
2月でも大丈夫!沖縄でダイビング・スキューバダイビングするならこのツアー! 2019.01.17 スキューバダイビング 沖縄県
日本の南西部、かつ最西端に位置する沖縄県は亜熱帯気候に属しており、1年を通して暖かい気候が魅力。また、海の透明度の高さや多種多様な生き物が住むことから、日本各地のダイビングスポットの中でも抜群の人気を誇ります。
スキューバダイビングというと夏のアクティビティというイメージが強く、沖縄には4月あたりの初夏から秋にかけて、多くのダイバーが訪れます。でも、実は沖縄では年間を通してダイビングができるんです!
「真冬の2月にダイビングなんてできるの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。今回は2月の沖縄の状況と、おすすめのスキューバダイビングツアーを紹介します。
【目次】
■気温よりも水温が高い!2月の沖縄
【column】冬の沖縄の海で出会える生き物
■沖縄で冬におすすめの体験ダイビングツアーはこれ!
- 1.神秘的な「青の洞窟」を専門ガイドの案内で満喫|本島
- 2.美しいケラマブルーを日帰りで体験|渡嘉敷島
- 3.ウミガメとの遭遇も!ダイビングとシュノーケル両方楽しむ|座間味島
- 4.ダイバー憧れの地形ポイントを堪能|宮古島
<<沖縄県で体験できるスキューバダイビングツアーの一覧はこちら>>
気温よりも水温が高い!2月の沖縄
PIXTA
2月の沖縄県の平均気温は16℃から18℃くらいで、水温は21℃前後。2月の沖縄は気温よりも水温の方が高いのが特徴です。それでも21℃というと、1年の中で最も水温が低い時期なので、スキューバダイビングをする際には着るものに注意が必要となります。
冬用の厚手のウェットスーツ(もしくは、ドライスーツ)と、防寒用のフードベストやインナーを用意するのがベスト。ダイビング中は寒さを感じることはあまりありませんが、海から上がった後に風に当たって体が冷えてしまうこともあります。
上に羽織るコートや風を通さないジャケットなども持参するとよいでしょう。
空いている2月は沖縄旅行をするのにおすすめ!
水温が低いと海中のプランクトンの量が減少するため、水の透明度は高くなります。しかも2月は夏に比べると観光客の数がぐっと減るため、観光やスキューバダイビングを快適に楽しめますよ。もちろん、飛行機のチケット代やホテルの宿泊代もオフシーズン料金になってかなりお得に!
人混みが苦手な人やのんびりと沖縄を満喫したい人は、ぜひ2月に訪れてみてはいかがでしょう。
冬の沖縄の海で出会える生き物
冬には繁殖のためにさまざまな生き物が沖縄周辺の海域に集まってきます。
ボートに乗って移動中に期待したいのが、ザトウクジラとの出会い。12月下旬~3月になると、シベリア海域に生息しているザトウクジラが出産と子育てのために、暖かい海を求めて沖縄へとやってきます。その雄大な姿をひと目見ようと、慶良間諸島にはホエールウォッチングを楽しみに多くの観光客が訪れるほど。
マンタといえば石垣島が出現率の高さで有名ですが、冬から春にかけては宮古島でも見ることができるんです。浮遊しているプランクトンを食べに、冬になると島の近海までマンタがやってくるんだそう。大きな口を開けた食事中の迫力あるマンタを目撃できるかもしれませんよ。
また、沖縄の冬の風物詩ともいわれる生き物がコブシメです。コウイカ類の中でもコブシメは最大種で、胴長50cm以上、体重12kgほどになることもあるんだとか。見応えのあるコブシメの特徴は、周囲に合わせて体の色や形状を自在に変化させるところ。冬の終わりから春にかけて産卵を迎え、本島の恩納村(おんなそん)付近にあるポイントでも、卵の中にいるコブシメの赤ちゃんを観察できます。
海の宝石といわれるウミウシは沖縄では1年を通して見ることができますが、なんといっても冬がベストシーズン!水温が低くなるとウミウシの数や種類が増え、比較的海の浅いところにもやってくるため、出会えるチャンスがアップ!カラフルで神秘的なウミウシの姿を撮影するなら、この時期がおすすめですよ。(写真/PIXTA)
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沖縄で2月におすすめの体験ダイビングツアーはこれ!
ダイビングをするのには通常ライセンスが必要になりますが、ダイビングショップなどが開催するツアーに参加すれば、ライセンスを持っていない人でも体験することができます。沖縄で数ある中から、2月におすすめのダイビングツアーを紹介します。
1.人気ダイビングスポット!神秘的な「青の洞窟」を専門ガイドの案内で満喫|本島
冬におすすめなのが、「青の洞窟」でのダイビング。青の洞窟は本島の恩納村にある洞窟で、水底に堆積したサンゴの死骸に太陽の光が反射し、海水が青く輝く神秘的な光景が見られることから県内でも屈指の人気を誇るダイビングスポット!2月の空いている時期にこそ、ぜひ行ってみたいものです。
青の洞窟を専門に、10年に渡ってダイビングツアーを開催しているのが「プズマリダイバーズクラブ」。青の洞窟を熟知しているガイドだからこそ、自信を持っておすすめできるコース内容でツアーを開催。すべてのコースで水中撮影可能なデジカメを無料でレンタルできるのもうれしいですね。
コースはいくつかありますが、水温が低い2月はビーチからアプローチするのではなく、ボートに乗ってダイビングスポットまで移動できる“ボートエントリーコース”がおすすめ!
