【沖縄】梅雨の6月に旅するための天気・服装・観光スポット情報 2023.05.20 シュノーケリング 沖縄
【目次】
■6月の沖縄の天気と適した服装
■6月の沖縄で泳げる?梅雨の海の状況
■6月の沖縄の見どころはこれ!
- 1.糸満ハーレー
- 2.アジサイやサガリバナが見ごろ
- 3.クロマグロが旬
■6月の沖縄でおすすめの観光スポット
- 1.沖縄県立博物館・美術館
- 2.国際通り
- 3.おきなわワールド
- 4.平和祈念公園
- 5.美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園
- 6.沖縄美ら海水族館
■6月の沖縄で体験したいアクティビティ
- 1.シュノーケリングツアーで青の洞窟を堪能
- 2.慶良間の海で体験ダイビングに挑戦
- 3.比謝川で癒やしのマングローブSUP
- 4.恩納村の海でチュービング体験
6月の沖縄でおすすめの観光スポット
6月に沖縄旅行を予定するなら、雨の日でも楽しめるスポットを押さえておきましょう。6月開催の式典、イベントも要チェックです!
1.いろんな角度から沖縄を楽しめる!「沖縄県立博物館・美術館」
“おきみゅー”の愛称で親しまれている「沖縄県立博物館・美術館」は、雨の日にもおすすめのスポット。博物館と美術館が1つになった県内最大級の文化施設で、沖縄の自然や歴史、文化、芸術を丸ごと楽しめるのが特徴です。
博物館では「海と島に生きる」をテーマに、資料だけでなく模型やダイナミックな映像を交えて常設展を実施。琉球時代から伝わる芭蕉布の着物を実際に身にまとったり、沖縄の伝統的な弦楽器・三線(さんしん)を弾いたり、リアルな体験ができる「ふれあい体験室」もあります。
また、美術館では沖縄にゆかりのある作家の近現代美術作品を中心に、日本およびアジア諸国のアート作品を展示。実際に作品作りに参加できるワークショップも定期的に開催しています。
沖縄の城(グスク)をイメージしてデザインされたというスタイリッシュな建物は、実は知る人ぞ知る人気のフォトスポット!那覇空港から車で約20分、沖縄都市モノレール「おもろまち」駅から徒歩約10分という那覇市の中心街にあるので、6月の空いている時期を狙って、ぜひ訪れてみてください。
- 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
- 098-941-8200
・開館時間:9:00~18:00(金・土曜は20:00まで)
・休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)※メンテンナンス、年末年始による休館あり
・入館料:[博物館]大人530円、高校・大学生270円、小・中学生(県外)150円
[美術館]大人400円、高校・大学生220円、小・中学生(県外)100円
※企画展、特別展は別途観覧料が必要
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2.グルメにショッピングに街歩き!楽しみ方いろいろな「国際通り」
活気あふれる沖縄文化を肌で感じるなら、那覇随一の繁華街「国際通り」へ出かけましょう!
