北海道の気になる温泉大集合!いい湯を求めて北海道を旅しよう 2019.12.29 北海道
【目次】
■道央エリア
- ニセコ温泉郷
【column】ツアー内容は参加者次第!歩くスキーで白銀の森へ
- 定山渓温泉
【column】定山渓ホテル
- 登別温泉
- 洞爺湖温泉
■道北エリア
- 層雲峡温泉
【column】層雲峡朝陽亭
■道東エリア
- 秘湯の宝庫!知床半島の温泉とオホーツク海の絶景
【column】知床グランドホテル 北こぶし
- 川湯温泉
【column】季節で異なる美しさ!夜と朝の摩周湖を観察しよう
■道南エリア
- 湯の川温泉
道東エリア
北海道のおよそ東側半分に当たる道東エリアは、網走・十勝・釧路・根室の4つの支庁に分けられます。
十勝平野を代表とする酪農が盛んな内陸部から、漁業を中心とする海沿いまで、地域によっても自然や産業の特色がある場所です。
秘湯の宝庫!知床半島の温泉とオホーツク海の絶景
オホーツク海の南端にある知床半島は世界自然遺産に認定された自然豊かなエリア。ここでしか見られない独自の生態系やありのままの自然の姿を見られます。
知床エリアにも羅臼温泉や岩尾別温泉など、さまざまな温泉があります。中でも知床半島の西に位置するウトロ温泉は、温泉に浸かりながらオホーツク海に沈んでいく夕日を見られる人気の温泉スポットです。
さらにこのエリアは日帰りで利用しやすく、無料で楽しめる野湯の宝庫。しかし、ロケーションは無料とは思えないほど美しく、オホーツクの大自然を感じられます。
そして知床半島付近の網走や北見なども抑えておきたい温泉スポット。多くの宿泊施設があり、絶景と温泉の両方が揃ったぜいたくな時間を過ごせます。
- 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村
- 0152-23-3131(斜里町役場)
海沿いのリゾート「知床グランドホテル 北こぶし」
知床半島の根元にあるウトロ温泉郷は、目の前にはオホーツク海、近くには知床五湖や自然センター、オロンコ岩、オシコシンノ滝などがあり、世界遺産知床の絶景を気軽に楽しめるスポット。
「知床グランドホテル 北こぶし」ウトロ温泉郷内にあり、洗練されたデザインの建物と満足度の高い風呂や料理で観光客をもてなしてくれます。
訪れたら絶対に入りたい露天風呂「汐音(しおん)」は、オホーツク海の目の前にあり、海と空の間で浮かんでいるような錯覚に陥ってしまうような造りが魅力です。
チェックインから翌朝9時30分まで入浴可能なので、宿泊すれば知床の海に昇る朝日を見ながら入浴もできるかも!?14〜20時の間は日帰り入浴での利用もできます。
2017年4月に館内のレストランがリニューアルされ、料理も一新。ぜひ一度知床の自然と極上のおもてなしを体験してみてはいかがでしょうか。
- 北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地
- 0152―24-2021
・アクセス:JR知床斜里駅から車で60分
・宿泊料金:プラン・時期によって異なる
・日帰り温泉利用時間:14:00~20:00
・日帰り入浴:大人1,500円/小学生500円/幼児無料
温泉の湯気と硫黄の香りに包まれる「川湯温泉」
川湯温泉は、世界で2番目に透明度が高い「摩周湖」や日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」、国の天然記念物であるマリモで知られる「阿寒湖」など、知名度の高い湖の近くにある温泉。川に流れ出す温泉の湯気と硫黄の香りに包まれた温泉街には、無料の足湯や共同浴場もあります。
泉質は釘を浸けておくと酸化してしまうほど酸性が強いのが特徴。そのため入浴の際は貴金属は外すのをお忘れなく。殺菌作用が強い湯はきりきずや末梢循環障害に効能があるといわれ、昔は湯治場としても利用されていました。
川湯温泉では毎年1月下旬から2月下旬までの期間、「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」というイベントを開催。気象条件が揃えば氷点下10℃以下で大気中の湯気が凍り発生するダイヤモンドダストを見られます。温泉の湯気が立ち上る川湯温泉だからこそ開催できるイベントでぜひ、ダイヤモンドダストの美しさをご堪能ください。
- 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉
- 015-482-2191(弟子屈町役場)
季節で異なる美しさ!夜と朝の摩周湖を観察しよう
阿寒摩周国立公園内にあり、豊かな自然に囲まれている摩周湖。「ツーリズムてしかが」が開催している“摩周湖 自然観察”ツアーでは、摩周湖が眺められる展望台から、四季折々の湖の姿を観察できます。
“摩周湖星紀行”のツアー開始時間は季節ごとに異なりますが、19時30分以降の夜間。昼間とはまた違う、神秘的な摩周湖を一望しましょう。
360度広がるパノラマの夜景は息をのむほどの美しさ!夜空を見上げれば満天の星空が広がり、湖には月あかりが反射します。また夏には天の川が見られたり、冬には澄んだ空気の中で一等星が見えたりと、季節ごとに違った夜空を楽しめるのもポイントです。
“摩周湖雲海・霧氷ツアー”では、早朝の摩周湖の姿を見られます。春から秋にかけては神秘的な雲海、冬は木々にふれた水分が凍って枝先を白く染める霧氷に出合えるかもしれません。朝日に当たってキラキラ輝く白銀の世界は圧巻です。ぜひ、摩周湖のいろいろな姿をお楽しみください。
- 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2-3-16
道南エリア
北海道の中では最も本州に近く、海の玄関口として栄えたエリアです。中心地の函館市は古くから交易が盛んな場所で、今も異国情緒漂う建物が残っています。
日本一空港に近い温泉!海の幸に舌鼓「湯の川温泉」
「登別温泉」「定山渓温泉」とともに北海道の三大温泉郷といわれる「湯の川温泉」は函館空港から車で約5分で行ける、アクセスがとても便利な温泉街です。湯の川温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、冷え性や肩こり、疲労回復などに効果があるのだとか。
湯の川温泉には現代風のリゾートホテルから老舗旅館まで、さまざまな宿泊施設が揃っています。さらに日帰り入浴ができる施設も多く、目的に合わせてくつろぎ方を選べるのも人気のポイント。
ここに来たらぜひ味わっておきたいのがやはり海の幸!北海道中の海産物が集う函館市ならではの食材をいただけます。湯の川温泉でもやはり料理の鮮度にこだわっている宿が多く、朝水揚げされたばかりのイカ刺しを朝食で提供する宿もあるほど。グルメ好きも温泉好きも大満足できるスポットです。
- 北海道函館市湯川町
- 0138-21-3111(函館市役所)
北海道の名湯を巡ろう
北海道は食べ物がおいしく、いいお湯もいたるところにあるので、心も体も癒やされること間違いなしです。ぜひ訪れてみてくださいね。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、北海道をはじめ全国のさまざまな体験ツアーを紹介しています。こちらもぜひお出かけの参考にしてみてください。
(編集部注*2017年5月23日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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