DAIWA（ダイワ）の半袖レインジャケットは本当に使えるの？そとあそびのプロが検証 2018.04.19 湘南(葉山・逗子・鎌倉)

レインウェアといえば上下セットで全身をシェルで覆い、雨から体全体を防ぐのが一般的ですが、これを覆すレインジャケットが登場しました。果たして実際に使ってみてどうなのか、釣りをこよなく愛す3人のそとあそびの達人に試してもらいました。

上下セットで全身をシェルで覆い、体全体を雨から防ぐのが一般的なレインウェア。

アウトドアアクティビティには不可欠ですが、これからの季節、暑いし、蒸れるし、上下セットのレインウェアを毎回持ち歩くというのは現実的とはいえません。

そんな中、ポケッタブルで手軽に持ち運べ、胴体のみを雨から守りつつ、涼しく快適に過ごせる新発想の半袖レインジャケットが登場しました。

実際にアウトドアアクティビティで使ってどうなのか。釣りをこよなく愛す3人に試着してもらい、その実力を検証しました。

海釣りに使える！？半袖レインウェアの実力を探る！

そもそも半袖レインジャケットとは？その特徴とメリット

初の「ショートスリーブレインジャケット」が、釣り具の総合メーカーであるDAIWA（ダイワ）から登場しました。

このレインジャケットが新しいのは、梅雨の時期や、夏の雨といった蒸し暑いシチュエーションを考えて、春夏で使うことに特化した点。

雨から守る部位を体全体ではなく胴体だけに絞り込んだから、パンツはなくてジャケットだけ。しかも半袖したことで、着用時の蒸し暑さを解消するとともに、コンパクトで軽量なジャケットに仕上がりました。

携行性に優れているため日常的に持ち運べ、夏のゲリラ豪雨など急な天候変化の際にも活躍します。

もちろん天候が変化しやすいアウトドアでのアクティビティでも大活躍。釣りの際も、ボートや船の移動時に水しぶきや風から体を守るウィンドブレーカーとして重宝します。

商品名：DAIWA レインマックスポケッタブルショートスリーブレインジャケット
問い合わせ：グローブライド　TEL.0120-506-204

モロッカンブルー 16,200円＋税（2XL＝17,200円＋税）　サイズ：M、L、XL、2XL

ブラック 16,200円＋税（2XL、3XL＝17,200円＋税）　サイズ：M、L、XL、2XL、3XL

イエロー 16,200円＋税（2XL＝17,200円＋税）　サイズ：WM、M、L、XL、2XL

グリーンカモ 17,400円＋税（2XL、3XL＝18,400円＋税）　サイズ：M、L、XL、2XL、3XL

透湿防水素材「レインマックス」を採用した、2.5層のショートスリーブレインジャケット。ボートを漕いだ時にかかる水しぶき程度では何の問題もありません。

ポケット及びフロントのファスナーは止水ファスナーを使用。雨水や水滴が中に入るのを防いでいます。

竿を投げたり、イカリを沈めたり、釣りにおけるさまざまな動きでもストレスのない動きを実現する、立体パターンを採用しています。

首とアゴが接触する部分には、マイクロフリースパネルを採用。ソフトな肌ざわりで、擦れても痛くならず快適です。

左胸にあるポケットがそのまま収納ポーチに。本体をポケットに入れ込んでいくだけで収納できるポケッタブル仕様なので携行に便利です。

フレキシブルに調整可能な“ビューアップシステム”により、雨・風を防ぎながらもサイドの視界をキープし、高いフィット感を保ちます。

「そとあそび」キュレーターをはじめ、3名が試着

今回、DAIWAの「レインマックスポケッタブルショートスリーブレインジャケット」を着用したのは、日本全国のアクティビティを取材しているレジャー・アクティビティ専門の予約サイト「そとあそび」のキュレーターをはじめ、釣りをこよなく愛すこの3名。

神奈川県葉山の一色海岸にてボートを借りて海釣りに挑戦。沖に出ている間着用した結果、どうだったのでしょうか！？

写真左から
「そとあそび」キュレーター　鈴木紀行さん
釣り歴30年。アウトドア専門店のバイヤーを辞めて、「そとあそび」の世界へ入ったベテランキュレーター。山に登ったり、カヌーを操ったり精力的にアクティビティをこなすが、すべては釣りのため。

モロッカンブルーって好きなんですけど、レインウェアに意外とないんですよね。半袖の着眼点もだけど、ジャケットだけだし、割り切りがいいです。

「そとあそび」キュレーター　塚本竜次さん
釣りを始めて1年。ようやく釣りの面白さにハマりかけてきた、パワータイプの若手キュレーター。生き物が大好きで「図鑑の世界を実際に見たい！」と思ったのが、アウトドアにハマったきっかけ。

