9月の沖縄でシュノーケリングを楽しむために知っておきたいこと 2023.09.04 シュノーケリング 沖縄
9月に入り、残暑が続く中にも秋の気配を感じられるようになってきました。
過ごしやすくなるのはうれしいですが、「まだまだ海で遊びたいな…」という人も多いのではないでしょうか。
海遊びに心残りがある人のため、そして9月に沖縄旅行を計画している人のため、9月でも夏の海を満喫できる沖縄のシュノーケリング情報をお届けします!
連休もある9月、思い切って沖縄でシュノーケリングを楽しみませんか?
【目次】
■9月の沖縄の天気と旅行するメリット
■9月の沖縄でシュノーケリングをする際のポイント
- 海水温はどのくらい?
- ハブクラゲにご注意!
■9月の沖縄でおすすめのシュノーケリングツアー
- 那覇からすぐのチービシ環礁でマリンスポーツ三昧!
- 人気スポット!神秘的な青の洞窟で体験
- 沖縄美ら海水族館からすぐ!水納島・瀬底島で潜ろう
- 那覇から日帰りも可能!憧れの座間味島へ
- 宮古諸島の明るい海を堪能!水中スクーターで移動も楽々
- 絶景スポット・川平湾でシーカヤックも楽しむ!
■9月の沖縄はイベントも楽しい!
- 沖縄全島エイサーまつり
- 糸満大綱引
<<沖縄県で体験できるシュノーケリングツア一の一覧を見る>>
9月の沖縄の天気と旅行するメリット
9月の沖縄(那覇)の平均最高気温は30.9℃、平均最低気温は26.1℃。8月より若干気温は下がりますが、まだまだ暑い日が続きます。下旬になると徐々に気温が下がり始め、朝晩は過ごしやすくなってきますが、紫外線は強いので日焼け対策は忘れずに!
また、注意したいのは台風の可能性。沖縄は台風の通り道となっているので、台風の発生が多い8月と9月は天気予報を小まめにチェックして旅行日程と台風が重ならないように気を付けましょう。
9月に旅行するメリットとしては、コストパフォーマンスと混雑緩和にあるといえます。9月の沖縄旅行は、ゴールデンウィークや8月のハイシーズンと比べて航空券、宿泊代が下がり(ただし連休は高くなります)、下旬になるとさらに下がる傾向にあります。
そして8月よりも観光客が減り、海の混雑も減るので、本島から近い離島へのチケットが取りやすく足を延ばしやすいことも挙げられます。
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9月の沖縄でシュノーケリングをする際のポイント
9月の沖縄の海水温をはじめ、シュノーケリングをする上で気をつけたいポイントをご紹介します!
海水温はどのくらい?
9月の沖縄の海水温は平均29℃ほど。真夏の炎天下と比べて日差しが和らぐ上に、沖縄らしい夏の海でシュノーケリングを満喫できる良いシーズンといえます。
少し涼しくなる9月後半あたりには、干潮時に出現するイノー(サンゴ礁に囲まれた浅瀬)でたくさんの海の生物を観察できます。小さな子供と遊ぶなら、イノーはぜひおすすめですよ。
ハブクラゲにご注意!
沖縄の夏の海で気をつけたい「ハブクラゲ」は、9月でも十分な注意が必要です。猛毒を持ったハブクラゲに刺されると、最悪の場合、心肺停止になってしまうことも。
小さな子供がいる場合は、「ハブクラゲ防止ネット」のあるビーチでシュノーケリングをすることをおすすめします。
また、ハブクラゲ対策としてウェットスーツやラッシュガード、レギンスなどで肌の露出を減らすことが有効です。万が一刺された場合は、酢をかけて触手を取り除いたあと、氷や冷水で冷やしてから医療機関を受診するのがよいそう。
ガイドが案内するシュノーケリングツアーでは、ハブクラゲを発見したら安全な場所へ誘導してくれます。沖縄の海に慣れていない人は、ツアーに参加するのが安心ですね。ハブクラゲに限らず、知らない生き物には触らないように気をつけましょう。
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9月の沖縄でおすすめのシュノーケリングツアー
ハブクラゲの心配がある9月の沖縄でシュノーケリングをするなら、現地の海を熟知したガイドが案内するツアーに参加するのがおすすめです。シュノーケルセットやウェットスーツなど、必要な道具もレンタルできますよ。アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」からシュノーケリングツアーをご紹介します!
那覇からすぐの離島、チービシ環礁でマリンスポーツ三昧!
