沖縄本島からもすぐ!魅力溢れる「恋の島」、古宇利島に行こう! 2017.09.14 沖縄県
沖縄の有名観光スポットといえば、「美ら海水族館」はその一つですが、そこから車で30分ほどのところにある小さな島、古宇利島(こうりじま)をご存知でしょうか?沖縄の海には他にも数多くの離島がありますが、中でも古宇利島は人気の島です。別名「恋の島」と呼ばれ、カップルや女子旅でも大変人気です!
この記事では、島の魅力や人気スポット、穴場ビーチの他、美ら海水族館も立ち寄る際のプランなどをご案内します。ぜひこの機会に、古宇利島に足を延ばしてみてくださいね。
古宇利島とは?
古宇利島は、沖縄北西部にある小さな島です。沖縄本島から屋我地島を通り、その先にあります。橋で繋がっているので、陸路で行くことができるんですよ。
美ら海水族館からは車で30分と好立地、絶景の海と魅力ある観光スポットが注目を集めています。
古宇利島にはバスが通っていないので、行くならレンタカーやタクシーがおすすめです。公共交通機関を使う場合は那覇空港、もしくは名護バスターミナルから「屋我地線」で運天港へ向かい、そこからタクシーでの移動になります。
運天港から、この後にご紹介する屋我地島の「美らテラス」までも車で15分程度。「美らテラス」ではレンタサイクルもあるので、利用するのも手ですよ。
島の玄関口!古宇利大橋
本島から屋我地島を通り、古宇利島に向かって進むとまず見えるのが、古宇利大橋です。
エメラルドグリーンに輝く海に、約2キロに渡ってまっすぐ伸びる橋は一見の価値あり。
https://www.instagram.com/p/BYlOEyhgTT3/
橋の上から海を眺めると、その透明度と美しさに驚きます。
古宇利大橋自体は駐停車禁止なので、ここからの景色を堪能したい場合は、屋我地島側の展望台の駐車場や、古宇利島の駐車場を利用しましょう。
- 沖縄県名護市済井出
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より30分
おしゃれで美味しいカフェや絶品グルメ
古宇利島には、おしゃれで料理も美味しい島カフェがたくさんあるんです。沖縄そば、タコライスなどの沖縄グルメや新鮮な海の幸を使ったお料理、沖縄のフルーツやお芋を使ったスイーツなど、お店によって個性あふれる様々なメニューが楽しめます。
そんなカフェ探しやグルメ探しも、古宇利島の楽しみの一つですよね。
美らテラス
https://www.instagram.com/p/BX9MncTFamF/
先ほどの古宇利大橋を渡る前にぜひ寄っていただきたいスポットが、「美らテラス」です。
こちらは古宇利島に渡る屋我地島にある観光施設で、お土産屋さんやレストラン、カフェなどがあります。
https://www.instagram.com/p/BWz-iknhjyM/
「古宇利島バーガー」というご当地バーガーが人気。もとぶ牛やラフテー、あぐー豚を使ったバーガーなど、沖縄の絶品グルメがバーガーになっているんです。
古宇利大橋を渡る前に、絶景を見ながらランチで一休みも良いかもですね。
https://www.facebook.com/churaterrace/photos/a.273497889653410.1073741828.273438359659363/422521614751036
最初に紹介したように、美らテラスにはレンタサイクルもあるので、古宇利島までの道のりをサイクリングで楽しむこともできます。
時間制ではなく、10時から17時までの1日乗り放題プランなので、古宇利島だけでなく屋我地島も周遊できます!島をアクティブに楽しみたい方にはおすすめです。
- 沖縄県名護市字済井出大堂1311
- 0980-52-8082
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より30分
・営業時間:11:00~18:00(夏季は10:30~18:00)
※夜間は10名様以上のご予約で、19:00~21:00(LO 20:30)で営業
・定休日:なし
・駐車場:あり
古宇利島カフェ
https://www.instagram.com/p/BR-DaRCA2au/
https://www.instagram.com/p/BNqp92MjO-9/
古宇利大橋を渡るとすぐ右手にあるのが、古宇利島カフェ。古宇利島でゲストハウスや海の家も営む会社のお店なので、店内もかわいい海の家仕様です。
涼しげなすだれや、貝がらやサンゴをうまく使ったインテリア、そして足元には砂浜!南国の隠れ家的な雰囲気もあります。
Hello!My Musicで紹介された古宇利島カフェに来たよ~
内田彩さんが食べてた古宇利島丼上めっちゃおいしかった☺︎ pic.twitter.com/i8mSc7f7nl— ドラちゃん(エモエモ侍) (@spiritual_0081) August 30, 2017
おすすめは選りすぐりのアグー豚を部位別に贅沢に乗せた「古宇利島丼 上」。AAAランクのアグー豚を使用し、特製だれとの相性はバツグン!
