沖縄でダイビング・スキューバダイビングのライセンスを取りたい!気になる疑問を一挙解決 2023.05.14 スキューバダイビング 沖縄県
沖縄は国内でも屈指の人気ダイビングスポット!最近では観光の一環で楽しむだけではなく、ライセンス取得を目的に沖縄を訪れているダイバーも増えてきています。
今回は、「ダイビングのライセンス、一度は挑戦してみたいな…」と考えている人のために、沖縄でスキューバダイビングのライセンス取得に関する疑問にお答えします!これを読んで、あなたもダイバーになる夢をかなえましょう!
【目次】
■そもそもダイビングのライセンスとは?
【column】気になる初級レベル・ライセンスの内容は?
■ダイビングライセンス取得までにかかる日数は?
■ダイビングライセンスの取得費用ってどれくらい?
■ダイビングライセンスを取得すると、どんな楽しみがあるの
■ダイビングライセンスを沖縄で取得するメリット
■ダイビングライセンス取得中の宿泊はどうしよう?
■さあ沖縄へダイビングライセンス取得の旅へ出発!一体何を持っていけばいい?
■ダイビングライセンス取得にあたり注意すべきこと
■不安な人は、まずは体験ダイビングから始めるのもおすすめ
■おすすめのダイビングショップを教えて!
- 魅力がいっぱい!水納島・瀬底島・本部 体験ダイビング
- 真栄田岬・青の洞窟で神秘のダイビング体験!
- 海のお花畑”も必見!青の洞窟・砂辺 体験ダイビング
- 青の洞窟専門ガイドによる本格ダイビング体験!
- ブセナ体験ダイビング&シュノーケリング
■そもそもダイビングのライセンスとは?
ダイビングには、Cカードと呼ばれるライセンスが必要です。ダイバーとしての基礎知識とスキルを身に付けたら、Cカードを取得することが可能です。
ダイバーとして認定されると、自分で器材の操作を行って、世界中の海でダイビングを満喫できるのです。しかも、ライセンスには免許証のように有効期限がないので、一度取得すれば一生涯ダイビングを楽しむことができます。ただし、一定期間ダイビングから遠ざかったら、安全のため、スキルの再確認をメインとしたリフレッシュダイビングを行いましょう。
最も初歩的なダイビングライセンスは「スクーバダイバーライセンス」です。これは、次のランクである「オープンウォーター・ダイバー・ライセンス(OW)」を受講する前のプレライセンスと考えておくとよいでしょう。
「OW」は取得まで最短で3日ほどかかるのに対して、「スクーバダイバーライセンス」は最短で2日ほど。金額的にも安いので、時間がない人やまずはお試しで自分の適性を見定めたいと考えている人に向いています。
一方で、「体験ダイビング」は、主に海の造形や生き物を観察するのみ。器材の操作や移動はインストラクターがほとんど行ってくれるので、安心で楽な反面、自由度は制限されます。気軽にダイビングを楽しみたい人には向いているでしょう。
ダイビングのライセンスを取得することで、潜れる深度や場所の選択肢が増えるため、深い場所にある海底洞窟を探索したり、潮の流れにのって泳ぐ大型の魚を観察したりするなど、楽しみの幅も増えるのが魅力です。
※スキューバとスクーバは、発音が違うだけで、どちらも同じ意味です。
※上記は、ダイビング指導団体PADIを選択したときの内容です。指導団体によってライセンスの名前や内容が少し異なりますが、概念はほぼ同じ。PADIでの名称を例に出して、取得したいライセンスの相談をしても伝わるはずです
気になる初級レベル・ライセンスの内容は?
上述のとおり、PADIでは初級ライセンスを「オープンウォーター・ダイバー・ライセンス」と呼んでいます。ダイビング可能な水深は18mまで。講習では、ダイビングを楽しむためのスキル、ルールなどを座学と実習(水中)を通して学びます
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■ダイビングライセンス取得までにかかる日数は?
通常3〜4日が目安となっていますが、学科部分を自習にすることで2日半ほどに短縮したプランや、全行程を5日間ほどかけて丁寧に学んでいくプランなど、種類もさまざま。ダイビングショップによってもスケジュールは違ってきます。
自分に合ったスケジュールや学習スタイルでプランを選びましょう。
■ダイビングライセンスの取得費用ってどのくらい?
