ドライブで行く関東の紅葉スポット17選！温泉やアウトドアも堪能 2023.10.22 関東

秋のお楽しみといえば紅葉狩り！数ある中から、ドライブで行きたい紅葉スポットを厳選して紹介します。せっかく車でお出かけするなら、温泉やアクティビティなども楽しみたいもの。紅葉スポットの周辺情報もあわせてお届けするので、秋のお出かけを大満喫してください。

日本の秋の風物詩ある紅葉狩り。関東には電車で行きやすい都心の公園から、車でないと不便な自然豊かな場所まで、さまざまな紅葉スポットがあります。

今回はドライブで行きたい紅葉スポットをテーマに、関東の名だたるスポットをご紹介します！

せっかく車でお出かけするなら、紅葉狩りもひと工夫してみるのがおすすめ。近くの温泉に入ったり、トレッキングやカヌーなどアクティビティを満喫しながら紅葉を眺めたり。現地の魅力にふれながら紅葉狩りを楽しんでくださいね。

【目次】

1.高尾山｜東京都
2.白丸湖｜東京都
3.奥多摩湖｜東京都
4.養老渓谷｜千葉県
5.亀山湖｜千葉県
6.大山寺｜神奈川県
7.箱根｜神奈川県
8.国営武蔵丘陵森林公園｜埼玉県
9.長瀞渓谷｜埼玉県

10.丸神の滝｜埼玉県
11.茶臼岳｜栃木県
12.日光いろは坂｜栃木県
13.偕楽園｜茨城県
14.袋田の滝｜茨城県
15.榛名湖｜群馬県
16.四万湖・奥四万湖｜群馬県
17.谷川岳｜群馬県

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1.初心者向け登山コースも充実！温泉も入れる「高尾山」｜東京都

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気軽にトレッキングを楽しめる山として親しまれる「高尾山」は、観光スポットとしても人気！

都内とは思えないほどの大自然が広がり、登山ルートはなんと6コースあります。登山初心者や体力に自信のない人でも無理なく歩けるコースもあり、トレッキングをしながら紅葉を楽しむのにぴったりです。

手軽に山頂を目指したい人には、ケーブルカーやリフトを利用するのがおすすめ。山頂から広がる、富士山や丹沢の山々の絶景を眺めてみましょう。

高尾山でおすすめの紅葉スポットは、イロハモミジがまとまって見られるケーブルカー周辺と「薬王院」の境内です。山腹へ向かうケーブルカーやリフトからは、車両の両側に広がる紅葉を眺められますよ。2023年10月28日〜12月3日には「高尾山もみじまつり」も開催されます。

京王線「高尾山口」駅には、日帰り温泉「京王高尾山温泉極楽湯」があり、温泉に入ってから帰れるのも魅力です。

高尾山

東京都八王子市高尾町
042-664-7872（高尾ビジターセンター）

・紅葉の時期：11月中旬〜12月上旬

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2.奥多摩の穴場！エメラルドグリーンの湖面に紅葉が映える「白丸湖」｜東京都

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「白丸湖」は奥多摩湖よりも少し下流にあり、多摩川をダムでせき止めた“川の一部”のような形状をした人造湖。訪れる人もさほど多くなく、年間を通してのんびりとした雰囲気が魅力の湖です。

11月上旬になると湖岸の木々が赤やオレンジ、黄色に染まっていき、エメラルドグリーンの湖面とのコントラストはまさに絶景！湖上ではカヌーやSUP（サップ）などのアクティビティができるなど、アクティブに楽しめる紅葉スポットです。

ほとんどのツアーでは道具や装備のレンタルを行っているので、手ぶらでも気軽に参加できます。湖上からの景観も抜群なので、お好きなアクティビティで秋の白丸湖を満喫しましょう！

白丸湖

東京都西多摩郡奥多摩町白丸300

・紅葉の見頃：11月上旬〜中旬

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3.知っているようで意外と知らない都民のオアシス「奥多摩湖」｜東京都

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近いようで遠い、知っているようで知らない、東京都民のオアシス「奥多摩湖」。正式名称は「小河内貯水池」という奥多摩湖は、その名の通り人造のダム湖であり、東京都の水源の2割ほどを占めている重要なインフラでもあります。

