沖縄なら3月でもシュノーケリングを楽しめる!?気になる情報まとめ 2023.02.19 シュノーケリング 沖縄
国内でシュノーケリングの人気スポットといえば、やはり澄んだ美しい海が魅力の沖縄!
本島では神秘的な青を堪能できる「青の洞窟」、離島では抜群の透明度を誇る慶良間諸島、宮古島の海など、世界に誇るシュノーケリングスポットがたくさんあります。
気になるのはシュノーケリングができる時期。沖縄では一年中シュノーケリングを楽しめますが、旅行者が増え始める3月の海はどのような状況なのでしょうか?
今回は3月の沖縄の気温や水温、おすすめのツアーなどを含め、3月のシュノーケリング事情を紹介します!
【目次】
■3月の沖縄の気温・水温はどのくらい?
■3月に沖縄でシュノーケリングをするメリットは?
■沖縄のおすすめシュノーケリングツアー
- 1.貸切で青の洞窟へ!エントリー方法を選べるツアー
- 2.ナイトシュノーケリングで夜光虫が光る海を泳ごう
- 3.SUP?それともカヤック?ポイントに行くまでも遊ぼう
- 4.シュノーケリングしながら海のお宝を探し当てよう!
- 5.世界屈指の透明度!ケラマブルーの海で海中散歩
- 6.セットで楽しさ倍増!宮古島SUP&シュノーケリング
■3月の沖縄ではシュノーケリング以外の楽しみも!
- クメノサクラ
- 東村つつじ祭り
- ホエールウォッチング
<<沖縄県で体験できるアクティビティの一覧を見る>>
3月の沖縄の気温・水温はどのくらい?
沖縄の海開きはビーチによって多少前後しますが、3月中旬〜4月中旬がほとんど。とはいえ、3月の那覇市の平均最高気温は23℃、平均最低気温は18℃と、朝晩は肌寒いことも。脱ぎ着のしやすい上着があると便利ですよ。
紫外線は気温に関係なく強いので、日焼け止めクリームや帽子、サングラスなどでしっかりと紫外線対策することをおすすめします。
3月の海水温度は平均21〜22℃くらいなので、それほど冷たくはありませんが、急に北風が吹いて海が荒れることもあります。シュノーケリングでは全身海の中に入るので、ウェットスーツの着用が必須です。
水温より気温が低い場合もある3月は、海から上がったときのことを考えて防風・撥水性のあるジャケットやボートコートがあると安心です。ツアー会社によっては無料でレンタルできる場合もあります。せっかくの楽しい旅行で体調を崩さないよう、しっかり準備していきましょう!
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3月に沖縄でシュノーケリングをするメリットは?
海水温度が低い時期はプランクトンが少ないので、夏よりも海の透明度が高くなります。さらに春休みが始まる前の3月前半はまだ人も少なく、静かできれいな海を独り占めするかのようにシュノーケリングをできるのが魅力!
この期間は、飛行機のチケット代も宿泊施設の料金もハイシーズンより安くなっていることが多いので、リーズナブルに旅行を楽しめるといったメリットもあります。
3月中旬からは徐々に価格が上がり始め、旅行者の数も増えるので、3月の沖縄旅行は早めに行動したほうがよさそうです。人が少なく、海の透明度も高い3月前半の海に行けば、お得な気分を味わえそうですね。
ガイド付きツアーなら3月でも安心!沖縄のおすすめシュノーケリングツアー
天気や海の状況が変わりやすい3月は、ガイド付きのシュノーケリングツアーに参加するのがおすすめ!沖縄の海を知り尽くしたベテランガイドと一緒なら安心して楽しめます。
熱帯魚やサンゴ礁のキレイなポイントは初心者にはなかなか見つけられないことも。海の状況などを見て、その日のベストポイントに案内してもらえるのはツアーならではです。
1.完全貸切ツアーで青の洞窟へ!エントリー方法を選べるから安心
那覇から車で北へ1時間、「青の洞窟」で有名な真栄田岬で開催される完全貸切のシュノーケリングツアーです!スキューバダイビングと違って重装備のいらないシュノーケリングでは、ポイントまでの道のりも身軽なのが魅力。
ご紹介する2つのツアーは、ボートエントリーかビーチエントリーかどちらか好きな方を選べます。“《ボートエントリー》青の洞窟シュノーケリングコース”は、リゾート気分を味わいながら10分ほどボートに乗ってポイントまでアクセスします。青の洞窟までピンポイントで行くことができるので楽ちんですね。
一方、“《ビーチエントリー》青の洞窟シュノーケリングコース”は足の着く水深から徐々に水慣れをして、泳いでポイントまで向かうので、泳ぎが苦手な人や子供でも安心して参加できます。移動中は、ガイドが引っ張る浮力体につかまってもOKです。
どちらも完全貸切のツアーなので、行きたいところ、見たいもの、どんどんリクエストして青の洞窟の神秘と自然のアクアリウムを心ゆくまで堪能しちゃいましょう!
