
2023年版!冬のニセコ観光で行きたいおすすめスポットまとめ 2023.01.09 ニセコ
北海道の道央西部に位置するニセコは、いわずと知れた人気の観光地。
1,000m級の山々が並び、東の羊蹄山(ようていざん)周辺は「支笏洞爺国立公園」、北のニセコアンヌプリ周辺は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されています。国土交通省による一級河川の水質調査で9年連続1位に輝いた尻別川も流れる自然豊かな土地柄です。
極上のパウダースノーが降ることで世界的にも名高く「ニセコビレッジスキーリゾート」や「ニセコアンヌプリ国際スキー場」といったウインターリゾートは、国内外の観光客でごった返すほどの人気ぶりになっています。
そんな冬季のニセコを満喫できるおすすめスポットとアクティビティについて、2023年の最新情報をご紹介!今シーズンはニセコにお出かけして最高の思い出づくりをしてみませんか?
【目次】
1.世界的に有名な巨大リゾートで遊ぶ「ニセコビレッジスキーリゾート」
2.家族や仲間と訪れたい「ニセコアンヌプリ国際スキー場」
3.初心者もエキスパートも大満足!22のコースがある「ニセコ東急グラン・ヒラフ」
4.多彩なアクティビティが楽しめる「ニセコHANAZONOリゾート」
5.スキーも遊園地も楽しみたい人におすすめ「ルスツリゾート」
6.名水百選選定のおいしい湧水を堪能「ふきだし公園」
7.雄大な景色が望める露天風呂が気持ちいい「ニセコ五色温泉旅館」
8.羊蹄山を望む絶景に感動!「まっかり温泉」
9.ニセコ観点の拠点「道の駅 ニセコビュープラザ」
10.名作家の作品と偉業の軌跡にふれる「有島記念館」
11.フレッシュな牛乳を堪能するなら!「ニセコ 高橋牧場」
12.ビブグルマンに選ばれたそばの名店「手打蕎麦 いちむら」
13.やっぱりスープカレーが食べたい!「ニセコスープカレーつばらつばら」
14.男爵いもと甘みと味噌のコクが最高!「ニセコラーメンポテラ」
15.究極のジンギスカンを堪能!「ニセコロフト倶楽部(ジンギスカン)」
16.ニセコの雪原を散策しよう「ニセコスノーシューツアー」
17.ニセコの冬景色を眺めながら川下り!「ニセコ清流下り」
18.白銀の世界を思いのままに散策!「ニセコ 歩くスキー(スノーランブラー)」
19.羊蹄山の麓の雪原を駆け抜けて気分爽快!「ニセコ スノーモービル」
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1.世界的に有名な巨大リゾートで遊ぶ「ニセコビレッジスキーリゾート」
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「ニセコビレッジスキーリゾート」は、ニセコアンヌプリの裾野に広がるスノーリゾート「ニセコユナイテッド」に位置する4つの広大なスキー場の1つ。スキー場だけではなく、ゴルフ場や宿泊施設、温泉&スパ、商業施設などを擁する一大リゾートとなっています。
コースは全30コース。ダイナミックで斜面変化の多いコースが特徴で、初級者用コースと中級者~上級者用コースの割合は半々と幅広い層が遊べるのが大きな魅力です。しかも「ニセコ全山共通リフト券」を利用すれば、隣接する「ニセコアンヌプリ国際スキー場」「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」「ニセコHANAZONOリゾート」でも滑走できるのがポイント!すべてのスキー場を合わせれば80コース以上になるので、とても1日では遊びきれないほどの楽しさです。
日本の伝統的な町屋をコンセプトに作られた建物が軒を連ねる「ショッピング&ダイニングエリア」には、4つのカフェ・レストランと3つのショップが並びます。北海道ならではの食事を味わいたいなら「やん衆天」で、カニ料理や道産黒毛和牛のしゃぶしゃぶがおすすめ!食材の味をたっぷり堪能できる上、体もしっかり温まりますよ。
また、遊んだ後の楽しみといえば温泉は欠かせません!エリア内の「ヒルトンニセコビレッジ温泉」は日帰り利用ができるので、ぜひ帰る前に立ち寄ってみてはいかがでしょう。源泉掛け流しの露天風呂からはニセコのシンボル、羊蹄山の雄大な姿を眺められますよ。
- 北海道虻田郡ニセコ町東山温泉
- 0136-44-2211(ヒルトンニセコビレッジ)
・営業期間:2022年12月3日~2023年4月9日予定
・営業時間:【12月17日~3月19日】8:30~19:00(ナイター営業期間)【3月20日~4月2日】8:30~16:30【4月3日~4月9日】9:00~16:00
