ワカサギ釣りをはじめるために知っておきたい「持ち物」と「服装」 2021.01.16 ワカサギ釣り
凍った湖に穴を開けて糸を垂らす「ワカサギ釣り」やドーム船に乗っての「ワカサギ釣り」、冬になるとテレビで見る機会も増えますよね。
やってみたいけど、「持ち物は何が必要?」「服装はどんなものがいいの?」とわからないことが多くて、なかなかデビューに踏み出せないという人も多いのでは。
今回は、ワカサギ釣りに行くなら押さえておきたい持ち物と服装のポイントを紹介します。また釣り道具をすべてレンタルできる、初心者におすすめのワカサギ釣りツアーもピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
■知っていますか?ワカサギ釣りの3つの魅力
■「ドーム船」と「氷上」、ワカサギ釣りには2つのスタイルが!
■ワカサギ釣りに最適な服装はこれ!
- 服装のポイント「氷上編」
- 服装のポイント「ドーム船編」
■ワカサギ釣りの持ち物はこれ!
■ワカサギ釣りはツアーが◎!初心者にやさしいツアー6選
- 1.氷結前はドーム船で!長期間楽しめる桧原湖|福島県
- 2.気軽にドーム船ワカサギ釣りデビューするなら山中湖で決まり!|山梨県
- 3.ガイドにおまかせ!「すぐ釣れてすぐ帰れる」ワカサギ釣りならこちら|青森県
- 4.札幌から参加OK!穴開けから挑戦できる石狩エリアワカサギ釣り|北海道
- 5.テントで快適!氷に覆われた壮大な風景も魅力のかなやま湖|北海道
- 6.フィールドは日本最大の湿原!釧路湿原の達古武湖で挑戦|北海道
<<全国で体験できるワカサギ釣りツアーの一覧はこちら>>
知っていますか?ワカサギ釣りの3つの魅力
ワカサギ釣りをしている風景はすぐイメージできても、実際にどんなところに魅力があるのかはやってみないとわかりませんよね。まずはワカサギ釣りの魅力を3つ紹介します。
魅力1.凍った湖の上で非日常的な体験ができる!
厚い氷と雪に覆われた冬の湖に足を踏み入れる機会はなかなかありません。ワカサギ釣りではそんな氷上を、ソリやスノーモービルで移動して釣りのポイントへ向かいます。湖の上を移動したり歩いたりすることを想像すると、最初は少し緊張してしまいそうですね。
遠くまで広がる真っ白な湖と雪化粧した周りの景色も、ワカサギ釣りの魅力のひとつです。遮るもののない、開けた視界の中で釣りをするのはとても気持ちがいいですよ!
魅力2.家族やグループみんなで楽しめる貴重な冬のアウトドア!
冬に家族でアウトドアをするとなると、ソリやスキーなど雪のレジャーに偏りがち。特にスキーやスノーボードは個々でやるものなので、家族やグループのみんなでという一体感は生まれにくいところがあります。
しかし、ワカサギ釣りならひとつの拠点でみんなで釣り糸を垂れるので、普段はできない会話をじっくりしたり、誰が1番釣れるか競争したりとわいわい楽しめます。
家族連れの場合、小さな子供がいると冬のアウトドアに挑戦するのはハードルが高いですが、ワカサギ釣りであれば小学校低学年から、場所によっては5歳から体験できるので家族みんなで楽しめること間違いなし!
自分で魚を釣るという体験に子供もわくわく、大興奮するはず。いつもは見られない子供の一面を発見できる良い機会になるかもしれませんね。
魅力3.釣ったばかりのワカサギを食べられる!
釣ったワカサギは、その場で天ぷらにして味わうのがワカサギ釣りの醍醐味!冬の冷えた空気の中、アツアツでサクサクの天ぷらでいただくワカサギの味は最高です!ビールや軽食を持参して一緒に楽しむのもいいですね。
一面に広がる冬景色を眺めながら、自然の恵みを堪能するぜいたくなひと時です。忘れられない体験になること間違いありません。
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ワカサギ釣りで押さえておきたいコツは、この6つ!
