
高山は冬も楽しいってホント?!納得の観光スポット15選 2021.11.29 高山・飛騨
【目次】
1.古い町並
2.舩坂酒造店
【column】日本酒好き必見!酒蔵巡りイベント「のん兵衛まつり」
3.宮川中橋
4.飛騨高山朝市
5.櫻山八幡宮・高山祭屋台会館
6.飛騨民俗村 飛騨の里
7.飛騨の家具館 高山
8.豆天狗 本店
9.飛騨牛食処 天狗
【column】飛騨牛を手軽に!「CENTER4 HAMBURGERS」
10.氷点下の森
11.飛騨大鍾乳洞
12.平湯大滝
13.新穂高温泉
14.新穂高ロープウェイ
15.白川郷
■冬の高山で楽しめる!おすすめスノーアクティビティ
- 雪の感触を味わいながらスノーシューでトレッキング
- スピード感が魅力のエアーボードで滑走!
- バックカントリーでハイクアップと滑走の両方を満喫
11.自然の芸術作品に感動!氷の渓谷も見どころの「飛騨大鍾乳洞」
PIXTA
全国に約80ヶ所あるという観光鍾乳洞のうち、日本一の標高約900mに位置するのが「飛騨大鍾乳洞」。長さは約800mにも及び、太さ2~5mmの細く曲がりくねったヘリクタイトという鍾乳石を、国内の観光鍾乳洞でもっとも多く見られます。
色とりどりの光に照らし出された第1洞内では、「竜宮の夜景」と名前の付いた絶景を楽しめます。
冬に見応えがあるのは、例年1月から3月上旬まで見られる「氷の渓谷」。鍾乳洞の出口から付近の駐車場へと至る山の斜面が、高さ30m、幅30mにもなる青白い氷の柱で覆われるさまは圧巻です!
実際に見ると想像以上に迫力のあるこの氷の芸術は、2月には日没以降ライトアップも行われ、七色に輝く幻想的な美しさで見る者を魅了します。
- 岐阜県高山市丹生川町日面1147
- 0577-79-2211
・営業時間:9:00~16:00(4〜10月は8:00〜17:00)
・定休日:無休
・入場料:大人1,100円、小・中学生550円
12.ライトアップされた氷瀑にうっとり!「平湯大滝」
PIXTA
飛騨大鍾乳洞から国道158号を東へ進み、安房峠道路「平湯」ICの手前を右折した先にある「平湯大滝」。落差64m、幅6mからなる滝は水量も豊富で大迫力!飛騨三大名瀑や日本の滝100選に数えられるのもうなずけます。
この平湯大滝、厳冬期には凍ることでも有名。毎年2月には「平湯大滝氷結まつり」が開催され、巨大な氷瀑が幻想的にライトアップされます。期間中は毎日花火も打ち上げられます!
氷瀑を堪能したあとは、平湯温泉で冷えた体を温めてから帰るのがおすすめです。
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
- 0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
[平湯大滝氷結まつり]
・開催期間:2022年2月15~25日
※ライトアップは18:00~21:00
※打上花火は中止となる場合あり
13.心も体もぽかぽかに温まろう「新穂高温泉」
「新穂高温泉」は奥飛騨温泉郷にある温泉地で、新穂高地区、蒲田地区、中尾地区の3つの地区に分かれています。それぞれ源泉が異なるため、泉質も少しずつ違います。
中尾高原で2月に開催される「中尾かまくらまつり」では、点在するかまくら内に囲炉裏やバー、コタツなどが用意されており、非日常感を味わえます。郷土芸能の「中尾夫婦獅子」や餅つきも開催されるので、こちらも併せて楽しんでみては。
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
- 0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
14.白銀の北アルプスを一望できる「新穂高ロープウェイ」
PIXTA
新穂高地区には、標高2,156mまで行ける「新穂高ロープウェイ」があります。
乗り口となる新穂高温泉駅には、ラーメンやカレーなどの軽食がいただける喫茶店や足湯があり、第1ロープウェイから第2ロープウェイへの中継地点となる鍋平高原は、周囲の自然を散策できるだけでなく、露天風呂も楽しめます。
山頂の展望台から望めるのは、雪化粧した北アルプスの山々が連なる絶景!山頂周辺も散策できるので、ふかふかの雪原を歩いてみましょう。山頂にも売店や食堂があり、白銀の世界を眺めながら休憩するのもおすすめです。
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾
- 0578-89-2252
・営業時間:[上り]始発9:00/終発15:30、[下り]始発9:15/終発16:15
・料金(第1・2ロープウェイ連絡往復):大人3,000円、小学生1,500円
15.思わず息をのむ絶景!雪化粧した合掌造りが美しい「白川郷」
PIXTA
高山市に隣接する白川村にある「白川郷」は、荻町、五箇山(ごかやま)の相倉(あいのくら)・菅沼の3集落からなる、人口わずか2,000人ほどの小さな村。
中でも萩町地区は合掌造りの集落として名高く、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として平成7(1995)年に世界文化遺産に登録されました。同地区には、大小あわせて100棟余りの合掌造りの建物が見られ、合掌集落としては最大規模!
