【北海道】夏休みに行きたい注目のお出かけスポット23選 2023.07.10 北海道・東北
暑い夏、どこかへ出かけるなら涼しい場所へ…と考える人も多いのでは。
本州にも避暑地は多数ありますが、広大な大地や絶品グルメを堪能できる北海道は、夏休みのお出かけ候補から外せません!
今回は感動間違いなしの絶景スポットから子供が喜ぶレジャースポット・自然体験まで、北海道で夏におすすめのお出かけスポットをエリア別にご紹介します。
【目次】
■道央エリア
- 1.神威岬
【column】シーカヤックで積丹の海を散策
- 2.モエレ沼公園
- 3.支笏湖
【column】支笏湖の透明度をカヌーで堪能
- 4.北海道グリーンランド
- 5.白い恋人パーク
- 6.ニセコのラフティング
- 7.厚田海浜プール
- 8.おたる水族館
- 9.札幌市定山渓自然の村
- 10.ニッカウヰスキー余市蒸留所
- 11.洞爺湖
■道北エリア
- 12.ファーム富田
- 13.雲海テラス
- 14.旭山動物園
- 15.北海道アイスパビリオン
- 16.北竜町ひまわりの里
■道東エリア
- 17.知床五湖
【column】ヒグマに会いに知床岬へボートクルーズ!
- 18.十勝ヒルズ
- 19.花畑牧場 ラクレットカフェ
■道南エリア
- 20.函館公園こどものくに
- 21.函館山の夜景
- 22.金森赤レンガ倉庫
- 23.函館朝市
<<北海道で体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
札幌を中心に人気観光地がひしめく道央エリア
北の大都市・札幌を中心に、小樽や千歳、登別など観光スポットが多い道央エリア。王道の札幌時計台や大通公園などのほかにも、魅力的なスポットがたくさんあるんです。
比較的公共交通機関でのアクセスも良く、スポット間の距離も短いので短期間でいろいろ回るにはおすすめですよ。
1.悲恋伝説が残る絶景スポット「神威岬」
積丹半島北西部から日本海に突き出た「神威(かむい)岬」。駐車場に車を停め、両端に日本海が広がる細くて起伏のある遊歩道「チャレンカの小道」を歩いて行くと、約20〜30分ほどで岬の先端にたどり着きます。
そこから見える景色はまさに絶景!丸みを帯びた水平線に、“積丹(しゃこたん)ブルー”と呼ばれる深くて澄んだコバルトブルーの海を一望できます。
以前は女人禁制だった神威岬。その昔、奥州から逃れた源義経は日高の首長のもとに身を寄せていました。義経を慕う首長の娘チャレンカがこの岬まで義経を追ってくるも、義経一行はすでに出航したあと。チャレンカは悲しみに暮れ、海に身を投じたそうです。
その姿がやがて神威岬の沖にある「神威岩」となり、また、チャレンカの怨念が女性を乗せた船を転覆させると信じられ、岬一帯が女人禁制になりました。そんな悲恋の伝説を思いながら、断崖絶壁の岬先端に立つのも趣き深いもの…。
夏の神威岬では、エゾカンゾウやエゾスカシユリ、ハマナスといった花も楽しめます。また、神威岬のある積丹町はおいしいウニが食べられることでも有名。うにの解禁期は6月〜8月末なので、神威岬を訪れた後はぜひウニをいただきましょう!
- 北海道積丹郡積丹町神岬町
- 0135-44-3715(積丹観光協会)
・開園時間:7月8:00〜18:00、8〜10月8:00〜17:30 ※時期、または天候により異なる
シーカヤックで積丹ブルーの海を散策しよう!
積丹ブルーの海を堪能するなら、シーカヤックが断然おすすめ!高さ100mもある断崖が続くワイルドな景色を見ながら、積丹の美しい海の上をカヤックで散策できます。
「H2Oアドベンチャー」が開催する“シーカヤック半日ツアー”では、義経伝説のある高さ10m、奥行き70〜80mもの深い洞窟内をカヤックで探検!
滝のあるビーチに上陸したり、海で泳いだりと楽しみがいっぱい。家族旅行でのアクティビティにぴったりですよ。
- 北海道岩内郡岩内町字敷島内154-3 雷電温泉 ホテル横の公共駐車場 雷電海岸駐車場
2.遊びながら自然とアートにふれられる「モエレ沼公園」
世界的な彫刻家、イサム・ノグチ氏の遺作として知られる「モエレ沼公園」。
アイヌ語で“静かな水面”“ゆっくり流れる”という意味で名づけられた園内には、水の芸術ともいえる海の噴水や、ガラスのピラミッドがあり、まさに空の下の美術館。
子供用の遊べる芸術「サクラの森」もあり、小さな子供でも遊びながらアートを肌で感じることができますよ。
- 北海道札幌市モエレ沼公園1-1
- 011-790-1231
3.日本屈指の透明度と深さを誇る「支笏湖」
千歳市にある「支笏湖(しこつこ)」は、約4.4万年前の大噴火によって形成された支笏カルデラに水が溜まってできたカルデラ湖。平均水深が226mと深い湖です。
環境省による湖沼水質検査で何度も日本一に認定されており、湖水の美しさ、透明度の高さは日本屈指!