2.ゆとりあるコース設計でのびのび楽しめる「ニセコアンヌプリ国際スキー場」
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今シーズンで50周年を迎えた「ニセコアンヌプリ国際スキー場」ば、ファミリーや初心者でもニセコならではの極上のパウダースノーを存分に堪能できるスキー場です。コースは初心者向きが3種、中級者向きが6種、上級者向きが4種の全13コース。ほかにもスキーができない子供でも楽しめる「キッズそりコース」も用意されています。
ほかのスキー場よりも、なだらかで広大なコースが多いのも大きな特徴の1つ。ゴンドラからは“蝦夷富士”と呼ばれる羊蹄山や洞爺湖などニセコの大自然を広く見渡せ、絶景を眺めながらゆったり滑りたい人にはぴったりです。
たっぷり遊んだ後は、ニセコアンヌプリ南麓に湧き出る温泉を満喫できる「いこいの湯宿 いろは」でひと休み。日帰り入浴も可能で、雪に囲まれた露天風呂でのんびりすればあっという間に疲労回復しちゃいそう。また、美肌効果に優れた泉質なので、女性にとってもうれしいひとときになること間違いなしですね。
- 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ485
- 0136-58-2080
・営業期間:2022年12月3日~2023年5月7日予定
・営業時間:8:30~16:30 ※ナイター営業期間中は19:30まで
3.初心者もエキスパートも大満足!22のコースがある「ニセコ東急グラン・ヒラフ」
初心者からエキスパートまで楽しめる、バラエティに富んだコースデザインが魅力の「ニセコ東急グラン・ヒラフ」。2022年12月17日〜2023年3月19日の間は、19:00まで滑走できるナイター営業も実施されます。家族や初心者に適したコースを含め、ナイターで利用できるコースは8コース!日中とは異なる、ロマンチックなひとときを過ごしたい人におすすめのスキー場です。
さらに最大斜度35度、滑走距離1,220mを誇る非圧雪の名物コース「スーパーコース」もナイターで開放!舞い上がったパウダースノーがライトに照らされ、キラキラ光る中での滑走はとても幻想的で、心躍る思い出になること間違いなしです。いつもとは違ったパウダーランを体験したい上級者は、ぜひチャレンジしてみてください。
また、ニセコ近郊の食材を使った和洋のランチメニューがそろう「レストラン スラローム」やカレー、ラーメンなど定番のゲレ飯が人気の「ヒュッテ キングベル」、北海道産ミルクで作られたこだわりのアイスクリームを提供する「北からの贈り物」など、ニセコ東急グラン・ヒラフはカフェやレストランが充実しているのも魅力的なところ。北海道の名産がそろうショップが5店もあるので、お土産選びも捗りそうです!
温浴施設は「ホテルニセコアルペン」の温泉が日帰り利用可能。ただし繁忙期の特定日は宿泊客のみとなってしまうので、事前に確認するのを忘れずに。
- 北海道虻田郡倶知安町ニセコヒラフ1条2丁目9番1号
- 0136-22-0109
・営業期間:2022年12月3日~2023年5月7日予定
・営業時間:8:30~16:30 ※ナイター営業期間中は19:00まで
4.多彩なアクティビティが楽しめる「ニセコHANAZONOリゾート」
羊蹄山を一望できる「羊蹄サンセット」やロングクルーズを楽しめる「シルバードリーム」、最大斜度30度の非圧雪コース「レジェンド・オブ・シンヤ」など、個性的な12コースを擁する「ニセコHANAZONOリゾート」。そのうち9コースが中級者向けという、思い切ったコース設計も大きな特徴となっています。
また、北海道最大級のテレインパークも見逃せないところ。積雪の増加に併せて随時アイテムが追加されるため、遊びに行くたびに新鮮な気持ちで楽しめます。トリッキーなプレイを求めるスキーヤーやスノーボーダーは、ぜひ何度も足を運んでくださいね。
2023年3月19日まではナイター営業が実施され、初級者向けの「ジューシー・フルーツ」と中級者向けの「コリーズ・フォリー」の2つのコースを19:00まで開放。ゴンドラも期間限定でさまざまな色にライトアップされ、真っ白な雪と光に包まれた幻想的な世界をたっぷり堪能できますよ。
- 北海道虻田郡倶知安町字岩尾別328-36
- 0136-23-0103(インフォメーションカウンター)
・営業期間:2022年12月5日~2023年4月9日予定
・営業時間:8:30~16:00 ※ナイター営業期間中は19:00まで
5.北海道最大級のリゾート「ルスツリゾート」でウインタースポーツを満喫!