ここまでダイビングライセンスとは何ぞやということに焦点をあててきましたが、やっぱり気になるのは費用面!
オープンウォーター・ダイバー講習は、50,000〜85,000円、アドバンスド・オープンウォーター・ダイバー講習は50,000〜70,000円あたりが目安でしょう。
ショップによって「費用に含まれるもの」「別途費用がかかるもの」が違うので、はっきりした費用を知りたい場合は直接問い合わせることをおすすめします。
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■ダイビングライセンスを取得すると、どんな楽しみがあるの?
初級のライセンス取得は、ダイビングを楽しむ上での通過点。取得すると、具体的にどんなことができるのかをいくつか紹介します。
いろいろなことに挑戦して、ダイビングライフをさらに充実させましょう!
・スキューバダイビング・ライセンス取得後に「ファンダイブ」!
スキューバダイビングのライセンス取得後は、「ファンダイブ」に参加できます。ファンダイブとは、ライセンス取得者だけが参加できるダイビングで、体験ダイビングよりも自由度が高いのが特徴。
海底深くに潜ったり、岩陰に見つけた生き物をじっくり観察したり。器材を自分で操作しながら、行きたい方向へ移動できるのが魅力です。一般的には1日1〜3本ほどのダイブが多いですが、何本潜るか、また何日やるかは安全の範囲内で選べます。
・ダイビングのライセンスをさらにもう1つ取得!
オープンウォーター・ダイバー・ライセンス(OW)所有者は、次のランク「アドバンス・ダイバー・ライセンス」の取得講習も受講できます。こちらは最短2日で修了できるので、OWを同時に取得する人も少なくありません。
アドバンスド・オープンウォーター・ダイバー・ライセンスまで取得すると、水深30mまで潜れるというメリットがあるので、「いろいろなスポットで潜りたい」という方におすすめです。
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■ダイビングライセンスを沖縄で取得するメリット
ダイビングライセンスを取得するなら、沖縄がおすすめ!実際に、沖縄ダイビングライセンスツアーは毎年人気です。
でも、なぜ沖縄がよいのでしょうか?それは、沖縄にはさまざまなメリットがあるからです。
まず、なんといっても海の透明度が高いこと!美しい海で講習を受けるのは、テンションが高くなりますよね。次に、限定水域(プールまたは安全な浅瀬)講習を海で受けたり、海洋実習をボートダイビングで受けたりできること。海で練習できる回数が少しでも多い方が上達は早いもの。
また、足がつかない場所からスタートするボートダイビングでは、ダイビングの必須スキル「中性浮力(水中で適切な浮力を保つスキル)」を練習するいい機会になるはずです。
そして、3つめのメリットは、お得な価格でのツアーそして観光も楽しめちゃうことです。都内のダイビングスクールに通うよりも、割安になるケースもあるんですよ。
近隣に観光スポットもたくさんあるから、沖縄の観光やグルメも存分に満喫できるのもうれしいですね。いいことづくめの沖縄は、ダイビングライセンスを取得するのに最適のスポットなのです。
■ダイビングライセンス取得中の宿泊はどうしよう?
沖縄でのスキューバダイビングの日数が決まったら、次は宿泊施設!
ダイビング・ショップに問い合わせれば、ライセンス講習に通いやすい近場の宿、もしくは送迎が可能な宿を教えてくれるので、気軽に相談してみましょう。
■さあ沖縄へダイビングライセンス取得の旅へ出発!一体何を持っていけばいい?
さあ、沖縄でのスキューバダイビング・ライセンス取得のスケジュールがみえたところで、次は持ち物チェックです!基本の持ち物は「水着」と「タオル」で十分。ここでは、もしかしたら必要になるかもしれない持ち物を紹介します。
・使い捨てコンタクトレンズ
スキューバダイビングでコンタクトを使用する場合、万が一、海で紛失したことを考え、使い捨てのものを用意することをおすすめします。メガネの人は「度入りマスク」があるのでご心配なく!
