海でSUPフィッシングにチャレンジ!どんなロッドを選べばいい? 2021.11.21 SUP・パドルボード
水上を自由に移動するだけでなく、波乗りやヨガなど幅広い楽しみ方ができるSUP。中でも最近注目を集めているのが、SUPフィッシングです。
今回は、海のSUPフィッシングで使うロッド(釣り竿)の選び方や、おすすめのロッドをご紹介します。ぜひ道具選びの際に役立ててください!
【目次】
■人気上昇中のSUPフィッシングとは?
■ロッドの選び方は?
■SUPフィッシングにおすすめのロッド5選
- 1.ダイワ デッキアクター
- 2.ダイワ ラテオ
- 3.シマノ ルアーマチック
- 4.アブガルシア クロスフィールド
- 5.メジャークラフト バスパラ
人気上昇中のSUPフィッシングとは?
SUPフィッシングは、SUPボードの上で楽しむ釣りのスタイル。動力船では入れないような狭い場所に静かにアクセスしたり、魚がいるエリアを探して移動したりと、手軽に釣果を期待できます。
また陸釣りのように、釣り人で混雑したスポットで粘る必要がないのもポイント。初心者にとってチャレンジしやすいアクティビティです。
カヤックと比べるとSUPは推進力が少ないですが、ボードの上が平らで安定感が高く、浮島感覚でゆったりできるのが大きな魅力。まずは波や風が穏やかなエリアで始めてみましょう。
水の透明度が高いエリアなら、魚影を追って釣ることもできます。
ロッドの選び方は?
船釣りとは違い、スペースの少ないSUPボードには、2本程度しかロッドを持ち込めないので、さまざまな魚種の釣りに対応できるよう適度な硬さのモデルを選ぶのがベストです。
またカヤックフィッシング同様、ボードの上でエサやルアーを取り付ける必要があるため、短めで扱いやすいものがおすすめ。陸から釣る場合、短いロッドだとエサやルアーを投げたときの飛距離が伸びないというデメリットがありますが、SUPフィッシングは魚のいるポイントまで自由に動けるので問題ありません。6~7フィートの長さが目安となります。
リールは陸釣りや船釣りで使用するものをそのまま使えますが、SUPフィッシングの場合はリールが水に浸かりやすいので、海で釣りをする場合は海水に強いモデルを使うようにしましょう。
SUPフィッシングにおすすめのロッド5選
ここからはSUPフィッシングにおすすめの、初心者でも取り扱いやすい高コスパなロッドを5本紹介します。感度とコンパクト性を両立した2ピース(2本継ぎ)タイプを選んでいるので、公共交通で移動する人にはぴったり。
自分に合った1本が見つかればSUPフィッシングを快適に楽しめること間違いありません。ぜひ、参考にしてみてください。
1.初心者から上級者まで満足の高クオリティモデル
ダイワ
デッキアクター 63MLS-S
爽やかな青色がポイントの高性能ロッド
老舗釣り具メーカー・ダイワの新シリーズ「デッキアクター」は、初めてのボート釣りでどんな道具を選んだらいいかわからない人のために開発された汎用性の高いロッド。船釣りはもちろん、SUPフィッシングやカヤックフィッシングにもおすすめです。軽さ・感度・強度のバランスが良いHVFブランスを採用しているため、初心者にも使いやすいのが魅力のひとつ。
63MLS-Sはシリーズの中でも特に繊細な誘いが可能なタイプ。抜群の操作性でSUPフィッシングでも活躍してくれること間違いありません。
釣り糸による負荷が一番かかりやすいトップガイドには、硬度の高いSICガイドを搭載し、そのほかのガイドは糸がらみに強いKガイドを使用しています。海をイメージさせる爽やかな青色も人気のポイントです。
2.軽さや強度、キャストのしやすさなどすべてに優れたロッド
ダイワ
ラテオ ボートシーバス 67MLS
軽量ルアーを中心にオールマイティに遊べる1本
ダイワの「ラテオ」シリーズのボートシーバスモデルは、HVFカーボンをベースにX45を組み合わせ、しなやかに曲がりながら張りも持ち合わせる構造。幅広い重さのルアーをしっかり投げられ、魚の強い引きにもしっかりと応えてくれるのが特徴です。
67MLSはコントロール性に優れ、障害物の影や壁際にいる魚にもピンポイントでルアーを投げ込みやすいモデル。軽さや強度、キャストのしやすさなど、すべてに優れたロッドです。
3.幅広いルアー釣りに対応するお手頃な1本!
シマノ
ルアーマチック S66ML
バリュープライスで淡水でも海水でも使える
シマノの「ルアーマチック」は、海のライトルアー釣りから淡水のブラックバス、トラウト釣りまで幅広いルアーゲームに対応するロッドです。価格が1万円以下ながらゴールドのメタルリングが付いて高級感あり。品質には間違いのない老舗ブランド・シマノのロッドなので、手軽にSUPフィッシングを始めたい初心者には最適な1本といえます。
S66MLは全長約2mで取り回しやすく、かつ岸から投げ釣りする際もある程度飛距離を出せる便利なモデル。最初の1本は汚れや傷がつくのを気にせずどんどん使いたいという人にはぴったりです。
4.軽量で扱いやすく海でも、川や湖でも使えるモデル
アブガルシア
クロスフィールド XRFS-702L
軽量で扱いやすく、あらゆる魚種に対応する1本
スウェーデンの総合釣具メーカー、アブガルシアの「クロスフィールド」はさまざまなフィールドや釣り方、魚種に対応したオールラウンドなロッド。どの1本を選んだらいいか迷っているビギナーはこのモデルから始めてみてもよいのではないでしょうか。
XRFS-702Lは軽量で操作しやすく、長時間の釣りにも疲労感が感じにくい1本。硬さはライト、対応ルアーウエイトは0.8~14gで、比較的軽いルアーを扱うのにぴったりです。アジやメバル、クロダイ、キスなどから中型のシーバスにも対応します。
5.コスパに定評のあるメジャークラフトの入門モデル
メジャークラフト
バスパラ BXS-662M
ブラックバス用ながらさまざまな魚種を狙える
メジャークラフトの人気シリーズ「バスパラ」はブラックバス用のロッドですが、シーバスを中心に海のさまざまな魚種にも対応できます。コスパの良さには定評のあるブランド・メジャークラフトの中でも、操作性、強度、感度すべてに優れたおすすめモデルです。
BXS-662Mは長さ6.6フィートで硬さがミディアムと汎用性の高さが魅力。ミノーやバイブレーションなどの定番ルアーから大型ルアーまで使用できます。初心者がSUPフィッシングで最初に選ぶにはもってこいの1本です。
ロッド選びをしっかり行ってSUPフィッシングに挑戦しよう!
今回紹介したロッドは、最初の1本として選んでからずっと使える高品質のものばかり。それぞれの特徴をつかんで自分に合ったものを選びましょう。
初心者でも釣果を期待できるSUPフィッシングに、ぜひ挑戦してみてください。
(文・石川美)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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