東北で過ごすゴールデンウィーク(GW)!お出かけスポット18選 2024.04.13 北海道・東北
東北の桜の見頃は、例年4月下旬~5月上旬。今年はすでに仙台、福島で開花を迎え、例年より早くなっていますが、北部ではゴールデンウィーク(GW)中もまだ桜を楽しめる可能性があるだけに、お花見も兼ねて遊びに出かけてはいかがでしょう。
今回はより東北旅行を楽しめるように、GWにぜひ訪れてほしい注目スポットをご紹介!
ポカポカ陽気が気持ちいい季節だから、アウトドアも思いっきり満喫したい!そんな人にも喜んでもらえるよう、東北の大自然をたっぷりと楽しめるアクティビティ情報もあわせて紹介していきます。
【目次】
1.アクアマリンふくしま|福島県
2.鶴ヶ城公園|福島県
【column】猪苗代湖を望む絶景パラグライダー!
【column】子供もワンちゃんも!桧原湖カヌー体験
3.松島|宮城県
4.蔵王の御釜|宮城県
【column】蔵王の美しい自然の中でホーストレッキングを満喫!
5.気仙沼大島|宮城県
6.宝珠山 立石寺|山形県
7.リナワールド|山形県
8.上杉神社|山形県
9.角館武家屋敷|秋田県
10.田沢湖|秋田県
11.男鹿水族館GAO|秋田県
12.盛岡市動物公園ZOOMO|岩手県
13.小岩井農場まきば園|岩手県
14.龍泉洞|岩手県
15.雪谷川ダムフォリストパーク・軽米|岩手県
16.弘前公園|青森県
【column】岩木川でお花見ラフティング!
17.蕪島|青森県
18.十和田湖・奥入瀬渓流|青森県
<<東北エリアで体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
1.潮目がテーマの体験型水族館!「アクアマリンふくしま」|福島県
「アクアマリンふくしま」は、太平洋に面する小名浜港第2埠頭にある東北最大級の体験型水族館。福島の海の大きな特徴といえる、暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかる“潮目”をテーマに、約800種類の生き物を展示しています。
潮目の海を象徴する大水槽は、歩いて通り抜けられる三角トンネルを境に、右が黒潮水槽、左が親潮水槽と分かれており、まさに福島県沖の海中世界が目の前に!黒潮では、回遊魚たちが力強く泳いでいるのに対し、海藻やマボヤが生息する親潮ではゆったりとした魚を見られるなど、異なる生態系を見比べられる一風変わった展示が魅力です。
そのほか、黒潮の源流域を再現したサンゴ礁の海や親潮の源・オホーツク海なども再現。ゴマフアザラシやトドたちのごはんタイムも見ものです。屋外エリアには、磯、干潟、浜といった海辺の自然を再現した世界最大級のタッチプール「蛇の目ビーチ」も完備。水の中に入って、生き物とふれあって遊べるから、GWの晴れた日には気持ちよさそうですね。
釣った魚をその場で食べられる釣り体験やバックヤードツアー、缶詰づくり体験など、参加型企画もめじろ押し!レストランやショップもあって、丸1日遊べます。
- 福島県いわき市小名浜字辰巳町50
- 0246-73-2525
・入館料:9:00~17:30(12月1日〜3月20日は17:00まで)
・休園日:無休
・入館料:大人1,850円、小~高校生900円
2.ライトアップされた城と桜の競演は情緒たっぷり「鶴ヶ城公園(若松城)」|福島県
「若松城」や「黒川城」など、複数の呼び名をもつ「鶴ヶ城」は城郭全体が国の史跡に指定され、城を中心とした一帯が公園として整備されています。日本で唯一となる5層の赤瓦をまとった天守閣が特徴で、華やかで堂々たる姿は会津若松のシンボルとして人気です。天守の内部は博物館となっていて定期的に企画展を開催。会津若松市が所蔵する収蔵品などを通じて、会津の歴史にふれる貴重なひとときを過ごせます。
公園内でちょっとひと息つきたいときは、千利休の子・少庵が建てたといわれる「茶室麟閣」がおすすめです。情緒あふれる風景を眺めながら飲む抹茶は、格別なおいしさ!