そんな支笏湖の中を泳ぐのは、冷たくきれいな水の中でしか生きられないヒメマス。臭みがなくうま味が豊かで、道内でも人気の高級魚であるヒメマスは、支笏湖周辺の飲食店で食べることができます。
旅程に余裕があるなら、とろりとしたお湯が特徴の支笏湖温泉でひと休みするのもおすすめ!近隣にはオコタンペ湖や苔の洞門、美笛の滝などの観光スポットも点在しているので、ぜひ足を運んでみては。
- 千歳市支笏湖温泉
- 0123-25-2404(支笏湖ビジターセンター)
支笏湖の透明度をカヌーで堪能しよう
支笏湖の美しさを陸から眺めるだけでなく、湖上で楽しめるのが「支笏ガイドハウスかのあ」主催の“支笏湖カヌーツアー”。
透明度17〜20mを誇る支笏湖で、水草の森とその中を泳ぐ魚の姿はなんとも幻想的。ぜひカヌーツアーに参加して、湖上からの景色を楽しんでくださいね。
- 北海道千歳市支笏湖温泉番外地 かのあ事務所
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4.雨の日も◎札幌からのアクセスも良い遊園地「北海道グリーンランド」
岩見沢市にある「北海道グリーンランド」。道内の数少ない遊園地の1つで、札幌や旭川から車で1時間ほどと行きやすく、幼児から楽しめるアトラクションもたくさん用意されています。
2歳以下は入園料無料、アトラクションはフリーパスもしくは回数券で利用できるので、子供の年齢や滞在時間によって使い分けられるのもうれしいですね。
アトラクションのほとんどが雨天時でも利用できるので、天気が不安定な日のお出かけ先にするのもおすすめです。
- 北海道岩見沢市志文町1015
- 0126-22-2121
・開園時間:9:00〜17:00 ※日によって異なる
・休園日:水曜(夏休み期間などは無休)
・入園料:大人1,600円、3歳〜中学生1,100円
※前売り券、フリーパスなどあり
5.食べて、遊んで!北海道を代表する銘菓を堪能できる「白い恋人パーク」
北海道の代表的な銘菓といえば「白い恋人」ですが、札幌市内にある「白い恋人パーク」はその世界観を体験できるアミューズメントパーク。白い恋人の工場見学や、オリジナルお菓子作り体験を楽しめます。
パーク内にはローズガーデンやからくり時計もあり、雰囲気もバツグン。西洋風の建物や内装は、まるでヨーロッパに旅行に来たかのような気分に!
子供サイズの街で本格ごっこ遊びができる「ガリバータウン」では、ドレスから警察官の制服までさまざまな衣装があり、着替えることが可能。水遊び場もあり、子供が目いっぱい楽しめるスポットになっています。
ここでしか買えないお菓子やグッズもあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
- 北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
- 011-666-1481
・営業時間:10:00〜17:00 ※時期により異なる
・定休日:無休
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6.夏は小学生も参加OK!ニセコで「ラフティング」体験
道央のニセコ町を流れる尻別川(しりべつがわ)。国土交通省による一級河川の水質現況において、何度も水質ランキング日本一に選ばれたお墨付きの清流を舞台に、蝦夷富士と呼ばれる雄大な羊蹄山(ようていざん)を眺めながらラフティングを体験できます。
夏に楽しむ尻別川のラフティングは、激しい瀬から穏やかな流れまで変化があり、飛び込みなどの水遊びも取り入れた楽しい内容。
「北海道ライオンアドベンチャー」が開催する“ラフティングツアー”なら、6月から10月末までは小学生も参加OK!ニセコの風景を堪能しながらの爽快なラフティング体験は、北海道旅行で1番の思い出になること間違いなしです。
- 北海道虻田郡倶知安町豊岡256-1 リバーベース(※春コース開催時は「ニセコベース」虻田郡ニセコ町字中央通142-5)
<<北海道で体験できるラフティングツアーの一覧を見る>>
7.海の中にできたプール!ビーチではBBQも楽しめる「厚田海浜プール」
護岸に囲まれた「厚田海浜プール」は、波が穏やかで、海とプールのいいとこどり!小さな子供でも遊びやすく、比較的安心して海を楽しめます。
浜辺ではBBQをする地元の人も多く、オンシーズンになるとずらっとテントが並びます。Wi-Fiも完備されていますよ。
近くでは厚田港朝市も開催されているので、朝からお出かけしてそのまま海遊びをするのもいいですね。
- 北海道石狩市厚田区厚田12-2
- 0133-78-2500(管理棟)
・開設期間:2023年7月8日〜8月20日
・料金:無料
8.イルカやトドなど、たくさんの海獣に出会える「おたる水族館」
海獣と呼ばれる海の大きな生き物を多く飼育・展示している「おたる水族館」。水族館の花形であるイルカショーをはじめ、アザラシやトドなどによるダイナミックなショーから、自由すぎるペンギンショーまで、魅力あるショーが見どころです。
世界的に珍しいネズミイルカも必見!フンボルトペンギンが海まで散歩する姿を見られるなど、同じ道内の旭山動物園にも負けず見ごたえ抜群です。
面白い企画展なども随時行っているので、自由研究のヒントにするのもおすすめ。お隣には入園無料の遊園地「祝津マリンランド」もあります。ぜひファミリーで足を延ばしてみては?
