2024年版!冬のニセコ観光で行きたいおすすめスポットまとめ 2023.11.25 ニセコ
札幌から南西へ約100km、北海道の道央に位置するニセコは、いわずと知れた人気の観光地。
1,000m級の山々が並び、東の羊蹄山(ようていざん)周辺は「支笏洞爺国立公園」、北のニセコアンヌプリ周辺は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されています。国土交通省による一級河川の水質調査で通算20回も1位に輝いた尻別川も流れる自然豊かな場所です。
極上のパウダースノーが降ることで世界的にも名高く、「ニセコビレッジスキーリゾート」や「ニセコアンヌプリ国際スキー場」といったウインターリゾートは、国内外の観光客でごった返すほどの人気ぶりになっています。
そんな冬のニセコを満喫できるおすすめ観光スポットとアクティビティ、温泉などについて、2024年の最新情報をご紹介!今冬はニセコにお出かけして、冬を満喫しませんか?
【目次】
1.ニセコビレッジスキーリゾート
2.ニセコアンヌプリ国際スキー場
3.ニセコ東急グラン・ヒラフ
4.ニセコHANAZONOリゾート
5.道の駅ニセコビュープラザ
6.有島記念館
7.ICOR NISEKO
8.手打蕎麦 いちむら
9.スープカレー&和dining つばらつばら
10.Loft倶楽部
11.ニセコ蒸留所
12.ニセコ昆布温泉
13.ニセコ五色温泉旅館
14.まっかり温泉
15.ルスツリゾート
16.ふきだし公園
17.パワースポット目指してスノーシュー
18.雪景色を眺めながら清流下り
19.白銀の世界を思いのままに!歩くスキー
<<ニセコで体験できるアウトドアレジャーの一覧を見る>>
1.世界的に有名な巨大リゾートで遊ぶ「ニセコビレッジスキーリゾート」
「ニセコビレッジスキーリゾート」は、標高1,308mの活火山ニセコアンヌプリの裾野に広がるスノーリゾート「ニセコユナイテッド」に位置する4つの広大なスキー場のひとつ。スキー場だけではなく、ゴルフ場や宿泊施設、温泉&スパ、商業施設などを擁する一大リゾートとなっています。
コースは全30コース。ダイナミックで斜面変化の多いコースが特徴で、初級者用コースと中級者~上級者用コースの割合は半々と、幅広い層が遊べるのが大きな魅力です。しかも「ニセコ全山共通リフト券」を利用すれば、隣接する「ニセコアンヌプリ国際スキー場」「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」「ニセコHANAZONOリゾート」でも滑走できるのがポイント!すべてのスキー場を合わせれば80コース以上になり、とても1日では遊びきれないほどの規模です。
日本の伝統的な町屋をコンセプトに作られた建物が軒を連ねる「ニセコ-世」には、カフェ・レストランやショップが並びます。北海道ならではの食事を味わいたいなら「やん衆天」で、カニ料理や道産黒毛和牛のしゃぶしゃぶがおすすめ!食材の味をたっぷり堪能できる上、体もしっかり温まりますよ。
また、遊んだあとの楽しみといえば温泉!エリア内の「ヒルトンニセコビレッジ温泉」は日帰り利用ができるので、ぜひ帰る前に立ち寄ってみてはいかが。源泉かけ流しの露天風呂からはニセコのシンボル、羊蹄山の雄大な姿を眺められますよ。
- 北海道虻田郡ニセコ町東山温泉
- 0136-44-2211
・営業期間:2023年12月1日~2024年4月7日予定
・営業時間:8:30〜19:00 ※時期により異なる
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2.ゆとりあるコース設計でのびのび楽しめる「ニセコアンヌプリ国際スキー場」
