
ダイビング・スキューバダイビングの直後に飛行機に乗るのは禁止!その理由とは? 2018.12.06 スキューバダイビング
スキューバダイビングを含めた旅行を計画中のみなさん、移動手段に飛行機は入っていますか?
また「スキューバダイビングの直後に飛行機に乗るのは禁止」ということを耳にしたことはありますか?
今日はスキューバダイビングと飛行機の関係をお伝えしつつ、スキューバダイビングを含めた旅行プランの作り方をご紹介します!
【目次】
■スキューバダイビングと飛行機の関係
- スキューバダイビングで1回潜った場合
- スキューバダイビングで1日に複数回または連日潜った場合
■スキューバダイビング直後の飛行機がダメな理由
- スキューバダイビングと水圧
- スキューバダイビングと高度と窒素
■スキューバダイビング後はゆっくり余韻を楽しもう!
- スキューバダイビング後の飛行機の予定
■さっそくダイビングのメッカ・沖縄へ出かけよう!
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スキューバダイビングと飛行機の関係
スキューバダイビングと飛行機の関係は、ダイビングのライセンス取得コースで学ぶことの1つです。
まずはその内容を簡単にご紹介します。
スキューバダイビングで1回潜った場合
スキューバダイビングをその日1日だけ行い、しかも1回しか潜らなかった場合、スキューバダイビング終了後から飛行機搭乗まで「最低12時間」空けることが推奨されています。
スキューバダイビングで1日に複数回または連日潜った場合
スキューバダイビングで1日に複数回または連日潜った場合、最後のスキューバダイビング終了後から飛行機搭乗まで「最低18時間」空けることが推奨されています。
スキューバダイビング直後の飛行機がダメな理由
PIXTA
上記のように、スキューバダイビング終了後から飛行機搭乗までは、12時間もしくは18時間を空けるのが良いとされています。
これは水圧と気圧に関係していることなのです。
スキューバダイビングと水圧
スキューバダイビングでは、空気を詰めたタンクを使い水中で呼吸をし続けます。
水中で呼吸をし続けるということは、水圧がかかっている状態で呼吸していることになります。さて、水圧がかかるとどういうことが起こるのでしょう。
空気中には窒素が含まれています。
通常の呼吸では体に吸収されない窒素ですが、水圧下で呼吸すると体内に吸収されます。
吸収はされても体には必要ないものなので、時間が経てば自然に体外へ出ていきます。
スキューバダイビングと高度と窒素
スキューバダイビング中に体内に吸収された窒素は、時間が経てば自然に体外へ出て行きますが、スキューバダイビング直後はまだ体内に残っている状態です。
その状態で飛行機に乗ると「減圧症」というものになってしまうリスクが高くなるのです。
体内に残っている窒素は、飛行機に乗り高度が上がり気圧が低くなると膨らみます。
その膨らんだ窒素の気泡が体に悪さをする状態が減圧症です。
減圧症になれば、関節痛を引き起こしたり、呼吸系の障害を引き起こすことも。また重篤な後遺症を招くケースも少なくありません。
飛行機に限らず気圧が低くなる所(高い所)に行くことが原因なので、スキューバダイビングの直後は登山も控えたほうがいいでしょう。
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