- 北海道小樽市祝津3-303
- 0134-33-1400
・開館時間:9:00〜17:00 ※時期によって短縮、または夜間延長あり
・休館日:2023年11月27日〜12月15日
・入館料:大人1,800円、小・中学生700円、幼児(3歳〜)350円
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9.初心者も安心!多彩なイベントも開催中の「札幌市定山渓自然の村」
夏休みに大自然の中でキャンプはいかがでしょうか?
おすすめは「札幌」駅から車で約1時間、風光明媚な定山渓(じょうざんけい)の中にある「札幌市定山渓自然の村」。テントサイトのほかに、ログハウス風のコテージや、モンゴルの住居「ゲル」をモチーフにしたテントハウスもあって、キャンプ初心者でも安心です。
「森の工作会」「森の観察会」といったガイドプログラムや、各自で楽しめる「石窯料理体験」もあるので、好みに合わせて体験プログラムにも挑戦してみましょう。
テントやテーブルセット、毛布や寝袋などの基本装備もレンタル可能。車で5分ほどのところには豊平峡温泉もあり、温泉に入ることもできますよ。
しかも、豊平峡温泉の施設内には本格インドカレーとナンを食べられるお店もあり、キャンプ×温泉×カレーはもはや定番コース!?地元民さながらの楽しみ方にチャレンジしてみては。
- 北海道札幌市南区定山渓
- 011-598-3100
[日帰り利用]
・営業時間:9:00〜17:00
・利用料:テントサイト170円〜
10.世界最高峰のウイスキーを味わう「ニッカウヰスキー余市蒸留所」
“日本のウイスキーの父”と呼ばれる竹鶴政孝氏が開設した「余市蒸留所」。小樽市内から車で約30分、JR函館本線「余市」駅からすぐのところにあります。
「竹鶴」「余市」などが醸造されているこちらでは、今では本場スコットランドでも珍しくなった「石炭直火蒸留法」で蒸留しています。適切な火力が保たれるよう石炭をくべ続けるには熟練の技が必要になりますが、この方式により重厚でコクのある余市モルトができあがるのだとか。
広大な敷地には蒸留棟や発酵棟など、ウイスキーの製造行程ごとに棟が分かれて並んでいます。ニッカウヰスキー製品や海産物加工品などが購入できるショップなどもありますよ。
何と見学可能時間内であれば、出入りは自由!ガイド付きの見学(要予約)も無料と、自由度の高い施設になっています。「ニッカミュージアム」には有料の試飲コーナーもあります。シングルカスクは工場限定!世界最高峰のウイスキーを味わう至福のひとときを楽しみましょう。
併設のレストラン「RITA's KITCHEN(リタズキッチン)」では、ウイスキーの数々とともにイギリス・スコットランド料理や北海道食材を使った料理をいただけます。
- 北海道余市郡余市町黒川町7-6
- 0135-23-3131
・無料ガイドツアー開催時間:9:00〜15:00(30分毎に開催)
11.春から秋は毎日上がる花火も名物!「洞爺湖」
2008年に行われた第34回主要国首脳会議「北海道洞爺湖サミット」の開催地として一躍注目を浴びた「洞爺湖(とうやこ)」。
ほぼ円形の湖の周辺には洞爺湖温泉、有珠山(うすざん)、昭和新山などがある道内有数の観光地で、洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に登録されています。
洞爺湖を訪れたなら、遊覧船に乗って湖の中央に浮かぶ中島に上陸してみませんか?中島にはたくさんのエゾシカが住んでいて、散策途中で目にすることができますよ。中島には洞爺湖森林博物館があり、洞爺湖の自然や生き物に興味を持った人はぜひ見学してみましょう。軽食やお土産を販売する売店もあります。
また、自分でパドルを漕いで湖上散策をする「Pacifica(パシフィカ)」主催の“洞爺湖カヤックツアー”もおすすめ!浅瀬で生き物探しをしたり、ティータイムを楽しんだり、夏の思い出になること間違いなしです。
4月末から10月末までは「洞爺湖ロングラン花火大会」を開催中。洞爺湖温泉街のどこからでも、毎日花火が見られるとか。時間に余裕がある人は洞爺湖で宿泊して、湖と温泉と花火のすべてを満喫してみてはいかが。
- 虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉・有珠郡壮瞥町
- 0142-75-2446(洞爺湖温泉観光協会)
[中島巡り遊覧船(洞爺湖汽船)]
・運行期間:4月28日〜10月31日、8:30〜16:30
- 北海道有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉176 洞爺湖ベース
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