沖縄旅行なのに雨!?天気が悪くても楽しめる観光スポット特集 2022.05.28 沖縄県
まぶしい太陽の光と青い空、美しい海のイメージが強い沖縄ですが、実は雨が多い地域でもあります。
特に初夏~初秋のシーズンには台風も多く、晴れの日でも突然スコールのような通り雨が降る、南国らしい気候が特徴です。「せっかく沖縄に来たのに、雨の日が続いたら…」と思うと不安ですよね。
そこで今回は、雨の日でも楽しめる沖縄の観光スポットをエリア別にご紹介!突然の雨に見舞われても臨機応変に対応しながら、旅行を満喫しましょう。
【目次】
■那覇の雨でもOKな観光スポット
- 1.沖縄県立博物館・美術館
- 2.那覇市伝統工芸館
- 3.泊いゆまち
【column】驚きの透明度!チービシ環礁でシュノーケリング
■本島南部の雨でもOKな観光スポット
- 4.おきなわワールド 文化王国・玉泉洞
【column】無人島周辺でSUPクルージング
- 5.沖縄アウトレットモールあしびなー
- 6.DMMかりゆし水族館
- 7.琉球ガラス村
■本島中部の雨でもOKな観光スポット
- 8.琉球村
- 9.体験王国むら咲むら
【column】乗馬しながら海で遊ぼう!
■本島北部の雨でもOKな観光スポット
- 10.沖縄美ら海水族館
- 11.海洋文化館・プラネタリウム
- 12.沖縄フルーツランド
【column】やんばるの森でトレジャーハント!
- 13.オリオンハッピーパーク
- 14.ブセナ海中公園
<<沖縄で体験できるアウトドアレジャーの一覧を見る>>
那覇の雨でもOKな観光スポット
沖縄県の中心であり、玄関口でもある那覇は、国内でも有数の人気観光エリア。「首里城公園」や「識名園」、「玉陵(たまうどぅん)」といった歴史的観光名所、沖縄一の繁華街である国際通り、沖縄の食文化にふれられる公設市場などがあります。沖縄唯一の鉄道路線「ゆいレール」が那覇空港から浦添市まで走り、沖縄観光の拠点といえます。
1.沖縄の歴史や文化にふれられる!「沖縄県立博物館・美術館」
“おきみゅー”の愛称で親しまれる「沖縄県立博物館・美術館」は、沖縄ならではの芸術や文化、歴史を学べる雨の日の穴場スポット。同じ施設内に博物館と美術館の両方があります。
博物館では、琉球王国時代から近代までの沖縄の歴史や考古学、伝統、生活などの展示があり、沖縄についてじっくり知ることができます。どのようにして沖縄が誕生したのか、戦争によって沖縄の人々がどれだけの影響を受けてきたのかなど、当時の資料を見ながら学べるので、子供と一緒に社会科見学として訪れるのもおすすめです。
美術館では、沖縄の自然や文化、人にスポットを当てた作品の数々を展示。沖縄出身や沖縄にゆかりのあるアーティストの展覧会も行われています。
ミュージアムショップ「ゆいむい」では、博物館・美術館の収蔵資料をもとにしたポストカードなどのオリジナルグッズを販売しているので、鑑賞後にぜひ立ち寄ってみてはいかが。
- 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
- 098-941-8200
・開館時間:9:00〜18:00(金・土曜〜20:00)
・休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)
・観覧料:[博物館常設店]大人530円、高大生270円、県外小中生150円
[美術館コレクション展]大人400円、高大生220円、県外小中生100円
2.5種類の工芸品作りを体験できる「那覇市伝統工芸館」
那覇に滞在するなら一度は足を運ぶ繁華街・国際通りにある「那覇市ぶんかテンブス館(てんぶす那覇)」は、琉球伝統文化の発信と交流を目的とした商業施設。
その2階にある「那覇市伝統工芸館」では、琉球ガラス、琉球びんがた、首里織、壺屋焼、琉球漆器の5つの伝統工芸品の手作り体験ができます。
予約がないときであれば、飛び込みの参加もOK!伝統的な染色工芸である琉球びんがたや首里織、壺屋焼のシーサー作りなど、どれもステキなお土産になること間違いなしです。
展示室には沖縄の伝統工芸の逸品がいくつも展示されているので、鑑賞するだけでも楽しい時間を過ごせますよ。
- 沖縄県那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇2階
- 098-868-7866
・受付時間:10:00〜16:00(12:00〜13:00は除く)
・定休日:水曜、年末年始
3.獲れたての新鮮な魚が並ぶ「泊いゆまち」
「泊(とまり)いゆまち」は、那覇の泊漁港内にある施設。沖縄の方言で「いゆ」は魚、「まち」は市場のことで、その名の通り鮮魚市場です。23の卸売り業者が軒を連ね、その日水揚げされた新鮮な魚介類が並びます。中には沖縄らしいカラフルな魚も!