昨シーズンで50周年を迎えた「ニセコアンヌプリ国際スキー場」。ファミリーや初心者でも、ニセコならではの極上のパウダースノーを存分に堪能できるスキー場です。コースは初心者向きが3種、中級者向きが6種、上級者向きが4種の全13コース。スキーができない子供でも楽しめる「キッズそりコース」も用意されています。
近隣のスキー場と比べ、なだらかで広大なコースが多いのも大きな特徴のひとつ。ゴンドラからは、山容の美しさから“蝦夷富士”と呼ばれる羊蹄山、日本で3番目に大きいカルデラ湖である洞爺湖など、ニセコの大自然を広く見渡せ、絶景を眺めながらゆったり滑りたい人にはぴったりです。
たっぷり遊んだあとは、ニセコアンヌプリ南麓に湧き出る温泉を満喫できる「いこいの湯宿 いろは」でひと休み。日帰り入浴も可能で、雪に囲まれた露天風呂でのんびりすればあっという間に疲労回復できそう。保湿効果が高いメタケイ酸を多く含む泉質なので、女性にとってうれしいひとときになること間違いなしですね。
- 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ485
- 0136-58-2080
・営業期間:2023年12月2日~2024年5月6日予定
・営業時間:8:30~16:30 ※ナイター営業期間中は19:30まで
3.初心者もエキスパートも大満足!コースが多彩な「ニセコ東急グラン・ヒラフ」
初心者からエキスパートまで楽しめる、バラエティに富んだコースデザインが魅力の「ニセコ東急グラン・ヒラフ」。家族や初心者に適したコースを含め、ナイターで利用できるコースは8コース!日中とは異なる、ロマンチックなひとときを過ごしたい人におすすめのスキー場です。
さらに最大斜度35度、滑走距離1,220mを誇る非圧雪の名物コース「スーパーコース」もナイターで開放!舞い上がったパウダースノーがライトに照らされ、キラキラ光る中での滑走はとても幻想的で、心躍る思い出になること間違いなしです。いつもとは違ったパウダーランを体験したい上級者は、ぜひチャレンジしてみてください。
ニセコ近郊の食材を使った和洋のランチメニューがそろう「レストラン&カフェ タンタ・アン」、カレー、ラーメンなど定番のゲレ飯が人気の「ヒュッテ キングベル」、北海道産ミルクで作られたこだわりのソフトクリームなどを提供する「ニセコ高橋牧場」など、飲食店が充実しているのも魅力です。
- 北海道虻田郡倶知安町ニセコヒラフ1条2-9-1
- 0136-22-0109
・営業期間:2023年12月2日~2024年5月6日予定
・営業時間:8:30~16:30 ※ナイター営業期間中は19:00まで
4.多彩なアクティビティを楽しめる「ニセコHANAZONOリゾート」
羊蹄山を一望できる「羊蹄サンセット」やロングクルーズを楽しめる「シルバードリーム」、最大斜度30度の非圧雪コース「レジェンド・オブ・シンヤ」など、個性的な12コースを擁する「ニセコHANAZONOリゾート」。そのうち9コースが中級者向けという、思い切ったコース設計も大きな特徴です。
また、北海道最大級のテレインパークも見逃せないところ。積雪の増加に併せて随時アイテムが追加されるため、遊びに行くたびに新鮮な気持ちで楽しめます。トリッキーなプレイを求めるスキーヤーやスノーボーダーは、ぜひ何度も足を運んでくださいね。
2023年12月16日からはナイター営業が実施され、初級者向けの「ジューシー・フルーツ」と中級者向けの「コリーズ・フォリー」などを開放。ゴンドラも期間限定でさまざまな色にライトアップされ、真っ白な雪と光に包まれた幻想的な世界をたっぷり堪能できますよ。
