高尾の観光スポット13選!温泉・グルメなど登山以外の魅力も網羅 2021.07.18 東京都
なかなか遠出はできなくても、近場で自然を満喫したい!小旅行気分を味わいたい!という人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめしたいのが、東京都西部に位置する八王子市高尾エリア。世界でもっとも登山客が多い山・高尾山をはじめ、温泉やグルメスポットも多く観光も楽しめます。都心からのアクセスも良く、新宿駅から京王線や中央線を利用して1時間ほどで行けるのも魅力です。
そこで今回は、高尾エリアの観光スポット13ヶ所をご紹介!自然豊かな高尾に出かけて、リフレッシュしましょう。
【目次】
1.高尾山
【column】高尾にはどんな服装で行く?
2.高尾山薬王院有喜寺
3.高尾山BBQマウント&フードコート
4.高尾山 高橋家
5.京王高尾山温泉 極楽湯
6.高尾599ミュージアム
7.高尾山トリックアート美術館
8.タカオネ
9.Mt.TAKAO BASE CAMP
10.うかい鳥山
11.イーアス高尾
12.いなこっぺ
13.浅川国際鱒釣場
【column】1万本もの梅に酔いしれる「高尾梅郷」
1.楽しみ方多彩!世界でもっとも登山客の多い「高尾山」
今や世界に名をはせる、標高約599mの「高尾山」。最寄り駅の京王線「高尾山口」駅へは京王線「新宿」駅から最短約47分と、都心からのアクセスは抜群。2007年に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の三つ星に認定されたことで、さらに世界中に知られるようになりました。
そんな高尾山の1番の魅力は、登りやすさではないでしょうか。高尾山の登山路は1~6号路と稲荷山コースの、難易度の異なるコースが7つ。舗装された歩きやすいコースもあれば、木の根が張り出した道や沢に沿って歩く道もあり、変化に富んでいます。
麓から山頂を目指すもよし、ケーブルカーやリフトを利用して手軽に登るもよし、さらに山頂から陣馬山を目指すもよし。売店・食堂やトイレも多く、老若男女問わず、登山初心者から上級者まで楽しめるのが高尾山なのです!
- 東京都八王子市高尾町
高尾にはどんな服装で行く?
高尾には飲食店などの店舗も多く、登山以外の楽しみも豊富です。そのため、目的に合った服装で出かけることがポイント!
まず、本気で登山したい人。富士山登頂のために高尾山でトレーニングする人も多いほどで、低山だからと侮ってはいけません。速乾性に優れたトップス・ボトムスに加え、防水・防風性のあるアウターウェアを用意するのがベター。秋冬は、アウターウェアの内側に保温性のあるミドルウェアを着用するといいでしょう。靴はトレッキングシューズがあると疲れにくく快適です。
ケーブルカーを利用してハイキングを楽しみたい人は、動きやすい普段着とスニーカー程度でいいでしょう。帽子や虫よけスプレーは用意してくださいね。また、急な天候の変化や気温の低下も考えられるので、脱ぎ着しやすい上着や雨具があると安心です。
ふもとを散策するだけなら、歩きやすい靴があればOK。高尾は都心と比べて若干気温が低いので、さっと羽織れるものやストールなどを持参すると便利です。目的に合わせた服装で、快適に高尾を満喫しましょう!(写真/PIXTA)
2.天狗伝説が残る古刹「高尾山薬王院有喜寺」
高尾山の山頂手前にある「高尾山薬王院有喜寺」。聖武天皇の勅令を受け、744年に行基によって開山された歴史ある寺院です。成田山新勝寺・川崎大師平間寺と並ぶ、真言宗智山派の大本山の1つとしても知られます。
当初、薬王院では薬師如来を本尊としてきましたが、後に飯縄大権現(いづなだいごんげん)を奉るように。飯縄大権現の随身とされる天狗への信仰も厚く、天狗は高尾山のシンボル的存在となっています。
古くから修験道の山であった高尾山。山伏修行が行われてきた薬王院では、今でも滝行や火渡りをはじめ、さまざまな体験修行に一般も参加できたり、精進料理を食べたりできるのです。
参拝するだけでも趣深いですが「せっかくだから普段できないことをしてみたい!」という人は、まずは気軽に精進料理からチャレンジしてみては?