系列店の「海の家YOSHIKA」でも人気のタコライスや、オリジナルスープが自慢のソーキそばも食べられますし、ちんすこうアイスなどのスイーツも絶品。ランチにもティータイムにもおすすめのお店です。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利325
- 080-2774-4609
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より30分
・営業時間:11:00-20:00
・定休日:不定休
・駐車場:あり
むらの茶屋
https://www.instagram.com/p/7hKzy_Ij8M/
最近新しいカフェが続々とオープンしている古宇利島。ここ「むらの茶屋」は、島で育った地元の方が営業していて、温かい雰囲気が魅力です。
古宇利島の中心に位置し、お店は高台にあるので、島を一望できますよ。
https://www.instagram.com/p/BFvKi_oLpDW/
むらの茶屋のおすすめは、丼からはみ出るほどの海ぶどう丼。海を見ながら潮風と共にいただくと、美味しさもさらにアップ!
古宇利島の隠れ家的喫茶店「むらの茶屋」さんに行ってきました。去年はテラスが外にあったのですが、現在は室内に改装されたようでクーラーもあり、とても快適でした。うに丼もとても美味しかったです。 pic.twitter.com/WIhvZlw1
— 沖縄好き雄 (@_okinawasukio) August 8, 2012
お値段は日によって異なりますが、コクのあるシラヒゲウニをふんだんにのせた「うに丼」も人気。庭で採れたハーブを使ったハーブティやぜんざいなどのスイーツもあります。
店の周りには御嶽(うたき)と呼ばれる神聖な場所が点在しているので、パワースポットを巡りながら立ち寄るのもいいですね。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利1087
- 0980-56-5773
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より40分
・営業時間:11:00~18:00
・定休日:水曜日
・駐車場:あり
おすすめビーチ
ティーヌ浜のハートロック
ハートの形をした岩がCMに出たことで一躍有名になった、「ティーヌ浜」。
古宇利大橋を渡り、左折して島の北部に移動すると、左側にハートロックの看板が見えてきます。
https://www.instagram.com/p/BX5rw1Ugph9/?taken-at=265473971
駐車場に車を停め、足場の悪い岩場を降りていきます。そうしてビーチの方まで歩くこと数分。
https://www.instagram.com/p/BYdv8TchR3Y/
浜辺に向かってざくざくと歩いていくと、海の上にハートが2つ!!