- 北海道虻田郡倶知安町字岩尾別328-36
- 0136-23-0103
・営業期間:2023年12月2日~2024年4月7日予定
・営業時間:8:30~16:00 ※ナイター営業期間中は19:00まで
5.ニセコ観光の拠点「道の駅ニセコビュープラザ」
ニセコ観光の合間にぜひ立ち寄りたいのが「道の駅ニセコビュープラザ」です。
ニセコの玄関口ともいえる国道5号と道道岩内洞爺線が交差するポイントに位置する道の駅で、国土交通省の重点「道の駅」(地域活性化の拠点として重点支援を受ける道の駅)にも選定。旅行口コミサイトでは「全国道の駅ランキング」で堂々トップ3に輝いたこともある、人気のスポットです。
情報プラザ棟には観光案内所が設置されていて、ニセコのおすすめの観光スポットをひと通りチェックできるのがうれしいところ。スタッフが地元民のみぞ知るご当地グルメも紹介してくれるので、より充実した観光が楽しめそうです。道路情報などの案内も行っているので、特に降雪の影響が出やすい冬季はここでしっかり情報を集めておきましょう。
また、各種お土産品はもちろん、チーズやソーセージ、お菓子、地酒といった特産品や地元作家の工芸品も販売。さらに、その朝に収穫したばかりの新鮮なニセコ産野菜が並ぶ農産物直売所もあるので、帰りのお土産選びもはかどること間違いなしです。
ニセコエリアの温泉最大3施設でお得に入浴できる「ニセコ湯めぐりパス」も販売しているので、温泉巡りをしたい人はここで購入しておくとよいでしょう。
- 北海道虻田郡ニセコ町字元町77-10
- 0136-43-2051
・営業時間:9:00~18:00 ※施設によって異なる
・定休日:無休
6.名作家の作品と偉業の軌跡にふれる「有島記念館」
小説『カインの末裔』『生れ出づる悩み』をはじめ、文学界にさまざまな名作を残した作家・有島武郎にまつわる作品などを展示している「有島記念館」。書簡や絵画、初版本といった文学的なものだけではなく、ニセコの地で画期的な農場解放を行った業績を称える資料も多数紹介しています。
展示以外にも、美しく整備された庭や羊蹄山をバックに雄大な景色が眺められる展望台など、ニセコの自然を堪能できるスペースがあるのもうれしいところ。ちょっとひと息つきたいときは、オリジナルブレンドコーヒーを飲みながら、有島作品をはじめとした本や雑誌を楽しめるブックカフェがおすすめです。
館内のショップでは、カレンダーやポストカードといった有島記念館オリジナルのグッズを販売。きっとニセコならではのお土産が見つかりますよ。
有島武郎を知らない人でも、『カインの末裔』『生れ出ずる悩み』『親子』などの作品にはニセコが登場するので、読んでから訪れればニセコ観光がもっと楽しくなること間違いなしです!
- 北海道虻田郡ニセコ町字有島57
- 0136-44-3245
・開館時間:9:00~17:00
・休館日:月曜、年末年始
・入館料:大人500円、高校生100円、中学生以下無料
7.ニセコの自然の恵みで心も体もリフレッシュ!「ICOR NISEKO」
美容や健康に関心が高いなら、ニセコ発のビューティーケアブランドであるICOR(イコ)の旗艦店「ICOR NISEKO」を訪れてみてはいかが?JR函館本線「ニセコ」駅から車で約7分、羊蹄山の麓にあります。
ショップでは、羊蹄山の雪どけ湧き水と北海道由来の自然の恵みがつまったICORのスキンケア商品すべてがラインナップ!さらに、ここでしか手に入らないニセコ店限定アイテムも並びます。
また、ニセコならではの食材にこだわったフードやドリンクを楽しめるカフェも併設。ニセコ産の新鮮な野菜をふんだんに使ったベジタブルサンドイッチや地元「二世古酒造」の酒粕を使ったブリュレなど、体が喜びそうなメニューをいただけます。体の内側からきれいになれそうなビューティードリンクも要チェックですよ。
