やっぱり気になる!リバーガイドの雇用形態と報酬事情は?【SOTOASOBI職業図鑑】 2019.05.13 ラフティング 水上(みなかみ)

川で体験するアウトドアレジャーの安全・安心を支えるリバーガイド。自然を舞台に働く彼らの雇用形態や報酬の仕組みは、リバーガイドに興味を持つ人にとって気になるところ。アウトドアの聖地・群馬県みなかみ町でリバーガイドとして活躍する小柿剛さんに話を聞きました!

"そとあそび"に携わる仕事人に迫る【SOTOASOBI職業図鑑】の第1弾は、川でのアウトドアレジャーをサポートする「リバーガイド」。

都会でのバイト生活を経て、数々のリバーアクティビティを体験できる群馬県のみなかみ町に移住した小柿剛(こがきごう)さんに、リバーガイドの仕事やライフスタイルをお聞きしました。

小柿さんは現在、みなかみの老舗アウトドア会社である「マックス」でマネージャーを務める、みなかみにおける川遊び界のレジェンド。20数年のキャリアを積んだ先達です。

連載第5回目は、季節限定で働くリバーガイドの雇用形態と報酬について紹介。

私たちが思い描く会社組織よりずっと、リバーガイドは自分の意思を尊重できる働き方を実現していました。

【第1回】リバーガイドの仕事とは?
【第2回】リバーガイドの魅力は?
【第3回】リバーガイドになるには?
【第4回】リバーガイドに向いている人はどんな人?
【第5回】リバーガイドの雇用形態と報酬事情は?
【第6回】リバーガイドの暮らしとは?

自由度が高く、がんばった分だけ報酬につながるリバーガイドの働き方

沖縄など温暖な地方を除き、春から秋にかけてのグリーンシーズンに仕事をするリバーガイド。期間の定めなく働く一般的な会社員とは、雇用形態も報酬事情も違いそうです。

 −リバーガイドはどのような雇用形態になりますか?

「基本的には期間雇用で、ツアーを開催している間だけの契約になりますね。中には1シーズンだけやって翌年からもう来ない人もいれば、5年、10年と続ける人もいる。どんなスタイルで仕事をされても構いません」

雇用契約としては非常に自由度が高く、シーズンごとに会社に所属して働くかどうかをガイド自身が決められるということですね。

 −報酬は月給制ではないのでしょうか。

「私が所属するマックスの場合は完全歩合制で、スタートの料金が1ツアー5,000円。あとは水量のリミットが上がったり、水量関係なくガイドができたりすると、ガイドレベル昇格に伴って1ツアーあたりの報酬が500円ずつ上がります。

2〜3シーズン経験して、さらに技術が伴えば1ツアー6,000円にアップするなど、単価が上がっていく形ですね。トレーニング中も研修手当がひと月15万円、最大3ヶ月間支給されるので安心して挑戦していただけます」

 −リバーガイド1年目でも、生活はしていけますか?

「1年目でお金が貯まるかと聞かれたら微妙なところですが、最低限の生活費は稼げると思います。2年、3年と続けていけば当然それなりに稼げます。極端な話、5年程度のキャリアがあってトリップリーダーまで任されていれば、繁忙期の8月は50万円を超えることはよくありますよ」

 −ツアーが開催されない冬の間、リバーガイドはどうやって生活しているのでしょう。

「スキー場で仕事をしたり、ニュージーランドでラフティングのガイドをしたり、海外旅行をしたり…。ガイドによってさまざまですが、オフシーズンでも仕事に困ることはないですね。

みなかみにはスキー場がありますし、車で30〜40分走れば苗場スキー場もあります。マックスでも冬はスノーシューのツアーを開催しているので、希望があればスノーアクティビティのガイドもできますよ」

リバーガイドに限らず、1年中みなかみを拠点にアウトドアガイドの仕事ができるということですね。

 −期間雇用以外に、正社員として働く道もありますか?

「正直、みなかみのどの会社も正社員の枠が多いわけではないと思いますが、会社として成長していくために正社員は一定数必要です。ガイド業以外の営業や事務、マネジメントの仕事も本人にやる気があればどんどん覚えられる。

必要なのは、この業界でやっていく覚悟があるかどうか。そして、私たちでいうとみなかみになりますが、都市部ではない地方の小さな町に住んで自分が楽しいと思える仕事をして生活をしていく、そんなライフスタイルを受け入れられるかどうかです。

諦めずにやっていこうという覚悟があれば、誰にでも正社員になる道は開けると思います。

まずは期間雇用で働いてみて、この先ずっとアウトドア業界で働きたい、正社員として仕事がしたいという人が来てくれたらうれしいですね」

期間雇用で働くのか、正社員を目指すのかはその人次第。毎シーズン同じ会社に所属してもいいし、全国のリバーアクティビティができる川へ拠点を移すのも自由。

自分の意思が尊重される環境だけに、逆に「どうしたらいいんだろう」と迷ってしまうほど。でも自分が何をしたいか、どんなことに挑戦したいか心に問えば、リバーガイドほどわくわくする仕事は少ないかもしれません。

あなたもそんなわくわくの扉を開けてみませんか?

ラフティングガイドの仕事を間近に見られるツアー

そもそもラフティングって何?って思っている人は、一度、“半日ツアー”を体験してみてください。所要時間は約3時間ほどですが、川遊びの楽しさにふれられるはずです。

春は雪解け水による増水でよりスリリングなラフティングを、夏は川遊びを交えた盛りだくさんなラフティングを楽しめます。

ぜひ小柿さんのガイドでその仕事ぶりを間近で見てください!分からないことがあったら、どんどん聞いてみるのもいいかもしれません。丁寧に教えてくれるはずですよ。

主催会社:マックス
  • 群馬県利根郡みなかみ町大穴54-2 「マックス」大穴ベース

リバーガイドの魅力や面白さをもっと知ろう!

リバーガイドの雇用形態は自由度が高く、働いた分だけ報酬が入るというわかりやすい構図。一拠点に縛られず、季節に応じて働きたいという人にも向いているかもしれませんね。

実際のリバーガイドの暮らしやみなかみへの移住事情などについては、詳細記事にまとめています。さらなるリバーガイドの世界をじっくりのぞいてみてください!

詳細記事>>「川でのアクティビティを支えるリバーガイドの仕事まとめ【SOTOASOBI職業図鑑】

(取材:木村雄志 文:松尾ちはる)

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