【帯広・十勝】壮大な絶景に出合える秋の観光スポット7選 2022.09.11 十勝・帯広
秋といえば最初に思い浮かぶのは、木々が赤や黄色に染まる鮮やかな世界ではないでしょうか。
自然が豊かな北海道の中でも、広大な十勝平野が広がる十勝には、秋の美しい風景を見られるスポットがたくさんあります。
十勝の中心である帯広を中心に、秋の観光におすすめのスポットをご紹介!十勝の自然を満喫できるアクティビティもあわせてお届けします。ほかでは出合えないような帯広・十勝の絶景をぜひ、堪能しに出かけましょう。
【目次】
1.岩内仙峡
2.北海道ガーデン街道
- 真鍋庭園
- 紫竹ガーデン
- 六花の森
3.十勝が丘公園
【column】オータムフェスタ in 十勝川
4.緑ヶ丘公園
5.スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
6.福原山荘
7.三国峠
■十勝の秋をアクティビティで楽しむ!
- 十勝川でラフティング&カヌー体験
- サホロ湖で貸切SUPクルージング
<<十勝・帯広で体験できるアウトドアレジャーの一覧を見る>>
1.帯広の美しい紅葉スポットならここ!「岩内仙峡」
帯広市街から南へ車で約40分、帯広空港からは約25分。岩内川の渓谷を鮮やかに染める「岩内仙峡」の紅葉に出合えます。
帯広でも人気の紅葉の名所で、見頃は10月中旬〜下旬。例年、10月中旬には「岩内仙峡もみじまつり」が開催され、多くの観光客でにぎわいます。地元グルメが味わえるほか、農産物の販売もあるので、紅葉とともに秋の味覚も満喫できますよ。
岩内仙峡へ来たならぜひ、長さ62mのつり橋「仙峡橋」を渡ってみましょう。まるで渓谷の中に溶け込んだかのような感覚を味わえますよ。
- 北海道帯広市岩内町
- 0155-22-8600
■関連記事■
豚丼発祥の地!十勝・帯広で絶対食べておきたいグルメ10選
2.8つのガーデンを巡る旅「北海道ガーデン街道」
北海道の代表的な8つのガーデンが集中している「北海道ガーデン街道」。全長250kmにも及び、旭川や富良野、帯広と人気観光スポットを経由するため、この北海道ガーデン街道目当てに訪れる観光客も多いとか。ここでは十勝地域にある3つのガーデンをご紹介します。
秋はカエデやナラの紅葉が見事!コニファーガーデンがある「真鍋庭園」
JR根室本線「帯広」駅から車で15分ほどの場所にある「真鍋庭園」は、日本初のコニファーガーデンとして知られています。
庭の面積はなんと82,644平方メートル!日本庭園や西洋風庭園、風景式庭園で構成されています。多品種のコニファーが作り出す美しい森林の世界は、まるでおとぎの国!10月上旬になるとカエデやナラ、アルプスモミの木などが色づき、11月上旬頃まで紅葉を楽しめます。
カフェテラスやガーデンセンターも併設しているので、美しいガーデンの中でゆったりと過ごせますよ。
- 北海道帯広市稲田町東2-6
- 0155-48-2120
・営業時間:8:00〜17:30 ※10〜11月は異なる
・休園日:12月~4月下旬
・入園料:大人1,000円、小・中学生200円
2,500種類もの草花が咲き誇る「紫竹ガーデン」
真鍋庭園で紅葉に癒やされたあとは、「紫竹ガーデン」で秋の花々を眺めるのもおすすめです。
紫竹ガーデンは、北海道を“花の島”にしたい!という思いを抱いた園芸家・紫竹昭葉さんが手がけました。約6万平方メートルの敷地に2,500種類もの草花が季節ごとに表情を変え、咲き誇ります。
宿根ボーダーガーデン、クレマチスの小径、ハーブガーデンなど、さまざまな庭園が広がる中を散策しましょう。秋には庭が赤やオレンジ色に染まった紅葉も美しいですよ。
園内にはレストランやショップなどもあり、十勝の旬の食材を使用した朝食ビュッフェ「お花畑で朝食を」(要予約/8:30〜10:00)も人気!朝から花畑ですてきな1日をスタートさせるのもいいですね。
- 北海道帯広市美栄町西4線107
- 0155-60-2377
・開園時間:8:00~17:00
・休園日:無休