長細い緩やかな弧を描く特徴的な建物をはじめ、敷地内には庭園と菜園をミックスさせたガーデンがあったり、小川のせせらぎを感じられたりと、ここはまるでニセコの四季を堪能できる自然のギャラリーのよう!心も体もリフレッシュしたい人におすすめです。
- 北海道虻田郡ニセコ町羊蹄99-3
- 0136-55-5460
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:水曜、年末年始
8.ビブグルマンに選ばれたそばの名店「手打蕎麦 いちむら」
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豊かな自然と羊蹄山の伏流水が育むニセコの食材は、濃い味わいが評判です。中でも羊蹄山周辺はそばの栽培が盛んで、絶品そばを提供する店舗が点在する人気グルメエリアになっています。
JR函館本線「比羅夫」駅やニセコ東急グラン・ヒラフにも近い「手打蕎麦 いちむら」は、「ミシュランガイド北海道 2012特別版」にてビブグルマン(星は付かないがコストパフォーマンスの高い食事を提供する調査員おすすめのレストラン)を獲得した名店です。
厳選したそばの実を毎日自家製粉し、清冽な天然水で打ったそばの味は格別!そばつゆは、だしがしっかりと利いた甘さ控えめのもの。温かい十割そばは特に香りが濃厚で、コシがあって味わいも深く、冬の外気で冷えた体を温めてくれるでしょう。
テラス席のあるモダンな外観の建物はおしゃれな雰囲気抜群!思わず長居したくなってしまいますよ。
- 北海道虻田郡倶知安町字山田68-4
- 0136-23-0603
・営業時間:11:00~15:00(売り切れ次第終了)
・定休日:無休 ※臨時休業あり
9.地元の食材と和風だしの相性が最高!「スープカレー&和dining つばらつばら」
北海道のご当地グルメといえば、やっぱりスープカレー!ニセコでとびっきりおいしいスープカレーをお探しなら、「手打蕎麦 いちむら」と同じくヒラフエリアにある「スープカレー&和dining つばらつばら」がおすすめです。
骨付きチキンカレーや和風鶏つみれカレーなど、和風だしの利いたスープカレーはどれも絶品!羊蹄山麓で育った野菜や米、そして最高の水がスープカレーの主役になっており、ニセコならではのおいしさに出合えます。
トッピングが豊富なのもうれしいポイント。岩のりや揚げたてえぴせん、ぷりぷりエビなど好きなものをトッピングして、より好みのカレーにできるのも楽しいですね。
ディナータイムには、タラバとズワイ蟹カレー鍋やつばら特製カレー鍋など、ボリューミーなカレー鍋をメニューに追加。日没後はますます気温が下がりますが、温かい鍋料理でおなかを満たせば、体の芯からほっかほかに温まりますよ!
- 北海道虻田郡倶知安町字山田132‐14
- 0136-23-1116
・営業時間:11:30~15:00、18:00~21:00
・定休日:水曜
10.老舗店で究極のジンギスカンを堪能!「Loft倶楽部」
北海道で人気のご当地グルメといえば、ジンギスカンも外せません。ニセコにもたくさんの名店がありますが、中でもおすすめなのが1989年創業の老舗店「Loft倶楽部」です。
人気ナンバーワンの特製ラムジンギスカンは、新鮮なラム肉が大きな特徴。臭みを一切感じないので、ジンギスカンはちょっと苦手…という人でもペロッと食べられそうです。
脂身がおいしい牛リブロースや赤身と脂身がほど良くミックスされた特上カルビ、レアな一品のエゾ鹿肉などもあり、肉好のおなかも心も満たしてくれること間違いなし!
