日光・鬼怒川で必ず行きたい観光スポット35選 2023.11.03 鬼怒川
関東でも有数の温泉地として知られている栃木県日光市。温泉はもちろん、人気のテーマパークや鬼怒川の豊かな自然が織りなす渓谷美は必見です!
今回はそんな日光・鬼怒川でぜひ訪れていただきたいおすすめ観光スポットを、5つのジャンルに分けてご紹介!これからの季節、行って間違いナシのところばかりなので、ぜひ参考にして充実した旅行を満喫してください。
【目次】
■大自然の絶景を見て楽しむ!
- 1.華厳の滝
- 2.龍王峡
- 3.霧降高原 キスゲ平園地
- 4.鬼怒楯岩大吊橋
- 5.わたらせ渓谷鐵道
- 6.湯ノ湖
- 7.明智平ロープウェイ
- 8.小田代原
- 9.中禅寺湖遊覧船
- 10.戦場ヶ原
- 11.いろは坂
■大自然を体験して遊ぶ!
- 12.鬼怒川ラフティング
- 13.日光霧降高原 大笹牧場
- 14.中禅寺湖カヤック
- 15.鬼怒川ライン下り
- 16.スノーシュー
■バラエティに富んだテーマパークで遊ぶ!
- 17.東武ワールドスクウェア
- 18.江戸ワンダーランド日光江戸村
- 19.おさるランド&アニタウン 日光さる軍団劇場
- 20.日光 花いちもんめ
- 21.巨大迷路パラディアム
- 22.とりっくあーとぴあ日光
■歴史や寺社仏閣にふれる!
- 23.日光東照宮
- 24.日光山輪王寺・三仏堂
- 25.大猷院(たいゆういん)
- 26.日光二荒山神社
- 27.金谷ホテル歴史館
- 28.西洋料理 明治の館
- 29.滝尾神社
- 30.加仁湯
- 31.イタリア大使館別荘記念公園
- 32.足尾銅山
■温泉でゆったり旅疲れを癒やす!
- 33.奥鬼怒温泉郷 八丁の湯
- 34.自然浴 離れの湯 あけび
- 35.加仁湯
大自然の絶景を見て楽しむ!
自然豊かな日光は、戦場ヶ原をはじめ自然観察を楽しめるポイントが盛りだくさん。また、鬼怒川や中禅寺湖など美しい水を讃えるスポットも点在しています。
日光を訪れたら必ず立ち寄ってほしい代表的な場所を紹介していきます。
1.「華厳の滝」の観爆台からの景色は迫力満点
落差97mを誇る「華厳の滝」は、一気に流れ落ちる迫力のあるその様から熊野の「那智の滝」、奥久慈の「袋田の滝」と並ぶ日本三名瀑のひとつに数えられている名勝です。
滝のそばには有料の華厳滝エレベーターがあり、その先の観瀑台から間近に見える滝壺は壮観!第二いろは坂のロープウェイで行ける明智平から見る華厳の滝も美しく、人気のスポットになっています。
四季ごとに異なる景観が楽しめ、冬場は華厳の滝は凍結しないものの例年1月下旬~2月上旬にかけて周囲を流れ落ちる「十二滝」が凍結。この時期ならではの名勝と氷瀑が織りなす絶景が望めます。
- 栃木県日光市中宮祠2479-2
- 0288-55-0030
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2.自然が作り出した景勝地「龍王峡」
鬼怒川随一の景勝地である「龍王峡(りゅうおうきょう)」。龍が暴れまわったようなその地形は、約2,200年前におきた海底火山の噴火によってできたといわれています。巨大な岩と清流が織りなす渓谷美はまさに絶景!