泊漁港で水揚げされる約70%はマグロで、見学可能なガラス張りの解体室ではマグロの解体の様子を見られることもありますよ
全国発送可能な店舗もありますが、売り切れ御免なので早い時間帯に訪れるのがおすすめです。
- 沖縄県那覇市港町1-1-18
- 098-868-1096
・営業時間:6:00〜18:00
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驚きの透明度!チービシ環礁でシュノーケリング
沖縄の定番のアクティビィといえば、シュノーケリングとダイビング!もちろん晴れた日にできれば最高ですが、雨でも海が穏やかであれば楽しめるので、「せっかく沖縄に来たんだから海に入りたい!」という人におすすめです。
那覇空港から車ですぐの三重城港から発着するツアーを開催する「シーワールド」。約3時間の“半日シュノーケルツアー”では、那覇本島の沖合約13kmに浮かぶ、3つの無人島からなるチービシ環礁の周りでシュノーケリングを楽しめます。
透明度抜群のクリアな海で、魚たちと一緒に泳いでみましょう!カラフルな熱帯魚たちへの餌付けタイムもあります。
定員50名という大きなシーワールドのボートは快適!シュノーケリングに疲れたら、ボートに上がってちょっと休憩。サービスのさんぴん茶で喉を潤しましょう。小学生から参加可能で、フロート(浮き)の用意もあるので安心して楽しめます。
- 沖縄県那覇市西3-20 三重城港
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本島南部の雨でもOKな観光スポット
琉球王国最高の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」、慰霊碑「ひめゆりの塔」といった歴史的に重要なスポットや、「知念岬」「ギーザバンタ(慶座絶壁)」などの景勝地など、名所がいくつもある本島南部。雨の日に楽しめる屋内型の施設もたくさんありますよ!
4.美しい鍾乳洞を探検!沖縄の魅力が詰まった「おきなわワールド・玉泉洞」
沖縄の伝統や文化の魅力が詰まったテーマパーク「おきなわワールド」。50種類の熱帯果樹を栽培する「熱帯フルーツ園」、国の登録有形文化財の古民家などがある「琉球王国城下町」、ハブのショーが見られる「ハブ博物公園」などがあります。
こちらでぜひ見学したいのが、東洋一美しい鍾乳洞ともいわれる「玉泉洞」。約30万年もの歳月をかけて作られた全長5,000mの鍾乳洞は国内でも最大規模で、国の天然記念物に指定されています。そのうち890mが一般公開されており、珍しい鍾乳石を観察できますよ。
琉球王国城下町では沖縄の伝統衣装を着て散策できるほか、琉球ガラス、染色、陶芸、機織などの伝統工芸体験もできるので、この機会にチャレンジしてみるのもいいですね。
伝統芸能「エイサー」を迫力あるアレンジで見せる「スーパーエイサーショー」も必見!ショーの最後は、観客も一緒になって踊れるカチャーシーで締めくくり。旅の思い出にカチャーシーをマスターして帰りましょう!
- 沖縄県南城市玉城字前川1336番地
- 098-949-7421
・営業時間:9:00〜17:30
・入園料:大人2,000円、子供(4〜14歳)1,000円
異世界感ある無人島周辺でSUPクルージング
おきなわワールドから海へ向かうこと車で約7分。マリンショップやBBQテラス、プールなどを併設した港町のペンション「MARINX CLASSIC HARBOR VIEW PENSION(マリンクスクラシックハーバービューペンション)」で、SUP(サップ)を楽しみませんか?