おつまみにもなるサイドメニューやワインも充実しているので、ニセコの夜をおいしいお酒と料理でゆったり過ごしたいときにもおすすめです。
- 北海道虻田郡ニセコ町字曽我397-5
- 0136-44-2883
・営業時間:17:00~22:00
・定休日:不定休
※冬季営業は12月上旬からスタート予定
11.お酒好きにおすすめ!大人の観光スポット「ニセコ蒸留所」
お酒好きにはたまらない、大人の観光スポットとして今注目を集めているのがこちら!ニセコアンヌプリ国際スキー場の山麓エリアに、2021年にオープンした「ニセコ蒸溜所」です。
ニセコアンヌプリの良質な伏流水と大麦麦芽などを原料にしたモルトウイスキーと、北海道産のヤチヤナギやニホンハッカを含む13種類のボタニカルを使ったクラフトジンを製造。最低でも3年の熟成期間が必要となるウイスキーの販売予定は、2024年なのだそう。
ニセコ産のウイスキーを飲める日を待ち遠しく思いつつも、こちらを訪れたら参加したいのが、約60分の蒸溜所見学ツアー(要事前予約)!現場をめぐりながらスタッフからウイスキー・ジンの解説を聞いたり、貯蔵庫を見学したり。バーカウンターでの有料試飲もできちゃいます。
大きなポットスチルが目を引く建物内には、地元産のカラマツが多く使われ、木の温もりあふれる落ち着ける空間に。併設されているバーとショップは、予約なしで気軽に利用できるから、雪遊びのあちにふらりと立ち寄るのもOK!オリジナルジンを使ったカクテルをぜひご賞味あれ。
- 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ478-15
- 0136-55-7477
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:無休 ※年末年始は要問い合わせ、悪天候による臨時休業あり
・入場料:無料 ※事前予約制の見学ツアーは1,000円(3歳未満は無料)
12.雪遊びの後に美人の湯でしっとり!「ニセコ昆布温泉」
ニセコと蘭越(らんこし)にまたがる「ニセコ昆布温泉」は、ニセコ温泉郷のひとつ。国民保養温泉地にも指定されており、炭酸水素塩泉や塩化物泉のお湯が楽しめます。ちなみに、一風変わった温泉地名は、その昔アイヌの人たちが道標の代わりに昆布を木に巻きつけていたことが由来だそう。
温泉郷の中でも日帰り利用ができておすすめなのが、ニセコアンヌプリ国際スキー場から車で5分ほどの場所にある「ホテル甘露の森」。近くを流れるニセコアンベツ川支流の河川敷に湧く源泉を引湯した温泉で、ほぼ無色透明、ほのかに硫黄の香り漂う心地良いお湯が特徴です。
温泉成分にはメタケイ酸を豊富に含み、肌のコラーゲン生成を助け、みずみずしくしてくれる効果が期待できるのだとか!女性にとってはうれしい“美人の湯”を堪能しましょう。
四季折々の美しい自然の風景を眺めながら「森の天空露天風呂」に入れば、森の中にふわりと浮かんでいるような気分に!自然との一体感に、身も心も癒やされそうですね。ニセコ温泉エリアの3つ施設でお得に入湯できる「ニセコ湯めぐりパス」も利用できます。
- 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ415
- 0136-58-3800
[日帰り入浴]
・営業時間:11:00~21:00(土日祝・連休は17:00まで)
・料金:大人1,000円(※2023年12月1日より1,500円)、小学生300円
13.雄大な景色を望める露天風呂が気持ち良い「ニセコ五色温泉旅館」
ニセコ昆布温泉と同じく、ニセコ温泉郷でぜひ訪れたいのが、ニセコアンヌプリとイワオヌプリの狭間に位置する標高約500mの秘湯「ニセコ五色温泉」です。その日の天候によって湯の色が5色に変化するといわれる温泉で、「ニセコ五色温泉旅館」では日帰り入浴も楽しめます。
浴室は大浴場とからまつの湯の2つ。からまつの湯は開放感あふれる露天風呂となっており、目の前にそびえ立つニセコアンヌプリやイワオヌプリを眺めながらの入浴は格別な心地良さです。硫黄を含んだ湯は湯冷めしにくく、温泉を出たあともほっかほか!スキーやスノーボードで冷え切った体を温めるにも最適です。