龍王峡のシンボル的存在である「虹見の滝」までは入り口から徒歩約10分。落差約20mの滝にはキラキラと輝く美しい虹が架かり、その幻想的な風景に思わず目を奪われてしまいます。
ハイキングコースとしての人気も高く、特に秋は奇岩や怪石がかもし出す自然の造形美と鮮やかな紅葉が目の前に広がり、特別感あふれる時間を過ごせるはずです。紅葉の見頃は例年10月下旬~11月中旬。2023年度は少し遅めで、11月上旬~11月下旬と予想されています。
- 栃木県日光市藤原1357
- 0288-76-4111(日光市藤原観光課)
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3.鬼怒川を一望できる「鬼怒楯岩大吊橋」
「鬼怒楯岩大吊橋(きぬたていわおおつりばし)」は、鬼怒川温泉街の南部と名勝「楯岩」を結ぶ全長140mの木製の歩道専用吊橋です。
高さ37mの橋上からは、大岩の間を縫うように流れる鬼怒川や緑豊かな山々を眺められます。ゆったりと女性的な鬼怒川と橋の向こうにそびえる巨大で男性的な楯岩から、男性と女性を結ぶ橋として「縁結びの橋」とも呼ばれる人気スポットです。
橋から続く「楯岩遊歩道」を10分ほど歩くと「楯岩展望台」に到着。高さ約70mの楯岩の頂上からは、鬼怒川の清流と温泉街、遠くに鶏頂山をはじめとする高原山系の美しい山並みの大パノラマを満喫できます。紅葉の見頃を迎える10月中旬~11月中旬には、山肌に広がる鮮やかな紅葉のコントラストが見ものです。
周辺には「楯岩鬼怒姫神社」と「縁結びの鐘」もあるので、併せて訪れてみてはいかがでしょうか。
- 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1436
- 0288-22-1525 (日光市観光協会)
4.季節ごとの高山植物が楽しめる「霧降高原 キスゲ平園地」
鬼怒川から車で約1時間半の赤薙山(あかなぎさん)中腹に広がる「霧降高原(きりふりこうげん)」。標高1,300m~1,600mにかけて広がる高原で、ニッコウキスゲをはじめとする高山植物の宝庫として知られています。
ハイキングをするなら雪のない4~11月ごろがおすすめ。園内には遊歩道と「天空回廊」と呼ばれる1,445段の階段があり、100種類を超す旬な花々をじっくり観賞しながら歩いて散策が楽しめます。標高が高いぶん、関東地方の平地と比べて気温が8℃~10℃低くなるので、秋以降は特に暖かい服装で行くようにしましょう。
また、頂上に位置する「小丸山展望台」からの望む景色も見逃せないところ。「鶏頂山」や「高原山」、「釈迦が岳」といった周辺の山々を一望できるだけではなく、冬が近づいて空気が澄んでくると「東京スカイツリー」や「富士山」まで望める大パノラマの絶景が楽しめます。
- 栃木県日光市所野1531
- 0288-53-5337
5.「わたらせ渓谷鐵道」から眺める渓谷美
「わたらせ渓谷鐵道」は、日光の「間藤(まとう)」駅と群馬県の「桐生」駅を結ぶローカル線。渡良瀬川に沿って山あいを走るのが特徴で、普通列車のほか「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」という2種類のトロッコ列車を運行しています。
トロッコわたらせ渓谷号は、4~11月の観光シーズンにのみ走る列車。ディーゼル機関車が客車を引っ張る昔ながらのスタイルが鉄道ファンにも人気です。2両のみ用意された窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ車両では、風を全身で受けながら自然の織りなす美しい景色を楽しめます。
トロッコわっしー号は、わたらせ渓谷鐵道のキャラクター「わ鐵のわっしー」をモチーフにしたデザインが魅力。窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ車両と、普通車両を連結して2両編成で走ります。通年運行していますが、4~11月と12~3月とでは時刻表が変わるので注意が必要です。
どちらの列車も人気の車両は定員制になっているため、お出かけの際には運行状況と併せて事前に詳細を確認しておきましょう。
- 栃木県日光市足尾町下間藤2番地(間藤駅)
- 0277-73-2110(わたらせ渓谷鐵道株式会社)
6.四季折々の日光の魅力に浸れる「湯ノ湖」
標高1478mの山に囲まれた地に広がる「湯ノ湖」は、三ツ岳の噴火の際に湯川がせき止められてできた湖です。
湖をぐるり1周する約3kmのハイキングコースは、アップダウンが少なく歩きやすいのが特徴。途中には日光五名瀑のひとつ「湯滝」を上から眺める絶景ポイントもあります。
夏のみずみずしい新緑をはじめ、秋には色鮮やかな紅葉、冬には氷の張った神秘的な光景と四季折々の景観がすばらしく、静かに奥日光の大自然を観賞したい人にはおすすめのスポットです。また、湖の北岸には日光湯元温泉があり、日帰り温泉が楽しめるのもうれしいところ。散策の後はゆったり白濁の名湯に浸かり、疲れを癒やしてはいかがでしょう。
- 栃木県日光市湯元
- 0288-54-2496(日光市観光協会日光支部)
7.「明智平ロープウェイ」から楽しむ紅葉は格別
日光でも有数の絶景を見るなら「明智平ロープウェイ」がおすすめ。いろは坂から標高1,373mまではロープウェイが通っており、その先にある「明智平展望台」では日光の景勝地である「華厳の滝」や「中禅寺湖」、「男体山」などを一望できます。
展望台だけではなく、ロープウェイに乗っている時間も重要。刻一刻と変化していく窓に広がる風景は、見る者を飽きさせません。
いつ訪れてもすばらしい景色を観賞できますが、おすすめなのは秋。いつもの絶景が鮮やかな紅葉で彩られ、さらに美しい光景が眼前に広がります!