・入園料:大人1,000円、子供200円(11月4日〜4月21日は無料)
北海道の山野草とアートに癒やされる「六花の森」
紫竹ガーデンから車で13分ほど南下したところには、北海道を代表する菓子メーカー・六花亭が運営する「六花の森」があります。帯広空港から車で約15分と好アクセスで、8つのガーデンの中で空港に一番近いガーデンです。
園内には、六花亭の包装紙でおなじみの山岳画家・坂本直行さんが描いた十勝六花をはじめとする北海道の山野草がいっぱい!春はカタクリ、エゾリュウキンカ、夏から秋にはハマナシやエゾリンドウなど、四季折々の花が出迎えてくれます。
10万平方メートルもの広大な敷地には、緑豊かな森が広がり、清らかな三番川が流れています。「坂本直行記念館」をはじめ、7つのギャラリーも点在。草花に彩られ芸術的な雰囲気漂う森を散策しながら、アート鑑賞も楽しめるのが魅力です。
また、お菓子やオリジナルグッズを販売するショップ&カフェは、散策後のひと休みにぴったり!隣接する工場直送のできたて「マルセイバターサンド」は、ここでしか味わえない逸品ですよ。
- 北海道河西郡中札内村常盤西3線249-6
- 0155-63-1000
・開館期間:2022年4月29日~10月10日
・営業時間:10:00~16:00(ショップ10:30~、カフェ11:00~)
・定休日:期間中は無休
・入館料:大人1,000円、小・中学生500円
■関連記事
帯広で女子旅するならここ!お腹も心も満たされる観光スポット8選
3.十勝平野を一望できる眺望スポットあり!「十勝が丘公園」
JR根室本線「帯広」駅から車で約18分、音更町(おとふけちょう)にある「十勝が丘公園」。公園のシンボルである直径18m、秒針の長さ10.1mの大きな花時計「ハナック」を中心に、芝生広場や木製のアスレチックなどがある広々とした公園です。
十勝川や十勝平野、日高山脈といった雄大な景色を望む「十勝が丘展望台」も魅力!秋には大地を赤や黄色に染める紅葉の美しさに、きっと感動しますよ。夕暮れ時には、美しい夕日を見ようと多くの観光客でにぎわいます。
園内には源泉かけ流しの足湯もあるので、散策に疲れたらリフレッシュしていきましょう。本格的に温泉を堪能するなら、車で1分の「道の駅ガーデンスパ十勝川温泉」へ立ち寄るのがおすすめです。
- 北海道河東郡音更町十勝川温泉北14丁目
- 0155-32-6633(音更町十勝川温泉観光協会)
音更町の夜をカボチャのランタンが彩る「オータムフェスタ in 十勝川」
音更町で毎年恒例のお楽しみといえば、収穫したばかりの十勝の味覚を堪能できる夜のイベント「オータムフェスタ in 十勝川」!
十勝が丘公園のほど近くにある「道の駅ガーデンスパ十勝川温泉」を舞台に、10月下旬~11月下旬までという長期間にわたって開催されます。
会場を温かく照らすのは、カボチャのランタンによるイルミネーション。カボチャのランタン作り体験(有料)が行われており、子供も大人も気軽に参加できます。完成品は記念に持ち帰るか、会場にそのまま展示することもOK!オリジナリティあふれる作品を作ってみましょう。
十勝川温泉の宿泊者限定で参加できる十勝の特産品が当たる抽選会も実施。日本でも珍しい“モールの湯”が湧き出る十勝川温泉の宿に泊まって、秋の夜長に散策がてら、イベントと満天の星空を楽しみに出かけてみてはいかが。
- 北海道河東郡音更町十勝川温泉北14丁目(道の駅ガーデンスパ十勝川温泉)
- 0155-32-6633(音更町十勝川温泉観光協会)
・開催期間:2022年10月29日~11月20日
・開催時間:17:30〜19:00 ※雨天決行
■関連記事
北海道帯広のパワーをもらえそうな自然豊かな観光スポット10選
4.広大な芝生と紅葉の並木道にうっとり「緑ヶ丘公園」
帯広駅から公園大通をまっすぐ進むとたどり着けるのが、帯広市民の憩いの場になっている「緑ヶ丘公園」。
50.5ヘクタールの広大な敷地には、一面に芝生が広がるグリーンパークや野草園、ユニークな遊具がそろう児童遊園のほか、ホッキョクグマやキタキツネ、エゾシカなどが暮らす「おびひろ動物園」も!