那覇市の中心部を東西に貫く、全長約1.6kmにおよぶショッピングストリートには、飲食店をはじめホテルや土産物店、雑貨店などたくさんのお店が軒を連ね、いつも多くの観光客でにぎわっています。
国際通りからは、市場中央通りや平和通り、むつみ橋通りなどアーケード付きの商店街へとつながっているため、急な雨でも安心!慌てることなく、のんびり買い物や食事を楽しめるのがうれしいですね。
ひとたび商店街に足を踏み入れれば、昔懐かしい雰囲気の老舗店があちこちに!お店のおじぃやおばぁとの会話を楽しんだり、サーターアンダギーや天ぷらといった沖縄グルメをつまみながら歩いたりと、ローカル感を満喫してはいかがでしょうか。
- 沖縄県那覇市牧志
- 098-863-2755(那覇市国際通り商店街振興組合連合会)
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3.神秘の鍾乳洞も!沖縄の魅力満載の「おきなわワールド」
雨が降っても降らなくても訪れたいのが、沖縄の魅力がたっぷり詰まった「おきなわワールド」。那覇空港から車で約30分の南城市にあるテーマパークです。
一番の見どころは、国内最大級の規模を誇る「玉泉洞(ぎょくせんどう)」!約30万年の年月をかけて造られたという鍾乳洞は、全長約5km(一般公開は890m)、鍾乳石100万本以上を擁するそうで、じっくり1時間ほどかけて地底探索を楽しめます。
そのほか、珍しいトロピカルフルーツに出合える「亜熱帯果樹園」や、琉球王国時代にタイムスリップできる「琉球王国城下町」、ハブについて詳しく学べて幸運の白ヘビと記念撮影もできる「ハブ博物公園」など、楽しい施設が盛りだくさん!伝統工芸の手仕事体験もできます。
沖縄の伝統芸能をアレンジした「スーパーエイサーショー」と、驚きと笑いに満ちた「ハブとマングースのショー」も見逃せませんよ。いずれも1日3回公演で、屋根付きの全天候型会場で繰り広げられるので、天気の心配もなく楽しいひとときを過ごせます。
- 沖縄県南城市玉城前川1336
- 098-949-7421
・営業時間:9:00~17:30
・定休日:無休
・入園料:大人2,000円、4~14歳1,000円
4.慰霊の日はもちろん、祈りを捧げに1度は訪れたい!「平和祈念公園」
世界平和を願ってやまない今だからこそ、「平和祈念公園」に足を運んでみましょう。太平洋戦争の沖縄戦終焉の地となった本島南部の糸満市摩文仁(まぶに)に、戦没者の鎮魂と世界の恒久平和を祈念して、緑と花に彩られた美しい公園が整備されています。
約40haもの広大な園内には、沖縄戦で亡くなった人たちすべての氏名を刻んだ「平和の礎」をはじめ、平和祈念像を安置した「平和祈念堂」や資料館、墓苑、慰霊塔などが点在しています。
激戦となった沖縄戦が終結したのは、1945(昭和20)年6月23日。沖縄にとって特別なこの日は「慰霊の日」として記念日に制定され、毎年平和祈念公園で追悼式が開催されます。22〜23日には、「平和の火」の終日点灯や平和祈念堂のライトアップのほか、神秘的な5本のサーチライトを天空に照射する「平和の柱の光」というイベントも。昼夜問わず、心静かに平和への祈りを捧げられます。
近くにある「ひめゆりの塔」と「ひめゆり平和祈念資料館」をめぐってみるのもおすすめ。当日の滞在がかなわなくても、6月に沖縄へ行くなら、ぜひとも立ち寄ってみてくださいね。
- 沖縄県糸満市摩文仁444
- 098-997-2765
[平和祈念資料館]
・開館時間:9:00〜17:00
・入館料:大人300円、子供150円
5.写真映え必至な南国の楽園!「美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園」
まるで海外にいるかのような気分になれるフォトジェニックなスポットがいっぱい!と話題の「美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園」。6月には月桃やプルメリア、サガリバナなど、南国の花々が咲き誇ります。