- 栃木県日光市細尾町深沢709-5
- 0288-55-0331
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8.湿原・草原の両方の特徴を持つ「小田代原」
戦場ヶ原より3kmほど歩いた所にある「小田代原(おだしろがはら)」は、日光で人気のフォトスポット。ミズナラの林に囲まれた標高約1,400~1,430mの湿原と草原の境目に位置しており、湿原と草原の両方の特徴を併せ持つ草原地帯です。
野草に混じって、湿地に自生する植物も観賞できる珍しい場所のため、現在では日光国立公園の特別保護地域にも指定されています。
草原の中央には「小田代原の貴婦人」と呼ばれているシラカンバの木が1本だけ立っており、その姿はまさに貴婦人のよう。背景にある林がその幹の白さをさらに際立たせており、思わず写真に収めたくなる風景になっています。
- 栃木県日光市
- 0288-54-2496(日光市観光協会日光支部)
9.湖の絶景を船上から!「中禅寺湖遊覧船」
男体山の噴火時に大谷川がせき止められてできた「中禅寺湖」は、日本100景にも選ばれている自然豊かな美しい湖。秋の紅葉はもちろん、春は新緑、夏は青々と広がる緑、冬は雪景色と移ろう魅力にシーズンを問わず観光客でにぎわうスポットです。
そんな日光を代表する湖をゆったり楽しみたいなら「中禅寺湖遊覧船」に乗船するのがおすすめ!「船の駅中禅寺」「菖蒲ヶ浜」「大使館別荘記念公園」「立木観音」の4つの発着場を巡りながら中禅寺湖を1周する遊覧船で、湖上から「日光二荒山神社中宮祠」や「男体山」、「菖蒲ヶ浜」といった周辺の名所をじっくり観賞できます。クルーズ中は船内から見える名所をアナウンスしてくれるので、見逃す心配もありません。
また、途中で船を降りて名所巡りをするなら「一周フリー乗船券」がお得!購入した日は遊覧船を自由に何度も利用できるので、移動手段として旅のプランに組み込んでみてはいかがでしょう。
- 栃木県日光市中宮祠2478(中禅寺湖機船営業所)
- 0288-55-0360
10.「戦場ヶ原」の広大な湿原を気軽にハイキング
かつて男体山の神様と赤城山の神様が、中禅寺湖をめぐって戦った戦場だったことから名前がついたといわれている「戦場ヶ原」。現在は広大な湿原となっていますが、遊歩道も整備されており、気軽にハイキングを楽しむことが可能です。
湿原には350種類を超える四季折々の植物が自生しており、野鳥の種類が多いことでも有名。2005年には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地」としてラムサール条約に登録されました。
楽しい観光スポット巡りもいいけど、たまにはゆっくり自然の中でリラックスしたい!という人にはおすすめのスポットです。
- 栃木県日光市中宮祠
- 0288-54-2496(日光市観光協会日光支部)
11.紅葉狩りの人気スポット「いろは坂」
「いろは坂」は日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ観光道路で、日光を代表する観光名所のひとつ。日光市街へ行く下り専用の「第一いろは坂」と奥日光へ行く上り専用の「第二いろは坂」に合わせて48カ所ものヘアピンカーブがあり、その数を「いろは48文字」に例えたことが名前の由来になっているのは有名です。それぞれのカーブには「い」から「ん」までのひらがな48文字の看板が建てられています。
秋は美しい紅葉を満喫できるドライブコースとして人気が高く、通常は20分ほどで通過できるところが渋滞で2~3時間かかることも。観光地に向かう際などは、時間に余裕をもってお出かけしましょう。
また、ゆったり景色を楽しみたいなら、雄大な山々や日光市内、いろは坂の急カーブを一望できる「黒髪平展望台」がおすすめです。場所は第二いろは坂の「れ」のカーブを過ぎたところで、看板はなく小さな駐車場が目印。一方通行のため通り過ぎないよう注意しましょう。
- 栃木県日光市
- 0288-54-2496(日光市観光協会日光支部)
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