PIXTA
羊蹄山の南東に位置し、風に運ばれてくるドライパウダーがたっぷり降り注ぐ「ルスツリゾート」。冬季の晴天率が高く、さまざまなウインタースポーツを最高の状況で楽しめるスキー場として人気を集めています。
初級者~上級者用まで、難易度がバランス良く配されたコースは全部で37コース。上級者向けの非圧雪コースが11コースも用意されているので、歯ごたえあるテクニカルなパウダーランを求める人は全コース制覇する気持ちでチャレンジしてもらいたいところ。
また、2023年3月31日まで実施されるナイター営業は、全5コースが20:00まで滑走可能に。初級者向けのコースや上級者向けの非圧雪コースも含まれており、日没後も幅広い層が楽しめるようになっています。
そりやチュービング、雪上ランニングバイクが用意された「キッズパーク」は、まだスキーができない子供でも思いっきり雪遊びを楽しめるファミリー向けのエリア。ひとりで滑れる子供がツリーランに挑戦できるコースもあるので、親子でちょっとした冒険気分を味わってみては?
2023年4月1日までは、ホテルの壁面50m×13mの巨大なガラスへ投影するプロジェクションマッピングも実施!光と音、そして白銀の世界が織りなす美しいアートの世界は、忘れられない思い出になりそうです。
- 北海道虻田郡留寿都村字泉川13
- 0136-46-3111 (総合予約センター)
・営業期間:2022年12月2日~2023年4月2日予定
・営業時間:9:00~17:00 ※ナイター営業期間中は20:00まで
6.名水百選に選定されたおいしい湧水を堪能「ふきだし公園」
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大自然の恵みを直に感じたいときにおすすめのスポットが、「名水の郷」として多くの人に親しまれている「ふきだし公園」です。羊蹄山で濾過された雨や雪が、ミネラルを含んだ名水として湧き出しており、「羊蹄のふきだし湧水」として1985年に旧環境庁より名水百選に選定されました。
水温は年間を通して約6.5℃を保ち、湧出量は1日約8万トン。園内の取水口から自由に水を汲んでOKなので、ぜひ観光の思い出に持って帰りたいところ。湧水は軟水に分類され、コーヒーやお茶に最適ですよ!
また、園内には道の駅「名水の郷きょうごく」を擁しており、レストランでは名水を使ったラーメンや蕎麦、うどんを提供しています。地元の名産品がそろった売店や全国的にめずらしい蝦夷(えみし)ひぐまや蝦夷しかの加工品を販売するジビエコーナーもあるので、気の利いたお土産を探しに立ち寄ってみるのもいいかも!
旅疲れを癒やしたいときは、道の駅のすぐ近くにたたずむ日帰り温泉「京極温泉」がおすすめ。雄大な羊蹄山を眺めながら露天風呂に浸かれば、あまりの気持ち良さにみるみる疲労回復すること間違いなしです。
- 北海道虻田郡京極町字川西
- 0136-42-2111(京極町役場企画振興課)
・京極温泉 営業時間:10:00~21:00(最終受付20:30)
・京極温泉 休館日:月1回 特定日 ※詳細は公式サイトでご確認ください
・京極温泉 入浴料:大人(中学生以上)600円、小人(小学生)300円※幼児無料
7.雄大な景色が望める露天風呂が気持ちいい「ニセコ五色温泉旅館」
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ニセコ連峰山麓の倶知安町、ニセコ町、蘭越町を中心とした一帯は、数多くの温泉が点在することから「ニセコ温泉郷」と呼ばれる人気のエリア。恵まれた自然環境と優れた泉質から1958年には「国民温泉保養地」に指定され、年間を通して今もなお多くの観光客でにぎわっています。
そんなニセコ温泉郷の中でも、ぜひ一度訪れていただきたいのが、ニセコアンヌプリとイワオヌプリの狭間に位置する標高約500mの秘湯「ニセコ五色温泉」です。 その日の天候によって湯の色が5色に変化するといわれる温泉で、「ニセコ五色温泉旅館」では日帰り入浴も楽しめます。
浴室は大浴場とからまつの湯の2つ。からまつの湯は開放感あふれる露天風呂となっており、目の前にそびえ立つニセコアンヌプリやイワオヌプリを眺めながらの入浴は格別な心地良さが味わえます。硫黄を含んだ湯は湯冷めしにくく、温泉を出た後もほっかほか!スキーやスノーボードで冷え切った体を温めるにも最適です。
ちなみにニセコで温泉巡りをするならば、複数の温泉施設をお得に利用できる「ニセコ湯めぐりパス」がおすすめ。ニセコ五色温泉旅館も対象施設に入っているので、ぜひとも活用してください。
- 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ510
