
飛騨高山のおすすめ観光スポット30選!癒やしの休日旅へ 2021.06.06 高山・飛騨
岐阜県北部の飛騨地方にあり、“飛騨高山”とも呼ばれる高山市は、江戸時代から明治時代にかけての面影を残した古い町並み、飛騨牛や高山ラーメンといったご当地グルメなど、魅力が盛りだくさん!豊かな自然が広がるので、アウトドアレジャーも体験できます。
今回はそんな飛騨高山でおすすめの観光スポットを、名所からグルメまで幅広くご紹介します。美しい自然や町並みの中でゆったりと観光を楽しめば、きっと心身も癒やされるはず!
また映画『君の名は。』のモデルとなったスポットの情報も合わせてお届けするので、ぜひ参考にしてくださいね。
【目次】
■飛騨高山の歴史や情緒を楽しむ
- 1.古い町並み・さんまち通り
- 2.宮川朝市
- 3.高山陣屋・陣屋前朝市
- 4.飛騨国分寺
- 5.櫻山八幡宮・高山祭屋台会館
- 6.飛騨民俗村・飛騨の里
- 7.白壁土蔵街と瀬戸川|飛騨市
- 8.白川郷|白川村
■飛騨高山の大自然を満喫
- 9.リスの森・飛騨山野草自然庭園
- 10.宇津江四十八滝
- 11.飛騨大鍾乳洞
- 12.乗鞍スカイライン
- 13.平湯大滝
- 14.新穂高ロープウェイ
- 15.長良川ラフティング|郡上市
- 16.レールマウンテンバイク ガッタンゴー|飛騨市
- 17.天空の牧場 奥飛騨山之村牧場|飛騨市
【column】飛騨の美しい渓谷でキャニオニング!
■飛騨高山でアートや科学にふれる
- 18.光ミュージアム
- 19.道の駅 スカイドーム神岡|飛騨市
■飛騨高山の温泉に癒やされる
- 20.高山グリーンホテル
- 21.ホテルアソシア高山リゾート
- 22.臥龍の郷
- 23.ひらゆの森
■飛騨高山のご当地グルメを味わう
- 24.高山らーめん「麺屋しらかわ」
- 25.飛騨牛「肉の匠家 安川店」
- 26.飛騨の地酒「老田酒造店」
- 27.飛騨物産館
【column】飛騨の定番土産「さるぼぼ」ってなに?
■映画『君の名は。』のモデル、聖地巡礼へGO!
- 28.日枝神社
- 29.飛騨古川駅|飛騨市
- 30.飛騨市図書館|飛騨市
<<高山周辺で体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
飛騨高山の歴史や情緒を楽しむ
江戸時代初期、飛騨高山藩主として飛騨国を治めた金森長近(かなもりながちか)が高山城を築城。周囲は城下町、商家町として栄え、今もなお当時の面影を伝えています。隣接する飛騨市や白川村のスポットも合わせて、情緒あふれるスポットを紹介します!
1.飛騨高山の定番観光スポット「古い町並み・さんまち通り」
PIXTA
「古い町並み」といえば飛騨高山の定番観光スポット!江戸時代にタイムスリップしたかのような風景の中で散策を楽しめる、おすすめの場所です。
上一之町、上二之町、上三之町は「さんまち通り」と呼ばれており、名物のみたらし団子や飛騨牛の握りを片手に、食べ歩きするのがおすすめ!伝統工芸品や雑貨、土産物を売るお店も多いので、買い物も楽しめますよ。
古い町並みは歩くだけでなく、人力車に乗って散策するという楽しみ方も!その界隈を知り尽くした車夫が、場所を選んで記念撮影もしてくれるので、思い出もバッチリ残せます。
上三之町の通りを南の端まで歩くと右手に見えるのが、宮川に架かる「中橋」。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪と、季節の色彩と朱色の欄干が見事なコントラストを醸し出します。飛騨高山でぜひカメラに収めたい場所の1つです。
- 岐阜県高山市上一之町・上二之町・上三之町周辺
- 0577-32-3333(高山市観光課)
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高山観光の一番人気!「古い町並み」の3つの見どころ
2.地元の特産品を買おう!日本三大朝市「宮川朝市」
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「宮川朝市」は日本三大朝市の1つとしても知られており、地元の人や多くの観光客でにぎわう飛騨高山の名物!高山市の中心を流れる宮川沿いで、ほぼ毎日7〜12時(12〜3月は8時から)に開催されています。
地元の新鮮な野菜や果物を買ったり、食べ歩きの定番みたらし団子を食べたり、ご当地の名産品を味わいましょう。さまざまなお土産店も軒を連ねています。
- 岐阜県高山市下三之町宮川沿い
- 0577-32-3333(高山市観光課)
3.現存する陣屋は国内でここだけ!「高山陣屋」と「陣屋前朝市」
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「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星を獲得した「高山陣屋」は、時代劇ファンにはたまらないスポット!
もともと飛騨高山藩主・金森家の下屋敷だったものが、飛騨国が徳川幕府の直轄領となり、江戸から代官や郡代(ぐんだい)が派遣されて役所となりました。こういった役所は“陣屋”と呼ばれ全国に60ヶ所以上ありましたが、現在、建物が残っているのはなんとここだけ!