那覇から西へ約15kmに浮かぶチービシ環礁(チービシ諸島)。慶良間諸島に属する3つの島を含む環礁の総称で、正式には「慶伊瀬島(けいせしま)」といいます。
那覇から船で約20分と、手軽に訪れやすい離島として人気!島の周りにはサンゴ礁が広がり、エメラルドグリーンの海に色とりどりの熱帯魚たちが泳ぐ、シュノーケリングを楽しむにはうってつけの場所です。
「シーワールド」では、那覇から出発してチービシ環礁でシュノーケリングができる“チービシシュノーケリングツアー”を開催しています。
ボートから海に入り、シュノーケルでの呼吸に慣れてきたら、魚への餌付けにもチャレンジしましょう。さまざまな魚たちに囲まれる、至福の時間です。フロート(浮き)の用意もあるので、泳ぎに自信のない人でも無理なく楽しめますよ。
シュノーケリングコースのほか、パラセーリングやバナナボートなど、ほかのマリンスポーツを組み合わせたコースもあるので、体験したいコースを選んでみてくださいね。
- 沖縄県那覇市西3-20 三重城港
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人気スポット!神秘的な青の洞窟でシュノーケリング
那覇から車で約1時間、恩納村の真栄田岬にある「青の洞窟」は、沖縄本島で高い人気を誇るダイビングスポット。洞窟に差し込む太陽光によって、洞窟全体が青く染まったように見える神秘的な光景が広がります。
夏には多くの観光客が訪れますが、9月に入れば混雑も減って、ゆったりと青の洞窟を楽しめますよ。
「マナエンジョイダイビング」主催の“青の洞窟シュノーケリングツアー”は、水深の浅いビーチから出発するので初心者の人でも安心。6歳から参加できます。
洞窟の外にはたくさんの熱帯魚はもちろん、ヒトデやナマコなど、さまざまな生き物がいます。ツアーではライフジャケットではなくウェットスーツを着用するので、コツをつかめば潜って生き物を観察することもできますよ(子供・希望者はライフジャケットの着用も可能)。
餌付けタイムもあるので、魚たちとのふれあいを楽しみましょう!
- 沖縄県国頭郡恩納村山田2702-1 マナエンジョイダイビング 恩納店
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沖縄美ら海水族館からすぐ!透明度抜群の水納島・瀬底島で潜ろう
本島北部の本部町から瀬底(せそこ)大橋でつながる「瀬底島」と、そのさらに西に浮かぶ「水納島(みんなじま)」。どちらも本島周辺としては抜群の透明度を誇り、色とりどりの魚とサンゴ礁を楽しめる人気のエリアです。
「アシビーブルー」が主催する“シュノーケリングツアー”は、そんな瀬底島・水納島、そして本部町周辺が舞台です。
水納島は島を取り巻くように発達したサンゴ礁と白い砂地の海底が特徴。瀬底島は海底が垂直に落ち込む崖「ドロップオフ」や、クレパスのような岩の割れ目など、ダイナミックな地形が特徴です。基本的に夏は水納島、冬は瀬底島周辺でシュノーケリングを楽しみます。
複数のコースがありますが、おすすめは“ボートエントリー・2ヶ所でシュノーケリングコース”!ボートに乗って15分ほど移動したら、異なる2ヶ所のポイントでシュノーケリングができるもの。
ビーチからゆっくり海に慣れたい人は“ビーチエントリー・1ヶ所でシュノーケリングコース”に参加してみては。ビーチから数メートルのポイントでもソフトコーラルや熱帯魚の群れに出会えますよ。
ツアーの集合場所は「沖縄美ら海水族館」から車で7分のところにあり、水族館からの無料送迎サービスもあります。水族館の大きな水槽で泳ぐ魚を見たあとに、本物の海で泳ぐ魚を見る…なんてこともできますね。
- 沖縄県国頭郡本部町渡久地791 渡久地港(ボート発着場所)
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那覇から日帰りも可能!憧れの座間味島へ
海好きの人ならば、誰もが一度は行ってみたいと思う慶良間諸島。ケラマブルーと呼ばれる透明度が高い海、色とりどりの魚、豊かな海底地形など、日常では味わえないドラマチックな世界が広がっています。
「ダイビングチーム あなたの清」が主催する“ボートシュノーケリングツアー”は、慶良間諸島のほぼ中央に位置する座間味島でたっぷりと海中散歩するもの。ひとたび海に潜ると色鮮やかな熱帯魚とサンゴが出迎えてくれますが、運が良ければウミガメにも会えるというので、期待に心が弾みます。
那覇の泊港から高速船で1時間なので、那覇に宿泊の人でも日帰りできます。本島から足を延ばして、極上のケラマブルーを体験してみては?
- 沖縄県島尻郡座間味村字座間味53 ダイビングチーム あなたの清
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宮古諸島の明るい海を堪能!水中スクーターで移動も楽々
沖縄本島からさらに南に下ること約300km、宮古諸島の宮古島と伊良部島の海を舞台にしたのが、“宮古島・伊良部島シュノーケリングツアー”です。
宮古島の海は白い砂地が広がり、明るい水中景観を楽しめるのが特徴。エダサンゴに小さな魚が群れる、まるで海中の楽園といった光景を目の当たりにできます。宮古島から橋でつながった伊良部島の海は、ダイナミックな地形を見られるポイントが多く、ダイバーに人気!
