沖縄でホエールウォッチングを楽しむ前に!船酔い予防対策 2024.01.13 ホエールウォッチング 沖縄県
【目次】
■船酔いの原因は?
■事前にできる船酔い対策
- 1.前日はしっかりと睡眠をとる!
- 2.乗船前に酔い止め薬を飲む!
- 3.空腹、食べ過ぎ・飲み過ぎは避ける!
- 4.体を締め付ける服は着ない!
- 5.三半規管を鍛える!
■船に乗ってからの対処方法
- 1.船内の酔いにくい場所へ移動する
- 2.遠くを見る
- 3.飲み物選びに気を付ける
■沖縄でおすすめのホエールウォッチングツアー
- 少ない人数でゆったり!クルーザー貸切コースも◎
- 本島から近い伊江島周辺が舞台
- メッカ・座間味島で効率的に楽しむ
船に乗ってからの対処方法
準備万全で臨んでも、やっぱり酔うときは酔ってしまいます…。そんなときは船酔いが悪化しないよう、以下のことに気を付けてしのぎましょう!
船内の酔いにくい場所へ移動する
種類にもよりますが、船の重心は中心よりやや後方にあり、そこを支点に上下に揺れます。支点が一番揺れが少ない場所なので、船のやや後方でホエールウォッチングを楽しむのがおすすめ!
また、窓側(外側)よりは中央側が揺れにくくなります。ただし、閉塞感のある場所よりも風通しの良いところのほうが酔いにくいので、環境に合わせて体が楽になるところを探してみましょう。
遠くを見る
船の上で一点を集中して見つめたり、下を見続けたりするのは船酔いを引き起こす可能性があります。
ということは、船の上でスマートフォンをいじるのはまさしく自殺行為…気を紛らわすためだとしても、酔いやすい人は絶対にやめましょう!せっかくクジラを見に来ているのですから、きれいな海を眺めていれば気分も楽になりますよ。
特に船酔いには遠くを見るのが効果的。広い視野でクジラを探したり、迫力あるクジラのパフォーマンスを見ていれば、船酔いのこともすっかり忘れてしまうかも!?
飲み物選びに気を付ける
柑橘類は胃のぜん動運動を活発にするので、オレンジジュースなどは要注意!刺激が少ないミネラルウォーターなどが無難ですが、自律神経を整える炭酸水も効果的です。
ショウガには吐き気を抑制する働きがあるので、ジンジャーティーやジンジャーエールを飲むのもおすすめ。リンゴも吐き気止めによいといわれているので、果汁100%のリンゴジュースもよいかもしれません。
これなら安心!沖縄でおすすめのホエールウォッチングツアー
船酔いの一番の原因は「揺れ」。基本的に船は大きいほど安定感があり、船酔いしにくくなります。しかし、大きな船はクジラを見つけた際に小回りが利かず、ホエールウォッチングには不向き。小さ過ぎず、クジラに近づきやすい船を使用するツアーがおすすめです!
沖縄でザトウクジラが見られるのは、慶良間諸島や伊江島周辺なので、それらの島までの移動距離が短いツアーを選ぶのも手です。
定員より少ない人数設定でゆったり乗れる!クルーザー貸切コースも◎
ホエールウォッチングで使用される船の中では大型である、40人乗りクルーザーを使用する「ディーズパルス沖縄」。しかも、一度に乗船できるのは定員よりもずっと少ない26人で、ゆったりとしたスペースでくつろげるのがポイントです。
集合場所は那覇空港から車で3分、国際通りから車で15分の三重城港。さらに那覇市内の宿泊先から無料送迎サービスもあるという、旅行中に参加しやすい“ホエールウォッチングツアー”です。
船に乗り込んだら慶良間諸島へ向けてクルージング。クルーと一緒にザトウクジラを探しましょう。
息継ぎである「ブロー」、息継ぎのあと潜水する際に見せる「フルークアップ・フルークダウン」、水面から体を投げ出すようにジャンプする「ブリーチ」など、ザトウクジラはさまざまなパフォーマンスを見せてくれます。ガイドが詳しく解説してくれるので、ザトウクジラについて理解が深まること間違いなし!
家族やグループなど、団体で参加する場合は“ホエールウォッチング・クルーザー貸切コース”もおすすめです。
- 沖縄県那覇市西3-20 三重城港(港内の待合所)
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本島から近い伊江島周辺が舞台!
沖縄本島からもっとも近いポイント、伊江島周辺で“ホエールウォッチングツアー”を行う「アシビーブルー」。
出港するのは、本島北部の本部町にある渡久地港です。乗船するのは定員17名の小型クルーザーですが、伊江島まで近いため、船での移動時間が短くて済むのがうれしいですね。
船室にはソファがあり、2階の展望デッキは眺望抜群!ザトウクジラを見つけたら、思い思いの場所で観察を楽しみましょう。ザトウクジラの動きに合わせて近づけるのも、小回りの利く小型クルーザーならではです。
渡久地港から車で約10分のところには人気スポット「沖縄美ら海水族館」もあるので、ザトウクジラを見たあとはジンベエザメやナンヨウマンタを見に行ってはいかが。
- 沖縄県国頭郡本部町渡久地764 町営駐車場
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ホエールウォッチングのメッカ・座間味島で効率的に楽しむ!
ザトウクジラの観察ポイントである慶良間諸島の中でも、ホエールウォッチングのメッカといわれる座間味島でツアーを行っているのが「ダイビングチーム あなたの清」です。
座間味島から出港するので、まず本島から座間味島へ移動する必要がありますが、高速船「クイーンざまみ」は定員200名の大きな船なので、揺れは大きくありません。さらに揺れが少ないフェリーも運航されています。
座間味島へ渡ったら、小型クルーザーでザトウクジラのいるポイントへ。スタッフが展望台からザトウクジラを探し、発見してから出港するので、移動時間が短く、観察時間を多く取れるのが魅力!座間味島では尾びれを目印に個体識別を行なっており、毎年戻ってくるザトウクジラは名前やエピソードを教えてもらえますよ。
座間味島は沖縄でも屈指の透明度を誇る美しい海でも有名です。ぜひホエールウォッチングだけでなく、シュノーケリングやシーカヤックも楽しんでいってはいかがでしょうか。
- 沖縄県島尻郡座間味村字座間味53
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船酔い対策をしてホエールウォッチングを楽しもう!
大海原を泳ぐ野生のザトウクジラを見る体験は、貴重で感動的なもの。船酔いのせいでホエールウォッチングを楽しめないのはもったいない!ぜひ、事前の対策、乗船中の対処でホエールウォッチングを満喫してくださいね。
アウトドアアクティビティの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ホエールウォッチングをはじめ沖縄で体験できるアクティビティを紹介しています。気になるツアーを見つけて、沖縄の大自然の中で思いっきり遊びましょう!
(編集部注*2016年2月29日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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