
【慶良間諸島】離島好きにはたまらない!座間味島の観光スポット&アクティビティ12選 2020.02.11 慶良間諸島
沖縄県那覇市から西へ約40kmにある慶良間(けらま)諸島。その美しい青色の海は“慶良間ブルー”と称され、世界中のダイバーを魅了しています。
この記事では、そんな慶良間諸島にある座間味島(ざまみじま)やその周辺の島々の観光スポットやアクティビティを紹介していきます。
派手なレジャー施設などはありませんが、南国の楽園と呼ぶべき絶景が広がる座間味へ、さあ出かけよう!
【目次】
■那覇から最短約50分で行ける楽園「座間味島」
- 1.古座間味ビーチ
【column】今話題のサバニ!古座間味発のレースは6月開催
- 2.阿真ビーチ
- 3.高月山展望台
- 4.チシ展望台
- 5.もずくそば「和山海雲」
- 6.座間味島シュノーケリング
- 7.座間味島ホエールウォッチング
■沖縄の原風景を独り占め!「阿嘉島・慶留間島」
- 8.北浜ビーチ
- 9.高良家
- 10.阿嘉島体験ダイビング
- 11.阿嘉島の宿 ウエストコースト
- 12.マリリン像とシロ像
<<座間味島周辺で体験できるアクティビティツアーの一覧はこちら>>
那覇から最短約50分で行ける楽園「座間味島」
座間味島へは那覇の泊港から高速船で約50分、フェリーで約90分で到着できます(阿嘉島を経由する場合を除く)。慶良間のほかの島々へのアクセスも良く、離島巡りをしたい観光客に人気の島。
那覇から日帰りでも行けるので、短時間で上陸して雰囲気を味わうのも可能。旅程に余裕がある人は、宿泊してじっくり島内を散策してみるのも楽しいですよ。
高速船の出発時間は那覇泊港9時発と15時発。フェリーなら10時発。朝の便に乗って日帰りで行くなら、帰りの便は座間味港を14時発のフェリーか、16時20分発の高速船を利用しましょう(ダイヤは時期により異なる)。
1.座間味港から車で約5分!ミシュランも認めた「古座間味ビーチ」
PIXTA
座間味島でぜひ訪れたいのが「古座間味(ふるざまみ)ビーチ」。座間味港からはバスや車で5分の距離とアクセスも良く、日帰りで渡るならおすすめのビーチです。
迎えてくれるのは「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星に輝いた真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海!
波打ち際からサンゴがある場所まで近いのが、このビーチの魅力です。少し泳ぐだけで熱帯魚を見られるので、子供連れで遊ぶのにもぴったり。
人気ビーチだけあって、ハイシーズンにはカラフルなパラソルが所狭しとビーチを埋め尽くします。
- 沖縄県島尻郡座間味村座間味
今話題のサバニ!古座間味発のレースは6月開催
木板を貼り合わせた舟に四角い帆が付いた「サバニ(鱶舟)」は、琉球列島で古くから使われていた漁船。もともとフカヒレを捕るために利用されていたサバニは、サメを追い回せるよう小回りが利き、スピードもかなり出る舟でした。
現代では実際に漁で使用されることはなくなりましたが、サバニの帆漕(はんそう)技術の継承を目的に、2000年に開催された九州・沖縄サミットを記念して行われた「サバニ帆漕レース」は、梅雨明けの初夏に毎年開かれるようになり、年々参加者も増えています。
古座間味ビーチから那覇までサバニを漕いで渡るこのレース。爽やかな潮風を受けながら、息を合わせて短めの櫂(ウエーク)を漕ぐ選手たちの姿はとてもエネルギッシュで、そのスピード感と相まって観戦者を興奮の渦に巻き込みます。
沖縄の伝統と技術が育んだサバニレースは、今や注目度も急上昇!6月に沖縄を訪れるなら、ぜひ観戦に出かけましょう。(写真/PIXTA)
- (スタート地点)古座間味ビーチ
- 098-987-2277(座間味村事務局)
・開催日:[マリリンカップ]2020年6月27日、[本レース]2020年6月28日
2.ウミガメに会えるかも!夕日も美しい「阿真(あま)ビーチ」
PIXTA
座間味港から古座間味ビーチとは逆となる西方向へ歩いて約15分。「阿真ビーチ」は、貴重なサンゴ礁域としてラムサール条約で保護された海に面しています。
透明度の高い海には熱帯魚だけでなく、ウミガメも住んでいます。ウミガメを見つけたら近づきすぎたり、驚かせたりしないように注意!優雅に泳ぐウミガメと一緒に、きれいな海を堪能しましょう。
阿真ビーチといえば、夕日スポットとしても有名なんです。海の彼方に沈んでいく夕日を静かな波音とともに眺めるぜいたく!
