
3月でも大丈夫!日本屈指の山岳リゾート・上高地でスノーシューを楽しもう 2021.02.08 スノーシュー 乗鞍・上高地
長野県屈指の景勝地として知られる上高地(かみこうち)。中部山岳国立公園の一部であり、その美しい姿から国の特別名勝と特別天然記念物に指定されています。
雪深い冬季は閉山されており、基本的に一般の立ち入りはできませんが、ガイドが同行するスノーシューのツアーに参加すれば、雪山登山の経験がなくても上高地に入ることが可能です。
標高1,500mを誇る上高地は、3月になっても雪がたっぷり!まだスノースポーツを満喫できずにガッカリしている人も、上高地ならまだまだ間に合いますよ。
雪山の自然をじっくり楽しめるスノーシューで、雪に覆われた神秘的な上高地を満喫しましょう!
【目次】
■"神の降り立つ地"上高地の冬はまさに神秘的!
■3月の上高地はどんな気候?
■雪山をじっくり楽しむならスノーシューがおすすめ!
■冬の上高地を大満喫できるスノーシューツアーはこれ!
- 河童橋に大正池、人気名所の冬の顔を見に行こう
- 歩くのも滑るのも◎ネイチャースキーで大満喫
<<長野県で体験できるスノーシューツアーの一覧を見る>>
"神の降り立つ地"上高地の冬はまさに神秘的!
PIXTA
上高地といえば“神の降り立つ地”と称されるほど、神秘的で雄大な自然が広がる日本屈指の山岳リゾート。その美しい景色を求めて、開山シーズンにはたくさんの観光客でにぎわいます。
水面に穂高連峰の山々を映し出す「大正池」、水田を思わせる穏やかで明るい湿原の池「田代池」、芥川龍之介もその美しさに感銘を受けたという「河童橋」など、見どころがいっぱい!上高地は長野県を観光するのに外せないスポットの1つとなっています。
そんな上高地の冬は、まさしく絶景!木々にまとった霧氷や凍てつく池の表面が太陽に照らされてキラキラ光る様子は、自然の崇高さを感じさせる貴重なシーンです。
夏は緑が目にまぶしく多くの観光客で色彩にあふれるのに対し、冬は静寂に包まれた白銀の世界が広がります。神の降り立つ地と呼ばれる上高地本来の姿を目の当たりにできるのが、冬なのです。
3月の上高地はどんな気候?
3月になると麓の市街地は暖かい日もありますが、上高地はまだまだ冬本番の気温が続きます。市街地に比べ5~10℃ほど気温が低く、最低気温は氷点下まで下がります。
山の天気は変わりやすいため突然雪が降ることもありますが、1〜2月に比べると晴天率は高い傾向に。晴れた日の上高地は雪がキラキラと光り、澄んだ青空と白い雪とのコントラストがまぶしいほど!
3月に上高地を訪れるなら、厳冬用の装備で臨みましょう。防寒具で荷物も多くなるので、35L以上の登山用バックパックを用意しておくのがおすすめ。念のために雨具も入れておくとさらに安心です。
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雪山をじっくり楽しむならスノーシューがおすすめ!
PIXTA
雪山を楽しむアクティビティというとスキーやスノーボードが主流ですが、未経験だったりブランクがあったりするとハードルが高いと感じる人も多いのでは。そんな人におすすめしたいのが、初めてでも体験できるスノーシューです!
「スノーシュー(Snowshoe)」とは、西洋版のかんじき。深く積もった雪の上では冬用の登山靴を履いても足が埋もれてしまいますが、スノーシューをスノーブーツに装着するだけでさくさくと雪上を歩けるようになります。スキーやスノーボードでは入っていくことが難しい、雪に覆われた林の中や凍った水辺まで行けるのも魅力。
立ち止まって木々の冬の様子を観察したり、奥まった場所で野生動物が残した痕跡を発見したりできるのは、スノーシューならでは。ぜひスノーシューを履いて、まだ見たことのない雪山の魅力を探しに行きましょう!
冬の上高地を大満喫できるスノーシューツアーはこれ!
夏とはまったく違う、神秘的な冬の上高地を満喫できるスノーシューツアーと、歩くだけでなく滑りも楽しめるネイチャースキーのツアーも紹介します!
河童橋に大正池、人気名所の冬の顔を見に行こう
長野県の乗鞍にある「リトルピークス」が開催する“スノーシューツアー”では、危ない場所を熟知したベテランガイドが同行する上、スノーシューはもちろん、ブーツやストックもレンタルできるので雪山登山初心者でも安心です。
スタート地点の「釜トンネル」入り口までは車で向かい、そこからいよいよトレッキングがスタート!しんと静まり返った大正池、枝にびっしりと霧氷が付いた木々が立ち並ぶ田代池など、冬には決して単独では見られない貴重な光景を堪能できますよ。
中でも屈指の人気スポット「河童橋」は必見!目の前に広がる雪をかぶった純白の穂高連峰は、圧巻の美しさ。運が良ければ、誰もいない河童橋の絶景を独り占めできます。
雪化粧した穂高連峰を眺めながらのランチタイムも見逃せません。雪のテーブルでいただくお弁当は格別。ぜひスペシャルな体験がめじろ押しのスノーシューツアーで、忘れられない思い出をたくさん作りましょう!
ここで実際に体験された方の口コミをご紹介します。
午前中は好天に恵まれ、冬の焼岳や穂高連峰、大正池の風景を堪能しました。
宿泊先および帰りのバス停への送迎、歩行中の盛り上げトーク、ホットドリンクサービスなど、心身ともに温まるホスピタリティーのお陰で、とても楽しいツアーになりました。特に帰りのバス停では、我々を送迎車内に残しつつ、バスが通過しないよう悪天候の中で待って下さり、大変感謝しております。(30代・男性)
引用 - SOTOASOBI(そとあそび)
- 長野県松本市安曇鈴蘭 「乗鞍観光センター」
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歩くのも滑るのも◎ネイチャースキーで上高地を大満喫
“ネイチャースキー”とはその名の通り、ゲレンデではなく自然の中で楽しむスキー。かかとを固定しないテレマークスキーを使用するので、通常のアルペンスキーと比べて歩いたり、登ったりがしやすく、もちろん斜面を滑り降りることもできる自由度の高いアクティビティです。
「リトルピークス」では、1日たっぷり冬の上高地で遊べる“ネイチャースキーツアー”も開催。
スノーシューツアーと同様に「釜トンネル」を徒歩で抜けたら、雪に覆われた林道をスキーでトレッキング。カラマツやハルニレ、ダケカンバの巨木の森を通って、景色の良い展望台を目指します。
展望台からは北アルプスの山並みを眺めながら大滑走!スピード感を楽しめるのは、ネイチャースキーならではです。余力があれば途中で河童橋まで足を延ばすことも。アクティブに白銀の上高地を満喫したい人は、ネイチャースキーを選んでみてはいかが?
- 長野県松本市安曇鈴蘭 「乗鞍観光センター」
スノーシューで上高地の冬を味わい尽くそう!
スノーシューで楽しむ冬の上高地、いかがでしたでしょうか。神々しいほどの光景が続く冬の上高地散策は、生涯忘れられない体験になること間違いなし!
積雪量が少なくても楽しめるスノーシューは、まだまだシーズン真っ盛り。アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、全国で開催しているスノーシューツアーを多数掲載中。ぜひ気になるツアーを見つけて、雪山を思いっきり楽しみましょう。
(編集部注*2019年2月13日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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