毎年4月上旬~中旬にかけては、約1,000本ものソメイヨシノが咲き誇ります。その美しさは「さくらの名所百選」のひとつに選ばれるほど。2024年4月3日~5月6日までは夜間に鶴ヶ城周辺のライトアップが行われており、夜桜もたっぷりと楽しめます。
- 福島県会津若松市追手町1ー1
- 0242-27-4005(会津若松観光ビューロー)
[天守閣博物館]
・開館時間:8:30~17:00
・休館日:無休
・入館料:大人410円、小・中学生150円 ※茶室麟閣との共通権あり
猪苗代湖を望む絶景パラグライダーを体験!
若松市街から車で約40分。会津若松市、郡山市、猪苗代町にまたぐ「猪苗代湖(いなわしろこ)」は、日本で4番目の広さを誇る湖。そんな猪苗代湖の北にそびえる「磐梯山(ばんだいさん)」は、スキーやパラグライダーを楽しめるスポットとして知られています。
「猪苗代パラグライダースクール」が主催する“半日体験コース”でパラグライダーに挑戦してみませんか?ベテランガイドから講習を受けたあと、平地での練習を重ね実際にフライトを体験します。
雄大な磐梯山の自然と大空の作り出すコントラストや、春先の風の心地良さに感動すること間違いなし!ぜひ、爽快な浮遊感を楽しんでください。
- 福島県耶麻郡猪苗代町葉山7105 猪苗代パラグライダースクール(猪苗代スキー場中央ゲレンデセンターハウス横)
子供もワンちゃんも!風光明媚な桧原湖でカヌー体験
猪苗代湖の反対側、磐梯山の南にある「桧原湖(ひばらこ)」は、明治中期に磐梯山の噴火によって生まれた湖のひとつ。景観のすばらしさから“磐梯の松島”とも称される人気スポットです。
そんな桧原湖の魅力を存分に味わうならカヌーがぴったり!「アウトドアスポーツクラブ バックス」が開催している“カヌー2時間コース”は、雄大な磐梯山を望みながら、迷路のように入り組んだ入江を探検できます。
小学1年生以上の子供や愛犬と参加することも可能です。とびっきりの思い出作りに家族そろって参加してみてはいかがでしょう。
- 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-955 バックス桧原湖店
<<東北エリアで体験できるカヌー・カヤックツアーの一覧を見る>>
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3.いくつもの島々が浮かぶ日本三景「松島」|宮城県
松島湾に面した宮城県の松島エリアは、湾の内外に260以上もの島々が浮かぶ風光明媚なスポット。
周囲にある丘陵や高台からは、松島ならではの絶景をさまざまな角度で楽しめます。島々を巡る観光船も運航しており、海上からしか観賞できない島や風景を楽しめるとあって観光客に人気です。
松島にある臨済宗の寺院「瑞巌寺(ずいがんじ)」は、本堂や庫裏(くり)が国宝に指定されている歴史の深いスポット。国宝以外にもいくつかの重要文化財を擁しており、その中でも小島の上に建つ境内仏堂「五大堂(ごだいどう)」は松島のすばらしい景観に欠かせない存在です。
海に浮かぶ多くの島々を一望したければ、展望台のある「西行戻しの松公園」に行ってみましょう。公園内には260本の桜があり、例年の見頃は4月上旬~中旬。GWまで花が残っているかは天候次第ですが、展望台からの絶景だけでも、足を延ばす価値は十分にあります。
観光船や展望台から松島の絶景をたっぷり楽しみつつ、多くの史跡が残されている瑞巌寺もあわせて立ち寄ってみましょう。
- 宮城県宮城郡松島町松島字町内85
・運航時間:9:00~16:00 ※時期によって異なる
・料金:大人1,500円、小学生750円
- 宮城県宮城郡松島町松島字町内91
- 022-354-2023