キャンプ場もあるので、夕日を楽しんだ後は満天の星空の下でテント泊なんていうのもステキですね。
- 沖縄県島尻郡座間味村阿真
3.眺望抜群!古座間味ビーチや渡嘉敷島を望める「高月山展望台」
PIXTA
古座間味ビーチを一望できるのが、標高約137mの高月山(たかつきやま)にある「高月山展望台」。
展望台は2つあり、古座間味ビーチ側にあるのは第2展望台です。第1展望台からは座間味の集落や渡嘉敷島、沖縄本島を眺められます。
第2展望台へは第1展望台からさらに山道を歩く必要があるため、第1展望台だけで引き返してしまいがちですが、ここはぜひ第2展望台までがんばりましょう。行って損はなしの風景を楽しめるはず!
眺望が素晴らしい高月山展望台は、もちろん日の出も格別です。天気が良い日は、朝日が昇る前に展望台を訪れてみてはいかがでしょう。
- 沖縄県島尻郡座間味村座間味
4.ダイビングポイントとしても人気!粟国島を望む「チシ展望台」
PIXTA
座間味島の北部、阿佐集落から徒歩10分ほどの場所にある「チシ展望台」。駐車場もあるので車でのアクセスも可能。展望台からは東シナ海に浮かぶ粟国島(あぐにじま)を一望できます。
展望台から崖を下った先にあるチシ海岸は、シュノーケリングやダイビングスポットとしても人気。透明度の高い海では、さまざまなサンゴを見ることができます。
開放的な景色や美しい海中世界を眺めながら、ゆったりしたひと時を楽しんでみては。
- 沖縄県島尻郡座間味村阿佐
5.これぞ座間味を代表するグルメ!「もずくそば」
沖縄県の郷土料理である沖縄そば。島によって麺やスープ、具に違いがあるのですが、座間味島には名産のもずくを麺に練りこんだ個性的な「もずくそば」があります。
古座間味ビーチの近くにある、もずく販売店「和山海雲(わやまもずく)」のもずくそばは、座間味に来たらぜひ食べたい一品。店主自らが養殖したもずくを使用しています。
もずく入りの麺と和風だしのスープとの相性は抜群!フーチバ(ヨモギ)のトッピングもいいアクセントとなって、ヘルシーでおいしいそばをいただけます。
おしゃれなお店はSNS映えもばっちり。座間味の風を感じながら、ご当地グルメに舌鼓を打ってみませんか。
- 沖縄県島尻郡座間味村座間味9
- 098-987-2069
・営業時間:11:00~
6.日帰りでも気軽に楽しめる!「座間味島シュノーケリング」
座間味で体験しておきたいことの1つにまず挙がるのが、シュノーケリング!
豊かなサンゴ礁に囲まれながら、青い海をのんびり散策してみたいなら「マリンショップハートランド」が開催している“シュノーケリングツアー”がおすすめです。
ツアーでは、シュノーケリングのポイントまでボートに乗って一気に移動。ボートから海の中へ入るボートエントリースタイルになっています。初めての人や泳ぎが苦手な人がいる場合は、浅瀬からエントリーさせてくれますよ。
ガイドが案内してくれるのは、数あるおすすめの中から選ぶ、その日最もベストなポイント。カラフルな熱帯魚に色とりどりのサンゴ、運が良ければウミガメも…!日本にいることを忘れてしまいそうなくらい、鮮やかな海の世界を満喫できます。
時間に余裕のある人には、たっぷり潜れる“シュノーケリング2回ツアー”、“ホエールウォッチング+シュノーケリングツアー”もおすすめ。プランやシーンに合わせて、座間味の海を堪能しましょう!
- 沖縄県島尻郡座間味村字座間味105 マリンショップハートランド店舗
■関連記事
【透明度抜群!】慶良間諸島で外せないシュノーケリングポイントはここ!
7.野生クジラのダイナミックな姿に感動必至!「ホエールウォッチング」
沖縄の冬の楽しみといえば、ホエールウォッチング!座間味は県内でもクジラを多く見られる、まさにホエールウォッチングの本場です。
座間味島にガイドハウスを構える「ネイチャーランドカヤックス」は、さまざまなアウトドアサービスを提供しているショップ。1月上旬~3月下旬の冬季に開催される“ホエールウォッチングツアー”は、その中でも人気の高いアクティビティツアーです。
島の展望台でクジラを発見してから船を出航させるため、最短でクジラのいる海域へ向かえるのが特徴。迫力の様子を間近で観察したり、水中マイクを使って生の声を聞いたり、船に乗っている時間をクジラとのふれあいにたっぷり充てることができます。
“半日コース”から、“シーカヤック”や“シュノーケリング”、“SUP(スタンドアップパドルボード)”など、マリンアクティビティとセットになっているものまでコースの種類も多彩。
ぜひ好きなスタイルで座間味のホエールウォッチングを楽しみましょう!
- 沖縄県島尻郡座間味村字座間味426番地 ネイチャーランドカヤックス ガイドハウス
■関連記事
ホエールウォッチングするならいつ?ベストシーズンを徹底ガイド!
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事