- 東京都八王子市高尾町2177
- 042-661-1115
※精進料理は予約制
3.関東平野を一望しながらグルメを満喫!「高尾山BBQマウント&フードコート」
ケーブルカーの終点「高尾山」駅から歩いてすぐ、標高488mの展望施設にあるグルメスポット「高尾山BBQマウント&フードコート」。澄んだ空気と開放的な景色の中、ガッツリ食事したい人にイチ押しです。
BBQマウントでは、北欧生まれのクラフトグリルを使ったBBQができます。クラフトグリルとは、ダンボールに炭と竹串がセットされたエコなグリル。山形県産ブランド豚・米澤豚をはじめ、牛ステーキ、シーフード、野菜などの食材もセットになっているので、手ぶらで楽しめますよ。
手軽に食事したい人は、関東平野を一望できる無料展望台に併設された展望レストランのフードコートへ。きのこ汁や、長さ30cmのソーセージを挟んだ天狗ドッグ、八王子ラーメンなど、気になるメニューが盛りだくさんです。冬には鍋で温まるのもいいですね。
そして、毎年6〜10月までは高尾山BBQマウント&フードコートは「高尾山ビアマウント」に変身!4種類のビールやサワー、焼酎、ワインなどのアルコールにソフトドリンクに加え、30種類以上の料理を堪能できます。夏は高尾山のビアガーデンで盛り上がりましょう(現在は酒類の提供、食べ放題は休止中)。
- 東京都八王子市高尾町2205
- 042-665-8010
[高尾山ビアマウント]
・開催期間:2021年6月22日~10月15日
・営業時間:13:00~20:00(酒類の提供は19:00まで)
・定休日:期間中無休
[高尾山BBQマウント&フードコート]
・開催期間:10月17日~6月上旬 ※天候などの理由により、変更の可能性あり
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4.柿の木が目印の老舗そば屋「高尾山 高橋家」
高尾のご当地グルメの1つであるそば。高尾山中からふもとまで数々のそば屋がありますが、「高尾山 高橋家」は約190年前の天保年間に創業した老舗店。ケーブルカーが発着する「清滝」駅のすぐ近くにあります。
とろろが練りこまれた自慢のそばは、風味豊か。山菜そばやとろろそば、鴨ねぎそばなど、食欲をそそるメニューがそろい、温そばと冷そばから選べます。丼ものもあるので、しっかり食べたい人も満足できますよ。
また、驚きなのはその外観!樹齢150年余りの柿の大木が、なんと店の屋根を突き抜けて生えているんです。柿にちなんだ甘味もあり、柿の木を大切にしている様子がうかがえます。
高尾山に来たなら1度は訪れたい名店です。
- 東京都八王子市高尾町2209
- 042-661-0010
・営業時間:10:00~17:30(平日は17:00まで)
・定休日:不定休
5.登山帰りは温泉でリラックス!「京王高尾山温泉 極楽湯」
高尾で遊んだら、帰る前に温泉に立ち寄って疲れを癒やしていきませんか?
高尾山口駅に隣接する「京王高尾山温泉 極楽湯」は、天然温泉やサウナ、食事、マッサージなどでくつろげる施設です。
地下1,000mから湧き出る天然温泉に浸かれる露天岩風呂は、熱いお湯が好きな人のために「あつ湯」も用意されています。泉質はアルカリ性単純温泉。豊かな自然を眺めながら、肌ざわりの良い美肌の湯でまったりしましょう。
マイクロバブルのお湯を張った檜風呂や、時期によってお湯が変わる替り風呂、炭酸温泉を人工的に再現した珍しい露天炭酸石張り風呂など、内湯は種類も多彩。サウナと水風呂もあり、登山帰りに“ととのい”を得るにもおすすめです。
- 東京都八王子市高尾町2229-7
- 042-663-4126
・営業時間:8:00~22:45
・定休日:無休
・入館料:[平日]大人1,000円、4歳~小学生500円
[土日祝・繁忙期]大人1,200円、4歳~小学生600円
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6.高尾山の魅力がぎゅっと詰まった「高尾599ミュージアム」
高尾山の標高を施設名に冠した「高尾599ミュージアム」。高尾山の自然や歴史、文化に関する展示のほか、季節の見どころ、登山ルートの紹介などをしており、さまざまな角度から高尾山の魅力にふれられます。
白を基調とした展示スペースはとても洗練された雰囲気。アクリル樹脂のケースに整然と並ぶ高尾山の草花や昆虫標本は美しく、動物の剥製は今にも動き出しそうな迫力!剥製が展示された壁面を使い、四季の生態をダイナミックに体感できる映像投写も見ものです。
見どころの多いこちらの施設、なんと入館料は無料!ガラス張りで開放感のあるカフェやミュージアムショップもあり、登山や散策後の休憩に立ち寄るのもいいですね。子供連れなら、外の芝生広場で遊ぶのもおすすめ。じゃぶじゃぶ池で水遊びができますよ。
誰もが楽しく高尾山を学べる高尾599ミュージアム、一見の価値ありです!
- 東京都八王子市高尾町2435-3
- 042-665-6688
・開館時間:8:00~17:00(12〜3月は16:00まで)
・休館日:無休 ※メンテナンス等で臨時休館あり
・入館料:無料 ※開催するイベント、特別展示会等によっては有料の場合あり
7.だまし絵と写真を撮ろう!「高尾山トリックアート美術館」
高尾山口駅から徒歩1分。「高尾山トリックアート美術館」の秀逸な“だまし絵”で、SNS映えする写真を撮影してみませんか?
「あたかも本物が存在するが如く」をテーマに、だまし絵の技術が確立したとされるルネサンス期のアートを再現。普通の美術館では静かに鑑賞するのがマナーですが、ここは別。絵にふれたり、撮影したり、トリックアートにだまされ、盛り上がってOKなのです!
屋内施設なので、雨の日のお出かけ先にもおすすめ。脳がだまされる快感を味わいに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
- 東京都八王子市高尾町1786
- 042-661-2333
・開館時間:10:00~18:00
・休館日:木曜 ※夏休み期間は無休
・入館料:大人1,330円、中高生1,020円、小学生720円、幼児(4歳〜)510円
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