景を望める「登龍峠展望台」
八丈島の絶景ポイントのひとつ「登龍峠(のぼりょうとうげ)」。島を一周する都道の途中にあり、曲がりくねった急な坂道になっています。この道の様子がまるで龍が天へと昇っていくかのように見えるため、この名前が付いたそうです。頂上にある展望台からの見晴らしは抜群に素晴らしく「新東京百景」に選ばれるほど!
目の前には雄大な八丈富士と八丈小島の姿がよく見えて、眼下には底土港や神湊(かみなと)港、三根(みつね)の町並みを見渡せます。天気が良ければ、三宅島や御蔵島のシルエットまで望めることも。
日没前のマジックアワーや夜景を眺めるスポットとしてもおすすめ。黄昏色に染まる空と八丈富士自然の陰影とのコントラストが美しく、夜には満天の星空を楽しめます。時間によって見られる景色が違うので、何度でも訪れたくなる場所です。
- 東京都八丈島八丈町三根
17.リゾート気分を満喫!「エックスカート」で爽快に走ろう!
八丈島でおすすめの乗り物といえば、コンパクトながらも爽快感抜群な「エックスカート」!自動車の普通免許で公道を走れるゴーカートで、“リアルマリオカート”ともいわれて人気となっています。
ミニカーに該当するエックスカートは、ヘルメットとシートベルトが不要。座席が地面から近く、視界が低いため、実際のスピード以上に体感速度を感じられて、興奮せずにはいられません。
八丈島の風や香りを全身に感じて、絶景を楽しみながら走れば気分は最高です。観光スポットを巡る移動手段として小回りが利いて便利なだけでなく、リゾート気分満点のアクティビティとしても魅力的!忘れられない旅の思い出になること間違いなしですね。
エックスカートのレンタルは「モービルレンタカー八丈島店」で実施。台数に限りがあるので、早めに事前予約することをおすすめします。なお、雨天時は貸し出し不可となるのでご注意ください。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2322
- 04996-2-0148
・営業時間:8:00~17:00
・定休日:なし
・料金:1時間3,300円~ ※別途、保険料が必要 ※現金決済のみ
※雨天時はレンタル不可
八丈島へのアクセス
八丈島へは東京から飛行機か船でアクセスできます。
空路は、羽田空港から八丈島空港を結ぶANAの定期便が1日3往復就航。所要時間は片道約55分と、あっという間に感じてしまうほど短い時間で到着します。
海路の場合、東京・竹芝桟橋から八丈島・底土(そこど)港、または八重根(やえね)港の間を東海汽船の定期便が1日1往復就航しています。大型客船による夜行便で、所要時間は片道約10時間20分。夜に東京を出発して、朝には八丈島に到着するので、観光やアクティビティにたっぷり時間を使えます。
八丈島には島内をぐるりと回れる「八丈一周道路」があり、その総距離は約45km。車なら1時間半ほどで1周できます。
島内の交通手段は、バス、タクシー、レンタカー、レンタルバイク、レンタサイクル(電動あり)があります。旅のプランや時間などに応じて、自分に適したものを選びましょう。レンタカーは、シーズン繁忙期には不足することもあるので、事前の予約がおすすめです。
アクティビティも充実!魅力いっぱいの八丈島へ出かけよう
海に山に、アクティビティを存分に楽しめる八丈島。早速行ってみたくなった人も多いのではないでしょうか?
豊かな自然を感じながら遊び、温泉に癒やされ、島グルメに舌鼓を打ち、絶景に感動する。八丈島の魅力を知ってしまったら、何度でも訪れたくなること間違いなし!
「おじゃりやれ(いらっしゃいませ)」と、いつでも温かく迎えてくれる常春の島。飛行機を使えば週末の弾丸トラベルだってできちゃいます。次の旅行先は八丈島で決まりですね。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、八丈島をはじめ伊豆諸島や全国各地のアクティビティを紹介しています。旅行の前にはぜひチェックしてみてください。
(編集部注*2023年5月21日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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