飛騨高山観光の一番人気!「古い町並み」の3つの見どころとは? 2017.06.26 高山・飛騨

岐阜県飛騨地方に位置する高山市の中心市街地は、江戸時代以来の建築物が残り「飛騨の小京都」ともいわれる人気の観光地。今回はその“古い町並み”の3つの見どころと、おすすめの名店をご紹介します!

岐阜県飛騨(ひだ)地方に位置する高山市の中心市街地は、江戸時代より城下町、商家町として発展を遂げました。江戸末期から明治中期に建てられた屋敷などが建ち並ぶこの「古い町並み」の景観は、国選定重要伝統的建造物群保存地区として保護されています。

江戸時代以来のままに守られた風情ある外観は“飛騨の小京都”ともいわれ、仏ミシュランの観光ガイドや実用旅行ガイドで、必見の観光地として三つ星を獲得しているほど。

国内外から注目を集める高山観光の一番人気、「古い町並み」の3つの見どころとおすすめの名店をご紹介します!

【目次】

1.景観デザイン賞受賞の建物が必見
 - 休憩におすすめ!白壁土蔵造りのカフェ「藍花珈琲店」
2.試飲もできる!飛騨が誇る日本酒めぐり
 - 日本酒のあらゆる魅力を堪能できる「舩坂酒造店」
3.古い町並みだけで高山グルメを一度に堪能
 - 郷土料理を食すなら明治創業の「御食事処 坂口屋」
【column】お隣の飛騨市にある古い町並みも必見!

1.景観デザイン賞受賞の建物が必見

photo by PIXTA

商人町として発達した上町、下町という三筋の町並みをあわせて「古い町並み」と呼び、江戸時代には城下町の中心となっていました。

中でも、江戸末期から明治期に建てられた屋敷などが並ぶ上三之町と上二之町・上一之町周辺は「三町(さんまち)通り」ともいわれ、古い町並みの醍醐味が感じられる人気のスポットになっています。

出格子(でごうし、外に張り出して造った格子)が続く軒下に用水路が流れ、造り酒屋の軒先きには杉の葉を玉にした「酒ばやし」が吊り下がるなど、まるで江戸時代にタイプスリップしたかのような光景が続いています。

昔ながらの宿や商店などが集まる上二之町や上三之町には、「景観デザイン賞受賞」という木札を掲げる建物も多く、必見です。

古い町並み散策の休憩に!白壁土蔵造りのカフェ「藍花珈琲店」

上三之町の端っこにある「藍花(らんか)珈琲店」。食べ歩きが楽しい上三之町でも一際目立つ白壁土蔵造りの外観が特徴で、中に入ればノスタルジックな和モダンの内装が喫茶店好きを魅了します。

石臼で挽いて淹れるコーヒーが自慢のお店ですが、抹茶をカプチーノのようにして淹れた「茶プチーノ」も人気。その他、ケーキやアイスクリームなどのスイーツも堪能できます。時を忘れさせる、旅の休憩にぴったりのカフェです。

藍花珈琲店
  • 岐阜県高山市上三之町93
  • 0577-32-3887

・営業時間:8:00〜18:00
・定休日:木曜

2.試飲もできる!飛騨が誇る日本酒めぐり

photo by PIXTA

先ほども出てきた「酒ばやし」。「杉玉」ともいうこの丸い玉が軒先きに下がっていたら、そこは造り酒屋です。

飛騨地方には標高3,000m級の山々が連なる飛騨山脈、通称北アルプスがあり、そこから流れ出る豊かで清らかな水と寒暖差のはっきりした気候が良質な米を育て、古くより酒造りの文化が受け継がれてきました。

さんまち通りには7軒の造り酒屋があり、最も歴史の古い「平瀬酒造店」は創業1,623年!飛騨を代表する銘酒「久寿玉(くすだま)」で有名な酒屋です。そのほかの酒屋もどこも歴史があり、日本酒好きを唸らせる地酒を製造・販売しています。

お酒が飲める方はぜひ古い町並みで酒めぐりをしていきましょう!お酒好きの方へのお土産選びにもおすすめですよ。ここでは無料試飲から食事までが楽しめる「舩坂酒造店」をご紹介します。