「ドーム船」と「氷上」、ワカサギ釣りには2つのスタイルが!
ワカサギ釣りと聞くと、氷に穴を開けて釣る様子をまず思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。確かにそれもワカサギ釣りのひとつのスタイル。
氷上での釣りは雄大に広がる白銀の世界で行うので、自然の風景を満喫しながら釣りをしたい人におすすめ!ときには周囲を散策して気分転換できるといった魅力もあります。
ワカサギ釣りにはもうひとつのスタイルがあり、それは湖が氷結するまでの間(だいたい11月頃)に「ドーム船」を利用して行うもの。
ビニールハウスのようなドーム船で楽しむワカサギ釣りは、釣れるポイントまで船頭さんが連れていってくれます。釣果も得やすく寒さからも守られるので、初心者におすすめのスタイルでもあります。
ワカサギ釣りに最適な服装はこれ!
ワカサギ釣りの服装は、氷上とドーム船、どちらでするかによって大きく変わってきます。スタイルごとに服装を紹介するので参考にしてくださいね。
服装のポイント「氷上編」
氷上の穴釣りでは、雪がちらついたり風が吹いたりすると想像を絶するほどの寒さを体感することになるので、防寒対策はしっかりしておきましょう。ポイントは「寒さ」「風」「水」を防ぐこと!
おすすめは使用環境が近いスキーウエア。しかし、釣りの最中に汚れる場合もあるので古いウエアがあればそれを使いましょう。スキーウエアがない場合は、フリースやダウンジャケットの上に防水素材のジャケットを羽織ります。インナーには保温性の高いアンダーウエアを着用するのがおすすめ。ボトムスも厚めのタイツやレギンスの上に防水仕様のパンツを履くと快適です。
さらに、耳まで隠れる暖かい帽子やネックウォーマー、手袋(作業がしやすいよう指先が出るもの)で防寒します。釣り中はあまり動くことがないので、カイロをお腹や腰などに貼るのもよいでしょう。
そして忘れてはならないのが「足元」!滑りにくい長靴にカイロを入れて厚手の靴下を履き、風が入らないように靴の入り口を塞いでおきます。
場所やツアーによってはテントやストーブといった防寒グッズを貸してくれるので、ワカサギ釣りをする場所を選ぶ際にはレンタル品があるかもチェックしておきましょう。テントがあれば風を防げるので、保温性がしっかりした服装があれば快適に過ごせます。
保温力と放湿性の高さが特徴
服装のポイント「ドーム船編」
ドーム船内でワカサギ釣りをする場合は、暖房がきいているので極端な寒さはありません。しかし、乗船を待つ間は寒いので、脱ぎ着しやすい服装にしておくのがポイントです。
基本は氷上編と同じ程度の防寒をしておき、ドーム船内で暖かくなったら脱げるようにしておきましょう。
ワカサギ釣りの持ち物はこれ!
釣り道具としては、釣り竿に仕掛け(糸と針)、オモリ、エサ、氷上釣りの場合は氷に穴をあけるドリルなどが必要ですが、それらは場所によってはレンタルすることも可能です。ここでは現地でレンタルはできないけれど、持参したほうがいいものをご紹介。
日差し対策(サングラス・日焼け止めとリップクリーム)
晴天の氷上釣りや積雪がある場合は日光の照り返しが強くなるため、日焼け止めとリップクリームを持って行くと役に立ちます。晴れた雪国では目を守るためにサングラスも必須です。忘れずにご用意を!
