宮古島のスキューバダイビングポイント6選!おすすめダイビングショップも紹介 2021.11.08 スキューバダイビング 沖縄県
沖縄県の宮古島は、“美ら島”と呼ばれるほど自然が美しい島。中でも海の美しさは格別で、スキューバダイビングを目的に宮古島を訪れる人も多くいます。
宮古島をはじめ、周囲の島々を含めた宮古諸島には魅力的なダイビングポイントがいっぱい!今回はその中でも選りすぐりの有名ポイントを8ヶ所と、おすすめのダイビングショップ4店をご紹介します。
【目次】
■宮古島ダイビングの魅力
■宮古島周辺の有名ダイビングポイント8選
- 1.魔王の宮殿
- 2.通り池
- 3.アントニオガウディ
- 4.本ドロップ
- 5.中の島チャネル
- 6.ツインホール(青の洞窟)
- 7.Wアーチ(ダブルアーチ)
- 8.クロスホール
■宮古島でダイビングをするなら!おすすめショップ4選
- 1.体験ダイビングとシュノーケリングで1日中海を満喫
- 2.中の島チャネルやツインホールで潜れる!
- 3.環境に配慮したエコツアー
- 4.八重干瀬でダイビングをするならここ!
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宮古島ダイビングの魅力
宮古島は、沖縄本島から南西に約290kmのところにある離島。周辺にある大小7つの島で宮古諸島を構成しており、島によってまったく異なる海中景観を有しているのが魅力です。
宮古諸島には4つの代表的なダイビングエリアがあります。宮古島の北西に位置する下地島エリアと伊良部島エリアは、通り抜けできるトンネルや神秘的な洞窟などの地形ポイントが豊富。「宮古島のダイビングといったらやっぱり地形!」と多くのダイバーを魅了し続けています。知名度、人気度ともに1番といっても過言ではありません。
次に日本最大級のサンゴ礁群が広がる八重干瀬(やびじ)エリア。見渡す限りのサンゴ礁は圧巻の光景。まさに息をのむほどの美しさで、一度見たら忘れられないほどです。
最後に沖縄らしい白砂の海底が美しい宮古島エリア。ボートエントリーが多い他エリアと違って、ビーチエントリーのメインエリアとしても知られています。水深が浅くとも透明度は抜群なので、まずは気軽にダイビングをしたいと思っている人にはもってこいのエリアです。
これだけバリエーションがあるのなら、自分の好みに合わせてダイビングエリアを選びたいところですが、季節によって、または風の強さによって行きやすいエリアは変わります。エリアをリクエストしたい場合は、事前に現地のダイビングショップに問い合わせるのがおすすめです。
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宮古島周辺の有名ダイビングポイント8選
宮古島周辺はダイナミックな地形ポイントで知られており、その大部分は下地島の西部に集まっています。ダイビングポイントは、風向きや天候によってコンディションが左右されます。潜ってみたいポイントがあったら、ダイビングショップに事前にリクエストしておきましょう。
1.宮古諸島で屈指の人気を誇るポイント「魔王の宮殿」|下地島
宮古諸島のダイビングポイントの中でもっとも人気なのが、下地島の北西沖にある「魔王の宮殿」です。複雑につながっている狭い穴を抜けると大きな広間に出ることから、このインパクトのある名前が付けられたそう。
まるで魔王が住んでいるかのような暗く怪しい穴の中を探検していると、さながらインディ・ジョーンズになったような気分を味わえます。
狭い穴を抜けた先には、魔王の宮殿の玉座の間が広がっています。ぽっかり空いた天井の穴から降り注ぐ光が、地底をぼうっと照らすさまは、まさに玉座のよう!宮古島に来たなら、ぜひ1度は潜ってほしいポイントです。
・最大水深:25m
2.海底トンネルのような地下洞窟がある「通り池」|下地島
下地島の西側にある「通り池」は、国の名勝かつ県の天然記念物に指定されているダイビングポイント。神秘的な青色の水面が美しい2つの池の総称で、それぞれが大きく開けた地下洞窟で結ばれており、海側の池は海ともつながっています。
海から島へと続く洞窟の中は巨大なアーチとなっていて、まさに海底トンネルのよう。海のブルーから次第に池のグリーンへとグラデーションしていく水中の色は、とても幻想的!
