
【宮古島】子連れシュノーケリングで知っておきたい!海の危険生物たち 2020.11.09 シュノーケリング 宮古島
沖縄県の中でも宮古島は、リゾート気分を満喫できる人気の離島。透明度の高い美しい海でさまざまなアクティビティができるのも魅力です。
子供と一緒の旅行なら、気軽に体験できるシュノーケリングがおすすめ!しかし、海の中には危険生物も生息しています。大切な家族を守るため、事前にどんな生き物に注意すべきか知っておくことが重要です。
そこで今回は宮古島の海に潜む危険生物と、ガイド付きで安心して楽しめるシュノーケリングツアーを紹介します!
【目次】
■宮古島の海に生息する危険生物
- 1.ハブクラゲ
- 2.ゴマモンガラ
- 3.ムラサメモンガラ
- 4.アンボイナガイ
- 5.エラブウミヘビ
■ガイド付きで安心!おすすめのシュノーケリングツアー
- 宮古島LOVEな“ひでちゃん”とウミガメに会いに行こう!
- 3歳からOK!光り輝く下地島の海を遊び尽くそう
- 枝サンゴと熱帯魚があふれる明るい海を堪能!
<<宮古島で体験できるシュノーケリングツアーの一覧はこちら>>
宮古島の海に生息する危険生物
きれいな海だからといって油断は禁物!海の中には毒を持っていたり、攻撃的だったりする生き物も住んでいます。宮古島の海で遊ぶなら知っておきたい5種類の危険生物を紹介。好奇心旺盛な子供たちが興味を持っても、近寄ってはいけません!
1.動きが速い曲者!猛毒を持つ「ハブクラゲ」
PIXTA
海に住む危険生物の代表格といえるクラゲ。特に、夏の沖縄の海で多く見られる「ハブクラゲ」は猛毒を持つため、覚えておきたい生き物の1つです。
傘の直径は10〜15cmで、触手は伸ばすと1.5mに及ぶこともあるそう。泳ぐスピードが速く、半透明で海中で見つけにくい曲者!水深の浅い静かな場所を好むため、シュノーケリングや海水浴では注意が必要です。
刺されると激痛があり、ミミズ腫れやじんましんが起きるほか、最悪の場合は意識障害や呼吸困難に陥ることも…。もし刺されてしまったら決して患部をこすらず、酢をかけた後でゆっくりと触手をはがしてから病院へ行きましょう。
2.サメよりも怖い!?鋭い歯を持つ「ゴマモンガラ」
PIXTA
モンガラカワハギ科の中でも大型の種類である「ゴマモンガラ」。成長すると体長50cmほどになることも。浅瀬のサンゴ礁に生息するため、シュノーケリングでもかなりの頻度で遭遇する可能性があります。
一見、普通の魚に思えますが、ゴマモンガラの危険な点は気性の荒さ!自分の縄張りに入ってくると、人間であろうと攻撃しに向かってきます。貝やウニ、サンゴまで噛み砕けるほど鋭い歯を持っているため、非常に危険です。
ウェットスーツを引きちぎられるほか、指を噛みちぎられた例もあり、ダイバーの間ではサメよりも恐れられる存在。特に繁殖期である6〜8月は攻撃性が増すため要注意です。海底を泳いでいるので、もし見つけたら子供を連れて速やかにその場を離れましょう。
3.きれいな体の暴れん坊「ムラサメモンガラ」
PIXTA
「ムラサメモンガラ」は先に紹介したゴマモンガラと同じモンガラカワハギ科の一種。ゴマモンガラと比べて体長は15cmほどと小さく、きれいな体色に油断してしまいがちですが、こちらも注意が必要な魚です。
やはり気性が荒く、縄張りに入るとすごい勢いで体当たりをしてきます。硬い口を持っているので、小さな子供の場合はケガにつながる可能性も。数匹で群れていることもあるので、見つけたら特に気を付けましょう。
4.“ハブガイ”の異名を持つ毒貝「アンボイナガイ」
PIXTA
イモガイ科の巻貝の一種である「アンボイナガイ」。イモガイ類は肉食で、毒針で魚を刺し捕食する危険な種類の貝で、中でもアンボイナガイは10cmくらいの大型種。沖縄では”ハブガイ”と呼ばれるほどの強力な毒を持っています。
夜行性のため昼間は砂に潜っていることが多いですが、子供がうっかり見つけて掘り起こしてしまわないよう気を付けましょう。
毒針に刺されると、おう吐やめまいを起こし最悪の場合死に至るケースも。速やかに針を取り除き、心臓に近い場所を縛って止血してから病院に向かいましょう。
5.ハブ毒の80倍に匹敵!陸にも現れる「エラブウミヘビ」
PIXTA
沖縄といえば有名なウミヘビ。コブラ科に属すウミヘビは毒を持ち、ハブの80倍の毒を持つといわれる「エラブウミヘビ」は非常に危険です。
おとなしい性質で、こちらから何もしなければ襲われる危険は少ないですが、捕まえたり、攻撃したりすると噛まれることがあります。
エラブウミヘビが主に活動するのは夜ですが、宮古島では5〜8月に産卵のために上陸もします。シュノーケリングや海水浴をする際に遭遇する確率が高いので、見つけた場合はゆっくりとその場を離れましょう。
■関連記事
宮古島観光を120%楽しめる観光スポット40選!