ニセコ五色温泉旅館も「ニセコ湯めぐりパス」の対象施設に入っているので、ぜひ活用してくださいね。
- 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ510
- 0136-58-2707
[日帰り入浴]
・営業時間(冬季):10:00~20:00
・定休日:無休
・入浴料:大人800円、5歳~小学生500円
14.羊蹄山を望む絶景に感動!「まっかり温泉」
ニセコの東に接する真狩にある「まっかり温泉」は、素朴なログハウス風の佇まいが特徴的な村営の日帰り入浴施設。
露天風呂からの眺望が人気で、晴天時には遮るものが何もない羊蹄山の雄大な景色を堪能できます。冬に冠雪した姿は「美しい!」のひとことです。
お湯は循環なしの源泉かけ流し。ジェットバス付きのこじんまりした大浴場に水風呂、サウナ、45畳大広間の無料休憩室も完備しています。観光客より地元の利用客が目立ち、オンシーズンである冬も比較的空いている穴場。ただし、露天風呂は大人3人ほどでいっぱいになる規模なので注意が必要です。
また、まっかり温泉も「ニセコ湯めぐりパス」を利用できるのがうれしいところ。隣接する「ユリ園コテージ」は宿泊が可能なので、連泊してウインタースポーツと温泉を楽しみたいときの拠点としてもおすすめです。
- 北海道虻田郡真狩村字緑岡174-3
- 0136-45-2717
・営業時間:11:00~21:00(4~9月は10:00~)
・定休日:月曜(祝日の場合はその翌日)
・入浴料:大人600円、小学生まで250円
15.北海道最大級のリゾートでウインタースポーツを満喫!「ルスツリゾート」
羊蹄山の南東に位置し、風に運ばれてくるドライパウダーがたっぷり降り注ぐ「ルスツリゾート」。冬季の晴天率が高く、さまざまなウインタースポーツを最高の状況で楽しめるスキー場として人気を集めています。
初級者~上級者用まで、難易度がバランス良く配されたコースは全部で37コース。上級者向けの非圧雪コースが11コースも用意されているので、歯ごたえあるテクニカルなパウダーランを求める人は全コース制覇する気持ちでチャレンジしてもらいたいところ。
ソリやチュービング、雪上ランニングバイクが用意された「キッズパーク」は、まだスキーができない子供でも思いっきり雪遊びを楽しめるファミリー向けのエリア。子供でもツリーランに挑戦できるコースもあるので、親子でちょっとした冒険気分を味わってみては?
ウインターシーズン中は、ホテルの壁面50m×13mの巨大なガラスへ投影するプロジェクションマッピングも実施!光と音、そして白銀の世界が織りなす美しいアートの世界は、忘れられない思い出になりそうです。
- 北海道虻田郡留寿都村字泉川13
- 0136-46-3111
・営業期間:2023年11月25日~2024年3月31日予定
・営業時間:9:00~17:00 ※ナイター営業期間中は20:00まで
16.名水百選に選定されたおいしい湧水を堪能!「ふきだし公園」
大自然の恵みを直に感じたいときにおすすめのスポットが、“名水の郷”として多くの人に親しまれている「ふきだし公園」です。羊蹄山でろ過された雨や雪が、ミネラルを含んだ名水として湧き出しており、「羊蹄のふきだし湧水」として1985年に旧環境庁より名水百選に選定されました。
水温は年間を通して約6.5℃を保ち、湧出量は1日約8万トン。園内の取水口から自由に水を汲んでOKなので、ぜひ観光の思い出に持って帰りたいところ。湧水は軟水に分類され、コーヒーやお茶に最適ですよ!
また、園内には道の駅「名水の郷きょうごく」があり、レストランでは名水を使ったラーメンやそば、うどんを提供しています。地元の名産品がそろった売店や全国的に珍しい蝦夷(えみし)ひぐまや蝦夷しかの加工品を販売するジビエコーナーもあるので、気の利いたお土産を探しに立ち寄ってみるのもいいかも!