カイロ
服装の紹介でも案内しましたが、カイロもワカサギ釣りには必須!衣類に貼れるものから、ポケットなどに入れて手先を温められるものまで、用途別に持参しておくと便利です。
タオルやウェットティッシュ
釣りをする際には手で直接魚をつかむので、タオルやウェットティッシュも用意しておきましょう。濡れたまま放置するとしもやけになってしまうこともあるので、すぐ拭けるようにタオルは何種類か持って行くのがおすすめです。
ワカサギ釣りはツアーが◎!初心者にやさしいツアー6選
必要な釣り道具をすべてレンタルできるツアーは初心者におすすめ!ツアーならフィールドを熟知した現地のガイドが最適なポイントを選んで案内してくれる上に、上手な釣り方も教えてくれますよ。ここからは初心者におすすめのワカサギ釣りツアーを6つ紹介します。
1.ドーム船で快適にワカサギ釣り!11月から長期間楽しめる桧原湖|福島県
福島県の桧原湖(ひばらこ)では、「アウトドアスポーツクラブ バックス」が主催する“ワカサギ釣りツアー”がおすすめ。
湖が氷結する前の11月からドーム船でワカサギ釣りが体験できるんです!氷結している間(1月中旬〜3月上旬)は氷上での釣りになり、スノーモービルで釣りポイントまで移動するので、スキーウエアなどの防寒着を着用しておくと安心。釣り自体は氷結前も氷結後も、暖房が付いた専用小屋の中で行うのでそれほど寒くありません。
湖上からは真っ白な雪原の向こうに雄大な磐梯山が望めるので、小屋から出て風景も楽しめます。雪の滑り台やジャンプ台もあるので、釣りに飽きたら雪遊びもできますよ。
釣りが終わった後は、場所を移動して釣ったワカサギを自分で唐揚げにしましょう!もし釣れなかった場合でもスタッフが用意したワカサギを調理し、食べられます。揚げたてのワカサギをいただきながら、みんなでわいわいツアーの感想を語り合ってみてはいかがでしょうか。
- 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-955 バックスわかさぎ店
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2.気軽にドーム船ワカサギ釣りデビューするなら山中湖で決まり!|山梨県
都心から車で2時間ほどでアクセスでき、シーズン中多くのドーム船で湖上がにぎわう山中湖は「ワカサギ釣りのメッカ」といわれています。
山中湖を舞台に、ワカサギ釣りのドーム船ツアーを開催しているのが「つちやボート」。経験豊富なスタッフが、時期に合わせたとっておきのポイントに連れていってくれるツアーです。
エサの付け方から竿の動かし方までサポートしてくれるので初心者も心配なし。紅サシ(ワカサギ釣り用のエサ)を触るのが苦手な女性には、スタッフがエサ付けまでサポートしてくれます!
“ワカサギ釣り半日パック2時間コース”は観光と併せてワカサギ釣りにトライする人にぴったりのお手軽コース。5歳から参加できるので、子供の釣りデビューにもおすすめです!
提携の食事処では、1品注文すれば釣ったワカサギを無料で天ぷらにしてくれるサービスも。新鮮なワカサギの天ぷらに、舌鼓を打つこと間違いなしです!
- 山梨県南都留郡山中湖村山中90
3.ガイドにおまかせ!「すぐ釣れてすぐ帰れる」ワカサギ釣り|青森県
「青森フィッシングガイド」の“すぐ釣れてすぐ帰れるおまかせパック”コースの舞台は、ワカサギ資源量日本一の小川原湖姉沼。湖一帯がワカサギの宝庫なので、とても釣りやすいおすすめのスポットです。テント設営や撤収はもちろん、ドリルでの穴開け、魚群探知機での魚の居場所チェック、釣りの指導、釣れたあとの袋詰めまで含まれたスペシャルなコースは、初心者でも手軽に楽しめます。
風よけのテントと釣り糸を垂らす氷穴は、あらかじめガイドが設置。風が強い日はテント内に、穏やかで天気の良い日はテント外に氷穴を掘っていきます。釣りの際には道具の使い方やエサの付け方などの説明もしっかり行ってくれるので、初心者も大歓迎。小学生から参加OKなのもうれしいポイントです。
釣ったワカサギは持ち帰ることもできますし、その場で唐揚げにしてアツアツを食べることもできますよ!
- 青森県三沢市大字三沢小山田 姉沼ワカサギ釣り場
4.札幌から気軽に参加OK!穴開けから挑戦できる石狩エリアのワカサギ釣り|北海道
氷上にテントを張ってワカサギ釣りを楽しめるのが、「Giro21(ジロ21)」が石狩平野を流れる茨戸川で開催する“ワカサギ釣りツアー”。集合場所は札幌市内で、車で約30分ほど移動します。札幌を拠点とした旅行にプラスしやすいのが、このツアーの魅力!