これはインスタ映えもバッチリでしょう。
https://www.instagram.com/p/BYnN_ojFQYx/
もちろん昼間もきれいですが、夕陽のハートロックもなかなかロマンチックです。
ちなみにこちらの海は遠浅で水遊びくらいはできますが、監視員もいないので、沖まで泳ぐのはやめましょう。主役のハートロックを存分に楽しんでくださいね。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より40分
・駐車場:あり
トケイ浜
トケイ浜はティーヌ浜よりさらに東にある砂浜で、いくつかの浜辺に分かれています。少し分かりにくい場所にありますが、ハートロックからさらに道なりに北東に進むと、海の家や駐車場が見えてきます。
比較的観光客が少なく、静かなビーチですが、円筒状空洞地形群(ポットホール)と呼ばれる、穴の開いた石灰岩が浜辺にあることで有名です。
長い年月をかけ、小石や砂などの浸食でできた奇岩は、まさに自然が作り出したアート。
https://www.instagram.com/p/BWUmjlNnk3X/
トケイ浜は別名ピース浜とも呼ばれ、浜辺にはこんな形をした「ピース貝」と呼ばれる貝殻もあります。
浜辺にたくさんある貝の中からピース貝を見つけるのは至難の業ですが、出会えた方はラッキーですよ!?ぜひ探してみてくださいね。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利2805
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より40分
・駐車場:あり
チグヌ浜
古宇利大橋から車で5分ほどのところにあるチグヌ浜。古宇利島が「恋の島」と呼ばれる大きな理由が、ここにあります。
https://www.instagram.com/p/BOq4fCwlVJ3/?tagged=%E3%83%81%E3%82%B0%E3%83%8C%E6%B5%9C
実はここ、ロマンチックな伝説が残る場所として地元の人に知られています。かつて洞窟には男女の2人が暮らしていて、それが琉球人の祖先であるという伝説は、まるで沖縄版のアダムとイブのようですよね。
ここは「はじまりの洞窟」とも言われているのだそう。カップルでのドライブには欠かせないスポットですよ。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利10
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より35分
・駐車場:あり
一押しの観光スポット
古宇利オーシャンタワー
古宇利島のランドマークが、古宇利オーシャンタワーです。丘の上に立つ白い塔は、なんとも可愛らしくて、登らずにはいられません。
タワーまでは専用のカートに乗って向かいます。これも1つのアトラクションで、中に入る前からわくわくします。
https://www.instagram.com/p/BYt-pyxhkJu
海抜82メートルから古宇利島の景色を一望でき、館内にはお土産物屋さんや資料館、シェルミュージアムなどもあるので、お天気のいい日はもちろん、雨の日でも楽しめますよ。
https://www.instagram.com/p/BSVilVXh7XG/
https://www.instagram.com/p/BSVi0zCBnOt/
古宇利島の美しい海をバックに、こんなオシャレなところでランチもいいですね。
レストランはデザートビュッフェも楽しめる「オーシャンカフェ」と、アグー豚を堪能できる「アイランドブルー」の2か所があります。
お腹がいっぱいになったら、屋上にあるオーシャンデッキにも上ってみましょう。
別名「恋の島」で、この鐘を鳴らして恋愛成就を祈うのも良いですね!
https://www.instagram.com/p/BSlLNH4htpG/
要予約のイベントですが、夜のイルミネーションもあります。古宇利島には街灯がないので、夜の星空も絶景です。
スケジュールに余裕があれば、こちらもぜひ。シーズンによって営業時間が異なるので、季節で情報をチェックしてみてくださいね。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利538
- 0980-56-1616
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より40分
・営業時間:9:00~18:00 (最終入園17:30。※サマータイム時は18:00まで入園可)
・定休日:年中無休(台風等悪天候時には臨時休業あり)
・駐車場:140台
・入園料:大人800円、中・高校生600円、小学生300円、小学生以下は無料
アマジャフバル農村公園
先ほどご紹介した「むらの茶屋」からさらに北に数分進むと、高台に「アマジャフバル農村公園」があります。
ここはかつて「遠見番所」という、外から島への侵入者を見張る場所でもありました。島のちょうど中心に位置し、高台から海が見渡せるようになっているんですね。
https://www.instagram.com/p/BJK2M8vATbi/
今では、素晴らしい夕日が眺められるスポットとしても人気。天気が良ければ、太陽が海に沈む神秘的なサンセットに出会えるかも!?
ちなみに公園までの道はかなり細い坂道になっているので、ドライブの際は十分に気を付けてくださいね。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2429
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より45分
・駐車場:7台
美ら海水族館も近い!