国の伝統的建造物群保存地区にも選定されており、雄大な白山を背景に江戸時代末期から明治時代末期に建てられた合掌造りが並ぶ景観は、まるで異世界のよう。
現在もこれらの建造物が実生活の場として使用されているというから驚き!豪雪地帯である集落一帯が、冬には真っ白に雪化粧する様子は息をのむほどの絶景です。積雪期には集落がライトアップされ、さらに幻想的な風景を見せてくれます。
白川郷には天然温泉「白川郷の湯」や土産物店、飲食店などもあり、風景を楽しみながら散策できます。ぜひ白川郷まで足を延ばしてみてくださいね。
- 岐阜県大野郡白川村荻町
- 05769-6-1013(白川郷観光協会)
・冬季ライトアップ開催期間:2022年1月16・23・30日、2月6・13・20日、17:30〜19:30
※すべて完全予約制
冬の高山で楽しめる!おすすめスノーアクティビティ
積雪のある高山では、冬の遊びといったらスノーアクティビティ!スキーやスノーボードもいいですが、より雪山と親しめるおすすめのアクティビティ3つを紹介します。
雪の感触を味わいながらじっくりトレッキング!「スノーシュー」
冬の自然をじっくり味わうなら西洋版のかんじき“スノーシュー”を履いて、雪上トレッキングにチャレンジしてみませんか?
高山市西部にある荘川(しょうかわ)高原では、「ODSS」が4つの“スノーシューツアー”を開催しています。列車や高速バスで高山を訪れる人におすすめなのは、JR高山本線「高山」駅への無料送迎がある“分水嶺越えコース”!
ひるがの高原スキー場のリフトで山頂近くまで上るため、コースのほとんどは下り。初心者や体力に自信のない人でも無理なく体験できる内容で、小学1年生から参加OK。天気が良ければ大日ヶ岳を望んだあと、落葉樹の森の中を進んでいきます。
コースの途中では、野生動物の痕跡を発見したり、カモシカと出会ったりすることも!雪上でのティータイムやソリ遊びも待っています。無事ゴールしたら、ベースである「OD-FARM荘川」で石窯で焼いた本格ピザをいただきましょう!温かいカフェオレやミルクティでほっとひと息。冬のステキな思い出になりそうですね。
ほかにも「であいの森」を歩く2時間半のコンパクトなコース、長良川源流碑を目指してたっぷり楽しむ1日コースなどがあり、そのすべてが1グループごとの貸し切り制。雪の感触を味わいながら、一歩一歩自分たちのペースでトレッキングを堪能できます。
- 岐阜県高山市荘川町牧戸395-1 OD-FARM荘川
スピード感が魅力の「エアボード」で雪上を滑走!
荘川高原スキー場(ひるがの高原スキー場の場合もあり)では、“雪上のボディボード”といわれ、空気の入ったボードに腹ばいになってゲレンデを滑走するエアボードを楽しめます。
「トリッパー」が開催する“エアボード半日ツアー”は、所要時間3時間なので観光と併せて体験するのにもぴったり!
操作はそれほど難しくなく、「止まる」「曲がる」をマスターすれば、連続ターンを習得しましょう。スキーやスノーボードができない人でもすぐに滑れるようになりますよ。雪面ぎりぎりの視線で滑走するスリルと爽快感を、ぜひ味わってみてくださいね。
- 阜県高山市荘川町岩瀬620-2(荘川高原スキー場) ※または岐阜県郡上市高鷲町ひるがの4670-75(ひるがの高原スキー場)
ハイクアップと滑走の両方を満喫!「バックカントリー」
スキーやスノーボードのスキルは中級以上という人におすすめなのが、バックカントリー。整備されたスキー場のゲレンデを滑るのではなく、自然のままの雪山を滑るスノーアクティビティです。
「タオアドベンチャー」が開催する“バックカントリーツアー”の舞台は、入門コースとしての条件が整った大日ヶ岳。集合場所は荘川町と接する郡上市になります。
バックカントリーが初めてという人は未経験者コースに参加し、ビーコン・プローブ・ショベルなどの“アバランチギア”と呼ばれる雪崩対策用の道具の使い方、雪山での注意事項、滑り方などの講習を受けます。これがとっても大切!
雪に覆われた白銀の世界を楽しみながら1時間ほどハイクアップ(雪山を登ること)したら、いよいよお待ちかねのランディングタイム。ふわふわのパウダースノーを滑走する快感は、バックカントリーの特権です。
1度でも経験のある人は、講習よりもバックカントリーを滑ること自体が目的の経験者コースに参加しましょう。オープンバーンやツリーランなど、バリエーション豊かな斜面で楽しめますよ。
- 岐阜県郡上市高鷲町西洞3628-5 高鷲スノーパーク インフォメーション前
情緒あふれる冬の高山を旅しよう
風格ある古い町並みに雪が舞う姿はなんとも美しいもの。もちろん寒さはありますが、冬の高山には足を運ぶ価値があります。せっかくの雪景色、眺めるだけではなくぜひその中に飛び込んで堪能してみてくださいね。
アウトドアレジャーの専門サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、さまざまなスノーアクティビティやレジャーを紹介しています。ぜひこちらも併せてチェックしてください。
(編集部注*2020年12月6日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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