ワカサギ釣りで押さえておきたいコツは、この6つ! 2021.12.04 ワカサギ釣り
今回はワカサギ釣りが初めての人に、上手に釣るためのコツをポイントに分けてご紹介!ワカサギ釣りがよりいっそう楽しめること間違いなしです!
さらに初心者におすすめのスポットや体験ツアーも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
■そもそもワカサギ釣りとは?
コツ1:湖の底を取るのが基本
コツ2:エサが生きているように動かして誘う
コツ3:こまめなエサの交換と付ける位置の調整
コツ4:アタリの感覚をつかむ
コツ5:アタリがあっても焦らずに
コツ6:置き竿をしない
■ワカサギ釣りで人気のスポット
- 山中湖|山梨県
- 榛名湖|群馬県
- 芦ノ湖|神奈川県
- 檜原湖|福島県
- 十和田湖|青森県・秋田県
- 網走湖|北海道
■初心者におすすめのワカサギ釣りツアー
- ワカサギ釣りデビューは山中湖で|山梨県
- 唐揚げ付きコースや土産付きコースあり|福島県
- ワカサギ漁獲量が国内屈指の湖で挑戦|青森県
- 一面、銀世界!少人数でアットホームに楽しむ|北海道
- 専用テントと天ぷらでぬくぬく、おいしい体験|北海道
<<全国で体験できるワカサギ釣りツアーの一覧はこちら>>
そもそもワカサギ釣りとは?
「ワカサギ釣り」は、エサやルアー(疑似餌)を針に付けて、水中でワカサギをおびき寄せる釣りのこと。
釣り方は大きく分けて2つ、「氷に穴を開けて釣るスタイル」と「船に乗って釣るスタイル」が一般的。特に、冬ならではの氷に穴を開けて釣るスタイルが人気です。
ワカサギは体長15cmほどの小ぶりな魚ですが、釣り上げるまでの駆け引きが繊細で、はまってしまう人も多いとか。釣ったワカサギをその場で唐揚げや天ぷらにして食べることが多く、アツアツできたての味は市販品とは比べられないおいしさ!
せっかく釣りをするなら、たくさん釣ってたくさん食べてみたいものですよね。ワカサギ釣りのコツは「エサ」と「道具の使い方(誘い方)」が大きな鍵。それでは、さっそく1つ1つのコツを見ていきましょう。
コツ1:湖の底を取るのが基本
ワカサギは水深のある湖の底にいて、なかなか移動しない魚。つまり、ワカサギを釣るなら底が狙い目です!
仕掛けを静かに水中に落としたら、オモリが底に着くまで待ちます。オモリが底に着いたら糸を引っ張り、竿先にテンションが感じられる程度に調整しましょう。
糸を緩めず、竿先で水中の様子を感じることが動作の基本となります。
コツ2:エサが生きているように動かして誘う
エサが生きているように見せることもコツの1つ。釣り用語では、エサを動かして魚の食い気を誘うことを「誘い」といいます。
基本的な誘い方は「チョンチョンと糸を小刻みに動かす」「数秒待つ」「小刻みに動かす」の繰り返し。ワカサギがエサを追える程度の速さでエサを動かすのがポイントです(追えないような動かし過ぎは禁物!)。
慣れてきたらさまざまな誘い方を試してみるのも良いかもしれません。近くにワカサギがいないようであれば、寄ってくるように大きく動かしてみたり、いるようであれば群れが散ってしまわないよう小さく動かしてみたり…。
エサが静止しているときに食いつくワカサギもいるので、止める時間を作るのも忘れずに。
コツ3:こまめなエサの交換と付ける位置の調整
新鮮なエサほどワカサギの食いつきが良いので、エサはこまめに交換しましょう。釣れない時ほど交換頻度を増やすのも、効果的な手段の1つ。さらに、エサは半切りにすると、より食いつきが良くなることもあります。
ワカサギが釣れた時は、仕掛けのどの針で釣れているか(またはエサがなくなっているか)をチェックしましょう!ワカサギは群れで行動しているので、エサがなくなった辺りに集まっている可能性が高いとされます。
仕掛けは上から下まで数個の針が付いています。ワカサギの群れがいるであろう位置(底なのか上の方なのか)を想定して、エサの位置を調整するのもポイントです。
コツ4:アタリの感覚をつかむ
ワカサギ釣りで大事なのはアタリ(ワカサギがエサをくわえた感覚)をつかむこと。アタリが来ていると思ったら、アワセ(竿を上げて魚の口に針を掛ける動作)を行いましょう。
初心者はアタリに気付かないことも多いので、糸をたるませず、竿先に軽いテンションを感じられるようにしてください。1匹目が釣れたときのアタリの感覚を覚えておくと、後々にもいかすことができますよ。
ワカサギ釣りツアーに参加する場合は、よく釣れるポイントに案内してくれるので、感覚をつかむのもスピーディです。