沖縄の人気観光スポット「美ら海水族館」は、古宇利島からワルミ大橋を通って、車で40分で行くことができます。
古宇利島と美ら海水族館、それぞれ魅力たっぷりの観光地です。それだけに、効率よく旅行をするなら、1日で両方回りたいという方も少なくないのではないでしょうか?ここでは朝から、または午後や夕方から美ら海水族館に行くのにおすすめのプランを紹介します!
1.オープンから美ら海水族館→古宇利島へ
美ら海水族館の開館時間は、午前8時半。
宿泊のホテルや宿が那覇市内や沖縄中部のあたりだと、早起きする必要はありますが、まだ駐車場や館内も比較的混雑していないので、1日フルに楽しむならやはり開館時間に合わせての到着がおすすめです。
入館してすぐのおすすめは、黒潮探検・水上観覧コース。
メイン水槽の「黒潮の海」を真上から見ることができる、特別な探検ツアーです。参加できるのは、開館から朝11:00まで(入場は10:45まで)と、17:30から閉館まで(入場は閉館15分前まで)の2つの時間帯のみ。その時間に入館できたら、ぜひ体験してみましょう。
美ら海水族館のレストランで食事するのだー🌸
しかしいい景色🌼 pic.twitter.com/waYcYXuKIY— 春華御前🌸 (@ariceroze) April 2, 2017
また、屋外で開催のイルカショー「オキちゃん劇場」は11時からなので、それまでは館内の展示をゆっくり見て過ごすのもいいですね。
その後は、「黒潮の海」の水槽の横にあるレストランで、ゆっくりブランチしながらお魚さんたちを眺めるのもいいですね。
ひと通り見て回るのにかかる時間は、1時間半から2時間だそうです。水族館の外でやっているイルカショーやマナティ館、ウミガメ館、帰りのお土産探しなどを含めると、おおよそ3時間から3時間半くらいになるでしょうか。
午前中にめいいっぱい水族館を楽しんだら、そこからは古宇利島へ向かいましょう!
2.古宇利島→美ら海水族館へ
朝は早めに、ティーヌ浜などの人気スポットを訪れることをおすすめします。そうして古宇利島を思い切り堪能した後は、いざ美ら海水族館へ。同水族館は海洋博公園という大きな公園にあって、中には水族館の他、遊歩道や展望台などもあるので散策するのもいいでしょう。
チケットは1日券と、16時からの入館で割引になる「4時からチケット」があります。14時~15時くらいに海洋博公園に到着し、公園内や無料で見られるマナティ館、ウミガメ館、イルカラグーンを見た後、16時から水族館に入館すると、時間もお金も有効に使えますよ!
https://www.instagram.com/p/BMgJ7MnAhsQ/
通常は入館締め切りが17時半、閉館が18時半と、鑑賞時間は限られますが、ピークタイムを過ぎているので比較的空いています。午後に美ら海水族館を予定するならおすすめです。
- 沖縄県国頭郡本部町字石川424(海洋博公園内)
- 0980-48-3748
・アクセス:【車】沖縄自動車道「許田I.C」より1時間、【バス】那覇バスターミナルから2時間15分か名護バスターミナルから50分で「記念公園前」下車
・開館時間:8:30~20:00(3月~9月)、8:30~18:30(10月~2月)※入館締切は閉館の1時間前
・休館日:12月の第1水曜日とその翌日
・入館料:大人1,850円、高校生1,230円、小・中学生610円、6歳未満無料
まとめ
以上、古宇利島を中心とした魅力のスポットをお伝えしました。いかがでしたか?
古宇利島は、実際に行ってみると納得の美しさと満足度!本島からアクセスもすぐです。ぜひ美ら海水族館などと合わせて、旅のプランニングをしてみてください!
さらにアクティブに楽しみたい方には、レジャー・アクティビティの予約サイト「そとあそび」で紹介するアクティビティツアーもおすすめです!
プロのガイドが付き、シュノーケリング、ダイビング、SUPなど、沖縄の海を楽しめるツアーが盛りだくさん。ぜひこちらもお試しくださいね。
【レジャー・アクティビティの予約サイト「そとあそび」でアクティビティツアーを探す】
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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