旅の疲れを癒やしたいときは、道の駅のすぐ近くにたたずむ日帰り温泉「京極温泉」がおすすめ。雄大な羊蹄山を眺めながら露天風呂に浸かれば、あまりの気持ち良さにみるみる疲労回復すること間違いなしです。
- 北海道虻田郡京極町字川西
- 0136-42-2341
[道の駅名水の郷きょうごく]
・営業時間:9:00〜17:00
17.パワースポット目指して雪原を散策!「スノーシュー」
冬のニセコ観光でとびっきりの体験をしたいなら、「H2Oアドベンチャー」が主催する“ニセコ羊蹄山パワースポットスノーシューツアー”がおすすめ!
ニセコならではの極上のパウダースノーが積もった森の中をスノーシューを履いて歩き、羊蹄山の麓にある半月湖を目指します。羊蹄山の噴火によって形成されたカルデラ湖で、パワースポットとしても有名なだけに、元気をもらえそうですね。
半日ツアーながらもお楽しみが盛りだくさん!倒木の橋を渡ったり、雪の滑り台で遊んだり、動物の足跡を追いかけながら進んでいきます。途中、雪のイスでひと休み。ガイドが用意してくれたホットドリンクとおやつで、至福のティータイムも待ち受けていますよ。
1ツアー1グループ限定のプライベートツアーだから、自分のペースで楽しめるのがうれしいポイント!小学4年生から参加OKなので、家族でニセコの白銀の世界を満喫するのにもぴったりです。
- 北海道虻田郡ニセコ町 ※ニセコエリアの宿泊施設へ送迎
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18.ニセコの冬景色を眺めながら川下り!「清流下り」
川下りというと夏のアクティビティという印象が強いですが、ニセコでは冬でも川下りが楽しめるんです!
「北海道ライオンアドベンチャー」が主催する“雪景色ニセコ清流下りツアー”では、雪に覆われた清流・尻別川をゴム製のラフトボートで下っていきます。
急流を下るラフティングとは異なり、流れの緩やかなポイントをゆっくり進むため、小さな子供も安心して参加できるのがポイント。3歳から楽しめるので、家族みんなで参加してはいかがでしょう。
雪が高く降り積もった川岸や岩、小さな流氷のような砕氷、きらきらと輝く水面…ボートから眺める光景には新鮮な感動がいっぱい!運が良ければ渡り鳥の群れや野生動物との出会いも待っていますよ。
ツアーの所要時間は1時間半ほど。観光の合間のちょっとした時間に、のんびりと冬景色を満喫するにはぴったりですね。
- 北海道虻田郡ニセコ町字中央通60-4 ニセコベース
19.白銀の世界を思いのままに散策!「歩くスキー(スノーランブラー)」
少人数でひと味違う自然体験をしたい人におすすめなのが、「Forestrek(フォレストレック)」が主催する“ニセコ歩くスキー(スノーランブラー)”です。
1ツアー3名までのプライベートツアーで、スノーシューより機動性に優れたスノーランブラーを装着して冬の森を散策。好きなだけ写真を撮影したり自然をじっくり観察したり、自分たちのペースで自然を満喫できる自由度の高さが人気となっています。
フィールドは開拓されたスキー場周辺ではなく、ニセコの手つかずの大自然が広がるエリア。知識豊富なガイドが一緒なので、普通は気づかないようなニセコの魅力をたくさん発見できますよ。
小学5年生から参加可能な上、体力に合わせてコース調整もしてくれるので家族の思い出づくりにもぴったり!大人も子供も満足できる内容で、リピート率は50%を超えるほど好評です。
- 北海道虻田郡ニセコ町元町77-10 道の駅「ニセコビュープラザ」
冬のニセコを観光しよう!
グリーンシーズンも大人気のニセコですが、ウインターシーズンならではの魅力もいっぱい!
ついつい寒さで家にこもりがちな季節ですが、今年はニセコにお出かけてしてみてはいかがでしょう。きっと、感動的な風景や体験にたくさん出合えるはずですよ。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、北海道で気軽に体験できる雪遊びやアウトドアツアーを紹介しています。こちらもぜひチェックしてくださいね!
(編集部注*2021年1月31日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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