服装は、耳が隠れる帽子やフード付きのジャケット、ダウンなどで寒さ対策をしておきましょう。とはいえ、どれも冬の北海道観光に必要なものばかりですよね。長靴や防寒用のオーバーズボンは、サイズが合うものがあれば無料でレンタルできます。ない場合は自分で用意することになるので、事前に確認しましょう。
釣りポイントに到着したら、アイスドリルを使って穴開けに挑戦!テントの設営も自分たちで行うなど、ツアーながら本格的な体験ができるのが特徴です。エサ付けや魚を外すのが苦手な人はガイドにお任せもできるので、相談してくださいね。テントの中で釣りをするので、風が吹いている日でも快適!寒さが苦手な人でも挑戦しやすいのがうれしいポイントです。
ツアー後にはガイドおすすめのレストランで、釣った分のワカサギを天ぷらでいただけます。ツアーには5歳から参加できるので、家族旅行のイベントにもおすすめです。
- 北海道札幌市北区北7条西4-1 ファミリーマート札幌駅北口店前(または札幌市中央区・北区への宿泊先へ送迎
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5.専用テントで快適!全面氷に覆われた壮大な風景も魅力の富良野かなやま湖|北海道
北海道富良野にあるかなやま湖で体験できるのが、「ガイドラインアウトドアクラブ」が開催する“ワカサギ釣りツアー”です。
こちらも氷上の上にテントを張って、その中で釣りをするスタイル。テントの設営や穴開け、エサ付けなどの準備は事前にスタッフがしておいてくれるので、到着したらすぐに釣りが楽しめます。
専用テントは寒さもしのげて快適ですが、釣りの合間には外へ出て一面氷で覆われたかなやま湖の圧倒的な風景も満喫しましょう。釣ったワカサギはその場で天ぷらにしていただきます。かなやま湖のワカサギは甘くておいしいと評判!旬の味をたっぷり堪能できるよう、たくさん釣ってくださいね。
防寒ブーツは無料レンタルがあるので、持っていない方は相談しましょう。スキーウエアは有料のレンタルがあります。
- 北海道空知郡南富良野町字幾寅 「南ふらの道の駅」※南ふらの物産センター・エントランスロビー集合
<<気になる口コミはこちら>>
6.フィールドは日本最大の湿原!達古武湖で本格的ワカサギ釣り|北海道
日本最大の湿原・釧路湿原の一番南に位置する達古武湖(たっこぶこ)で体験できるのが、「塘路ネイチャーセンター」が開催する“ワカサギ釣りツアー”。
こちらのツアーでは、氷上の穴開けからチャレンジ。氷の厚さは60cmになることもあり、貫通したときの瞬間がたまらないのだとか。
エサ付けと魚を外すのはガイドがやってくれるのでお任せして、釣りに集中できますよ!釣り竿やエサなどはもちろん、釣りをするときに座るイスも用意してくれるので、みんなで会話を楽しみつつ釣り糸を垂れましょう。
釣ったワカサギはその場で天ぷらに。おにぎりやビールなど、ワカサギと一緒に食べたいものを持参してとことん楽しんでみてはいかが。
- 北海道川上郡標茶町字塘路原野北七線86-17 塘路ネイチャーセンター
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釣りたてのワカサギを天ぷらでパクり!冬の北海道でワカサギ釣り体験
道具はレンタルして手軽にワカサギ釣りデビューしよう!
魅力の多いワカサギ釣りですが、1から持ち物をそろえようとすると大変で手を出しづらいですよね。体験ツアーでワカサギ釣りデビューをして、そこから自分なりに道具をそろえていくのもひとつの手です。
アウトドアレジャーの予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ワカサギ釣りのほかにも初心者でも満喫できる冬のアクティビティを多数紹介しています。ぜひ、こちらものぞいてみてください。
(編集部注*2018年11月26日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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