日本酒の魅力をあますところなく味わえる「舩坂酒造店」

上三之町にある舩坂酒造店は、お酒やお土産の販売からレストランまで営業している日本酒をじっくり楽しめる場所。お酒選びならテイスティングカウンターで試飲、利き酒に挑戦したいなら「酒蔵BAR」でじっくり盃を傾けましょう。

せっかくだからお酒と一緒に食事もしたい…そんな方は敷地内にあるレストラン「味の与平」へ。ブランド牛・飛騨牛を使った御膳とともに、舩坂酒造店の代表銘柄「深山菊」など自慢のお酒をいただけます。

敷地内には中庭もあり、試飲やお買い物の途中でちょっとひと息入れるのにもおすすめ。

舩坂酒造店
  • 岐阜県高山市上三之町105
  • 0577-32-0016

・営業時間:[土産処]8:30〜20:00
[味の与平]11:30〜14:30、17:00〜20:00
・定休日:不定休

3.古い町並みだけで高山グルメを一度に堪能!

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高山の名物といえば、飛騨牛、朴葉味噌、高山ラーメン、みたらし団子などなど。それらを食せるお店がこの古い町並みに集結し、この一帯を散策するだけで網羅することができるんです。

気軽にテイクアウトで食べ歩きが楽しめるお店もたくさんありますが、腰を据えてじっくり味わいたい方は「御食事処 坂口屋」へ。

明治40年代創業の老舗「御食事処 坂口屋」で郷土料理を食す!


もともと坂口屋は明治40年代創業の宿屋。外観の風情ある趣きそのままの店内で、飛騨牛をはじめとした郷土料理がいただけます。

グルメはもちろん、古い町並みには工芸品など高山ならではのお土産も多く売られているので、ぜひお買い物も楽しんでくださいね。

御食事処 坂口屋
  • 岐阜県高山市上三之町90
  • 0577-32-0244

・営業時間:10:30〜15:00
・定休日:火曜

お隣の飛騨市にある古い町並みも必見!「瀬戸川と白壁土蔵街」

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高山市のお隣、瀬戸川沿いにある飛騨市古川の白壁土蔵街も、飛騨に残る古い町並みの1つで人気のスポットです。

NHK連続テレビ小説『さくら』の舞台にもなったことでも知られ、約500mも続く白壁土蔵街には、碁盤のような町のつくりや古い町家が現存。緑も多く、四季折々の情緒ある姿が眺められます。

明治37年に周辺を焼き尽くした大火から守ったという「水呼びの亀」の彫り物が本堂の軒下にある円光寺を眺めながら、この白壁土蔵街をのんびり散策するのが、定番のコース。

白壁土蔵や寺の石垣の中で記念写真を撮ったり、1,000匹もの鯉が泳ぐ瀬戸川で餌をあげながら、のんびり景色や雰囲気を楽しむのがおすすめです(※瀬戸川の鯉は、例年11月下旬から4月上旬まで、近くの池に移動)。

ちなみに円光寺の山門は、かつてこの地を治めた金森氏が築城した増島城の城門を移築したものだと伝えられています。円光寺の裏手には、戦前の歌人である若山牧水の歌碑もありますよ。

瀬戸川と白壁土蔵街
  • 岐阜県飛騨市古川町三之町2-20
  • 0577-74-1192(飛騨市観光協会)

高山の古い町並みは冬も魅力的!足を延ばしてアウトドアも満喫しよう

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移ろう歴史の中で古き良き姿を残す高山の古い町並みは、四季によって表情を変えますが、冬は白銀に覆われて絶景を見せてくれます。

荘川(しょうかわ)高原やひるがの高原まで足を延ばせば、大自然の魅力も満喫できるアクティビティが体験できます。

アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、“雪上のボディボード”といわれる「エアーボードの体験ツアー」など、飛騨高山のアクティビティツアーの情報もご紹介しています。

ぜひ高山観光とあわせてチェックしてみてくださいね。

(編集部注*2016年2月29日に公開された記事を再編集したものです)

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。

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