・拝観時間:8:00~17:00(10〜3月は異なる)
・拝観料:大人700円、小・中学生400円
4.エメラルドグリーンに輝く蔵王のシンボル「蔵王の御釜」|宮城県
宮城県と山形県の県境に位置する蔵王連峰の中央部、最も標高の高いエリアに位置する火口湖「御釜(おかま)」は、蔵王のシンボル的存在。エメラルドグリーンに輝く湖水は、太陽光線の当たり方でさまざまな色に変わり、“五色沼”とも呼ばれています。
蔵王国定公園内にある御釜は、蔵王エコーラインを通り、蔵王ハイラインの突き当りにある「蔵王山頂レストハウス」のそばから眺められます。11月上旬〜4月下旬までの冬期通行止めが解除になったあとは、春は残雪の回廊、夏は新緑、秋は紅葉と、四季を感じられる道中の風景が魅力的です。
御釜付近は標高も高く、気温も低め。暖かい季節でも羽織れるものを持参しておくと安心。さらに霧が発生しやすい場所のため、タイミングが悪いと霧に隠れて御釜がまったく見えないことも。蔵王町の公式サイトでライブカメラの映像を確認できるので、出かける前に状況をチェックするのがおすすめです。
- 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内国有林内
- 0224-33-2215(蔵王町農林観光課)
※11月上旬~4月下旬は蔵王エコーライン・ハイラインの冬期通行止めのため、見学不可
蔵王の美しい自然の中でホーストレッキングを満喫!
蔵王の御釜を観光したあとは、美しい自然の中を馬に乗って散策なんていかがでしょうか?
「ホワイトストーンR.C.(ライディングクラブ)」が開催している‟蔵王ホーストレッキングツアー”は、初心者から参加できる乗馬ツアー。静かな森の中や、蔵王の町を一望できる小高い場所、畑や農園が広がるのどかな田舎道など、さまざまなシーンをバックに馬との散歩を楽しめます。
ツアーでは穏やかな性格の馬をそろえている上、乗馬中は常にガイドがついてくれるので、初めてでも心配は無用です。馬の息づかいや背に乗って揺られる感覚を楽しみながら散策しましょう!
- 宮城県刈田郡 ※コースによって異なる
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5.ツバキや桜の咲く島で爽快サイクリング!「気仙沼大島」|宮城県
三陸海岸に浮かぶ「気仙沼大島」は、気仙沼市に属す東北最大の有人島。2019年には本州と気仙沼大島をつなぐ気仙沼大島大橋が完成し、車などで気軽にアクセスができるようになりました。
島にあるたくさんのヤブツバキがいっせいに薄紅色の花を咲かせる4月中旬は人気のシーズン!薄緑色の花をつける桜・御衣黄(ギョイコウ)も同じ時期に開花するため、春めいたカラフルな風景を楽しめます。
自然の恵みが豊かな場所で、多くの区域が三陸復興国立公園に指定されている気仙沼大島。島の北側に位置する標高235mの「亀山」は屈指の観光スポットであり、山頂からはリアス海岸をパノラマで一望できます。4月中旬〜下旬には桜も見頃を迎えますよ。
ほかにも「小田の浜」や「龍舞崎(たつまいざき)」など、風光明媚な場所がいっぱい!観光協会のあるウェルカム・ターミナル内にはレンタル自転車も用意されているので、爽やかな風を浴びながらサイクリングで島内巡りするのもおすすめです。
- 宮城県気仙沼市浦の浜151-2 ウェルカム・ターミナル内(気仙沼大島観光協会)
- 0226-28-3000(気仙沼大島観光協会)
6.名句にも詠まれたパワースポット「宝珠山 立石寺(山寺)」|山形県
山形市にある「宝珠山 立石寺」は、「山寺」とも呼ばれる東北を代表する霊山。860年に天台座主第3世慈覚大師円仁によって建立された天台宗の御山で、松尾芭蕉の句『閑さや 岩にしみ入る 蝉の声』を詠んだ場所としても知られています。
