鳥取砂丘でパラグライダーをする前に知っておきたい事故の予防法 2019.12.05 パラグライダー 鳥取砂丘
パラグライダーとは、いわば四角形のパラシュートから吊り下げられた状態で空を飛ぶスカイスポーツです。体を覆う囲いのようなものがないので、「なんとなく恐い」という印象をお持ちの人もいるかもしれません。
実際、離着陸時に足を骨折したり、ケガをしたり、パラグライダー操縦中の事故は毎年数件、発生しています(JHF調べ)。しかし、これらの事故原因は、人為的なミスによるものが多いのが事実です。
今回は事故の原因から予防策、鳥取砂丘で安全に楽しめるツアーまでを紹介します。
【目次】
■パラグライダー事故はどんな時に起こるの?
■鳥取砂丘のツアー会社に見る安全対策
■スクール参加者が行うべき安全対策
■初心者でも安全に単独フライトできる!半日体験ツアー
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パラグライダー事故はどんな時に起こるの?
パラグライダーの事故原因には主に、“接触”“強風”“ランディングアプローチ(着陸準備)”の3つの要因が挙げられます。
接触事故はパラグライダーを楽しむあまり、近くを飛ぶパラグライダーに気付くのが遅れたり、上空のパラグライダーが過密である場合に起こりやすい事故。実際、電線にからまって動けなくなり、宙づり状態で救助されるという事故も発生しています。ほかの人や物と接触すると、操縦不能になって墜落する恐れがあり、重大事故につながってしまいます。
パラグライダーを楽しむには、ある程度の風が必要ですが、風の強さや向きは読めないもの。突然の強風や突風にあおられてバランスを崩し、墜落する事故も起きています。風をコントロールするのは初心者には至難の技。あらかじめ気象情報をチェックして、風の状態を把握しておきましょう。
実は、パラグライダーの事故原因で最も多いのは、ランディングアプローチの失敗。動力を持たないパラグライダーの着陸はやり直しができず、高度・速度・タイミングなど注意すべき事項も多く、ベテランの人でも失敗するケースがあります。しっかりとツアーインストラクターの言うことに従うことが肝心です。
鳥取砂丘のツアー会社に見る安全対策
鳥取砂丘でパラグライダーを体験するなら、1986年の開校以来、安全なパラグライダー講習やツアーを提供してきた実績のある「ゼロパラグライダースクール」がおすすめ!そんな「ゼロパラグライダースクール」の安全対策とは、どんなものでしょう。
スクールが開催される「鳥取砂丘」は、危険な障害物がほとんどなく、広大で柔らかな砂地が広がっています。比較的安定した風が吹く、まさにパラグライダーを楽しむには絶好のロケーションなのです。
「ゼロパラグライダースクール」には、世界選手権に出場した経験もある代表ガイドをはじめ、経験も技術も豊富なインストラクターが勢ぞろい!地形や風の吹き方など、スポットの特性を熟知しているので、小さな子供からシニアの人まで、それぞれの技能や体力に合わせた指導をしてくれので安心です。
何といっても、スクールは「安全第一」がモットー。強風や雨などの悪天候の日は、フライトが中止されます。悪天候が事前に予想される場合は、スクールから開始時間や日程の変更を提案してくれる場合もあるので、ぜひ相談してみてくださいね。
スクール参加者が行うべき安全対策
パラグライダーを安全に楽しむには、スクールの安全対策だけでなく、参加者自らが以下の点に気を付けて参加しましょう。
まずはしっかりと「体調管理」すること。寝不足だったり、気分が優れなかったりする時は大事故につながる可能性がありますので、無理をせずに参加を中止するか、万全な体調に戻るまで延期しましょう。
次に大切なのは、「インストラクターの指示に従うこと」。パラグライダーの操作自体はとってもシンプルですが、風向きや地形の変化など、自分では判断できない部分も多くあります。必ずインストラクターの指示に従い、行動しましょう。ちなみに、「ゼロパラグライダースクール」では飛行体験中、講師が拡声器で操作指示を出してくれるので安心ですね。
そして、スクール参加時には「保険」に加入しましょう!スクールによっては参加費用に含まれていたり、別途支払いの場合も。事前に、保障内容などをスクールに確認しておくと良いでしょう。
初心者でも安全に単独フライトできる!半日体験ツアー
鳥取砂丘で開催している「ゼロパラグライダースクール」のツアーでおすすめなのが、初心者でも参加しやすい“半日体験コース”。
パラグライダーの機材や飛び方などについての講習を受けた後は早速、1人でフライトに挑戦!いきなりの単独飛行で緊張しますが、インストラクターの指示に従えば、初心者でも30〜40mの高さからフライトできます。空中からは、砂丘と日本海が広がる雄大な景色を堪能できます。
もっとたくさんフライトしたい!という人は“1日体験コース”へ。気象条件次第ですが、体力の続く限り何本でもフライト可能。ただし、フライトの度に約10kgの機材一式を背負って、砂丘の斜面を登らなければいけないので、万全の体調で参加ください。
- 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-806 らくだ屋
鳥取砂丘のパラグライダーツアーなら初心者でも安心!
いかがでしたでしょうか?パラグライダーの事故は、スクール側や受講者側、両方のしっかりした準備次第で、大幅に減らすことができます。ぜひ安全に楽しく、空の旅を満喫してください。
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(編集部注*2016年4月4日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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