そんな都民にとって大切な奥多摩湖ですが、周辺には観光地らしい見どころがいっぱい。ダムについて学べる「奥多摩水と緑のふれあい館」や温泉、足を延ばせば関東髄一の規模を誇る日原（にっぱら）鍾乳洞などもありますが、紅葉を楽しめる秋は王道の散策からはじめてみてはいかがでしょうか。都内でも紅葉シーズンが早い奥多摩湖では、10月中旬頃から湖畔の木々が色づきはじめます。

奥多摩湖には対岸にかかる浮橋が2ヶ所あり、湖のほぼ中央にかかる浮橋は、別名“ドラム缶橋”と呼ばれ人気のスポットとなっています。浮橋を渡り、紅葉に染まる山々を眺め、湖の周りをゆっくりと散策するだけでもリフレッシュできますよ！

奥多摩湖

東京都西多摩郡奥多摩町原

・紅葉の見頃：10月中旬〜11月中旬

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4.滝と紅葉が織りなす絶景！「養老渓谷」｜千葉県

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房総半島のほぼ中央、大多喜町から市原市へと流れる養老川にある「養老渓谷」。滝が多く、春から夏にかけても人気の散策スポットです。

秋はやはり渓谷を彩る紅葉を眺めながらのハイキングがおすすめ！いくつも滝がある中でも、100mにわたって岩肌を流れ落ちる名瀑「粟又の滝」がハイライトといえるでしょう。

通常は粟又の滝まで行く「滝めぐり遊歩道」をはじめ、いくつか遊歩道があるのですが、台風による土砂崩れなどの被害が復旧しておらず、4つの遊歩道が閉鎖されています。粟又の滝も手前までしか下りられない状況です。

2023年は間近で眺めるのが難しくなってしまいましたが、色づいた落ち葉が川を流れる風情たっぷりの風景を眺めつつ、安全な範囲で散策を楽しんではいかがでしょうか。

養老渓谷は房総きっての温泉郷でもあるので、散策のあとは温泉も満喫していきましょう！

養老渓谷

千葉県夷隅郡大多喜町・市原市
0436-96-0055（養老渓谷観光協会）

・紅葉の見頃：11月下旬〜12月上旬

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5.紅葉クルージングを楽しめる「亀山湖」｜千葉県

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養老渓谷から車で約20分、君津市にある「亀山湖」は千葉県最大のダム湖です。

秋の亀山湖の魅力は、紅葉遊覧クルーズ船（11月中旬〜12月中旬）で紅葉を眺められること！湖面に映る色とりどりの紅葉は息をのむ美しさです。近くにキャンプ場もあり、ボート釣りやハイキングなどアウトドアを目いっぱい楽しみたい人にぴったりのスポット。

紅葉シーズンにあわせて開催される「亀山オータムフェスティバル」では、ダム見学や物産市などさまざまなイベントも開催されます。

亀山湖

千葉県君津市川俣地先
0439-39-2535（亀山観光案内所やすらぎ館）

・紅葉の見頃：11月中旬〜12月上旬

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6.もみじ祭りのライトアップは必見！「大山寺」｜神奈川県

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関東三大不動に数えられる「大山寺（おおやまでら）」。“もみじ寺”と呼ばれるほどの紅葉の名所で、秋にはぜひ訪れたいスポットです。特に本堂へと続く石段の両脇に植えられたモミジが真っ赤に染まった光景は圧巻！「もみじ祭り」期間中は幻想的にライトアップされ、麓の夜景とあわせて楽しめます。

大山寺は標高1,252mの大山の中腹にあるため、大山ケーブルカーを利用すると楽ですが、昼間であれば女坂を歩いて散策を楽しむのもおすすめ。上りは傾斜がきついので、履き慣れたスニーカーを用意するなど足元の装備はしっかりとしていきましょう。

厄除けとして行う「土器投げ（かわらけなげ）」も人気で、土器を投げて崖下にある直径約2.5mの福輪を通すと幸運がもたらされるといいます。ぜひ、家族や友人と試してみてくださいね！

