一人旅ならゼッタイ沖縄!おすすめ観光スポットをエリア別に紹介 2023.10.23 沖縄県
好きな場所に好きなだけ滞在できる自由度の高い一人旅は、男性だけでなく女性にも人気の旅行スタイル。
「1人で海外に行くのは不安だけど、リゾート感のあるところでリフレッシュしたい!」と考えている人には、沖縄がおすすめです。東京をはじめ主要都市から飛行機の直行便も多く、観光スポットや宿泊施設が充実した沖縄は一人旅にぴったり!
今回は「沖縄本島(車あり・なし)」「宮古島」「八重山諸島」の3エリアに分けて、一人旅で立ち寄りたい観光スポットをご紹介します!さらに、沖縄の美しい自然を堪能できるアクティビティ情報もあわせてお届けします。ぜひ沖縄で一人旅をする際の参考にしてくださいね。
【目次】
■レンタカーが便利な「沖縄本島」の観光スポット
- 万座毛
- 古宇利島
- 森の巣箱
- 美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園
- 果報バンタ
■車なしでも行ける「沖縄本島」の観光スポット
- 那覇国際通り
- 首里城公園
- 瀬長島ウミカジテラス
- 沖縄美ら海水族館
- ガンガラーの谷
- 斎場御嶽
■憧れの離島!「宮古島」で癒やし旅
- 与那覇前浜ビーチ
- 東平安名崎
- 17END
- 大神島
■「八重山諸島」で離島巡り!
- 石垣島
- 竹富島
- 小浜島
- 西表島
■1人でも参加OK!沖縄のおすすめアクティビティ
- 「青の洞窟」を体験ダイビングで満喫
- モーターパラグライダーで空から沖縄観光
- “宮古ブルー”を堪能できるSUP
- 石垣島の海に魅了されるシュノーケリング
- 西表島のマングローブで非日常的カヤック
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レンタカーが便利な沖縄本島の観光スポット
沖縄本島をあますことなく堪能したいなら、やっぱり車移動がおすすめ。那覇空港からレンタカーに乗り込み、いざ沖縄観光に出発です!本島には海沿いを走る絶景ルートが多いので、景色を楽しみながら移動しましょう。
かつての琉球国王も絶賛!沖縄屈指の景勝地「万座毛」
青の洞窟や琉球村など人気の観光スポットが集まる沖縄本島の西海岸に位置する恩納村(おんなそん)。このエリアを訪れたなら、押さえておきたいのが沖縄屈指の景勝地「万座毛(まんざもう)」です。
東シナ海に突き出た琉球石灰岩からなる高さ約20mの断崖で、崖の上には芝生の公園が広がっています。18世紀初頭の琉球国王・尚敬が「万人が座するに足る毛(野原)」と称賛したのが、この地名の由来なのだそう。晴れた日には、広い野原に腰を下ろして、のんびりくつろぎたいものです。
青く輝く美しい海を眼下に眺めながら、海沿いの遊歩道を散策すれば開放感抜群!万座毛のシンボルともいえるゾウの鼻のような奇岩を見に行きましょう。夕暮れ時の絶景もおすすめですよ。
ちなみに、2020年に万座毛活性化施設が万座毛の入口にオープンしたことで、より滞在しやすいスポットに!1階は休憩スペースやお土産品が豊富にそろうショップ、2階は飲食店と売店、3階には展望デッキがあります。さまざまな琉球グルメが楽しめる2階は、1人でも気軽に利用できるフードコート形式で、絶景を望むテラス席も用意されています。
- 沖縄県恩納村恩納
- 098-966-8080(万座毛周辺活性化施設)
・営業時間:8:00~19:00 ※万座毛の観覧は日没まで
・定休日:無休
・観覧料:100円
海を渡る橋をドライブしながらパワースポットへ「古宇利島」
「古宇利(こうり)島」は、美ら海水族館から車で約35分の場所に位置する小さな島。本島北部の本部(もとぶ)半島へ車で行くなら、水族館とあわせて訪れたいスポットです。
昔は船でしか行けなかった古宇利島ですが、2005年に屋我地(やがじ)島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋が開通し、屋我地島を経由して本島から車でアクセス可能になりました。まるで海の上を走るような絶景のドライブコースが魅力です。
古宇利島は古くから“恋の島”や“神の島”と呼ばれてきた神秘の島。波に削られてハート型に見えるサンゴの岩“ハートロック”がある島北部の「ティーヌ浜」はまさに恋のパワースポット!一人で行くのは気が引けるかもしれませんが、恋する人は立ち寄ってみてはいかが。