帯広の自然や開拓の歴史などがわかる「帯広百年記念館」、道東ゆかりの作家の作品などが展示される「北海道立帯広美術館」も併設されています。
御影石で作られた彫刻作品が並ぶ「彫刻の径」や、見事な紅葉を見られる並木道などをゆっくりと散策しましょう。グリーンパークには、なんとギネスに記録されたことがある400mもの長〜いベンチがあるので、必見ですよ!ぜひ座ってゆっくりと風景を楽しんでくださいね。
- 北海道帯広市緑ヶ丘2
- 0155-21-3172
■関連記事
真冬だって思い切り楽しめる!北海道・帯広の観光スポット5選
5.雄大な自然の中に溶け込む「スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド」
北海道の大自然を体感するなら、キャンプがおすすめ!帯広の市街地から南西へ約35km、日高山脈の十勝幌尻岳(ぽろしりだけ)の麓にある「スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド」は、アウトドアブランド「スノーピーク(Snow Peak)」が運営する快適なキャンプ場。テントや調理器具などのレンタルもあり、手ぶらでキャンプを楽しめます。
テント泊以外にも、建築家・隈研吾さんとスノーピークが共同開発したモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」にも宿泊可能!外の景色を切り取る大きな窓が付き、ヒノキの香りが充満してぐっすりと眠れます。
11月まではフリーサイトでのデイキャンプもOK!紫竹ガーデンから車で約13分、岩内仙峡から約10分の距離です。秋の風景をキャンプでじっくり堪能してみませんか?
- 北海道帯広市拓成町第2基線2-7
- 0155-60-2000
・営業期間:通年
・定休日:水曜(繁忙期は営業)
・営業時間:10:00〜17:00
■関連記事
北海道の気になる温泉大集合!いい湯を求めて北海道を旅しよう
6.紅葉シーズンのみ一般開放される「福原山荘」
帯広市街から北へ車で50分ほど、北海道道1088号沿いにある鹿追町の「福原山荘」は、知る人ぞ知る人気の紅葉スポット!本来は個人の別荘地ですが、所有者の厚意で2007年から毎年紅葉シーズンの1ヶ月間だけ無料で特別公開されています。
8.5ヘクタールもの広大な敷地に、当初は約1,000本ものヤマモミジが植樹されたのだそう。見頃を迎えると鮮やかなモミジに彩られ、すばらしい光景が広がります。
庭園には滝や池もあり、水面に映る紅葉も風情たっぷり。のんびり散策をしながら、澄んだ空気や鳥の声、風の音など五感いっぱいに自然を楽しみしましょう。
ちなみに、車で10〜20分のところには扇ヶ原展望台や然別湖、然別峡かんの温泉もあるので、あわせて訪れるのもおすすめです。
- 北海道河東郡鹿追町北瓜幕
- 0156-66-1010(福原記念美術館)
・公開期間:2022年9月17日~10月16日(予定)
・開園時間:9:00~16:00
・定休日:期間中は無休
・入場料:無料
■関連記事
北海道に行くならこの絶景は見逃せない!厳選スポット16選
7.貴重な黄葉スポット!ダイナミックな絶景が広がる「三国峠」
新緑、紅葉、雪化粧と四季折々に絶景を楽しめ、道内屈指のドライブスポットとしても人気の「三国峠」。帯広駅から車で1時間半ほど北上した、大雪山国立公園内に位置します。
北海道の国道の中で一番高い場所にある峠で、その標高は1,139m!美しいカーブを描く松見大橋と、あたり一面を埋め尽くす樹海が織りなす風景は、まさに圧巻です。
樹海が金色に輝く黄葉景色を見られるのは、9月下旬から10月上旬にかけて。頂上にある展望台からは遠くの山々まで見渡せ、北海道ならではのダイナミックな眺めに感動すること間違いなしですよ。
展望台の脇にある「三国峠cafe」は、景色を楽しんだあとのひと休みにぴったり。人気のソフトクリームや自家焙煎のハンドドリップコーヒーを味わいながら、絶景の余韻に浸ってはいかがでしょうか。
- 北海道河東郡上士幌町三股
- 01564-7-7272(上士幌町観光協会)
十勝の秋をアクティビティで楽しむ!