大山寺より上には「阿夫利神社下社」、そして山頂には「阿夫利神社本社」があり、双方からの眺望も抜群です。

大山寺

神奈川県伊勢原市大山724
050-8886-1032

・紅葉の見頃：11月中旬〜下旬

7.絶景と呼ぶにふさわしい紅葉スポットが盛りだくさん「箱根」｜神奈川県

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関東で日帰りドライブの定番スポットである「箱根」。中でも「仙石原（せんごくはら）のすすき草原」では、11月上旬になるとススキの穂が太陽の光を受け、黄金色のじゅうたんのような美しい景色をつくります。

ほかにも箱根には見どころが盛りだくさんですが、自然に囲まれた静かな佇まいの「長安寺」も、紅葉の名所として見逃せません。

「芦ノ湖」の紅葉も美しく、ロープウェイや散策、遊覧船など、さまざまな方法でその眺めを楽しめます。「セグウェイジャパン」が主催する“箱根・芦ノ湖セグウェイツアー”に参加して、色づいた湖畔をぐるりと散策するのもおすすめです。

箱根

神奈川県足柄下郡箱根町
0460-85-5700（箱根町総合観光案内所）

・紅葉の見頃：［仙石原のススキ草原］10月上旬〜11月中旬
［長安寺］11月上旬
［芦ノ湖］11月上旬〜中旬

主催会社：セグウェイジャパン

神奈川県足柄下郡箱根町元箱根144 箱根園コテージ・ウエスト内セグウェイツアー店舗前

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8.ライトアップイベントも開催！広大な園内はセグウェイでも巡れる「国営武蔵丘陵森林公園」｜埼玉県

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広さはなんと東京ドーム65個分！園内を移動するだけで一日終わってしまいそうな「国営武蔵丘陵森林公園」は、その広さを活かした遊具やアクティビティが充実しているダイナミックな公園です。

子供に大人気の約50種類のカラフルな遊具があふれる「むさしキッズドーム」や約1,000平方メートルある日本一大きなエアートランポリンのほかに、最長10kmもあるマラソンコースやサイクリングコース、約4,000平方メートルのドッグランなど、とにかく一つひとつが広い！

広大な園内のあちこちで紅葉を見られますが、ぜひ立ち寄りたいのが「紅黄葉樹園」のイチョウと「カエデ園」！カエデ園には約20種500本のカエデがあり、赤や黄、オレンジ色とさまざまに紅葉するさまを楽しめます。2023年11月11日〜26日にはライアップイベント「紅葉見ナイト」も開催されますよ。

さらに、セグウェイ体験ができる“武蔵丘陵森林公園セグウェイツアー”もあるので、歩いて回るのとは違ったスピード感で園内を散策することができます。ここでは思いっきり体を動かして、日頃の運動不足を解消しちゃいましょう！

国営武蔵丘陵森林公園

埼玉県比企郡滑川町山田1920
0493-57-2111

・開園時間：9:30〜17:00 ※時期によって異なる
・休園日：不定休
・入園料：大人450円、中学生以下無料
・紅葉の見頃：［紅黄葉樹園］11月上旬
［カエデ園］11月下旬

主催会社：セグウェイジャパン

埼玉県比企郡滑川町山田1920 国営武蔵丘陵森林公園・南口

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9.ライン下り、ラフティング、SUP…水上で紅葉狩り！「長瀞渓谷」｜埼玉県

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秩父地方を代表する観光地、長瀞。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で一つ星を獲得した寶登山（ほどさん）神社、趣のある町並み、ご当地グルメを味わえる飲食店など、観光地の優等生らしい魅力がそろっています。

中でもやっぱり外せないのは、国の名勝や天然記念物にも指定された「長瀞渓谷」。自然にできた薄い岩が折り重なる「岩畳」や対岸にある岩壁「秩父赤壁」などの見どころを、秋には紅葉が彩ります。

岩畳の上を歩いて紅葉を楽しむのもいいですが、ライン下りなどのアクティビティで紅葉狩りをするのもまた一興！乗り込んだ全員でパドルを漕ぐラフティングをはじめ、SUPやカヌーなど操作性の高いアクティビティもできるので、観光地巡りだけでは物足りない人はぜひ挑戦してみることをおすすめします。水上から見る紅葉や岩畳も格別ですよ。

長瀞渓谷