その日の天候や海のコンディションによって、どちらでシュノーケリングをするのか決まります。
ツアーではビーチから海に入り、おすすめのポイントまで泳いでいきますが、“貸切・シュノーケリングコース”を選ぶと、エントリーしてからポイントに行くまでの移動で水中スクーターを借りることができます!水中スクーターは時速3kmで進むので、体力がない人や泳ぎに自信がない人にはぴったり。
ポイントでの遊泳に体力を温存しておけるので、魚をたくさん見たい人には貸切コースがおすすめです。
- 沖縄県宮古島市下地与那覇1200 与那覇前浜港 船舶停泊付近駐車場(※仮の集合場所。正確な集合場所は前日夕方までに連絡)
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絶景スポット・川平湾でシーカヤックも楽しむ!
八重山諸島の中心的な島である石垣島。その北西部にある「川平湾(かびらわん)」は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の三つ星に認定された沖縄で人気の絶景スポットです。
潮の流れが速いので遊泳禁止となっていますが、ツアーなら大丈夫!「アプネア・アドベンチャー石垣島」主催の“川平湾無人島カヤック&サンゴ礁シュノーケルツアー”では、シュノーケリングだけでなく、シーカヤックに乗って川平湾に浮かぶ9つの無人島をまわることができます。
無人島の周辺はサンゴ礁の内側にあって波が比較的穏やかであるため、シュノーケリングも楽しめますよ。サンゴはもちろん、生き物の種類も豊富!
ガイドによる丁寧な講習があるので、シュノーケリングやシーカヤックが初めての人でも問題ありません。最高のロケーションの中で、美しいサンゴや熱帯魚と遊んでみませんか?
- 沖縄県石垣市川平1216-354 アプネア・アドベンチャー石垣島
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9月の沖縄はイベントも楽しい!
せっかく沖縄へ行くなら、現地のイベントにも参加したいもの。ただ旅行をするだけより、沖縄の文化や民俗にふれられて、住民との距離も縮まること間違いなしです。
各団体の迫力あるエイサーに熱狂!「沖縄全島エイサーまつり」
沖縄最大規模を誇るエイサーのイベント「沖縄全島エイサーまつり」。エイサーとは旧盆に踊られる沖縄の伝統芸能です。
今や日本全国、それこそ町の商店街でもエイサー祭りはありますが、もともとは1956年の「コザ市誕生」を機に「全島エイサーコンクール」としてスタートしたのが始まり。それが今では3日間で30万人の観客動員数というから驚きです。
エイサーまつりには本島各地から選抜された青年会などの団体や、全国の姉妹都市や協賛団体が参加。それぞれが趣向を凝らした演舞を披露しますが、その美しさと迫力は一見の価値があります。
開催は2023年9月8〜10日。メインスタンドは有料ですが、それ以外は入場無料なので、ぜひ沖縄の魂を感じる熱い競演をお楽しみください!
- 9月8日:沖縄市胡屋十字路周辺/9月9〜10日:沖縄市コザ運動公園陸上競技場
- 098-937-3986(沖縄全島エイサーまつり実行委員会)
・開催期間:2023年9月8〜10日
・入場料:無料(メインスタンドは有料)
にぎやかなパレード“道ズネー”も必見!豊年を祈る神事「糸満大綱引
豊年と大漁、家内安全、無病息災などを祈る神事として日本各地で行われる綱引き祭り。地域ごとに特徴がありますが、沖縄の糸満市で毎年開催される「糸満大綱引」もなかなか個性的です。
特筆すべきはメインイベントである大綱引の前に、「道ズネー」と呼ばれるパレードが行われること。1,000人以上の市民が参加して、歌や踊り、子供エイサーなどを披露しながら約2kmを歩くので、こちらも大綱引に負けない盛り上がりを見せます。
開催は旧暦の8月15日、2023年は9月29日となります。地域住人だけではなく誰でも参加できるので、腕力に自信のある人は旅行ついでに力いっぱい綱引きをしてみては!?
- 沖縄県糸満市 県道256号(糸満ロータリー〜白銀堂間)
- 098-840-8135(糸満大綱引行事委員会)
・開催期間:2023年9月29日
・入場料:無料
穴場の9月の沖縄でシュノーケリングを満喫しよう
9月の沖縄は、7〜8月ほど観光客はいないのに夏の空気はたっぷり!人気のポイントでシュノーケリングをするには絶好のチャンスかもしれません。
夏に沖縄に行きそびれた人は、混雑が落ち着いた9月の沖縄でゆったりとシュノーケリングを楽しみませんか?台風情報のチェックだけはお忘れなく!
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、初心者でも安心して参加できる沖縄のアクティビティを多数紹介しています。旅行の際は、ぜひこちらもチェックしてくださいね。
(編集部注*2018年8月27日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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