別世界へと潜っていくような神秘的な光景は、ぜひ実際に体験してもらいたいポイントです。
・最大水深:45m
3.芸術的なアーチの連なりが見どころ!「アントニオガウディ」|下地島
有名建築家の名前がなぜダイビングポイントに!?と不思議に思う人も多いはず。
通り池より少し南にある「アントニオガウディ」は、芸術的なアーチが連なったポイントで、「サグラダ・ファミリア」「グエル公園」などの設計で知られるスペインの建築家アントニオ・ガウディの作品をほうふつとさせることからその名が付けられたそう。
でこぼこした地形は海底の巨大アスレチックのようでもあって、重なったアーチの隙間からのぞく海の景色はさまざまな表情を見せてくれます。童心に返ったような気持ちで探検してみてはいかが?
・最大水深:35m
4.ロウニンアジなど大物からマクロ生物まで出会える「本ドロップ」|下地島
宮古島周辺で大物に出会える1番のポイントが、アントニオガウディのすぐ南にある「本ドロップ」。断崖が続くドロップオフポイントで、最大1mを超えるようなロウニンアジに高確率で会えるのが特徴。すぐ間近を泳いでいくこともあるとか。
ウミガメも多く見られるほか、カスミチョウチョウウオやスミレナガハナダイなどの群れが泳ぐ光景も美しいです。また、ドロップオフの棚上ではウミウシ、水底に近い深場ではピグミーシーホースなどのマクロ生物を見られることも。
大物からマクロ生物まで、さまざまな生き物と一度に出会うなら本ドロップへ!
・最大水深:35m
5.地形デビューにぴったり!クレパスが見事な「中の島チャネル」|下地島
下地島西側にある中の島ビーチに面した湾内にある「中の島チャネル」。波の影響を受けにくく、水深も最大20m前後といったところなので、のんびりと潜れます。
水路を意味する「チャネル」の名の通り、サンゴ礁の割れ目(クレバス)が四方八方に伸びているのが特徴的。通り抜けできるトンネルやアーチもあります。
体験ダイビングでもよく使われるポイントなので、地形デビューにはもってこい!ドキドキワクワク、冒険気分を満喫できます。マクロ生物にもたくさん出会えますよ。
・最大水深:20m
6.初心者でも楽しめる幻想的な青い光「ツインホール(青の洞窟)」|伊良部島
沖縄本島中部にある青の洞窟も有名ですが、伊良部島東部にもあるんです。佐良浜港の北にある青の洞窟、またの名を「ツインホール」。洞窟の入り口にぽっかりと空いた2つの穴が名前の由来です。
穴を通り抜け、奥に進んだら入り口を振り返ってみてください。降り注ぐ太陽の光に照らされて、洞窟内が幻想的な青色に!まさに“青の洞窟”の名にふさわしい光景です。
また、水面と天井の間に十分な空間があるため、浮上してひと休みすることも可能。天井に水面の揺らめきが映ってこれもまたステキです。
波の影響や潮の満ち引きに左右されますが、タイミングさえ合えば体験ダイビングでも楽しめるポイント。洞窟内の水深も3m前後なので、初心者でも抵抗感なくチャレンジできるはず!
・最大水深:20m
7.淡い色から濃い色へ変化するグラデーションが美しい「Wアーチ」|伊良部島
場所は伊良部島の北沖。「Wアーチ(ダブルアーチ)」の名の通り、2つのアーチが特徴的なポイントです。アーチはU字型をした短いトンネルで結ばれていて、奥へ進むにつれて淡い水色から濃い青色に変わっていくグラデーションを楽しめます。
20m前後の深部は暗いため、水中ライトが必須!光る貝として知られるウコンハネガイの光のショーを観賞したり、暗闇に生息するエビ・カニといった節足動物に出会えたりと目が離せません。
アーチを上から見下ろすだけなら体験ダイビングでもOK!自然が生み出した造形を間近で眺めちゃいましょう。
・最大水深:18m
8.十字架型の亀裂から降り注ぐ光のシャワーが神々しい「クロスホール」|伊良部島
「クロスホール」は、Wアーチと同じく伊良部島の北沖にある洞窟ポイント。神々しい光の絶景を楽しめるとあって、エリア内でも一、二を争うほど人気です。
まずは、ひと1人がやっと入れるほどの狭い入り口から洞窟内へ潜入。ライトを照らしながら、暗闇を進みます。
この暗闇を抜けた先に現れるのが、光の空間。天井に空いた十字架(クロス)型の亀裂からは、スポットライトのように光が差し込み、幻想的。思わず膝をついてお祈りしたくなっちゃうほどです。
天井に向かって浮上していくと魚の群れに出くわすことも多く、フィッシュウォッチングも楽しめますよ。
・最大水深:25m
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