観光スポットの多い沖縄本島の中部エリアに位置し、沖縄自動車道「沖縄北」ICからすぐなので、ドライブがてら立ち寄るのにぴったりです。東京ドーム3個分相当の広さがある園内は、「水上楽園」と「植物園」の2つのエリアで構成。1,300種以上もの貴重な熱帯・亜熱帯の植物を観賞できるほか、カピバラやリスザルなど約50種類の動物ともふれあえます。
植物園の目玉は、日本一の規模を誇るユスラヤシ並木!約25mにもおよぶ高さのヤシが天空に向かって一斉に伸びるエキゾチックな光景に、ここが日本であることを忘れてしまいそう。写真映え間違いなしです。また、梅雨時期から水上楽園を華やかに彩るハスの花も見もので、6月中旬からは「蓮・睡蓮まつり2023」が開催されます。
屋外がメインとなるため雨の日には傘が必須となりますが、雨露をまとった植物はいきいきとして美しいこと!屋根付きの周遊バス・ヤッシー号や、ひと休みできるレストランやショップをうまく利用して、癒やしの楽園を楽しみましょう。
- 沖縄県沖縄市知花2146
- 098-939-2555
・開園時間:9:30~18:00 ※月日によって異なる
・休園日:無休
・入園料:大人1,540円~、13~17歳1,050円~、4~12歳600円~ ※利用時間によって異なる
6.王道スポットは6月こそ狙い目!「沖縄美ら海水族館」
雨でも楽しめる屋内レジャー施設といえば、本部半島備瀬崎近くの海洋博公園内にある「沖縄美ら海水族館」は外せません!いつも多くの観光客でにぎわう大人気スポットだけに、比較的空いている6月はゆったりと鑑賞できる絶好のチャンスです。
ジンベエザメやマンタが悠々と泳ぐ世界最大級の巨大水槽「黒潮の海」は大迫力で、まるで自分が美ら海の海底にいるかのような感覚に!そのほか、太陽の光が降りそそぐ「サンゴの海」水槽や、神秘的な生き物が多く生息する沖縄の深海を再現した「深層の海」水槽など見どころがいっぱいです。
人魚伝説のモデルとなったマナティーも必見!イルカショーやイルカと記念撮影、ウミガメ・イルカの餌やり体験などのプログラムもあり、見るだけでなく、ふれて、感じて、沖縄の海をまるごと楽しめます。
ちなみに徒歩圏内には、エメラルドグリーンの海に真っ白なコーラルサンドが映える「エメラルドビーチ」も!4~10月は遊泳可能なので、晴れ間がみえたら海水浴へ繰り出すのもよいですね。
- 沖縄県国頭郡本部町字石川424
- 0980-48-3748
・開館時間:8:30~18:30 ※繁忙期は異なる
・休園日:不定休 ※2023年9月末までは無休
・入園料:大人2,180円、高校生1,440円、小・中学生710円
6月の沖縄で体験したいアクティビティ
マリンレジャーを無理なく楽しめるようになる6月は、アクティビティの選択肢が豊富!中でも、混雑が少ないこの時期だからこそ体験したいツアーなどをピックアップしました。
1.完全貸切!シュノーケリングツアーで青の洞窟を堪能
混雑必至の人気スポット・青の洞窟でシュノーケリングを楽しむなら、比較的空いている6月が狙い目です。梅雨の終わる6月下旬~7月上旬、沖縄では「夏至南風(カーチベー)」というやや強い南風が吹きますが、北風に弱い青の洞窟は影響を受けないのでご安心を!
恩納村にある「MARIN CLUB CREA(マリンクラブクレア)」では、専属ガイドが青の洞窟へと案内する完全貸切のシュノーケリングツアーを開催。“ボートエントリー”と“ビーチエントリー”からコースを選べ、海況や参加者の希望に合わせてオーダーメイドの海中散歩を楽しめます。
洞窟内に広がる神秘的な青の世界は息をのむ美しさ!カラフルな魚たちに、間近で餌やり体験もできます。感動的なシーンをガイドが専用カメラで鮮明に撮影してくれるのもうれしいポイントです。
6歳から参加可能なので、家族の思い出作りにもぴったり。充実のレンタル装備があり、手ぶらでOKだから観光の合間に気軽に体験してみてはいかが?
- 沖縄県国頭郡恩納村谷茶138 マリンクラブクレア
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2.ダイバー憧れの慶良間の海で体験ダイビングに挑戦!
沖縄本島からボートで出発して1時間ほどクルージング!ダイバー憧れの慶良間諸島で、たっぷり1日かけて体験ダイビングを満喫してみませんか?