日中の明るい海はもちろん、古宇利島は夕方もおすすめ!サンセットを眺めながら古宇利大橋を渡っていると、最高の気分を味わえるはずですよ。島内には飲食店も多く、散策しながら一人時間をのんびり楽しみましょう。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
まさに大人の秘密基地!ツリーハウスでくつろぐ絶景カフェ「森の巣箱」
1人で行きたい絶景カフェといえば、本島北部エリア・やんばるの森の高台から海を一望できる「森の巣箱」!豊かな自然を身近に感じながら、日常を忘れてゆったりしたひとときを過ごすのにおすすめの隠れ家的なスポットです。
木の温もりを感じるツリーハウスの店内は、こぢんまりとしながらも、1人でも気軽なカウンター席や落ち着けるテーブル席を完備。森と海が織りなす絶景を眺めながら、のんびりくつろげるオープンテラスは開放感抜群です。
ひよこ豆をペーストにしたフムスを中心とした地中海プレートやアラカルト、自家製カカオコーラ、メキシコ産の蒸留酒メスカルなど、個性あふれる料理やドリンクを楽しめます。お店のサイトから席やコースの予約ができるから、スムーズに訪れたい人は要チェックを。
敷地内には、同じくツリーハウスでくつろげる絶景独り占めの予約制ホテルとサウナも併設。まさに、大人の秘密基地という表現がぴったりの魅力的な空間が広がっています。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村湧川699
- 050-5462-0755
・営業時間:11:00~19:00
・定休日:水曜
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ユスラヤシ並木に心ときめく!「美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園」
一人旅でもSNS映えするステキな写真をたくさん撮りたいですよね。今、沖縄で注目のフォトジェニックなスポットといえば、本島の中部エリアにある「美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園」。那覇空港から車で約1時間(沖縄自動車道「沖縄北」ICを降りて約5分)でアクセスできます。
東京ドーム3個分という広大な屋外型植物園では、熱帯・亜熱帯の珍しい植物を中心に約1,300種以上の植物と50種ほどの動物たちがお出迎え!園内にひとたび足を踏み入れれば、南国情緒あふれる楽園にトリップしたような気分にひたれます。
一番の見どころは、日本ではここでしか見られないというユスラヤシ並木!まるで異国のジャングルに迷い込んだような雰囲気で、天空に向かってヤシの木がいっせいに伸びる光景は圧巻です。神秘的なフォトスポットとしても人気を集めています。
四季折々の花が楽しめるのはもちろん、イベントも盛りだくさん!10月下旬~5月下旬には心温まるイルミネーションによって園内が彩られ、幻想的な夜の植物園を堪能できます。
- 沖縄県沖縄市知花2146
- 098-939-2555
・営業時間:9:30〜18:00(イルミネーション開催中は22:00まで) ※時期によって異なる
・定休日:なし
・入園料:大人1,540円、13〜17歳1,050円、4〜12歳600円
※イルミネーション(夜の部)は別料金、1日入園券もあり
宮城島が誇る絶景パワースポット!「果報バンタ」
本島中部のうるま市に属する離島・宮城島にある「果報(かふう)バンタ」は、沖縄屈指の絶景スポット!那覇空港から車で約1時間半、勝連半島から人気のドライブコース「海中道路」を爽快に走ってアクセスできます。
果報バンタとは、沖縄の言葉で「幸せ岬」という意味だそう。約120mの崖の上から望むパノラマの風景は、思わず息をのむような壮大さと美しさ!海の青さと透明感のあるグラデーションに感動すること間違いなしです。
果報バンタのある「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」の敷地内・ぬちうなー(命御庭)には、沖縄の海からエネルギーが流れるという龍神風道や、繁栄を生み出す力をもらえる三天御座(みてぃんうざ)といったパワースポットも!営業時間内であれば自由に見学できるので、散策をしながらたっぷりエネルギーチャージをしちゃいましょう。
ちなみに、ぬちまーす(命の塩)が作られている工場も無料で見学OK。カフェやショップも併設しており、ドライブ休憩に立ち寄るにもおすすめです。人気の塩ソフトクリームもご賞味あれ!