SUPとは浮力の高いボードに立って乗り、パドルを漕いで進むウォータースポーツ。陸上でレッスンを受けたら、まずは座った状態で海に漕ぎ出します。SUPボードは安定感抜群なので、落ちることはほとんどありません。
慣れてきたらボードの上に立って、高い視点からの風景を楽しみましょう!荒々しい岩壁に囲まれた無人島の周囲をクルージング。異世界感が気分を盛りあげます。
ツアーはすべて1組貸し切り!SUPの途中でシュノーケリングを楽しめるコースもあります。体験後は、おしゃれなカフェのような空間でサービスのドリンクをいただいてほっとひと息。美容師としても活動するガイドが、ヘッドスパをしてくれるオプションもおすすめですよ!
- 沖縄県島尻郡八重瀬町港川下港原361-2
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5.空港から車で15分!ショッピングを満喫できる「沖縄アウトレットモールあしびなー」
西海岸にある「沖縄アウトレットモールあしびなー」は、沖縄でも数少ないアウトレットモール。那覇空港から車で15分ほどで行けるので、沖縄観光の合間や締めくくりに気軽に立ち寄れるのも魅力です。
アウトレットとしては日本初上陸となる「イヴ・サンローラン」「グッチ」などのハイブランドから、デイリーユース向けの身近なブランドまで、約100店舗がそろいます。
各ショップは屋外に並んでいますが、お店の軒先の屋根が繋がっている場所も多く、雨の日でも移動がしやすくなっています。
- 沖縄県豊見城市豊崎1-188
- 098-891-6000
・営業時間:10:00〜20:00
6.最新の映像技術と水族館の融合!「DMMかりゆし水族館」
2020年5月にオープンしたばかりの新スポット「DMMかりゆし水族館」。“最新の映像表現と空間演出を駆使した新しい水族館”をコンセプトに、こだわりの映像や照明で今までにない水槽の演出を行っています。
1階にある大水槽では、大きなサメやエイなど沖縄近海の海洋生物が回遊するダイナミックな光景を見られます。5枚のアクリルパネルに巨大水槽の映像を映し出すバーチャル水槽も、迫力満点!
2階では、展示されている海洋生物たちの背景に、朝・昼・夜のそれぞれの景色の映像を映しています。特に、1日に約30分間しかない「サンセットタイム」は貴重で、きっと感動することでしょう。
ほかにも、海と生命をテーマにした映像を多面大型スクリーンで上映するシアターや、ヒトデ、ナマコ、ドクターフィッシュにふれられるエリアなど、見どころ満載です。
沖縄アウトレットモールあしびなーから車で数分のところにあるので、併せて訪れてみてはいかが。
- 沖縄県豊見城市豊崎3-35
・開館時間:10:00〜20:00 ※時期によって異なる
・入館料:大人2,400円、13〜17歳2,000円、4〜12歳1,500円
7.琉球ガラスでオリジナル作品を作れる「琉球ガラス村」
沖縄アウトレットモールあしびなーから国道331号を南下すると見えてくる「琉球ガラス村」。沖縄最大の琉球ガラス工房で、雨でも気にせず楽しめるスポットとしても人気があります。
工芸体験は時間がかかるものが多い中、琉球ガラス村の製作体験は最短10分!あっという間に自分だけのオリジナル琉球グラスを作れます。
ほかにも、琉球ガラスを使ったフォトフレームやアクセサリー作りなど、小さな子供でも楽しめる体験もあるのでファミリーにもぴったり。観光プランに組み込む場合は、滞在できる時間に合わせてコースを選びましょう。
絶景スポット「喜屋武岬(きやんみさき)」、ひめゆり学徒隊の沖縄戦体験を伝える「ひめゆり平和祈念資料館」などの名所も近くにあり、観光に便利な立地です。
- 沖縄県糸満市福地169
- 098-997-4784
・営業時間:11:00〜16:30(土日祝〜17:00)
・定休日:無休
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