港から海に入るポイントまではボートで5分ほど。青の洞窟では、ガイドがしっかりナビゲートしてくれます。基本的にはガイドの腕につかまりながら進むので、ダイビングが初めての方でも挑戦しやすいですよ。
洞窟内の奥行きは約30mもあり、水底から見上げる水面は神秘的に青く輝いています。ウミウシなど、この季節だからこそ出会える生き物も住んでいるのでぜひ探してみてくださいね。
- 沖縄県国頭郡恩納村冨着1518 プズマリダイバーズクラブ
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2.那覇から日帰りOK!美しい“慶良間ブルー”で体験ダイビング|渡嘉敷島
那覇から高速船で約35分と日帰り可能な距離にある渡嘉敷島(とかしきじま)。慶良間諸島に属す島で、世界中のダイバーが注目する美しい“慶良間ブルー”の海が広がります。
そんなケラマブルーの美しさを満喫するなら、「Waterkids(ウォーターキッズ)」が主催する“日帰り体験ダイビングツアー”がおすすめです。
Waterkidsは渡嘉敷の海をしっかり楽しんでもらいたい、という思いで運営しているのが特徴。機材の使い方や安全講習をツアー開催前に丁寧に行うのはもちろん、複数ある中からその日のベストコンディションのポイントを選んでくれるので、ダイビング初体験者や、過去に失敗した苦い経験のある人でも安心して参加できます。
ツアーの舞台となるのは、船着き場から15分圏内のエリア。ひとたび水中に潜れば、そこは海の生き物たちのパラダイス!たくさんのサンゴやカラフルな魚たちに心奪われます。
ツアー中はガイドがマグネットボードを使って、目の前にいる生き物についてたくさん解説してくれるので、冬ならではの生き物との出会いも楽しめること間違いなしですよ。
- 沖縄県島尻郡渡嘉敷村阿波連178 リーフイン国吉
3.ウミガメ遭遇率は9割!サンゴも豊富なポイントでダイビング|座間味島
渡嘉敷島と同じく慶良間諸島の1つである座間味島(ざまみじま)までは、那覇の泊港(とまりん)から高速船で約50分。本島から日帰り参加もできる「ザマミセーリング」の体験ダイビングツアーに参加してみませんか?
慶良間ブルーの海を眺めながら、ポイントまで約10分のクルージングを満喫。まずはシュノーケリングで海に慣れてからダイビングへと移行します。泳ぎが苦手な場合でも、ガイドが酸素ボンベを支えたり、手を掴んだりしながらサポートしてくれるので安心。
座間味の海は透明度が高く、まるでガラスのよう!色鮮やかなサンゴや魚をくっきりと見ることができます。さらに座間味島はウミガメの生息地。ツアーでは9割の確率でウミガメと遭遇できるほどなんです。ウミガメを見つけたらそっと見守りましょう。
体験ダイビングの潜水時間は約30分。船が帰港するまではシュノーケリングで海をたっぷりと満喫できますよ。
- 沖縄県島尻郡座間味村座間味1-1 座間味港
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4.ダイバー憧れの伊良部・下地エリアで地形ポイントを堪能!|宮古島
宮古諸島の中でも、人気の伊良部・下地エリアで体験ダイビングをしてみませんか?「ガイド屋さん」が主催する“ボート体験ダイビングツアー”なら、伊良部島の港に13時集合なので旅行の合間にも参加しやすいのがうれしいですね。
ツアーの舞台となるのは、世界中のダイバーたちが憧れるエリア。日本屈指の美しさを誇る宮古ブルーを満喫できるだけでなく、海中洞窟やアーチ、クレパスなどダイナミックな地形を楽しめます。
ダイバーに人気のエリアだからこそ、混雑していない冬がおすすめですよ。知る人ぞ知る宮古島の「青の洞窟」や、下から見上げるとハートの形をした「ダブルアーチ」、天井から降り注ぐ光と魚影が幻想的な「中の島チャネル」といった有名な地形ポイントもゆったり潜れます。
南国気分を盛り上げてくれるカラフルなサンゴや魚はもちろん、冬ならではのウミウシにも出会えるチャンスが待っていますよ。アウトドアレジャーの予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」から予約すると、特典として水中カメラを無料レンタルできるので、神秘的な海中世界や感動的な生き物たちの姿を思い出にしっかり残しておきましょう。
- 沖縄県伊良部島 佐良浜漁港(渡口港に変更する場合もあり)
ダイビングを満喫したいなら、2月の沖縄が狙い目!
沖縄で2月にダイビングをするのは意外かもしれませんが、海の透明度も高く、混雑もないのできっと楽しめるはず!
「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ほかにも沖縄で楽しめるスキューバダイビングツアーを紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
(編集部注*2016年1月29日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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