コツ5:アタリがあっても焦らずに
ワカサギがエサに食いつくと、小さな手応えがあります。これに強く反応したり、慌てて糸を巻き上げようとすると、ワカサギの口が針から離れてしまいます。
そのため「アワセ」のタイミングが重要。反対に竿先が小さく揺れているのは、小さなワカサギがかかっているか、ただ突っついているだけのときもあります。
うまくアワセれば突っついているワカサギを釣ることも可能ですが、タイミングよくアワセないと逃げられてしまうので注意が必要!いずれも焦ることなく、アタリとアワセのタイミングを上手くつかめるようになることが上達への近道です。
コツ6:置き竿をしない
焦ることなくのんびり待っていればいい…という感覚で、竿を置いたまま、ワカサギがかかるのを待つ「置き竿」をする人がいますが、これはあまりよくありません。
前述のとおり、ワカサギは生きているように見えるエサを好むので、エサが動かない置き竿には近寄ってきません。常に竿を持ってエサを動かし、「誘い」をすることが必要です。目で見ているだけでは分からない小さなアタリもあるので、常に竿を持って対応できるようにしましょう。
針にかかったワカサギを水中に入れたままにしていると、周りのワカサギを散らしてしまう可能性もあるので早めに上げましょう。
ワカサギ釣りで人気のスポット
ワカサギ釣りの基本について確認できたらさっそくワカサギ釣りに挑戦してみましょう!
全国にはワカサギ釣りが楽しめるスポットが多数ありますが、今回はその中から代表的な場所をご紹介。ボートや氷上など、釣りのスタイルもさまざまです。ぜひそれぞれの場所の特徴をチェックして、ワカサギ釣りを満喫してくださいね!
富士の絶景の中でワカサギ釣りに挑戦!「山中湖」|山梨県
山梨県の「山中湖」は富士五湖の中で一番面積の広い湖。観光地として有名ですが、ブラックバスやヘラブナなどが釣れる人気の釣りスポットでもあります。日本で3番目に湖面の標高が高い湖で、冬期は湖面が結氷することもあります。
冬期はワカサギ釣りが盛んで、シーズンは9月中旬から5月上旬までと長く楽しめます。1月ごろには湖面が結氷することもあるので、氷上でのワカサギ釣りが体験できるのも魅力の1つです。
シーズン中は貸出ボートやドーム船の運航があるので、気軽にワカサギ釣りに挑戦可能。ドーム船は暖房が効いており、気軽に釣りを楽しめます。
富士山の絶景を目の前に楽しむワカサギ釣りは格別です!
- :山梨県南都留郡山中湖村
- 0555-62-9977(山中湖村役場)
小型テント内で防寒対策もばっちり!「榛名湖」|群馬県
群馬県西部に位置する「榛名湖」は榛名山の噴火によってできたカルデラ湖で、四季折々の自然が美しいスポット。カヌーやカヤックなどのアクティビティが人気ですが、冬になるとワカサギ釣りに訪れる人も多くなります。
榛名湖のワカサギ釣りは毎年9月に解禁となり、ボート釣りからスタート。秋は紅葉を楽しみながらワカサギ釣りを満喫できるのもポイントです。
冬になると湖面が結氷し、年明けごろには氷上でのワカサギ釣りが解禁されます。氷上ワカサギ釣りのシーズンには小型テントを設置してワカサギ釣りを楽しむ人が多く、テントが並ぶその光景は冬の風物詩の1つです。
周辺には榛名湖温泉もあるので、ぜひワカサギ釣りの後は温泉で冷えた体を温めてくださいね。
- 群馬県高崎市榛名湖町
- 027-374-5111(榛名観光協会)
8月からワカサギ釣りが楽しめる!「芦ノ湖」|神奈川県
箱根駅伝の往路ゴール・復路スタート地点としても有名な「芦ノ湖」は、箱根の人気観光スポットです。周辺には箱根神社や九頭竜神社、箱根駒ヶ岳など見どころも多く、海外からの観光客も多く訪れます。
芦ノ湖のワカサギは宮内庁に献上されているブランド魚。澄んだ水で育つワカサギは臭みが少なく、ワカサギ釣りファンに好評です。
芦ノ湖のワカサギ釣りが開始するのは関東で最も早い8月から。冬でも湖面は結氷しないのでボートでのワカサギ釣りとなります。
湖畔にはレンタルボートのお店が多く、ワカサギ釣りのポイントを教えてくれるので、ぜひ聞いてみてくださいね。釣り竿のレンタルができるお店もあるので、手ぶらでワカサギ釣りに挑戦できます!芦ノ湖のワカサギ釣りは比較的釣りやすいので初心者にもおすすめです。
- 神奈川県足柄下郡箱根町
- 0460-85-7111(箱根町役場)
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