- 【ニセコ五色温泉旅館】0136-58-2707
・営業時間:10:00~19:00(冬季)
・休館日:無休
・日帰り入浴料:大人(中学生以上)800円、小人(5歳~小学生)500円
8.羊蹄山を望む絶景に感動!「まっかり温泉」
素朴なログハウス風のたたずまいが特徴的な「まっかり温泉」は、露天風呂からの眺望が人気の日帰り温泉。晴天時には遮るものが1つもない、羊蹄山の雄大な景色を堪能できます。富士山に似た美しいシルエットの羊蹄山は「蝦夷富士(えぞふじ)」とも呼ばれ、冠雪した姿は「美しい!」のひとことです。
お湯は循環なしの源泉掛け流し。ジェットバス付きのこじんまりした大浴場に水風呂、サウナ、45畳大広間の無料休憩室も完備しています。観光客より地元の利用客が目立ち、オンシーズンの冬期も比較的空いている穴場。ただし、露天風呂は大人3人程度でいっぱいになる規模なので注意が必要です。
また、まっかり温泉も「ニセコ湯めぐりパス」の対象施設でお得に利用できるのがうれしいところ。隣接する「ユリ園コテージ」は宿泊が可能なので、連泊してウインタースポーツと温泉を楽しみたいときの拠点としてもおすすめです。
- 北海道虻田郡真狩村字緑岡174-3
- 0136-45-2717
・営業時間:11:00~21:00(最終受付20:30)※4月~9月は10:00~21:00
・定休日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)
・日帰り入浴料:大人(中学生以上)600円、小人(4才から小学生まで)250円
9.ニセコ観光の拠点「道の駅 ニセコビュープラザ」
PIXTA
ニセコ観光の行き帰りにぜひ立ち寄っていただきたいのが「道の駅 ニセコビュープラザ」です。ニセコの玄関口ともいえる国道5号線と道道岩内洞爺線が交差するポイントに位置する道の駅で、国土交通省の重点「道の駅」(地域活性化の拠点として重点支援を受ける道の駅)にも選定。旅行口コミサイトでは「全国道の駅ランキング」で堂々トップ3に輝いたこともある、人気のスポットとなっています。
情報プラザ棟には観光案内所が設置されていて、ニセコのおすすめの観光スポットをひと通りチェックできるのがうれしいところ。スタッフが地元民のみぞ知るご当地グルメも紹介してくれるので、より充実した観光が楽しめそうです。道路情報などの案内も行っているので、特に降雪の影響が出やすい冬季はここでしっかり情報を集めておきましょう。
また、各種お土産品はもちろん、チーズやソーセージ、お菓子、地酒といった特産品や地元作家の工芸品も販売。さらに、その朝に収穫したばかりの新鮮なニセコ産野菜が並ぶ農産物直売所もあるので、帰りのお土産選びも捗ること間違いなしです。「ニセコ湯めぐりパス」も販売しているので、温泉巡り目的の人はここで購入しておくといいでしょう。
- 北海道虻田郡ニセコ町字元町77-10
- 0136-43-2051
・営業時間:【情報プラザ棟】9:00~18:00 ※そのほか施設によって異なる
・休業日:無休
10.名作家の作品と偉業の軌跡にふれる「有島記念館」
PIXTA
『カインの末裔』や『生れ出づる悩み』をはじめ、文学界にさまざまな名作を残した作家・有島武郎にまつわる作品などを展示している「有島記念館」。書簡や絵画、初版本といった文学的なものだけではなく、ニセコの地で画期的な農場解放を行った業績を称える資料も多数紹介しています。
展示以外にも、美しく整備された庭や羊蹄山をバックに雄大な景色が眺められる展望台など、ニセコの自然を堪能できるスペースがあるのもうれしいところ。ちょっとひと息つきたいときは、オリジナルブレンドコーヒーを飲みながら、有島作品をはじめとした本や雑誌を楽しめるブックカフェがおすすめです。
また館内のショップでは、カレンダーやポストカードといった有島記念館オリジナルのグッズを販売。きっとニセコならではのお土産が見つかりますよ。
有島武郎を知らない人でも、『カインの末裔』や『生れ出ずる悩み』、『親子』などの作品中にはニセコが登場するので、読んでから訪れればニセコ観光がもっと楽しくなること間違いなしです!
- 北海道虻田郡ニセコ町字有島57
- 0136-44-3245
・開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)※4月~9月は10:00~21:00
・休館日:毎週月曜日及び年末年始
・日帰り入浴料:大人500円、高校生100円、中学生以下無料
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