ダイビング・スキューバダイビングの事故を防ぐのに必要なたった3つのこと 2019.12.09 スキューバダイビング

スキューバダイビングの事故のほとんどは、ダイバーの過失から起こっています。事故を未然に防ぐために必要なのは、たった3つの簡単な要素だけ！こちらではその3つの事故防止策について解説します。

水難事故は、スキューバダイビングに興味がある人なら、誰でも気になる点でしょう。

スキューバダイビングは、ルールを守って行えば安全なアクティビティ。その事故のほとんどはダイバーの過失から起こっています。

そこで今回は、スキューバダイビングの事故を防ぐのに必要な3つの要素をお届けします。

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1．一番大事なのは無理をしないこと

事故回避のために1番大事なことは、「無理をしない」ことです。

スキューバダイビングは、雨の日でもあまり天候に左右されず体験できますが、気をつけたいのが風や波の高さやうねり具合。「天気が悪くて怖い」など海に入る気分じゃないと思ったら、無理せずキャンセルするのがおすすめです。

ユニークな器材や専門用語が多いスポーツなので、少しでも疑問や不明瞭な点があったらインストラクターに確認し、納得した上で潜りましょう。また、身につけている器材に疑問を感じたら、必要があれば交換も可能！潜り始める前にできる限り、不安を取り除くことが事故回避につながります。

当たり前ですが、スキューバダイビング前の飲み過ぎ、睡眠不足は要注意です！疲れている状態では思考力の低下、脱水症状、酸欠状態などが起こりがち。スキューバダイビングの前は、しっかりと休息をとるのが基本です。

photo by そとあそび

冒頭でも書きましたが、スキューバダイビングはルールを守って行えば安全なアクティビティです。そのルールを軽視もしくは無視した結果、事故につながっているケースが多々あります。

最も重要なルールは、「呼吸をし続ける（息を止めない）」こと。水圧の関係で、息を止めたまま海の深いところから浅いところに戻ってくると、肺が破裂する危険性があるのです。

次に、ダイビング中は「ゆっくりのんびり動く」こと。先ほどと同じように、海の深いところから戻る時は、毎分18m以下というゆっくりな速度が定められています。これは「減圧症」という、水圧と窒素の関係で起こり得るリスクを避けるためです。

最後に、「空気のタンクが一定量まで減ったらダイビングを終了する」こと。このルールを軽視すると、大変危険が事態になる可能性も！実際、空気残量が0近くになるまで水の中に居続けた結果、水面に戻って来られずに溺れ死んでしまったケースが起こっています。

最後は、「むやみやたらに海の中のものや生き物をさわらない」ことです。

海の生き物に噛まれた、刺されたなどの事故がありますが、それはほとんど人間の不注意から起こっています。うっかりつかんだ岩に、カメレオンのように保護色になっている魚がいたり、手をついた砂地の下に毒を持った魚が隠れていたり…。

海の生き物たちが攻撃してくるのは、彼らのテリトリーを犯している人間に対しての防御反応です。海の中のマナーを守り、「海の中の世界を見せてもらっている」ということを忘れないようにしましょう。

「無理をしない」「ルールを守る」「生き物に敬意を払う」この3点を押さえておけば、スキューバダイビングの事故が起こる確率は低くなります。

ユネスコ世界ジオパークに認定されている“城ヶ崎海岸”は暖流のため、さまざまな種類の魚を見ることができます。珊瑚や色とりどりの熱帯魚も豊富！1年中ツアーを開催しているので、季節ごとに変わる海の景色を楽しむこともできます。

そんな城ヶ崎海岸では、「P-FISH（ピーフィッシュ）」主催の“体験ダイビング”を開催しています。

20年にわたり、安全に体験できるツアーのみを催行。ツアーは、1人のインストラクターに参加者最大2人までの少人数制。近くでしっかりとケアしながら、もしもの事故のために陸上にもIOP（伊豆海洋公園）スタッフが待機しているのでいざという時も安心です。

しかも、水深が浅い場所から徐々に深い場所へ移動できるビーチエントリー！初心者でも体験しやすいツアーになっています。

主催会社：P-FISH（ピーフィッシュ）

いかがでしたでしょうか？体験ダイビングを楽しむためには、基本的な3つの要素を守るだけ！インストラクターの指示に従って、素敵なダイビング体験にしてください。

アウトドアレジャーの予約サイト「SOTOASOBI（そとあそび）」では、初心者でも安心して参加できるダイビング・スキューバダイビングのツアーを多数、紹介しています。ぜひ、こちらも参考にしてみてください！

（編集部注＊2015年8月10日に公開された記事を再編集したものです）

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。

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