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・医師による診断書
スキューバダイビングを安全に楽しむためには、医師の診断書が必要な場合があります。
過去に耳の病気、呼吸器系の病気、循環器系の病気にかかったことがある人、持病を持っている人、また45歳以上の人は、診断書が必要かどうかダイビング・ショップに必ず確認してください。
■ダイビングライセンス取得にあたり注意すべきこと
スキューバダイビングはルールを守って行えば安全なアクティビティです。スキューバダイビングの事故のほとんどは、ダイバーの過失から起こっています。
事故回避のためにも「無理をしない」ことが重要!タイトなスケジュールはおすすめしません。また、スキューバダイビング当日の飛行機搭乗も、皆さんの健康のために最低12時間空けることが推奨されています。
ただし、これはあくまでも目安。潜った回数、深さによってさらに搭乗までの時間が必要になることも。飛行機の搭乗日、時間をダイビングショップに伝え、安全なスケジュール管理をしましょう。
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■不安な人は、まず体験ダイビングから始めるのもおすすめ
いきなりライセンスを取得するのは、ちょっと心配という人は、まずは体験ダイビングから始めてみてはいかがでしょうか?体験ダイビングの所要時間は短いもので約2時間30分~3時間。水中で潜る時間は約20~30分前後と気軽に楽しめます。
まず参加者は、器材の簡単な使い方やハンドシグナル(水中で意思を伝えるためのハンドサイン)などを陸上で練習。その後、インストラクターと海へ繰り出します。
潜れる深さは6~12mほどですが、水中の魚やウミガメを目の当たりにしたり、幻想的な景色を満喫したりと、短時間でも海の世界を満喫できるはず。体験ダイビングをきっかけに、本格的なダイビングを始める人も少なくありません。
ダイビングに興味はあるけど、不安もある人は、まずは体験ダイビングに挑戦してみることをおすすめします。
■おすすめの体験ダイビングショップを教えて!
ここまでライセンス取得の疑問にお答えしてきましたが、やっぱり初めてのダイビング。初心者にも親切なショップであるかどうかはもちろん、ライセンスを取ってこれからお世話になるならなおのこと、スタッフの雰囲気も見ておきたいものです。
そこでおすすめなのが、ショップが開催している体験ツアーに参加すること!実際にライセンス講習を申し込む前に、ダイビングを経験しておけば、講習の途中で挫折する可能性もかなり低くなるはずです。
いくつかおすすめのダイビングショップを紹介するので、気になるショップを見つけたらまずは体験ツアーに参加してみましょう!
魅力がいっぱい!水納島・瀬底島・本部 体験ダイビング
美ら海水族館で有名な本部町にある「アシビーブルー」は、地元のダイバーはもちろん観光客に人気のダイビングショップ。アクセスも便利なことから、観光の合間にツアーに参加できるのも人気の理由のひとつです。
アシビーブルーのある本部町周辺には瀬底島と水納島があり、どちらのエリアもサンゴ礁が豊かな人気のダイビングスポット。船に乗ってわずか15分で、たくさんの熱帯魚に囲まれながらのダイビングを堪能できます。
もちろん、泳ぎが苦手な方や初心者へのサポートも万全。足の着く浅瀬からゆっくりと海へ入っていくことのできる“ビーチエントリー”の体験コースも用意されているので、自分のペースでゆっくり水に慣れていくことができます。
海の生き物を触ってみたり、餌付けタイムではたくさんの魚に囲まれたりと、海中では楽しい出来事がいっぱい!ツアーが終わるころには、ダイビングに夢中になっていること間違いなしです。
- 沖縄県国頭郡本部町渡久地791 渡久地港(ボート発着場所)
真栄田岬・青の洞窟で神秘のダイビング体験!