思いのほかいい！半袖とかこれまで見たことないですし、夏場着るのに良さそうですね。ブラックとか、カモとか、フツーにウィンドブレーカー代わりに街着で着られるし、おしゃれ。

アプリ『Fish Record AR』企画　小能拓己さん
釣り歴25年。釣り好きが高じてiPhone用アプリ「Fish Record AR」を企画し、リリースしたばかり。現在開催中の、釣り場命名権をかけたランキングイベント「一色フロンティア」をより良くするために東奔西走中。

フルスペックレインウェアみたくゴワゴワしていないし、軽くていいですね。ポケッタブルで小さくなるから、釣りセットの中に入れておけますね。

個々のコメントでも分かるかと思いますが、3人が下した結論は、

半袖レインジャケットは、あり！欲しい！

釣りに行かなくても普段着で使えるし、半袖が想像以上に良かったというのが正直な感想です。

きたんのない意見も含め、実感値をまとめました。

*GOOD*
・軽い
・ファブリックの発色がGOOD！合わせやすいカラバリもGOOD！！
・ファブリックにテカリもなく、マットな質感がカッコいい！
・脇周りのカットラインが秀逸で、キャストの邪魔にならない
・袖口の開口経が大きくて、風通しがいい
・袖の長さも関節に干渉しなくてGOOD
・パッカブルが◎（ループが付いているのも◎、着用時に鍵とか落としたくないものをくくれる）
・止水ファスナーが柔らかくて馴染みがいい
・後ろ身頃が長くて、座った時もカバーしてくれる
・シャリ感、ゴワ感がなく着やすい
・街でも着られるデザイン

*MORE*
・あまり蒸し暑くなかったせいか、首筋のベンチレーターの効果を感じなかった
・止水ファスナーのかみ合わせが緩かった
・フードのフィット感がない（ドローコードの配置のせいか、絞って横向いたときの追随性がイマイチ）
・フードの日差しがやや短い
・襟高がレインウェアとしては短い（街着のデザインとしては◎）

釣った後は、ARアプリで「撮って、測って、比べあう」

早朝から行ったのに釣果は残念ながら、真鯛とカサゴに、数匹のベラ。

しかも、いずれもプチサイズ。

とはいえ、せっかく釣ったのだから「何㎝ぐらいだったのか？」結果ぐらいは知っておきたいものです。そんな時に重宝するのが、ARを使って遊ぶフィッシングエンターテインメントアプリ『Fish Record AR』。

iPhoneの「ARKit」を活用したメジャー機能（ARメジャー）によって、測定タグの必要なく、魚のサイズを計測することができます。計測後、「魚種」「仕掛け」「場所」「コメント」を記入し、釣果登録すれば、101の部門別ランキングに自動エントリー。釣果記録はタイムラインや部門別ランキングで更新され、自身やみんなの大物記録を見て楽しめます。

現実の魚釣りの体験に「撮って、測って、比べあう」といった楽しみ方をプラスするアプリなので、ぜひ活用してみてください。

5月6日まで！「釣り場命名権」を賭けた釣りイベント開催中

今回はかないませんでしたが、もし記録に残る大物を釣っていたら…。

そして、そのポイントに自分の名前を付けられるとしたら…。

そして、そして。そのポイントが、大物が釣れる場所として釣り人から覚えられていくとしたら…。

そんな一生に1度あるかないかの体験ができる、「釣り場命名権」を賭けた釣り場開拓イベント「ISSHIKI FRONTIER」が、神奈川県葉山の一色海岸で5月6日まで開催されています。

期間中に「一色hayama」が運営している「一色ボート」でボートをレンタルし、『Fish Record AR』に釣果登録。最大サイズ上位5記録を釣り上げた釣り人に、釣り場命名権が付与されます。

1ヶ月限定！誰でも挑戦できるので、我こそはと思う方はぜひ挑戦してみてください！

アウトドアサービスブランド「一色hayama」とは？

「一色hayama」とは、葉山御用邸を中心に広がる一色海岸をベースにして展開するアウトドアサービスブランド。アウトドアフィールドを通して自然を楽しめるマリンアクティビティをサービス提供しています。一色海岸の御用邸の裏に位置するボート小屋「一色ボート」は、釣り向けの手漕ぎボートをレンタルする拠点。御用邸を背景に、一色の海を一望できるロケーションで、釣り以外にも、さまざまなマリンアクティビティを楽しむことができます。

一色hayama