年貢に関する展示や奉行所でおなじみの“お白洲”、罪人に関する展示なども数多くあり、ぜひ時間を取ってゆっくり立ち寄りたい史跡です。
高山陣屋の敷地内で開催されている「陣屋前朝市」は、毎朝7時から12時(1〜3月は8時から)まで開かれ、地元野菜や山菜などの食品、民芸品などが販売されています。古い町並みからすぐなので、併せて訪れるのがおすすめです。
- 岐阜県高山市八軒町1-5
- 0577-32-0643
・開館時間:8:45〜17:00(11〜2月は16:30まで)
・休館日:年末年始
・入館料:大人440円、高校生以下無料
4.貴重な文化財と大イチョウは必見!「飛騨国分寺」
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国分寺通り沿いにある「飛騨国分寺」は、奈良時代に聖武天皇の勅命で建立された真言宗の寺院。
飛騨地方唯一の三重塔が建ち、国指定の重要文化財である本堂や本尊など貴重な文化財も多く、長い歴史を感じさせます。鐘楼門と梵鐘は、高山城から移築されたものだそう。
国の天然記念物であり、推定樹齢が1,250年の大イチョウは秋になると見事に色づき、いっせいに落葉する幻想的な姿を見せてくれます。
JR高山本線「高山」駅からは徒歩6分、古い町並みへ向かう途中に立ち寄ってみてはいかが。
- 岐阜県高山市総和町1-83
- 0577-32-1395
・拝観時間:9:00~16:00
・宝物拝観料:大人300円、小・中学生250円
5.高山の歴史と伝統文化にふれられる「櫻山八幡宮」と「高山屋台会館」
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「櫻山八幡宮」は、約1,600年前に造られた応神天皇を奉る由緒ある神社。
国の重要無形民俗文化財に指定される秋の高山祭「八幡祭」はこちらの神社で行われており、日本各地から見物客が訪れます(※春の高山祭「山王祭」は日枝神社で開催)。
祭りで引かれる屋台は江戸時代に創建されたもので豪華絢爛。境内にある「高山屋台会館」では、実際に祭りで使われる屋台を見学できます。高山の歴史と伝統文化にふれられるスポットです。
- 岐阜県高山市桜町178番地
- 0577-32-0240
[高山屋台会館]
・開館時間:9:00~17:00(12〜2月は16:30)
・入館料:大人1,000円、高校生600円、小・中学生500円
7.昔懐かしい風景が広がる「飛騨民俗村・飛騨の里」
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合掌造りをはじめとする飛騨の古民家を移築し、復元した「飛騨民俗村・飛騨の里」。
飛騨の伝統行事の紹介や民家・民具を展示するだけでなく、実際に当時の生活にふれられるのが特徴。わら細工や刺し子、組ひも作りなど、さまざまな体験教室や民芸教室が開かれています。
敷地内には小川に水車、田んぼなどの昔ながらの風景が広がっており、カメラが手放せません!
- 岐阜県高山市上岡本町1-590
- 0577-34-4711
・開館時間:8:30〜17:00
・休館日:無休
・入館料:大人700円、小・中学生200円
7.情緒あふれる雰囲気に浸れる「白壁土蔵街と瀬戸川」|飛騨市
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“高山の奥座敷”と称される飛騨古川。高山市と隣接する飛騨市の中心街を指し、飛騨古川にある白壁土蔵街は、情緒を楽しむ散歩にぴったりのスポットです。
約500mある白壁土蔵街の間を縫うようにして流れる瀬戸川は、春から夏にかけて1,000匹あまりのコイが泳ぐ光景が名物!冬場は屋根の雪下ろしのため、コイは地元ボランティアの手によって近くの池へ引っ越し、春になったらまた里帰りします。
飛騨古川には、毎年1月15日に開催される「三寺まいり」という300年続く縁結びの習わしがあり、夜の瀬戸川沿いに「千本ろうそく」の灯が輝きます。
紅白のろうそくには恋愛成就の願いが込められており、願いがかなう前は白いろうそく、かなったら赤いろうそくを灯すそう。冬に訪れる際は、三寺まいりにも参加してみてはいかが。
- 岐阜県飛騨市古川町壱之町
- 0577-73-2111(飛騨市役所観光課)
8.世界遺産の地!合掌造り集落で有名な「白川郷」|白川村
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「白川郷(しらかわごう)」は高山市のお隣、白川村にある集落です。国内外から年間100万人を超える観光客が訪れる大人気の観光スポット!荻町地区の合掌造り(がっしょうづくり)集落は、世界遺産に登録されています。
白川郷の特徴である茅葺き・合掌造りの屋根は、かつて作物の育たない厳しい冬に雪から家を守り、養蚕(ようさん)を行うために考えられた独自の建築技術。
自然とともに生きる、昔ながらの生活を垣間見てみましょう。木々が紅葉してお伽の国のような風景を見せる秋、雪化粧した幻想的な冬も美しく、1年を通していつ訪れるのもおすすめです。
- 岐阜県大野郡白川村荻町
- 0576-96-1013(白川郷観光協会)
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