ガイド付きで安心!おすすめのシュノーケリングツアー
海の危険生物を覚えても、慣れない海ではやはり不安は残ります。そこでおすすめなのが、現地の海を熟知したガイドが案内するシュノーケリングツアー。特に子連れの場合は単独で海に入るのではなく、ガイドと一緒に安全に楽しみましょう!
宮古島LOVEなガイド“ひでちゃん”とウミガメに会いに行こう!
宮古島に魅了されて移住してしまった宮古島LOVEのガイド“ひでちゃん”が必ずツアーに同行する「ひでちゃんTours宮古島」。
“海ガメ観察&シュノーケリングツアー”では、ひでちゃんだからこそ知っている秘密のウミガメポイントでシュノーケリングを楽しめます。
甲羅の色で個体識別できるほどウミガメをよく知るひでちゃんと一緒なら、目の前でウミガメを眺めたり、一緒に泳いだりするだけでなく、好きな食べ物、うんちの場所など、おもしろ生態情報も聞くことができますよ。
ツアーには4歳から参加OK。小さな子供用のライフジャケットや、水中をのぞける箱メガネの用意もあるので、家族みんなで楽しみましょう!
- 沖縄県宮古島市平良字東仲宗根380 平良アパートB202ひでちゃんツアーズ店舗(※仮の集合場所)
■関連記事
ココははずせない!宮古島のシュノーケリングポイント7選
3歳からOK!光り輝く下地島の海を遊び尽くそう
「Bonito(ボニート)」が開催する“シュノーケリング半日ツアー”の舞台は、ベビーブルーの海が広がる下地島(しもじしま)の海。宮古島から伊良部大橋でつながった伊良部島に集合し、スタッフの車に乗って下地島へと渡ります。
下地島周辺の海の魅力は、なんといっても淡い水色の海と美しい白砂のビーチ!太陽の光が海中に降り注ぐと、海底の白砂がレフ版のような役割を果たし、光を乱反射。辺り一面、淡い水色に光り輝く海中には、きれいなサンゴや魚もたくさんいます。
最初は遠浅の海で、マスクの付け方や呼吸の仕方を練習できるので初心者も安心。3歳から参加できるのも、小さな子供連れにはうれしいポイントです。ガイドが浮力体を用意してくれるので、泳ぎが苦手な子もぜひチャレンジしてみてはいかが。
- 沖縄県宮古島市伊良部字国仲103 ボニート店舗
枝サンゴと熱帯魚があふれる明るい海を堪能!
「Marine shop Irafu(マリンショップイラフ)」では、枝サンゴや熱帯魚があふれる宮古島の海で楽しめる“シュノーケリングツアー”を開催しています。
宮古島周辺の海底は白砂が多く、海の中が鮮明に見えるのが特徴。明るい海だから、サンゴや魚の様子をじっくりと観察できます。そんな海中の楽園といった風景を、ガイドが撮影してくれるのもうれしいポイント!
ガイドは伊良部島在住20年のベテラン。有名なポイントから自身が開拓した穴場まで、シュノーケリングポイントを知り尽くしたガイドが、海洋状況を判断しながらその日ベストなポイントへ案内してくれます。
参加は5歳からOK。シュノーケルをくわえられない子には箱メガネと浮き輪を貸してくれるので、安心して海の世界を満喫しましょう。
ダイナミックな地形を楽しみたい人は“伊良部島シュノーケリングツアー”がおすすめです!
海の危険生物を知って安全に遊ぼう!
今回は子供と一緒にシュノーケリングを楽しむ際に注意したい5種類を紹介しましたが、宮古島の海は自然豊かな環境だけに危険な生き物は他にもたくさんいます。
子供も気軽に始められるシュノーケリングですが、慣れない場所で体験するならやはりガイド付きのツアーが安全でしょう。自分たちだけではたどり着けない、とっておきのポイントへも連れていってもらえますよ!
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、シュノーケリング以外にも宮古島で楽しめるツアーをたくさん紹介しています。ぜひ遊びに行く前にチェックしてください。
(編集部注*2020年11月4日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事