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」から予約すると、バスタオルの無料レンタルのほか、ツアー後にシャンプー・コンディショナー・化粧水のプレゼントが付きますよ。
- 沖縄県国頭郡恩納村谷茶138 マリンクラブクレア
2.ナイトシュノーケリングで夜光虫が光る神秘的な海を泳ごう
沖縄の海は、夜も魅力がいっぱい!本島中部の恩納村(おんなそん)にある「冒険島」では、夜の海の様子と星空を観察できる“ナイトシュノーケリングツアー”を開催しています。冬の空は空気が澄んでいるので、星空観察にはぴったりの季節!
夏に比べると3月は日没の時間が早く、早めの時間からツアーを開始できるメリットもあります。海洋性のプランクトンである夜光虫が、波に打たれて青白い光を放つ神秘的な光景は、普通の観光ではなかなか見られない貴重なシーンです。
また、朝から午後にかけては“青の洞窟シュノーケリングコース”も開催。シュノーケリングしながら沖縄の海の神秘を探検しましょう!
- 沖縄県国頭郡恩納村前兼久149 冒険島
3.SUPにする?それともカヤック?ポイントに行くまでも遊んじゃおう!
名護市からほど近い本部(もとぶ)地域の海は、豊かなサンゴ礁で知られる沖縄本島を代表するスキューバダイビング&シュノーケリングポイントです。
少し潜っただけでも海底まで見渡せる透明度と目の前に広がる見事なサンゴの造形に驚かされますが、「Cosmic Ocean(コズミックオーシャン)」主催のツアーでは、シュノーケリングにプラスしてほかのアクティビティまで楽しむことができる欲張りな内容です。
“SUP(サップ)+シュノーケリングコース”では、ポイントまでの道のりを自らが操作するSUPで往復し、“クリアカヤック+シュノーケリングコース”では、船底が透明なクリアカヤックを漕いでポイントまで往復します。
せっかくの沖縄の海なので「最初から最後まで1秒たりとも無駄にせず楽しみたい!」という人にはぴったりの盛りだくさんなツアーです。
- 沖縄県国頭本部町崎本部2798 Cosmic Ocean店舗
4.シュノーケリングしながら海のお宝を探し当てよう!
シュノーケリングだけでは物足りないという人にぴったりなツアーをご紹介します。
「美ら島探検隊TLEBO(トレボ)」が開催する“Green&Blueトレジャーコース”は、亜熱帯の森でのリバートレッキングと、シュノーケリングをしながらトレジャーハントができるツアーです。
トレジャーとなるターゲットはすべて自然の生き物たち。ターゲットリストを片手に歩き、泳ぎ…そして「あ、いたいた!」と自力でトレジャーを発見したときの喜びと感動はひとしおです。
また、シュノーケリングの時間をたっぷり取りたい人には、海のみの“Blueトレジャーコース”がおすすめです。どちらのコースもシュノーケリングの舞台は名護市のウィードビーチ!海の中には色鮮やかな魚やサンゴが暮らす世界が広がっています。
前者は5歳から、後者は3歳から参加可能なので、家族で協力し合ってトレジャーハンティングを楽しむことができます。南の島での宝探しはワクワクがいっぱいですよ!
- 沖縄県名護市字真喜屋763-1 羽地の駅駐車場(Green&Blueトレジャー)、沖縄県名護市幸喜117 ウィードビーチ駐車場(Blueトレジャー)
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5.世界屈指の透明度!ケラマブルーの海で海中散歩|座間味島
那覇から西へ約40kmに位置する慶良間諸島の座間味島(ざまみじま)も人気のシュノーケリングスポット。“ケラマブルー”と称される周辺の海の透明度は世界トップクラスといわれています。慶良間諸島行きの高速船は4月に入ると混みだすため、3月がラストチャンス!
「ザマミセーリング」主催の“シュノーケリング半日ツアー”に参加して、世界が恋する海を満喫しませんか?
サンゴが海底一面に広がり、色とりどりの魚たちが行き交う光景はとても幻想的!ウミガメに出会えるスポットとしても有名で、その遭遇率は9割といわれています。座間味の海なら、ウミガメと一緒に泳ぐという体験も夢ではありません。
那覇の泊港(とまりん)から座間味島までは高速船で約50分。那覇から日帰りでも参加できます。
- 沖縄県島尻郡座間味村座間味1-1 座間味港
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6.セットで楽しさ倍増!SUP&シュノーケリングツアー|宮古島
沖縄の海の遊び方はシュノーケリングのほかにもいろいろあります。3月はまだ水温が高くないため、水中に長くいるのはつらいかも…という人は、ほかのマリンアクティビティとセットで楽しむのもおすすめです。
“宮古ブルー”と称される美しい海が自慢の宮古島では「ひでちゃんTours宮古島」が、SUPも楽しめる“1日SUP&シュノーケリングコース”を開催しています。SUPボードの上に立つと、視点が高くなってひと味違う景色を眺められますよ。
海風を浴びながらSUPクルージングしたあとは、いよいよシュノーケリング!枝サンゴやテーブルサンゴなど、サンゴの種類が豊富な宮古島のポイントのほか、重厚なサンゴ礁と多様な熱帯魚が生息する下地島、白砂が広がる明るい海の来間島など、周辺の島を含めた複数ある中からその日おすすめのポイントでシュノーケリングを楽しみます。
シュノーケリングにSUPをプラスして、透き通った宮古ブルーの海をさまざまな角度から満喫しましょう!