沖縄本島中部に位置する恩納村は、さまざまな観光スポットが集まる人気のエリア。中でも真栄田岬は絶景スポットであると同時に、“青の洞窟”を有する本島で一番人気のダイビングスポットでもあります。
しかし、青の洞窟は見つけにくい場所にあり、土地に詳しくない人がやみくもに向かうのは危険。「マリンクラブナギ」では、ダイビング未経験者でも青の洞窟を気軽に探索できる、体験ダイビングコースを用意しています。
まずは、足がつく程度の浅瀬でダイビングの基本練習。徐々に体を慣らしていって、ついに海の中へ!インストラクターの案内ですぐに青の洞窟まで到着。洞窟内は、青い光に包まれた不思議な空間。意外にもたくさんの魚が生息しており、フィッシュウォッチングも楽しめます。
洞窟探索は、ほかのダイビングポイントではなかなか味わうことのできない、ワクワク・ドキドキがたくさん!ダイビングを始めるなら一度は体験しておきたいおすすめツアーです。
- 沖縄県国頭郡恩納村字山田501-3
“海のお花畑”も必見!青の洞窟・砂辺 体験ダイビング
北谷町にある「マナエンジョイダイビング」も、青の洞窟で体験ツアーを催行しているダイビングショップのひとつ。青の洞窟を潜るツアーのほかに、北谷町の人気ダイビングポイント“砂辺”での体験ダイビングも実施しています。
砂辺は、沖縄でも有数のソフトコーラルの群生エリア。ソフトコーラルとは、骨格を持たない柔らかいサンゴの総称。骨格のある硬いハードコーラルに比べ、形や生態のバラエティーが豊かで、色彩も鮮やかなのが特徴です。
ソフトコーラルの広がる海は、まるでお花畑!夢の世界のような美しい風景が広がります。砂辺の体験ツアーは安心のビーチエントリー。砂辺は遠浅で波も穏やかなので、初心者にぴったりのエリアです。
マナエンジョイダイビングのライセンス取得コースは、なんと宿泊付き!いろいろな手配が面倒な人にはおすすめのショップです。体験コースでやる気が湧いたら、ぜひチャレンジしてみましょう!
- 沖縄県北谷町宮城2-193 1F※集合場所はツアーにより異なる
青の洞窟専門ガイドによる本格ダイビング体験!
青の洞窟へ行くダイビングツアーを開催しているショップはいくつかありますが、「プズマリダイバーズクラブ」の体験ツアーの魅力は、なんといっても“青の洞窟専門ガイド”!
なんと10年以上も青の洞窟での案内を続けてきたベテランインストラクターが教えてくます!青の洞窟についてはもちろん、安全なルート選びや、ひそかな見どころスポットなど、周辺の魅力を余すところなく紹介してくれるのが魅力。
海中では、水中で文字が書けるホワイトボードを使用して、魚や洞窟の魅力について丁寧に説明してくれるサービスも。しゃべれない水中でも、楽しく海中観光を満喫できます。
プズマリダイバーズクラブで用意しているライセンス取得コースは本格的。ダイビングを本気で“仕事”にしたい人に向けたプログラムになっており、なんと寮まで完備されています。プロのダイバーを目指したい人に注目のショップです。
- 沖縄県国頭郡恩納村冨着1518
ブセナ体験ダイビング&シュノーケリング
名護市にある部瀬名(ぶせな)岬全体に広がるリゾートエリア“ブセナリゾート”。ホテルのほかにも、8つのレストラン、コンビニ、プール、エステルームなども併設されています。沖縄の美しいオーシャンビューを眺めながらゆったりと過せることで人気の施設。
「アイランドブリーズ」は、そんなブセナリゾートの敷地内にあるダイビングショップ。宿泊客でなくても、ダイビング体験ツアーに参加できます。
参加者は、専用ボート“アイランドブリーズ号”に乗って出発!ボートエントリーで楽しむツアーとなっています。
ツアーの舞台となるブセナの海は、サンゴ礁の豊かな美しい海のため、ダイビング目的でも多くの人が訪れる場所。中でもメインポイントといわれている“ブセナ沖アウトリーフ No.1”は、サンゴ礁や魚がいっぱい!生き物のほかにも、海底に広がる白い砂浜や棚のような形を成している岩などの地形も楽しめます。
行きも帰りも、赤いスペイン瓦が美しいリゾートホテル・ブセナテラスを悠々と眺めながらの船旅。優雅なリゾート気分も楽しめちゃう、素敵な体験ツアーです。
- 沖縄県名護市喜瀬1792 ブセナリゾート内 アイランドブリーズ
ダイビングライセンスを取得するなら沖縄で決まり!
沖縄でスキューバダイビング・ライセンスを取得するための具体的プランが見えてきましたか?しっかり計画を立ててダイバーデビューを果たしましょう!
とはいえ、ライセンスを取るのはまだ早いという人は、体験ダイビングから始めることをおすすめします。アウトドアレジャー予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」でご紹介しているツアーはすべて初心者向きです。こちらも参考にしてみてください。
【アウトドアレジャー予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」で沖縄のスキューバダイビングツアーをチェックする!】
(*2017年8月28日に公開された記事を再編集したものです。)
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