「アルファダイブ沖縄」は、慶良間ブルーと称される透明度抜群の海を舞台に、“ボート体験ダイビング・2ダイブ”や“ボート体験ダイビング2ダイブ・ウミガメ探索コース”といったツアーを実施。練習を兼ねた1ダイブ目と水中景観を楽しむ本番となる2ダイブ目が設定されている2ダイブ制だから、初心者でも安心・安全にダイビングに挑戦できます。
また、ポイントに直接アプローチできるボートエントリー式も特徴の1つ。その日のベストポイントに案内してもらえるのはもちろん、ボートでしか行けない慶良間の海中世界を堪能できたり、ウミガメの生息場所に素早くアクセスできたりと良いこと尽くしです。
5~6月はサンゴの産卵期であり、スズメダイやクマノミなどの幼魚も増えて、海の中は一気ににぎやかに!生命力に満ちたこの時期ならではの慶良間の海でパワーをもらいましょう。
- 沖縄県宜野湾市真志喜4-4-1 宜野湾マリーナ
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3.自然豊かな比謝川で癒やしのマングローブSUP
本島中部の市街地を流れる比謝川(ひじゃがわ)でSUP体験をしてみませんか?観光の合間に、気軽にアクティビティを楽しみたい人におすすめです。
「ブルーフィールド」が“マングローブSUPツアー”で案内する比謝川は、市街地からアクセスの良い場所にありながら、とても自然豊か。本島の川としては最大の流域面積を誇り、川幅も広く、ゆったりと水が流れる穏やかな川なので、初心者でも安心して楽しめます。
水辺にはマングローブの木々や存在感たっぷりのガジュマルが待ち受けていて、水上散歩を楽しみながら川を漕ぎ進めていくと、まるでジャングルの中にいるかのような感覚に!野鳥の声に耳を傾けたり、マングローブの干潟に住む生き物を観察したり、リラックスしたひとときを過ごせます。
海と空がオレンジ色に染まる日没間際からスタートする“サンセットSUPツアー”もあり、ロマンチックな思い出を作りたい人にぴったり!刻一刻と移り変わる自然の色に、感動すること間違いなしですよ。
- 沖縄県中頭郡嘉手納町水釜566-5 嘉手納町比謝川自然体験センター
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4.万座毛の岸壁が目の前に!恩納村の海でチュービング体験
どうせ雨に濡れるくらいなら、豪快に水しぶきを浴びるマリンレジャーで大はしゃぎしたい!そう考える人におすすめなのが、「NABEE BEACH(ナビービーチ)」主催のスリル満点なチュービング体験ツアーです。
観光名所・万座毛(まんざもう)がある恩納村の海を舞台に、“バナナボート”と“ビッグマーブル”のツアーを開催。どちらのコースも体験の前半は、遊具に乗って万座毛までクルージングを楽しみます。
断崖絶壁の万座毛は海を見下ろす景勝スポットとして人気ですが、このツアーに参加すれば、海から万座毛を見上げ、ダイナミックな岩壁を間近に眺めるという貴重な体験ができるんです。
バナナボートは10人乗りで、ハイスピードな直進が魅力。一方、ビッグマーブルは円形をした4人乗りで、遠心力を使った迫力のスイングを味わえます。乗る人に合わせて速度や遊び方を調整してくれるので、誰でも安心、大興奮!3歳から参加OKなので、家族みんなで遊ぶのにもおすすめです。
- 沖縄県国頭郡恩納村字恩納419-4 恩納村海浜公園ナビービーチ
海も満喫!6月の沖縄で夏を先取りしよう
屋内レジャースポットやマリンレジャーが充実している沖縄なら、梅雨時期の旅行でも十分楽しめそうですね。
6月だからこそ楽しめる旬のグルメやイベントもしっかり押さえておけば、もうバッチリ!旅費もリーズナブルで、人気スポットも普段より空いているとあれば、出かけない手はありません。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、沖縄観光の合間に楽しめる多彩なツアーを紹介しています。ぜひ、こちらもチェックしてくださいね。
(文:Miki Watari)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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