奇岩怪石からなる山全体が修行と信仰の場になっていて、登山口から大仏殿のある奥之院までの道のりは約1時間ほど。1,015段の長い石段を登って奥之院へ参拝すると煩悩が消滅するといわれています。登り切るのは大変そうに思えますが、途中には句碑などの史跡や絶景が広がるスポットなど見どころが盛りだくさん!国の重要文化財もいくつかあり、歴史ある史跡をたどりつつ楽しみながら登れるので意外とあっという間に登り切ってしまうかも。
数ある見どころの中でも、五大堂からの眺めは山中随一と評判!断崖に突き出すように建っているお堂からは、新緑が鮮やかな初夏の山寺を一望できます。行きも帰りもずっと石段を上り下りしなければならないため、動きやすい服装でお出かけしてくださいね。
- 山形県山形市山寺4456-1
- 023-695-2843
・参拝時間:8:00〜16:00(12〜3月は15:00まで)
・入山料:大人300円、中学生200円、4歳〜小学生100円
7.東北最大級の遊園地で大興奮!「リナワールド」|山形県
蔵王連峰の裾野に広がる上山市にある「リナワールド」は、東北最大級であり、山形県唯一の遊園地。かみのやま温泉から車で約10分、蔵王温泉から車で約20分と好アクセスで、温泉とセットで家族で楽しむレジャースポットとしてもおすすめです。
豊かな自然に囲まれた園内は、アクティブに遊べる「ジョイフルゾーン」や「エキサイトゾーン」、かわいいキャラクターの乗り物がいっぱいのサンリオのキャラクターとコラボレーションした「メルヘンランド」、夏期にはレジャープールが楽しめる「リナビーチ」の4エリアに大きく分かれています。
急流滑りやジェットコースターなどの絶叫アトラクションをはじめ、観覧車やメリーゴーラウンドといった小さな子供が遊べる乗り物も盛りだくさん!アスレチック要素が散りばめられた立体迷路「DOSAIDA?」も人気です。
仮想現実空間で脅威の絶叫体験ができる「VRシアター」や有機ELパネルと鏡を使った迷路「Magicミラーワールド夢幻」、-20℃の瞬間冷凍が待ち受ける「カチンコチン」など、天気を気にせず楽しめる屋内型アトラクションも魅力的。GWはパフォーマーショーやイベントもお見逃しなく!
- 山形県上山市金瓶字水上108-1
- 023-672-1614
・営業時間:9:30〜17:00 ※日によって異なる
・定休日:火・水曜(祝日・繁忙期は営業) ※冬季休園
・入園料:大人1,000円、3歳〜小学生700円
※フリーパス料金もあり
8.「上杉神社」で戦国時代にタイムスリップ!|山形県
米沢市の「松が岬公園」内にある「上杉神社」は、米沢藩祖である戦国武将・上杉謙信を祀る神社です。
1919年に起こった米沢大火でほとんどの建物が焼失するも、1923年に市民の労働奉仕などによって現在の神社が造営されました。
毎年4月29日〜5月3日には、開幕パレードや甲冑行列など、戦国時代にタイムスリップしたかのようなイベントを楽しめる「米沢上杉まつり」が開催されます。中でも5月3日に行われる、上杉軍と武田軍が激突する「川中島合戦」の再現は迫力満点!両軍合わせ約700名もの武者が入り乱れての戦闘シーンは大興奮間違いなしです。
公園のお堀沿いには200本の桜があり、例年の見頃は4月中旬〜下旬。今年は開花が早い予想で、桜を楽しむならGW前に訪れたほうがよさそうです。
- 山形県米沢市丸の内1-4-13
- 0238-22-3189
・開門時間:6:00〜17:00(11~3月は7:00〜)
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