ラフティングやカヌー、SUPなど、アクティビティで秋景色の中に飛び込んでみませんか?ウェットスーツやドライスーツを着用するので、秋でも川や湖で遊べますよ。
温泉付き!十勝川でラフティング、カヌー、紅葉狩りとお楽しみが盛りだくさん
帯広市街から車で約1時間半、十勝川を舞台にダイナミックなラフティング体験はいかがでしょうか?
「TAC(タック)とかちアドベンチャークラブ」が主催するツアーの中で、2つのアクティビティを一気に楽しめる“ラフティング&カヌーツアー半日コース”が人気です。
前半は約2.5kmにおよぶ十勝川上流の激流区間をラフティングで爽快に下り、後半は2人乗りのカヌー(ファンカヤック)で屈足湖(くったりこ)を2kmほどのんびりツーリングするという充実ぶり。体験時間は約2時間半とコンパクトで、小学1年生から参加できます。爽快な水面の上から、湖畔を彩る紅葉を心ゆくまで楽しみましょう。
さらに小さな子供がいるファミリーには、4歳から参加OKな“スプラッシュクルージング”もあります。ボートスライダーや飛び込みなど、子供が主役の遊び心たっぷりのコースで、我が子のがんばりを目の当たりにできますよ。
全コースとも、ツアー終了後に利用できる温泉入浴券付き!併設の託児所も利用可能で、家族旅行の合間に楽しむのにもおすすめです。
- 北海道上川郡新得町字屈足539-21 とかちアドベンチャークラブ・クラブハウス
■関連記事
北海道でラフティングするならココ!おすすめツアー決定版!
家族で貸切!サホロ湖でSUPクルージングしながら紅葉を満喫
「オーガニックサーフ」では5月上旬~10月下旬の期間、佐幌岳の麓に位置するサホロ湖でプライベートツアー“サホロ湖SUPクルージングツアー”を開催。帯広市周辺からは車で約70分でアクセスできます。
湖内は流れがない穏やかな場所がほとんどで、4歳から参加可能です。安全のため9歳以下は保護者と同乗となりますが、プライベート感たっぷりの貸切で、リラックスして楽しめるのが特徴。紅葉狩りを兼ねて家族みんなでSUP体験をするのにおすすめのツアーです。
ボード遊び大好きなベテランガイドが同行し、ヨガやプチサーフィンといったさまざまなSUP遊びを提案してくれます。サホロ湖には佐幌川からの水が流れ込む流水エリアもあるので、SUP経験者やもっとアクティブな体験してみたいという人でも十分楽しめますよ。
赤や黄色のグラデーションが美しい紅葉風景を堪能できるのは、例年10月初旬~中旬にかけて。普段なかなか体験できない湖上からの紅葉狩りは、きっと忘れられない思い出になるはずですよ。
- 北海道上川郡新得町字新内 サホロ湖駐車場
帯広・十勝を観光して秋景色を堪能しよう
秋の旅にぴったりな帯広・十勝の絶景スポット、いかがでしたか?空気もおいしい北海道の大自然にふれれば、心も体もリフレッシュできること間違いなし!
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ほかにも帯広・十勝で体験できるさまざまなアクティビティをご紹介しています。ぜひお出かけ前にチェックしてくださいね。
(編集部注*2019年9月9日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事