- 沖縄県うるま市与那城宮城2768
- 098-983-1140(ぬちまーす観光製塩ファクトリー)
[ぬちまーす観光製塩ファクトリー]
・営業時間:9:00~17:30
・定休日:なし
※果報バンタは常時見学自由
車なしでも行ける沖縄本島の観光スポット
初めての土地で運転するのは心配…という人におすすめ!ゆいレールや路線バス、シャトルバスでアクセスできる観光スポットをご紹介します。1人で連日レンタカーを借りるとそれなりの金額になるので、「車なしで移動する日」「レンタカーを借りて遠出する日」など、日によって使い分けるのもよいでしょう。
多彩な沖縄ローカル文化にふれられる「那覇国際通り」
那覇空港からタクシーで約15分の場所にある「那覇国際通り」。沖縄唯一の鉄軌道路線である沖縄都市モノレール、通称・ゆいレール「那覇空港」駅から乗車して、最寄り駅の「県庁前」駅までは約13分と、沖縄本島に発着する前後に立ち寄りやすいスポット!
約1.6kmの通りには、土産物屋や沖縄らしい雑貨を扱うお店、レストランなど、なんと約600ものお店が集まっています。国際通りから南北にいくつもの路地が延び、商店街を形成。市場中央通りには食材から加工品、食堂まで沖縄グルメが大集結する「第一牧志公設市場」があります。
竜宮通りとグランドオリオン通りの両方に接する「屋台村」は、21店の屋台が集まるにぎやかな場所。屋台村では観光情報や離島情報なども知ることができ、交流の場にもなっています。お得な情報もあるかもしれませんね!
毎週日曜の午後は歩行者優先の“トランジットモール”になり、オープンカフェやストリートパフォーマンスなど、さまざまなイベントが開催されます。日曜を狙って訪れるのもいいですね。
- 沖縄県那覇市牧志ほか
- 098-863-2755(那覇国際通り商店街)
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一度は行っておきたい!世界文化遺産の「首里城公園」
沖縄屈指の名所であり、パワースポットといえば「首里城公園」は外せません。ゆいレール「首里」駅から徒歩15分でたどり着けるほか、周辺に路線バスのバス停もあります。
かつて沖縄が琉球王国だった時代の城で、わずかに残った正殿の遺構は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界文化遺産にも登録されました。
琉球王国崩壊後、当時の建物は沖縄戦によって消失。その後、正殿をはじめ数々の建物を復元していったものの、2019年の火災で正殿などが再び消失しました。現在は復興途中の貴重な風景を見られるほか(一部非公開)、世界文化遺産の「園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)石門」「玉陵(たまうどぅん)」などの史跡や文化財を見学できます。
正殿のあった復元工事エリア以外は多くが無料区域なので、気軽に散策することも可能です。琉球王国の歴史や文化にふれてみましょう。
- 沖縄県那覇市首里金城町1-2
- 098-886-2020
・開園時間:8:00〜19:30(有料区域は8:30〜19:00) ※時期によって異なる
・入園料(有料区域):大人400円、高校生300円、小・中学生160円
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絶景・グルメ・ショッピングの三拍子そろった!「瀬長島ウミカジテラス」
那覇空港からタクシーで約15分の場所にある、周囲1.8kmほどの離島・瀬長島。この島の西海岸に、絶景を望むおしゃれなスポットとして人気のリゾート複合施設「瀬長島ウミカジテラス」があります。
本島とは海上道路でつながっており、国際通り~糸満を結ぶ路線バス「ウミカジライナー」や那覇空港との直行便「瀬長島エアポートリムジン」に乗ればOK!アクセスの良さもうれしいポイントです。
沖縄ならではの個性あふれるショップが47店舗も大集結!多彩な沖縄グルメを楽しめるレストランやカフェ、お土産選びに最適なジュエリー店やセレクトショップなど、魅力的なお店が盛りだくさんで、グルメにショッピングに夢中になりそう。