- 沖縄県宮古島市平良字東仲宗根380 平良アパートB202・ひでちゃんツアーズ店舗
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3月の沖縄ではシュノーケリング以外の楽しみも!
せっかく沖縄まで行くなら、その時期ならではの風景や楽しみも味わいたいもの。ぜひ旅程に組み込んで、3月の沖縄を満喫してくださいね。
沖縄の一部でしか見られない幻の桜「クメノサクラ」
ソメイヨシノが開花しない沖縄の桜といえば、1〜2月に咲くカンヒザクラ(寒緋桜)が一般的ですが、なんと3月にも「クメノサクラ(久米桜)」と呼ばれる珍しい白桜を見られます。
もともとは久米島でしか見られなかった桜ですが、現在は本島北部の本部町伊豆味でも栽培されるようになりました。見頃は例年3月中旬で、約1,000本のクメノサクラが咲き誇ります。
クメノサクラがある伊豆味の集落までは、先に紹介した「Cosmic Ocean」から車で約20分。沖縄美ら海水族館、ナゴパイナップルパークといった人気スポットにも近いので、ぜひあわせて訪れてみてはいかが。
また、久米島までは那覇から飛行機で約30分、フェリーで約3時間。多様なサンゴと熱帯魚が生息する久米島も、スキューバダイビングやシュノーケリングで人気の島。思い切って、クメノサクラの本場・久米島まで足を延ばしてみるのもいいですね!
- 沖縄県国頭郡本部町伊豆味
- 0980-47-3641(本部町観光協会)
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5万本のツツジと海のぜいたくなコンビネーション「東村つつじ祭り」
桜も早いけれど、ツツジも早い!本州よりも桜の開花が1〜2ヶ月早い沖縄ですが、ツツジも3月には満開になってしまいます。
沖縄本島の北部一帯に広がる「やんばる国立公園」の南端に位置する「東村(ひがしそん)村民の森つつじエコパーク」では、毎年「東村つつじ祭り」が開催されています。色鮮やかに咲きそろうツツジの数は、なんと驚きの5万本!一面に広がる赤、白、ピンクのじゅうたんと青い空のコントラストはまるで絵画のようです。
さらに、つつじエコパークは高台にあるので、園内の至る所から“やんばるの海”として知られる北部の神秘的な海を一望できます。
ツツジと海…沖縄ならではのぜいたくなコンビネーションを、「東村つつじ祭り」で一度に味わってみませんか。
- 沖縄県国頭郡東村平良766-1(東村村民の森つつじエコパーク)
- 0980-43-2265(東村企画観光課)
・開催期間:2023年3月1日〜21日
・開園時間:9:00〜17:00
・入園料:高校生以上300円、中学生以下無料
迫力のザトウクジラを至近距離で!
沖縄の冬といえば、野生のザトウクジラを観察できるホエールウォッチングは外せません!3月はまだザトウクジラが沖縄周辺の海にいる時期です。
沖縄にはホエールウォッチングを楽しめるツアーが複数ありますが、ご紹介する“ホエールウォッチングツアー”を主催する「アシビーブルー」は、本部エリアにおいてホエールウォッチングの草分け的存在です。船には経験豊富な船長&クジラガイドが同乗し、クジラの遭遇率は驚きの2年連続(2020年、2021年)100%達成!さらに、もし会えなければ全額返金するという保証付き。
ホエールウォッチングというと、遠方にかろうじて見えるクジラを「あ、いたいた!あそこ!」というイメージですが、アシビーブルーのツアーでは手を伸ばせば触れるほどの至近距離でクジラを見られることも。目の前で繰り広げられるブリーチングやヘッドスラップなどのパフォーマンスは迫力満点!ツアー時間はたっぷりとあるので、ほかにもさまざまなクジラの生態を間近に見ることができます。
出発場所は本部町にある港からで、船での移動は15分ほどと本島のツアーの中では比較的短くなっています(状況によって40分以上移動が必要になることもあります)。4歳から参加可能なので、図鑑でクジラを知るよりも、いっそのこと本物に会ってしまうのはいかがでしょうか?
- 沖縄県国頭郡本部町渡久地764 町営駐車場
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お得な3月の沖縄でシュノーケリングを楽しもう!
本州よりひと足早い春を楽しめる3月の沖縄。お得に旅行できる上、この時期ならではの見どころや楽しみもたくさんあります。シュノーケリングにもチャレンジすれば、沖縄の美しい海をのんびりと満喫できることでしょう。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、沖縄で体験できるアクティビティツアーを多数掲載中。ぜひ気になるツアーを見つけて、思いっきり沖縄を楽しみましょう。
(編集部注*2019年2月22日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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