“日本のアマルフィ”と例えられるように、周囲を美しい海に囲まれ、傾斜地に白壁の店舗が立ち並ぶ光景は、まるで地中海のリゾート地!サンセットや夜のライトアップもすばらしく、テラス席やビーチから絶景を眺めながら、1人でのんびり過ごすのにもうってつけです。
- 沖縄県豊見城市瀬長174-6
- 098-851-7446
・営業時間:10:00~21:00 ※店舗により異なる
・定休日:無休
沖縄観光の定番!見どころいっぱいの「沖縄美ら海水族館」
こちらも沖縄観光の定番スポットである「沖縄美ら海水族館」。本島北部の本部半島にありますが、空港から直行バスが出ているので、車がなくても立ち寄れるおすすめのスポットです。
沖縄美ら海水族館はジンベエザメの世界最長飼育記録を更新中で、全長8.8mにもなるジンベエザメをはじめ、エイ類最大のナンヨウマンタが悠々と泳ぐ大水槽は圧巻の迫力!大量のサンゴで沖縄の海を再現した「サンゴの海」、沖縄の深海を再現した「深海の海」など、規模の大きな展示が見どころです。
展示以外の施設も人気があり、中でもレストラン「イノー」では、オーシャンビューを眺めながら沖縄食材をふんだんに使ったランチビュッフェをいただけます。
美ら海水族館のある「海洋博公園」内には、イルカショーを開催する「オキちゃん劇場」や「マナティー館」などもあり、見どころがいっぱい!一日かけてでも、ゆっくりと楽しみたい施設です。
- 沖縄県国頭郡本部町石川424
- 0980-48-3748
・開園時間:8:30〜18:30(繁忙期は20:00まで)
・休園日:無休
・入館料:大人2,180円、高校生1,440円、小・中学生710円
太古の森や洞窟を探検!ケイブカフェも魅力的な「ガンガラーの谷」
本島南部でおすすめなのが、南城市にある「ガンガラーの谷」!天然の鍾乳洞が崩壊してできた谷間で、今では亜熱帯の植物が生い茂る緑豊かな森になっています。
約1万8,000年前に生きていたといわれる「港川人(みなとがわじん)」が暮らしていた可能性が高く、発掘調査も行われている貴重な場所です。
約1時間20分のガイドツアー(有料)に参加して、太古の森を散策しましょう。巨大なガジュマルや古代人の痕跡が残る洞窟など、神秘の世界が待ち受けています。
散策したあとは、ぜひ鍾乳洞の入り口にある「ケイブカフェ」で休憩を。ここを利用できるのは、ガイドツアーの参加者のみ!数十万年の時を感じさせる鍾乳洞が天井を覆うカフェなんて、ほかではなかなかお目にかかれませんよ。
ガンガラーの谷へは、那覇バスターミナルから「玉泉洞」行きのバスが出ています。玉泉洞からは徒歩2分。玉泉洞は沖縄最大の鍾乳洞で、沖縄の文化を体験できる「おきなわワールド」内にあります。こちらもあわせて訪れると、充実度がアップしますよ!
- 沖縄県南城市玉城前川202
- 098-948-4192
[ガイドツアー]
・受付時間:9:20〜16:00
・料金:大人2,500円、学生1,500円(学生証提示が必要)、小学生以下無料
琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」でパワーを体感!
ガンガラーの谷と同じく南城市にある「斎場御嶽(せーふぁうたき)」。“御嶽”とは、南西諸島に分布している聖地の総称で、斎場御嶽は琉球王国最高の聖地とされていました。
かつて琉球国王や、国家の最高神女である「聞得大君(きこえおおきみ)」が祈りをささげてきた神聖な場所であり、斎場御嶽からは陶磁器や勾玉などが出土。歴史的にも重要な史跡であり、世界文化遺産の一部となっています。
強力なパワースポットとして、海外からも多くの観光客が訪れる斎場御嶽。人気スポットではありますが、神聖な場所であることを忘れずに節度を持って見学しましょう。
那覇バスターミナルからバス停「斎場御嶽入口」まで路線バスが出ています。
- 沖縄県南城市知念字久手堅地内
- 098-949-1899
・開館時間:9:00〜18:00(11〜2月は17:30まで)
・休息日:2024年11月1〜3日
・入場料:大人500円、小・中学生150円
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